去る7月22日~24日、中学1年生と2年生が合同で2泊3日の林間学校に行ってきました。

山梨県は河口湖の湖畔。澄んだ空気と富士の自然に囲まれ、様々な体験をしてきました。

まず1日目はトレッキング。

雲ひとつない青空の中、紅葉台の山道を登っていきます。途中かなり険しい箇所もあったものの、

まだ初日のためか生徒たちは元気いっぱい!ものともせずにガツガツ登っていきました。

大汗をかいてたどり着いた頂上からの眺めは絶景です。雄大な富士山や広大な樹海が、

青空の下で360度のパノラマのように広がっていました。

絶好のシャッターチャンスとばかり、あっちでパチリ、こっちでもパチリ。

  

一度宿舎へ寄って晩ごはんを食べた後は、夜の森を歩くナイトハイクです。

現地のガイドさんにしたがって、街灯も何もない真っ暗闇を、

手元の懐中電灯の光だけを頼りに進みました。

これが本当に暗い!生徒たちも始めはおっかなびっくり、

しかし慣れるとガイドさんを抜かしてどんどん先へ歩いていく子もいるくらいでした。

元気いっぱいだなあ。

中には森を舞うホタルに出会ったグループもあったようですね。

 

2日目は富士の樹海と、その中にある洞窟の探検をしました。

なんだか不気味なイメージのある富士樹海ですが、雲ひとつない晴天に恵まれたおかげか、

明るくさわやかな雰囲気の中でハイキングを楽しむことができました。

が、やはり道は険しい!途中から道らしい道もない森の中に突入し、

ガイドさんの持つ方位磁石だけを頼りに文字通りの探検。

森のあちこちに鹿の足跡や木の皮を食べた跡などがあって、大自然の営みを垣間見ることもできました。

  

また天然の洞窟は1000年以上も前からその姿を変えることなく残っていて、

外界と遮断された特別な空間といった風情をかもし出していました。

中はとても涼しく(というか寒いくらい)、場所によっては人ひとり通り抜けるのがやっとというところもあります。

まさに気分はインディ・ジョーンズ!自然に触れるとともに、探検家の気分を存分に味わってきました。

 

そして宿舎では、ガイドさんによるネイチャートーク(富士を取り巻く自然の勉強)と、

“ヘンプ”という繊維を使ったアクセサリー作りをしました。

クイズなどを交えた楽しい勉強は、学校の授業とはまた一味違います。またアクセサリー作りでは、

生徒それぞれが思い思いにカラフルな作品を作り上げました。

・・・ん?ふと見ると、わき目もふらず生徒以上に熱中している先生の姿が・・・。

一番楽しんでいたのは誰でしょう!?

2日目ということでさすがにちょっと疲れたかな?休憩時間にはタタミにごろんと寝そべる生徒も・・・。

  

夜には湖畔でキャンプファイアー!

皆で歌を歌ったり、クラスの出し物で盛り上がったり、忘れられない夜になりました。

このあと最終日には、名物の“ほうとう”を粉からこねて作る体験を行いました。

粉をこねる作業には思った以上に力が必要で、か弱き(?)女子中学生たちは四苦八苦。

班の中で交代しながら何とかこね上げました。

同じ材料を使い、同じ時間で作り上げた“ほうとう”ですが、その味は班によって万別でした。

どの班もおいしくできたね!

まだまだ書きたいことはたくさんあるのですが、長くなってきたのでこの辺でレポートを終わります。

今回の林間学校でトライした様々な経験を胸に、豊かなチャレンジ精神をもった元気な女性に成長していってほしいと思います。

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