先日、本校多目的ホールにて芸術鑑賞教室を行いました。

公演いただいたのはご存知の方も多いでしょう♪♪

奇跡のソプラニスタ岡本知高さんです。

多くのソプラニスタがファルセット(男性裏声)を用いて技巧的に発声するのに対し、

岡本さんの場合は、男性としての強い筋力と豊かな肺活量を生かし、

生まれながらのソプラノヴォイスを通して発揮できるという、

世界的にも大変希有な「男性ソプラノ歌手」です。

(日本で唯一、世界でたった3人しかいないそうです。)

岡本さん曰く「優しい気持ちになれる歌、背中を押してくれる歌、色々な歌があるけど、

歌を歌うと力が湧いてくる。声は自分のエネルギー。どうしようもなく落ち込んだときには、

目を閉じてゆっくりと5秒数えてから歌を歌う。

そうするとスッキリと嫌なことを忘れられる」と思春期の生徒たちへのメッセージも込めてお話してくださいました。

伴奏の榎本さんとのやり取りのなかで、

「大きな身体の中には夢や希望。・・・ではなく脂肪が詰まっている☆」と言って生徒たちは大爆笑でした。

しかし、ひとたび曲に入ると、客席は静寂に包まれます。

一流のものに触れ生徒たちは声が出せない様子でした。

伴奏は国立音大講師の榎本潤さん。

途中、榎本さんによる、平井康三郎氏の幻想曲「さくらさくら」のピアノソロで

日本の伝統的な曲調に独特のアレンジを加えたすばらしいメロディに

生徒はみな聴き入っていました。

その後はサプライズ!!

観客席の後からサプライズな登場です!!

何と観客席の間を歌い歩く岡本さんが!!

   

舞台まで辿り着いた岡本さんからは何ともうひとつのプレゼントが♪♪

本校の校歌を皆全校生徒と一緒に歌ってくださいました。

聞きなれた校歌も普段とはまた一味違った校歌となりました。

最後にトゥーランドット、G・カッチーニのアヴェ・マリアも歌っていただきました。

この2曲は岡本さんにとってクラシックの音楽を歌わせてもらっている

感謝の気持ちを感じさせてくれる歌だそうです。

歌の後には生徒に向けてこんなメッセージが。

「みんなの僕を見つめる目の力が照明以上にまぶしくてパワーを貰えました。

みんなはあきらめてしまった夢はありませんか?

僕も中学・高校のときは色々なことで悩みました。

悩みの塊で、どうやって夢を掴むか、どうしようかばかり悩んでいました。

今となっては振り返れるのが幸せです。

みんなも色々な壁にぶつかるだろうけど、

悩んだ時間に無駄なものは一つもないです。

必ず自分の力になる。素敵な女性を目指して、

色々なことにチャレンジする気持ちを恥ずかしがらないで下さい。

一人では生きていけない。いつも誰かが助けてくれる。

みなさんに友達はいますか?本当の友達は辛いときに助けてくれる人。

仮面をつけた自分では前には進めないよ。

自分を磨いて、みんなで一緒に仮面をつけないで生きていこう」

生徒たちの心に響くとても心温まるお話しでした。

聴いている人の心を優しくし、

人を惹きつける魅力を持った素敵な人方でした。

岡本知高さん本当にありがとうございました。

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