クッキングコースの生徒は、料理を作るのが大好き!中でも「誰かのために」料理を作ったことは、最高に楽しい思い出として残っているようです。

 例年、高3は卒業シーズンにコースの集大成として「卒業パーティ」を開催しています。今年度はコロナ禍の影響で大がかりな実施が難しいため、今までお世話になった先生方を招いておもてなしをする「感謝の会」を企画中です。

3年間で身につけたスキルを存分に発揮できるメニューを、生徒自身で話し合い、何度も試作しながら考えています。また招待状や当日のディスプレイも、生徒たちが創意工夫しながら心をこめて準備しています。 

完成度の高い料理でおもてなしできるように、残り少ない授業の中で練習を重ねていきます。当日どんなメニューが登場するか、お楽しみに!

昨日から訪問している三重県の2日目です!

今日は朝南伊勢、阿曽浦でのタイ養殖の見学と定置網漁の体験から。
タイの養殖場では、友栄水産の橋本さんにお話を伺いました。魚の話だけに、まさに目から鱗。

“養殖”というと純国産、というイメージですが、実はエサが海外製なので食糧の自給率には入れられないそうです。また、陸での養殖、海での養殖がありますが、海での養殖はまさに自然との闘い。最近は黒潮の影響で海水温が上がり、大量に魚が死んでしまうことも…

それでも手塩にかけて育てたタイは絶品とのこと。愛情たっぷりにタイを見つめる姿は、とても印象的でした。

午後は二木島にて株式会社ゲイトのスタッフの方にお手伝いいただき、こちらも定置網漁を体験。スタッフの田中さんは、「女性でもできる漁師」をつくることを目指し、活動をしています。規模や距離、使う道具など、様々な工夫を考えて、女性でも気軽に漁師になれる未来を考えていました。
(取り組みの詳細はこちらの記事をご覧ください)

そして、今日の目玉はなんといっても、中学生へのライブ中継授業です。
午前中の橋本さんの話し、午後の田中さんの話は、そのまま生徒に届けました。

撮れた魚を見せると、生徒たちからも歓声。今年はできませんでしたが、来年以降ぜひ来てほしいですね。

ゴールは尾鷲市の須賀利。ここは高齢化率が85%以上で、映る景色の家は3分の1くらいが空き家だそうです。漁師も減っていますが、そこでとれる魚はやはり絶品。何を大切に残していくのか、何を伝えられるのか、考えることはたくさんあります。

明日は高校生に向けたライブ授業も予定しています!
また明日のご報告をお楽しみに!!

 

東京高校主催の合同ライブ「ソコアゲU16」に参加させていただきました。U16ということで高校1年生のみのライブでした。感染症対策がしっかりとなされていたので、安心して参加することができました。コロナ禍ですが、演奏ができる機会をいただけたことを嬉しく思います。

本校からは、キーボードデュオのbright starsと、4人組ガールズバンドのbloomingの2バンドが参加しました。初めてのライブでしたが、楽しんで演奏していました。また同学年の演奏を聴き、とても刺激を受けていました。

終了後には「あんな演奏ができるようになりたい!」「次はこんな曲をやろうかな」など話していて、目標がより明確になった気がします。

今後の一年生の活躍にも期待です。

 

初代校長の新渡戸稲造氏は、学俗接近(学問と社会をつなぐ)という言葉を残しています。教科書や教科、さらには教室を超えて、学びをリアルな社会と接続することで、学校で学んだ知識を「知る」ことから、生きていく上で「使える」知識へと生徒たちが変換していくために、新渡戸文化高等学校では大切にしている考え方です。

そこで今週は、オンラインを活用し、全国を旅しながら、学びと社会を接続する教育デザインに挑戦しています。コロナ禍でもあるので、生徒の移動は避け、最小限の教員により、現地からライブ中継する授業の挑戦です。

今回は三重県に来ています。先週のクロスカリキュラム で学んだ一次産業の衰退・高齢化・過疎化・解決に向けての6次産業化の現場を取材し、リアルタイムで生徒たちに届けることで、現実に向き合い、学びの社会を接続して、自分たちに何ができるかを考えてもらうことが目的です。

11/10(火)の午前中は、この教育活動を支援してくれている三重県庁(農林水産事務所など)のみなさんにご挨拶をし、職員研修の講師を、本校の統括校長補佐・山藤旅聞が務めさせせていただきました。

