短大の製菓専門の先生からスイーツを教えてもらう高大連携授業。今回は「抹茶ババロア」と「フルーツカッティング」です。

ババロア作りのポイントは生地の火入れ。わずかなタイミングを見逃すと卵黄が固まってしまうので、生徒たちも真剣に生地の状態を見極めます。冷やし固めたら好みのデコレーションをして完成。デコレーションはイメージがふくらむ楽しい瞬間です。

そして、今回はフルーツカッティングの基本も教えていただきました。初めて挑むカッティングは細かな包丁さばきが大切なので、作業に集中します。オレンジで作ったカップやリンゴのちょうちょ、パイナップルボートなどとても華やかな作品が出来上がり、生徒たちも大満足でした!

こんにちは、*NITOBE FUTURE PARTNER(NFP)の神薗です。

学校に勤務した時に発見した、新渡戸文化学園のキラリポイントをお伝えします。
6月12日は、新渡戸文化中学校が企画するオープンスクールが開催されました。
魅力的な授業や放課後の活動が見学できるということで、あっという間に満員御礼になったということでした。

 

【1時間目】

国語・数学・英語・美術の授業体験でした。中学校の先生たちが、小学校3-6年生が楽しんでもらえるように、工夫して授業を設計しています。新渡戸文化中学校の生徒たちも、授業のサポートをしてくれました。

国語は、「漢字パズルをデザイン!」ということで、自分自身でオリジナルの漢字とその意味を考えて、お互いにシェアをする授業でした。元々の漢字の意味やつくりを踏まえながらも、ユニークな漢字がたくさん生まれていました。

数学は、「カタチのキモチ!?」ということで、iPadをつかって図形を一面に埋めるという授業でした。図形を体感することが、「図形とは何か?」という問いにつながっていきます。三角や四角、星型や矢印など、カタチも色もカラフルな三者三様の面が広がっていました。

英語は、「Guess What?!」ということで、カードを活かしたアクティビティでフォニックスを理解する授業でした。チーム戦でロゴをあてるウォームアップの後に、自分たちで書いたイラストカードとアルファベットをかるた形式でGetするゲームを行いました。アクティビティを楽しみながら英語を学ぶ時間になっていました。

美術は、「笑顔を届ける暑中見舞い!」ということで、暑中見舞いの意味やそこに込める思いなどを考えています。アートやサイエンス、テクノロジーなどを活用し多様な価値観を持つ人たちと共創しながら、自分たちなりの思いを実現させるVIVISTOP NITOBEで、1人1人の想いがつまっている暑中見舞いはがきを作りました。
https://www.nitobebunka.ac.jp/vivistop/

【2限目】
放課後活動のプロジェクトを体感する時間でした。部活動はもちろんのこと、様々なプロジェクト活動があることも新渡戸文化中学校の特徴です。

●剣道部

・軽音学部

・チームビルディング(LEGOを使って、未来の会社をつくろう!)

・SDGsを探そう(身近なお菓子の材料から、世界やSDGsを感じる)

【説明会】
1時間目・2時間目の授業や活動の裏番組で、Happiness Hallで学校生活や入試概要の説明会が開催されました。

中学校での学びを体系的にお伝えした後に、。
新渡戸文化中学校が目指す目標(Hapiness Creator/自律型学習者の育成)と、それを下支えする日々の学び(3Cカリキュラム)等を体系的に発信。その後、2022年度の入試概要についても発信がありました。強く印象に残ったのは、入試方針が「入試で育つ・入試で気づく」。入試はふるい落とすものではなくて、入試問題を通じて、子どもたちが育ち、好きなことや自分の良さ、未来に気づく、そんな時間にしていきたいということが強く表れていました。そのため、新渡戸の入試は受験料が無償になっています。

【全体会】

最後の全体会では、Slidoを利用して質疑応答を受け付けていました。質問のしやすさ、重複も防げるし、何よりリアルタイムでした。質疑に応える中学生の姿が、とても頼もしく感じました。

高2音楽コースの授業で、「8分の6拍子」と「終止形」について学習をしました。

「8分の6拍子」は先週から学習を始め、歌ったり、手拍子をしながら体で拍子感を理解していきました。

「終止形」から音楽が続く感じ、音楽が終わる感じなど、楽譜を見て曲について分析していきました。初めて学習したということもあり、苦戦していましたが、実際に演奏を交えることで、より音楽の響きを感じることができました!

