7月12日(金)・13日(土)の5・6時間目に3階作法室で中3礼法「茶道教室」が行われました。
本校の卒業生で20年以上も茶道部の顧問をして下さっている、
江戸千家師範久保宗美先生にご指導いただきました。
中3は9月に関西修学旅行に出掛けます。その事前指導の一端として、
お抹茶の正しいいただき方を学ぶという目的もあり、例年この時期に「茶道教室」を取り入れています。
「みぞれ牡丹」という季節の和菓子を美味しく頂いた後、お抹茶をいただきました。
その後、先生や茶道部の生徒達に、お盆立てのお点前を一人ひとり教わりました。
ふくさの畳み方や扱い方、お茶杓ふき方、茶筅の使い方・・・。
ほとんどの生徒が初めての体験でしたが、
緊張した面持ちで一生懸命取り組んでいました。
生徒の感想は次のようなものでした。
「修学旅行の前に貴重な体験が出来ました。和室で本格的なお抹茶をいただいたのは初めてで、とても美味しかったです。間近でお点前を見て、丁寧な1つ1つの所作が勉強になりました。日本の作法を勉強するのはとても大事だと思いました。」
「お菓子をいただくのにしても1つ1つお作法があって、日本人の丁寧な心がとても現れていると思いました。」
「正座は普段あまりしないので、始まってすぐ足がしびれたけど、爪先を伸ばすと治る方法を教わったので助かりました。」等々。