”2023年1月13日に、高校2年生3名と高校1年14名がニュージーランド(以下NZ)のターム留学に出発しました。大妻多摩では3年ぶりのターム留学です。1月は学校の夏休みであるため、ターム留学生たちは2週間、オークランドでホームステイをしながら語学学校に通いました。2月からは最大2名ずつに分かれて、NZ各地の高校に派遣されます。  オークランドでの生活を終えるにあたり、17名のターム留学生は「中間報告書」を書きました。”


「高校1年 S.Kさんのターム留学中間報告」
 

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ごきげんよう!アメリカのサンディエゴに留学中のS.K.です。留学してから3週間が経とうとしています。アメリカでの生活は毎日新しい発見がありとても楽しいです。

 

Good day to you! My name is S.K, and I am studying abroad in San Diego, USA. It has been almost three weeks since I started studying abroad. My life in the U.S. is very enjoyable as I discover something new every day.

 

まず始めにホームステイについてです。私は今回人生初ホームステイでした。アメリカに着いた時は楽しみというより緊張の方が大きかったです。しかし、ホストファミリーの方々はとても優しかったので安心しました。ホームステイを通してアメリカの文化や日本の素晴らしさを知ることができたのでホームステイはとても価値がある経験になると思いました。シャワーはなるべく5分以内に入り終えることや食事が質素だということは留学する前に知っていたのですが実際に体験すると日本は贅沢な国だなと思いました。それと同時にこの経験を16歳で出来たのは本当に有り難いなと感じました。また、私のホストファミリーはメキシコ人なのでスペイン語が第一言語です。英語がスペイン語訛りなのは今でも慣れませんが、これも私が留学しているサンディエゴはメキシコとの国境近くなので体験できたことだと思います。

 

First of all, I would like to talk about homestay. This was my first homestay in my life. When I arrived in the U.S., I was more nervous than excited. However, my host family was very kind, which made me feel at ease. I thought the homestay was a very valuable experience because I could learn about American culture and the beauty of Japan through the homestay. I knew before I came to Japan that I should take a shower within 5 minutes and that the food is very simple, but when I actually experienced it, I realized that Japan is a very luxurious country. At the same time, I felt very grateful that I was able to have this experience at the age of 16. Also, my host family is Mexican, so Spanish is their first language. I still can’t get used to the Spanish accent in English, but I think this is because I am studying in San Diego, which is close to the Mexican border, so I was able to experience this.

 

次に学校生活についてです。私は生徒数が約2300人の学校に通っています。アメリカの学校は日本の学校と大きく異なります。アメリカは多民族の国なのでフィリピン系、ヨーロッパ系、アジア系など本当にたくさんの人種の方々がいます。学校はまるで海外ドラマに入り込んだかのような雰囲気です。自分の教室はなく、授業終了のチャイムがなったらすぐに教室を出ます。昼ごはんはほぼ毎日ピザ一枚でそれを外で立ちながら食べます。アメリカ人は一日中元気です。日本と違い服装も自由、授業中にスマホやお菓子OKです。何にも縛られないアメリカの雰囲気が私はすごく気に入っています。
 
アメリカは1人の留学生につきバディがつくというプログラムなので私はバディに本当に助けられたなと思いました。私は英語はあまり得意ではなかったのでスラスラと英語を話すことはできなかったのですが私の下手な英語でも一生懸命聞き取ろうとしてくれました。私は英語が話せなくても伝えようと思いそれを相手に感じさせることが大切だと気づきました。バディ以外の子でも日本の音楽やアニメ、洋楽、K-POPが好きな人はたくさんいるので話を膨らますことが出来ました。アメリカでは何も話さないと相手にされないので日本のようにず受け身でも何とかなるという考え方ではなくとにかく自分の思ってることや意見を人に話すことが大切だと知りました。
 