先週練習した録音を聴き返しても、楽曲を分析して理解しているか、理解していないかで差がかなりあることがわかり、改めてアナリーゼ(楽曲分析)は大切だということを思いました。今後も様々な曲をアナリーゼするとともに、楽曲の良さを感じ、音楽表現に繋げていきたいです!

演奏はこちらから聞くことが出来ます。

今年度から、新渡戸文化では、従来の中間・期末試験に代わり、実力テストとアウトプット型テストを実施するようになりました。

実力テストでは、各学期の半ば頃に実施し、国数英社理の自分の実力を把握するテストです。自らの実力を把握した後は、更に理解を深めていくことになります。

アウトプット型テストは、学期末に実施する、深い学びを表現する場として学力の3要素(①知識・技能、②思考力・判断力・表現力、③主体性・多様性・協調性)を育成します。

また、知識・技能については、授業内で小テストや単元テストなど(コアラーニング)を随時行い、養っていきます。

そして、6月11日(金)に初めての実力テストを実施。1週間前から試験準備期間になり、放課後には各教科の担当教員が教室で質問などの対応にあたりました。自分の実力を把握し、次に生かしてもらいたいです。

 

いつも中学のクロスカリキュラムの様子を楽しみにしてくださってる方々へ、ありがとうございます。

6月2日(水)での取り組みは、「The next normal」と「LABO」についての取り組みでした。1年生は入学前と現在とどれだけ「新しい自分」になれているか?2・3年生は去年と比べてどれだけ「新しい自分」になれているかを考えました。そして、チームでいくつかの「好き×教科×社会」に取り組む「LABO」について考え、その「LABO」で協働するために必要なこと、話し合いで工夫できること、自分とメンバーのアイディアをつなぐ方法などについて、様々な考えを出し合いました。
「laboratory」「collaboration」に端を発するともいわれている話から始まったこともあり、生徒たちの創造力で、必要かつ具体的なアイディアがたくさん出ました。
来週はいよいよ、複数のLABOに分かれて活動する準備に入ります。
  

<先週放送された番組が再放送されます!>

「変わる!?これからの学校」をテーマとした、

子どもの意欲をはぐくむ取り組み方が紹介されました!!

▼「ウワサの保護者会」(NHK Eテレ1・東京 放送)予定

尾木ママこと尾木直樹さんが、小・中学生の保護者のみなさん (=ホゴシャーズ)と 、
子育ての悩みについて語り合い解決に導く教育情報番組。

番組ホームページ:「ウワサの保護者会

▽再放送【NHK Eテレ1・東京 】6月19日(土)午後0時30分~0時55分(25分放送)

よろしければご覧下さい!!

6/9(水)の高校クロスカリキュラムは、未来を考える時間として「NHKスペシャル 海洋プラスチック問題」の視聴後、クロスカリキュラムの特徴でもある各教科の教員からのコメントをし、ポートフォリオの作成をしました。

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さらに、クロスカリキュラムから派生したプロジェクト活動として、不二製油と連携がありました。

これは、特進(探究進学)の生徒が大豆ミートと気候変動に興味を持ち、そこで不二製油にいきつき、連絡を取り始めたのがきっかけです。最初は4人の活動でしたが、特進の他の生徒、スポーツ・美術コースの有志生徒にも飛び火して13名の生徒が参加。

前回もHP上でご報告したオカムラホームの共有プレゼンも、何回も打ち合わせをし、更に朝練もしていました。プレゼンは、日々成長が見られています。生徒たちも発表前には、足が震えると緊張していたようです。

以下は、不二製油の授業後の生徒の感想の一部を少し長文になりますが、ご紹介します。

「自分は全く油について知らなかったし、食事に関しても興味がなかったけれど、自分が今やっているプロジェクトにもとても活きてくると思うし、今後の世界を救えるかも知れないから真剣に考えようと思った。」

