中3社会では、歴史の常識や当たり前を疑うということを1年間を通じて考えてきました。その集大成として「時代名と時代区分を考察する」というテーマで、これまで何の疑問も持たずに覚えてきた時代名や時代区分について考えてみました。

クラスで分かりにくい時代名や何でこの時代名なのかなどについて考え、それらを踏まえて、クラス内で議論して考えたオリジナル時代名と時代区分を模造紙にまとめました。

 

本日は高校3年生音楽コースの卒業演奏会でした!

音楽コースでは、声楽、器楽、ピアノ、音楽理論・ソルフェージュ、演奏研究(2・3年生)の多様な授業の中で、音楽に対する知識や感性を深めています。授業内に留まらず、演奏会開催などの実践を交えながら学んでいます。

今日の演奏会では、この5つの授業全てに関連した発表をしました。発表会前に何度もプログラムを吟味したり、リハーサルを重ねました。その甲斐もあり、3年間の集大成として、3年生らしく、堂々とした演奏でした。

1、2年生は先輩の演奏にじっくりと耳を傾けていました。

あと数週間で新年度になります。1年生は2年生に、2年生は3年生に、一つ学年が上がります。新入生も多く入学する予定なので、新体制の音楽コースになっても更に成長できるように、コース一丸となって取り組んでいきます!

 

 

クッキングコースでは、来年度から新高校3年生が学園内の畑で野菜を栽培し、収穫、調理までを行う予定です。その第一弾として先日じゃがいもの種いもを植えました。今回植えた品種は「きたあかり」。学園内の野菜先生に、じゃがいもの歴史や植え方などを教えていただき、「どれくらい深く土を掘ればいいんだろう」「種いもの上には土はフワッとかけるのかん」などと話をしながら丁寧に作業しました。芽が出てくるのが楽しみです!

各学年でピアノの発表会をしました。今回は全員、連弾に挑戦しました!!

2学期から連弾に取り組みました。同じペアで何度も繰り返し練習したということもあり、今回の演奏は前回にもまして、息の合ったアンサンブルでした。また、様々なジャンルの曲があり、各ペアの良さが出ていました!

授業内の発表に留まらず、今後は多くの方に聴いていただけるような演奏を目指していきます!

コロナ禍で活動が制限されている中ですが、軽音楽部はオンラインを活用して活動をしています!

今日は定期的に行っているCDを聴く会、スタディフェスタの振り返り、目標決め、予定決めなどなど…とても盛り沢山の内容でした。

今後の目標決めでは部活のことについて、特に熱く語り合いました。今まで通り、思いやりや、人とのつながりは今後も大事にしたい、軽音楽部の良さを多くの人に広めためには?などじっくりと話しました。(思考フル回転で、語り合ったので、最後には全員ヘトヘトになっていました…)

軽音楽部の活動についての話題では、技術面よりも、人間性の意見がとても多く、部員の成長を感じました。

「仲間と一緒にやるから得られるものが多いよね!」

「誰かと比べるわけではなく、自分自身のことが大きい(大切だ)よね」

「軽音は自分自身の成長につながるよね!」など

活動全体の最上位目標も決めました。来週から3月に入りますが、まだまだ制限のある活動が続きます。しかし、自分たちの活動についてしっかりと向き合い、自分たちのためにも、軽音楽部に関わってくれる全ての人のためにも活動をしていきます。

 

新型コロナウイルス感染症の影響で延期になっていたアコースティックライブが、ついに本日開催されました!オンラインでもリアルでも多くの方に演奏を聴いていただけ、とても素敵なライブになりました。

軽音楽部内での合言葉は「今できることをやる!」です。小学生と一緒にやる初めてのライブ、また感染症の影響で部活動がかなり制限され、不安な気持ちがありました。しかし、多くの方からの「見に行くよ」「楽しみにしているよ」という温かい言葉に支えられ、待っている方のために精一杯準備をしました。

このライブは元々、軽音楽部の演奏を聴いてくれた小学生の「一緒に歌いたい!」という声から生まれました。自分たちの演奏を聴いて感動してくれた人がいたことから実現できました。小学生も含めて自分たちも、聴きに来てくれたお客さんも楽しく笑顔になれるライブ、一緒に演奏できて良かった、見て良かったと思えるライブを目指しました。そこで、自分たちが今できることをやると心に決めて取り組みました。

一生懸命に取り組むことで、来てくださった方のたくさんの笑顔を見ることができました。これからも笑顔をつくる活動を続けていきます!