放課後にバディの子達とショッピングに行ったりバスケの試合を見に行ったりしてとても充実した日々を送っています。授業スタイルも日本と大きく異なります。よく知られているようにアメリカの授業は参加型です。先生が問いを出しそれについてみんなで考える授業もあれば各自の課題に取り組む授業もあります。みんな授業に積極的でたくさん発言をし、寝てる人はいません。私がアメリカの授業で一番楽しかったのはビジネスの授業です。その授業ではみんなでビジネスゲームをしました。ビジネスの仕組みをゲームを通して楽しみながら学ぶことができました。

 

Next, I would like to talk about school life. I attend a school with about 2,300 students. American schools are very different from Japanese schools. America is a multi-ethnic country, so there are many ethnic groups such as Filipinos, Europeans, Asians, etc. The atmosphere of the school is like being in a foreign drama. Students do not have their own classrooms and leave the classroom as soon as the bell rings to end class. Almost every day we have a piece of pizza for lunch, which we eat while standing outside. Americans are energetic all day long. Unlike in Japan, they are free to wear whatever they want, and they are allowed to use their phones and eat snacks during class. I really like the American atmosphere where you are not restricted by anything. In the U.S., each international student is assigned a buddy, and I felt that my buddy really helped me out. My English was not very good and I could not speak it fluently, but they tried their best to understand me even though my English was not very good. I realized that even if I couldn’t speak English, it was important to try to communicate and make others feel it. I was able to expand my conversation because there are many people who like Japanese music, anime, Western music, and K-POP, even if they are not my buddies. In the U.S., if you don’t speak up, you won’t be taken seriously, so I learned that it is important to speak up and share your thoughts and opinions with others, rather than just being passive like in Japan. I spend very fulfilling days with my buddies after school, going shopping and watching basketball games. The teaching style is also very different from Japan. As is well known, American classes are participatory. In some classes, the teacher asks questions and everyone thinks about them, while in other classes, students work on their own assignments. Everyone is very active in class and speaks up a lot, and no one is sleeping. The class I enjoyed the most in the U.S. was the business class. In that class, we played business games together. I was able to learn how business works while having fun through the game.

 

留学生活はまだ一ヶ月半ほどあるのでこれからも日本ではできないいろいろな経験をしようと思います。

 

I still have about a month and a half left in my life as an exchange student, so I will continue to have various experiences that I cannot have in Japan.

 

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【追記:募金結果】【高2】トルコ・シリア地震への募金

 

先日、高2の有志生徒が「トルコ・シリア地震」への募金活動を行いました。
 
多くの生徒がたくさんの金額を寄付してくれました。中には1万円も寄付してくれた生徒も。

結果、合計14万4,946円の募金が集まりました。キリのいい15万円にして日本赤十字社へ寄付させていただきます。多くの生徒及び保護者の方々にご協力いただきまして、ありがとうございました。

大妻多摩ではトルコセミナーを実施したり、シリア人の教授(リンク先ページ下部参照)や留学生が来校して講義してくれたりと、何かと縁のある国々。

遠く離れていても、被災地を応援しています!
 

 

 

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中学入試も終わり、4月から新入生が入学します。

その参考になればと、これから何回か本校の部活の様子を紹介していこうと思います。

今回は、パソコン部・文芸部(創作)・バレー部・ダンス部です。

 
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パソコン部・文芸部(創作)は、パソコン教室で一緒に活動しています。恥ずかしがり屋が多いようで、私がカメラを向けると、隠れてしまう部員が何人もいました。
 
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バレーボール部は、プレーもさることながら礼儀正しくあいさつが素晴らしいです。
 

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ダンス部は、人数が多く密集度が高いので、写真を撮るのに苦労しました。
 

中学1年生は、どこかのクラブ活動に所属することになります。素敵なクラブを見つけて、一生の友達ができるといいですね。

 
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2月11日(日)、冬晴れの中、入学者説明会を行いました。