 

「お忙しい中ありがとうございました。 パーム油を親に伝えたいと思いました。 今日から、自分が食べる物の商品表示を見ようと思います!」

 

「本日はありがとうございました。 牛や豚を育てるのは相当な水とエネルギーを使い、二酸化炭素も排出してしまうけど、大豆は負担が少ないということを初めて知れて良かったです。 油の役割が体を作る、潤いを与える、熱が伝わる、味や香りがアップするということを聞いて、とても驚きました。 油はたくさん加工をして出来て細かい工程を経てこっちにくる、そして、たくさんの人たちが関わってこっちに来るということを知れて、感動しました。 パーム油が作られることから、動物が住むところがなくなる。でも、パーム油がなくなると、食品が作られなくなり、働いてる人も生きていけなくなるということを聞いて、とても難しい問題なのだと思いました。 たくさんの質問に答えてくださり、ありがとうございました。 僕は、今後食事をいただくとき材料を見ようと思いました。」
「長い時間お話しいただき、ありがとうございました。私たちの消費生活の裏側を聞けてとても興味深かったです。私は外部のイベントなどに参加してパームプランテーションで熱帯雨林が失われたくさんの影響が出ていることを知り、パーム油にはマイナスのイメージがありました。でも、今日のお話を聞いて、私たちの生活には欠かせないものだと思い、イメージが変わりました。また、最後のメッセージも素敵でした。私もついついまだ時間あるからいっかと後回ししてしまいます。自分の意見も周りに流されてばかりなので、今日いただいたヒント「自分の意見を持つこと、逆算して考える」ことを意識したいと思いました。本当にありがとうございました。」

 

「今日は貴重な時間をありがとうございました! パーム油についてはボルネオ島に行った友達や、先生から聞いたことはあったのですが、企業からの視点で今日は話を聞くことができてとても自分にとって大切な時間になりました! 一番印象に残ったことは、日本ではナタネを一番消費しているということでした。世界的にはパーム油が一番多いのに、日本ではナタネが一番ということに驚きました。そして、パーム油の使用方法が少し手間がかかるからという理由も初めて知りました。 今日は本当にありがとうございました!」

 

「パーム油の勉強をしようと思い参加したのですが、社会人になると自分で考えて発信することが大事、世界をみて範囲を広げる、10年後、50年後を想像して逆算して考える、という言葉が心に残りました。」

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まだ6月ですが、クロスカリキュラムを通じて生徒の成長を感じさせられました。

毎週水曜日はクロスカリキュラムの日です。
この日の高校クロスカリキュラムの最初に実施した全体会では、ボルネオ島のスタディーツアーに関連して、ボルネオ島のプランテーションで栽培されているパーム椰子についての話からスタート。パーム油と環境について学びました。その後、各教科の教員から、その内容に関連した社会だったら歴史、数学では統計、家庭科なら食品表記についてなど、様々な話を聞きました。これこそ、教科横断型で取り組むクロスカリキュラムの醍醐味です。生徒たちも、様々な教科からのアクションに、興味津々だったようです。
生徒たちの提出したレポートを掲載してありますので、一部ですがご覧ください。

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また、放課後には、先日ご紹介した株式会社オカムラホームとのキックオフミーティングが実施されました。オカムラホームの方や他の高校の生徒とオンラインで繋ぎ、いよいよ本格的な活動がスタートしました。
 

 

高校3年生は、毎週水曜日にNewsPicksを利用した朝活動を展開しています。
6/9(水)には、NewsPicksの蒲原さんとオンラインで繋いでお話してもらう活動の2回目を実施しました。
蒲原さんのお話のポイントは「ミカタを変えればセカイは変わる」。見方を変えることで、「モノの見方」が変わることを伝えて頂いています。今回は、氷山の形を例に、「氷山モデル」についてお話して頂きました。

氷山で見えている部分はほんの一部分。実はほとんどが見えない海の中に・・・。

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南極の氷が割れて、大きな氷山が流出したというニュース。これは温暖化が原因?本当にそうなのか?

前回お話して頂いた熊のお話。熊が出没するのは何で?エサ不足だけが原因?

 

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