午後は、南伊勢市で展開されている牡蠣養殖の現場を取材しました。牡蠣の養殖で大切なのはこれからの季節の「寒さ」とのこと。その理由は、牡蠣の餌となる植物プランクトンにとって、落葉樹の葉が落ち、分解されることで、その成長に必要なリンやカリウム等が海に供給されることが重要だからと教わりました。ここ数年、冬の寒さの時期が遅れていて、結果、落葉樹の落葉のタイミングがずれていることが心配とのこと。この知識は生物基礎で学習している生態系分野の学びが、リアルに関係する学びでした。中継する教員も、初めて知ることばかりで、まさに社会で活用できる知識になった瞬間でした。また、写真にある牡蠣の養殖をしているイカダの素材は、三重県の間伐材を活用していたり、牡蠣を付着させるための足場には、廃棄されているホタテの貝殻を再利用していました。理由を漁師さんに伺うと、ホタテの貝殻を使用すれば、養殖後は砕いて畑にまけるのでゴミが出ない。ゴミが海を汚すので、そんなことはしないと。持続可能な養殖産業に向けて、現場でしか分からない様々な工夫や知恵を学びました。

高1のコースでは、「焼く」「煮る」「蒸す」「揚げる」など基本的な調理方法を身につける実習を大切にしています。

コロナ禍の影響で、1学期はほとんど調理実習ができませんでした。ようやく2学期から、感染予防、衛生管理に最大限の注意を払い、器具の消毒はもちろん、実習グループの人数を減らすなどの配慮をしながら実習を始めることができました。

この日は「焼く」調理法をテーマに、生徒たちも大好きな「ハンバーグ」を作りました。シンプルなメニューのようですが、「なぜを先に入れてこねるのか」「“卵”はなぜ入れるのか」など、一つ一つの材料や手順にきちんと意味があります。それを知っているか知らないかで、仕上がりに格段の差が出るんです。 

本学園のクッキングコースでは、そういった話も織り交ぜながら授業を進め、調理スキルだけではなく、知識もしっかりと身に付けていきます!

 

高1クッキングコースの様子です。

1学期はコロナの影響もあり、またオンライン授業だったこともあって、入学してもなかなか調理の機会がありませんでした。

2学期になり、毎週調理ができるようになりました。先週はハンバーグとつけあわせのポテトに挑戦しました。

自分たちで試食したあとは、キッチンを清潔な状態に戻すことが重要です。最後はシンクを磨き上げて終わります。

高3音楽コースの演奏研究の授業では「古楽器」について学習しています。授業では、時代の変化とともに形を変えていく楽器に注目しています。音楽史(歴史)を調べたり、その楽器の使われている音楽を聴いたりしています。

そして、今日は民音音楽博物館に見学をしに行きました。楽器の展示が多く、見ごたえがかなりありました。同じ楽器でも時代によって形や機能に差があることや、実演により音色の違いも感じることができました。係員さんの説明もとても丁寧で、じっくりと見学をすることができました。

授業では写真や動画で見ていた楽器を、間近で見ることができ、さらに楽器についての関心が高まりました。今後も楽器に留まらず、様々な音楽を学んでいきます。

11月以降の学校説明会の予約フォームに入るためのページを開設しました。
順次、予約フォームを上げていきますので、お申し込みご希望の方はこちらのページからお申し込みをお願いします。

予約申し込みページはこちら

新渡戸祭のご来校くださった方々、オンラインでご参加くださった方々へ

ありがとうございました。

片付けも無事に終わり、授業再開です。

校長先生は開会式で「ハレとケ」の話もしてくださり、学校は今日、非日常から日常に戻っていきます。
閉会式で校長先生からは、「自己実現と自己表現は、生活をすることと心・魂の成長でありう、どちらも大事である」という内容の話をしてくださいました。今回の新渡戸祭が、これからの日々の学習生活に生かせたらと思います。
まだ、各母体の会計報告が残っています。最後の最後まで気の抜けない学校行事です。

待ちに待った文化祭(新渡戸祭)が始まりました。

校長先生からは、新型コロナという「新しい日常の中の非日常」である新渡戸祭をどう作り上げるかという内容で始まりました。そして、changeとchanceは一時違いであり、新型コロナという新しい世界に変わったことで、分かったこと・チャレンジできたことがあるはず、この新渡戸祭の2日間をプラスに変えるチャンスにしてみようといったお話をいただきました。

オンラインでの個別相談会の他、生徒たちは学年やコースの展示、オンラインの発表など、多様な表現方法にチャレンジした1日目でした。


今回、コロナ禍の対応に伴い、事前予約制での対応となり、本日の予約は締め切ってしまいましたが、下記のサイトより、オンラインでの説明等をお聞きいただけます。是非、ご覧ください。

「2020オンライン東京私立中学高等学校説明会・相談会」についてはこちら

ページ
TOP