受験を乗り越え、春から大妻多摩生となる皆さん。入試の張緊感からようやく解放されてホッをした表情や、中学生活の話に期待の顔、また少し不安になる顔、さまざまでした。
購入したばかりの学用品の大きな袋を小さな肩にかけながら、会場へと進んでくる彼女たち。長い受験生活もようやくひと段落しましたね、本当にお疲れさまでした。

4月から始まる大妻多摩での中学生活の中で、良いスタートを切っていただきたいです。そして、たくさん笑顔になって、たくさんの友達を作ってほしいと願います。

説明会では、校長先生のお話や、中学生になるにあたって心構えなどをお話しました。次に大妻多摩の階段をのぼるのは、入学式です。皆さんに会えることが今からとても楽しみです。


現在、【4月編入/3月9日(木)試験】帰国編入学試験の出願を受け付けています。
出願期間は、2月26日(日) までとなっています。

海外在住経験が累積で1年以上あり、まだ日本国内の学校に編入していない方、または、帰国後編入試験までの短い期間のみ国内の学校に在籍している方が対象です。

該当する方は、ぜひご検討ください。

 

 

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”2023年1月13日に、高校2年生3名と高校1年14名がニュージーランド(以下NZ)のターム留学に出発しました。大妻多摩では3年ぶりのターム留学です。1月は学校の夏休みであるため、ターム留学生たちは2週間、オークランドでホームステイをしながら語学学校に通いました。2月からは最大2名ずつに分かれて、NZ各地の高校に派遣されます。  オークランドでの生活を終えるにあたり、17名のターム留学生は「中間報告書」を書きました。”


「高校1年 YKさんのターム留学中間報告」
 
 スマートフォンを日本の家に忘れてきたことがこの2週間で一番のハプニングだった。忘れたことに気づいたのは成田空港だった。とにかく焦ってパニックになってしまったのが印象深い。仲介業者のスタッフさんにも相談し、現地でプリペイド携帯を購入することで決定した。自分で携帯を購入することができるのか、購入するまでに何かあったらどうすればいいのかなど、とにかく不安でいっぱいの状態で飛行機にのっていた。
 
機内には日本人のキャビンアテンダントさんがいらっしゃったため、入国についての質問もすることができた。オークランドに到着し、語学学校でオリエンテーションを受けたあと、ホストファミリーと初めてあった。事情を説明し、スマートフォンを買いに行きたいというと、ホストファザーが携帯会社が入っているショッピングモールと、家電量販店に連れて行ってくれた。
 
店員さんに自分から事情を説明し、ホストファザーも手伝ってくれ、無事にスマートフォンを買うことができた。このような経験をして、私は、周りに助けてもらいながらも、自分でなんとかできることがわかった。また、外国の航空会社に勤めている日本人スタッフさんのありがたさにも気がつくことができた。
 
ニュージーランドに行って驚いたことは、走っている車のほとんどが日本車であり、車内のボタンや、車のモニターの文字が、日本車以外でも日本語で表記されていることである。ホストファミリーに乗せてもらったのはトヨタとBMWの2台だが、どちらもモニターが日本語で表示されていた。
 
また、ニュージーランドはアメリカなどと違って、日本と同じ右ハンドル左車線である。ニュージーランドは日本車の中古が多いという。また、ニュージーランドにいる人たちは様々な人種であるということ、そして何より、アジア系の顔立ちをしている人が多いことである。私がホームステイした家庭は、ご夫婦ともにイランから来たという方々だった。娘が2人おり、そのうち一人が中国人と結婚しているという。バスに乗ると運転手さんがアジア系だったり、学校の近くにあるコンビニを経営しているのも中華系の男性だった。逆に、アフリカ系の方々はあまり見かけていない。
 