今日は美容師の方と、Webサイトでショップ経営をされている方をお招きし、オンラインでワークショップを行いました。軽音楽部と美容師、軽音楽部とショップ経営、一見何の関係もなく、不思議な組み合わせですが、音楽家とは違った視点からお話が聞けて、新たな気づきになりました。

ワークショップのテーマは「チーム」です。

お招きしたお二人は全く違った業種ですが、チームを組み、様々なことにチャレンジしています。「チームでやっていくということは?」「チームの中の自分はどんなことができるのか?」「具体的に活動するとしたら?」など、多様な視点で考えていきました。

人それぞれに強みと弱みがあります。何かに取り組む時、「チーム」であるということはとても心強いことです。自分が苦手なことは他の人の得意なことかもしれない、逆に、他の人の弱いところを自分の得意でフォローできるかもしれません。新体制になってから半年近くになりますが、改めて自己紹介をすることで、お互いを思いやること、助け合うことの大切さを改めて感じました。

新たな課題も見えてきたので、更に活発な軽音楽部を目指していきます!

先日、中高の生徒会より職員会議にて「校則を一部改訂したい」という申し出がありました。
その言葉には力があり、説明する理由はとても素晴らしいものでした。ジェンダーや経済的な問題が考慮されていないのではないかというクリティカルな視点、さまざまな価値観や状況に配慮をした意見があり、どの教員も感動した話でした。

直後の職員会議にて、取り急ぎすぐに対応したほうがいい、と思われるものについて校長から提案があり、「コートの自由化」を決定しました。
まさに生徒の声で作っていく学校、自律型学習者がつくり出す学校、というのが見えてきた気がします。

校長から、以下のように生徒たちにメッセージがありましたので、ご紹介します。

========================

 校則を考える・行動する ~自己決定できる主体へ~

 長く苦しかった一学期の終わり、諸君にメッセージを送った。一部を再掲する。

・・・諸君の生きるこの世界で起きつつあること、起きるであろうことを自戒も込めて話しておきたい。まずは「自由と不要」という視点。マスクの着用、外出の制限、ソーシャルディスタンスの確保等々、もう随分と長い間、諸君は不自由な生活を強いられている。この不自由を感じないためにはどうすればいいのか。様々な選択肢を予め不要なものとして捨ててしまえば良い・・・

 そして「どのような状況にあっても人として豊かに生きることを諦めてはいけない」と伝えた。さて、昨日の職員会議に生徒会代表が出席した。有志生徒が二学期より検討を重ねてきた校則改正にかかわるプレゼンのためである。タイトルは「自律型学習者が作り出すより良い学校」。教員からの質問にも気後れすることなく答える姿は立派であった。プレゼン後、我々教員は諸君から提起された課題について早速協議した。そして、厳冬期でも教室の換気が求められる現在、セーター、コート等防寒具に関わる現在の校則については柔軟に対応すべきであるとの見解で一致した。こうして、諸君の提案が契機となり、指定品以外の着用を認めると決定された。今朝のHR(zoom)でこの決定を伝えた時、生徒会役員からは「指定以外の防寒着を着用してよいということにはなったけれども、ド派手なものとかでなく、考えて着用してください。」との発言があり、それに対し何人もの生徒から「拍手」マークがあがったという。

 子どもと大人を隔てるのは「自己決定できる主体」であるかどうかに関わっている。そして自己決定能力は実際に自己決定に関わる経験を重ねるところからしか育たない。「自由」はさらにその向こう側に広がる地平である。諸君がいつかその本当の「自由」を理解することに期待する。

新渡戸文化中学校・高等学校 校長 小倉良之

今回、長野県で開催したインターハイのフィギュアスケートに引率して、改めて「感謝」という言葉が、大会中の頭の中に何度もよぎった。

そもそも夏のインターハイは全種目中止、涙をのんだ高校生も多かった。それを思うと、開催してくれるだけでも、選手は全国の高校生の中で自分の位置がわかり、さらに、めざす大会目標があるというのは感謝でしかない。

また、長野駅の改札口にはポスターとカウントダウンボードがあり、駅前のタクシーにはインターハイのスローガンが入ったステッカーが貼られていて、盛り上げてくれていた。会場の出入り口には、農業高校の生徒さんたちが育ててくれたプランターが置かれていて、寒い会場の出入り口を花で和ませてくれた。会場運営に携わっていたのは、スポーツイベントクラブのボランティアの方々。通常のお仕事のほかに、無観客の中で一生懸命に拍手を送ってくださり、選手たちのモチベーションにつながった。ホテルのロビーにもポスターが掲示してあって、うれしく思った。

もしかしたら、昨年北海道の帯広で行われたインターハイも、様々な形で盛り上げていただいたのだと思う。気づけなかったことにお詫びをしつつ、今回の様々な応援の形に感謝して、これからの日々につなげていきたい。
 

ページ
TOP