 
人といえば、私は現地の人の人柄がとても好きだ。朝、バス停に向かって長く急な坂を一生懸命登っていると、通り道で工事していた作業員の男性が「おはよう!良い一日を!」と遠くから声をかけてくれた。私が「あなた達も良い一日を!」と声をかけると、もうひとりの男性が「この坂をいつも歩いて登ってんの!?朝からすごいね!頑張ってよ!」と応援してくれた。これは近所だけではない。お店にいても困っていたら話しかけてくれるし、手伝ってと頼めば、嫌な顔一つせずに対応してくれる。学校の授業で30人近くいる生徒が学校に近い、町の図書館へ急にお邪魔しても、司書さんは嫌な顔ひとつせず、笑顔で図書館を案内してくれた。日本ではなかなか見ない光景だと思う。私はこのような海外の人柄が大好きだ。外国人でもそうでなくても仲良くなることができ、親しく接してくれるところが本当にすごいと思う。
 

 
語学学校では課外授業もあった。他のクラスでは海に行ったり、アイスを食べに行ったりしていたが、私のクラスは、基本教室内で論文のような文を決められたお題で書いていた。一度だけ近所の図書館へ行った。そこには日本との違いがたくさんあった。10代向けの本がおいてあるコーナーには、子供に向けたLGBTに関する絵本や小説がおいてあった。また、「ハイキュー」や「聲の形」などの、日本の漫画の英語バージョンがおいてあった。場所は小さいが、日本コーナーには、日本語の小説や、「ワンピース」、「名探偵コナン」などの漫画が多数おいてあった。好きな漫画の英語バージョンを見て、ニュージーランドにも同じ漫画が好きな人がいるかもしれないということを知って、とても嬉しかった。
 
私にとって楽しかった時間は、学校の放課後だった。他の留学生と一緒に学校帰りに近くの浜辺でアイスを食べたことは忘れられないくらい楽しい思い出だ。浜辺に行く前は、近くにある小さなショッピングモールでコスメや洋服、雑貨をみて回った。東京ではできないようなことがたくさんできた。
 
また、ホストマザーが私ともう1人の大妻多摩生を学校の近くにあるビーチと近くで開催されていた”Sunday’s Market”に連れて行ってくれたこともあった。ビーチはとてもきれいで、休日だったため、家族連れや、犬の散歩などで賑わっていた。この市場には、ソーセージや、ドーナッツなどのジャンクフードを売っている店や、八百屋さん、洋服やアクセサリーを売る店や、雑貨屋さんなどがあった。各個人個人が店を市場に出していた。店を出している人の半分くらいがアジア系の人だった。中には、日本のアニメの、非公式であると思われるキーホルダーを出している店もあった。市場にあった店で一番珍しいと思ったのは、絨毯を売っている店だ。本物かはわからないが、看板には、”ペルシアン&アフガンカーペット”と書いてあった。他にも、GUCCIやCHANELのロゴの入った財布やアクセサリーが$ 15、日本円でだいたい1500円前後で買うことができる。とても楽しい買い物ができた。
 
生活する上でとても勉強になったのはATMやキャッシュパスポート、そしてお金の扱い方だと思う。今までお金に関して、日本で一番気にしていたのはお小遣いだけだった。最悪お小遣いが少なくなっても生活はできるし、親もいるから気にしていたと言ったが、ものすごく気にしていたわけではなかった。ただ留学に来てから、とにかくお金をどう消費しないかを考えながら行動した。また、ATMからお金を引き出す方法も学んだ。最初はやり方が分からなかったため銀行にいたスタッフの方が丁寧に教えてくれた。学校の近くに安全な銀行を見つけたことが幸いだった。この留学をきっかけに、今後の人生でも大切なことをいくつか学んだ。

 

 

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「高校1年 F.Aさんのターム留学中間報告」
 
○はじめに
1月15日にアメリカ・サンディエゴに到着してから、17日から学校に登校し始めた。学校は月曜日~金曜日に登校する。留学中の滞在先はホームステイである。
 
○生活について

ホームステイ先は、ノラさん(ホストマザー)と、アントニオ君(ノラの息子さん)の2人暮らし。ノラさんはメキシコ出身で、ノラさんの家族はメキシコに住んでいる。ノラさんとアントニオ君同士はスペイン語で話している。英語はノラさんにとって第二言語のようで、私にも聞き取れるスピードであ英語を話してくれる。ノラさんが留学初日に家の中を紹介してくれた際に、「ここはあなたの家だから何をしても自由だよ。ここではあなたはハッピーでいてね」と言ってくれた。家族として迎えてくれていると感じて、とてもうれしかった。
 
アントニオ君は家にいる時、彼の部屋で過ごしていることが多く、あまり長い時間話す機会がないが、朝や家に帰ってきた時に挨拶をしてくれる。彼は野球が好きで、放課後よく練習しに出かける。
 
ルシアンという女性が1月20日まで家に滞在していた。ルシアンさんはスイス出身で、英語は勉強中のようだった。ルシアンさんは、分からない単語があるとノラさんに単語の意味を質問していたり、言いたいことを英語で伝えられない時にジェスチャーを加えながら話したりしていた。私は留学に行く前から、わからない単語があったら相手に質問して学ぼう、と考えていた。しかし、実際に会話をしていて内容が理解できなくなった時、会話が止まってしまうことがあった。そこで、ルシアンさんを真似て質問すると、会話の意味が分かり、学ぶことができた喜びを感じられた。私はルシアンさんから留学生のあり方を学ぶことができた。
 
27日からノラさんが忙しいようでお家を空けることが増え、ノラさんのお母さんがお家にいる。彼女は英語が話せないため、ジェスチャーを交えながら意思疎通しようとしているが、意外とわかり、自分でも驚いている。共通で話せる言語がない方と過ごす機会は初めてだったので、貴重な経験であると感じた。

 

・ご飯
朝ごはんは、冷蔵庫や棚(シリアルなどが入っている)などから食べたいものを食べる。昼ごはんも自分で作って持っていくのだが、今まであまり料理をしてこなかったため、料理のレパートリーがなく、留学2日目にノラさんに作り方を教えてもらったサンドイッチを作ることが多い。アメリカでは少量のお菓子を学校に持って行って、食べたい時に食べることができる。私は朝、お昼ご飯を作るタイミングで、持っていく用のお菓子をジップロックに詰める。夕食は、ノラさんが何品か作ってくれて、各々が食べたいときに食べたいものを食べたい分だけお皿にとって食べるという方式である。私の家では家族そろって食べることがほとんどであったため、家族がバラバラの時間に食べることに、留学が始まって2週間経った今でも違和感がある。ノラさんが夕食として、トルティーヤや、パスタ、ピザ、スープ、味がついている赤いご飯、焼き魚、鶏肉を焼いたものなどを作ってくれる。ご飯は1度多めに作ったものを何日かかけて食べる。私は、ノラさんが料理をしているのに気づいた時、何か私が手伝えることがあるかをノラさんに聞くようにしている。私が特に好きな夕食はケッサディーヤ(トルティーヤにチーズを入れたもの)やスープだが、最近ノラさんに教えてもらったトルティーヤにジャムを塗るという食べ方にはまっている。

 

 

買い物は、近くのウォールマートという場所に行く。ウォールマートは、スーパーのように食品だけでなく洋服や雑貨、家電など様々な分野のものを売っているお店で、すごく広い。ノラさんと買い物に行くと、「これは高いね」「これはきれいだね、かわいいね」と感想を言い合うのが楽しいので、私は買い物に行くのが好きである。
 
○学校
・バディのこと
※私が所属する学校では各々がとる授業・時間割が異なり、生徒が受講する科目の先生の教室に移動するシステムである。バディとは、私が留学中通う学校の生徒さんで、私はバディと同じ学校の授業を一緒に受けたり、一緒に教室を移動したりする。
バディはASBという生徒会のようなものに所属している。
 
私のバディはアブリーという15歳の優しい女の子である。授業中も私のことを気にかけてくれて、私がわからないことや校内で気になったことを聞いても、快く答えてくれる。
彼女にはたくさん友達がいる。アブリーが昼休みに、「今から友達のところに行くけど来る?」と聞いてくれて、付いていくと、数人のお友達とたくさん話している。学校に通い始めて2週間が経つが、私はアブリーと彼女の友達の会話の話題が、会話が終わったころに理解できる程度であるため、彼女らが話しているとき、話を聞くことしかできていない。よって、これからの留学生活で、会話をしているときに話題を聞き取れて、同じ話題で笑えるような仲になりたいと考えている。
 
○気づいたこと・日本と違う点・意外だったこと

学校
・机と椅子がくっついている。
・敷地内はほぼ屋外で、教室が並ぶ平屋のような建物がいくつかある
・机の裏に誰かがかんだ後のガムがくっついている
・授業中にお菓子を食べていい(ある授業では、先生が生徒にお菓子をお皿にもらって食べながら授業していたのを見て、驚いた。)
・思っていたより、全員が全員とても背が高い訳ではなかった
・授業中にくしゃみをしたら、全員から「Bless You」と言われると思っていたが、実際はくしゃみをした人の近くにいる数人が言ってくれる。
・教室に様々な人種の方がいるから、私が留学生であることは言わないと分からない、ということ。
・日本が思っていたより浸透している(生徒のカバンにサンリオのキャラクターのぬいぐるみがついていたり、服に日本のアニメのキャラクターが書いてあったりする人を本当によく見かける。)
 

 
学校以外
・私が日本人だ、というと数回は貶されると思っていたが、今のところ1度もない。むしろ日本から来たことをcoolと言ってくれた。
・物を厳重に保管していないと、絶対に盗まれると思っていたが、治安はそこまで悪くない(校内でズボンの後ろのポケットにスマホを入れて歩く人がいるほど)
・街中を走っている車の7割はホンダやトヨタである。
・私のアメリカ人のイメージで、知らない人に話しかけられることがよくあると思っていたが、校内でアブリ―と一緒に歩いていた時、知らない女性が挨拶をしてくれて答えると、アブリ―に「知り合い?」と聞かれたので、知らない人に話しかけられることに違和感を持つのだと、驚いた。

 
○心境の変化
・英語
留学に行くまでは、英語の文を自分で考えて話すことが苦手だった。なぜなら、話している内容が相手に伝わるのか、発音や文法が間違っていないかが不安だったからだ。留学先に着いた日は、話す声が小さくなったり、口数が少なくなったりしていた。しかし、留学中、私は英語を話すことでしか気持ちを伝える方法はない、と覚悟を決めて、ホストファミリーやバディの子など、関われる人とできるだけコミュニケーションをとろうと思っている。今では、ホストマザーであるノラさんの前では英語を臆することなく話せるようになった。
 
・自分のことをよく考えるようになった
自分は何が好きであるか、何がしたいのかを明確に言葉にする機会が増えた。それによって私が好きなもの・ことに気づくことができた。
私は、買い物している時と車に乗っている時が好きである。日本にいる時もその時間は好きであったが、留学してから、自分がその時間を好きだと感じていることに気づいた。
 
・ホームシックになった
留学前は、2ヶ月なんてあっという間で、ホームシックになる暇なんてないと思っていた。しかし、実際は、寝る前などは意外と一人になる時間が長く、どんどんネガティブになってしまって、日本のご飯を食べたい、帰りたい、と気分が落ち込んでしまうことが何度かある。私は、なんか今日は英語をうまく喋れた気がしたり、アブリ―やノラさんと仲良くなれた気がしたりする日や、逆に全然うまくいかなかった日など、波がある。その高低差が激しく、三月中旬の帰国までがほど遠く感じ、しんどくなるので、これから波を小さくしていきたい。

 
○観点:将来、私が日本国内で就職し海外出張できるような職、または海外で就職することに自分が適しているか
→より具体化させると、「海外で生活できるか・海外の生活に魅力を感じるか」となる。
現時点での結論:長期間海外で生活するのは精神的にしんどくなるから適していない。
理由:詳しくは「心境の変化」の欄で述べたが、ホームシックにより、精神的にとても疲れてしまうことが、留学してみてわかった。
 
○これから
・留学中、どんな小さなことでも何かしていただいた事に気づけたら、感謝を伝えるようにしているが、これはこれからも継続していこうと思う。日本に帰国しても続けたい。
・自分で決めた観点の結果が変わるのかを視野に入れつつ生活していきたい。

 

 

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【後援会】1月ガーデニング
 
いつも自然あふれる大妻多摩です。

それをさらに彩るのは、保護者ガーデニングスタッフによる玄関前に植えられたお花です。いつもありがとうございます。詳細は、本校の保護者ガーデニングブログをご覧ください。

さらに、キャンパス内には紅梅が咲いています。
 
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……ほんわかした気分になっていたところに、ハクビシンが現れました。野生動物で危険なので専門業者に保護してもらいます。このキャンパスは野生動物も居心地が良いようです。
 
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飛行機はニュージーランド便だったため、CAがニュージーランドの方だった。そのため、そこで初めて英語で会話しなくてはいけなくなった。「なんのご飯がいいか」や、「扉を閉めるか」などの簡単な会話であったが、これからこの言語で会話しなくてはいけないのだと、強く実感した。また、日本と違って男性のCAの方が多くて驚いた。CAの仕事には力仕事も多くあると思うため、日本の飛行機も男性のCAの雇用をもう少し増やしたらいいと思う。
 

ニュージーランドに着くと、風が吹いていて、空が広く、とても気持ちがよかった。建物一つ一つがあまり高くなく、緑が多いためこう感じたのだと思う。大都市なのにも関わらず、緑がとても多いのが不思議だった。木の種類も日本と全く違って、南国にあるような木が多くあった。また、通る多くの車が日本のトヨタなどの車だった。ホストファミリーの車も日本の物で、操作ボタンに書いてある文字が日本語だったため、いつもどうやって読んでいるのか不思議だった。
 

語学学校に着いて、オリエンテーションを受けた時、現地の英語の訛りを初めて耳にし、聞き取ることが難しく、この先のニュージーランドでの暮らしが、とても不安に感じた。ホストファミリーと合流し、家に向かう途中、不思議な交通整備の仕方をしていて驚いた。交差点のところに円を作り、そこを回る事で方向を変える。それによって信号を使用しなくて済む。日本もその方法を用いれば、電力の節電ができるのではと考えた。 

 

ホストファミリーの家の近くに海があったため、連れて行ってもらった。とても綺麗で毎日この景色を見ることができると思うと、心が躍った。砂浜の多くを貝殻が占めていて驚いた。日本で海に行った時、必死に貝殻を探していた自分がおかしく思えた。日光が思っていた以上に強く、長袖を着て行ったが、現地の人は半袖半ズボン姿で、帽子もかぶっていないため、肌は大丈夫なのかと疑問に思った。日本と同じで、スズメや鳩が町の中を飛んでいた。しかし、ニュージーランドにしかいない鳥もいて面白かった。 

語学学校では、日本から来ている人や、韓国から来ている人もいた。歳もバラバラで様々な人と交流することができた。ホストファミリーのことや、ここでの暮らしの様子などを他の生徒と共有できたことが嬉しかった。授業では現地で使う言葉を学んだり、実際に生徒同士で話して、会話の練習を行ったりした。他にも、ニュージーランドの歴史など、国の情報も知ることができた。しかし、授業は全て英語で行うため、聞き取るのにすごくエネルギーを必要とする。思っていた以上に脳の疲れを感じた。
 

授業の中で、図書館に行くことがあった。図書館の中には、マオリの本が置いてあるゾーンがあった。街中でも、よくマオリ語を見かける。ニュージーランドの人口の7%ほどをマオリの人々が占めている。ニュージーランドの人々が、先住民族の文化をとても大切に思っているということを感じることができた。
 

学校の後、友達と近くのショッピングモールに行って、買い物をした。全てが英語で書かれているため、どこに何があるのか読み取るのに、とても苦労した。また、商品のデザインがカラフルなものが多く、日本人との感覚の差を感じた。雑貨が売っている店に行った時、サンリオなどの日本のキャラクターの商品が売っていた。ニュージーランドでも日本のものが、人々に親しまれていると知り、嬉しく思った。また、日本と比べて少しだけ物価が高い。シュシュ一つでも千円ほどして、日本の百円ショップのありがたみを感じた。 

毎日、ホストファミリーの家まではバスを利用した。バス運転手の方が、ラジオや曲を、音を出してかけていて驚いた。窓がとても大きく、座席も広いが、日本と比べて利用客が少ない為、広々としているように感じた。 

ニュージーランドは、他の国と比べて、治安がいい。そのため、小さい子が一人でバスを利用していたり、子供だけで遊びに来ていたりする。また、お店などでわからないことがあり、質問をした時、丁寧に答えてくれた。二週間で何度も、ニュージーランドの人々の暖かさを強く感じた。
 

実際に、ホストファミリーと会話をするとその難しさをよりはっきりと感じた。紙の上で文を作る時とは全く違って、頭が上手く動かず、文を構成できなくなって、最終的に簡単なことしか話せなくなる。そして、話せないのが怖くなり無意識のうちに会話を早く終わらせるようにしてしまう。また、コミュニケーションにおいての感情表現の仕方が日本とは全く違う。日本では、話す時相手が不快にならないように、微笑みながら話を聞いたり、相槌をする時、よく笑ったりして反応する。しかし、ここでは本当に面白いことがあった時などしか笑わず、愛想笑いというものをあまりしない。その文化の違いにより、感情を上手く読み取ることができず、ストレスを感じてしまった。三ヶ月間のうちに、緊張せず話せるようになるために、会話に慣れ、単語力をつけ、会話表現を自分で勉強するようにしようと思う。

日本に帰ってきた時、この留学期間の経験が、一生の宝だと思えているように、精一杯頑張ろうと思う。

 

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大妻多摩中学校では、すでに雪が降り積もっています!

教員は凍えていますが、生徒たちはみんな大喜び。

ちなみにねこちゃんも元気です。

こんな日は、10分しかない休み時間でも、外に出て雪合戦。(ホントは上履きで出たらダメなんですけどネ)生徒同士だけでなく、撮影している先生にも、楽しそうに雪玉を投げていました。

生徒の安全を最優先に考え、今日の学校活動は午前中までとなりました。皆様もお気をつけてください!

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”2023年1月13日に、高校2年生3名と高校1年14名がニュージーランド(以下NZ)のターム留学に出発しました。大妻多摩では3年ぶりのターム留学です。1月は学校の夏休みであるため、ターム留学生たちは2週間、オークランドでホームステイをしながら語学学校に通いました。2月からは最大2名ずつに分かれて、NZ各地の高校に派遣されます。  オークランドでの生活を終えるにあたり、17名のターム留学生は「中間報告書」を書きました。”
 
「高校2年 AYさんのターム留学中間報告」
 
 ニュージーランドにきて一番驚いていることは、自分がよそ者だという感じがしないことです。親元を離れて外国に行くともっと孤独感を感じるものだと思っていましたが、どこでも多種多様な人々が当たり前に共存し、人と違うことが当たり前であるこの国では、むしろ日本にいた時より自分を認められ、そしてより他者を尊重する気持ちが生まれているような気がします。レジで買い物をするときも、まずは目を合わせてあいさつし、最後は笑顔でお互いにお礼を言います。人とのコミュニケーションの大切さを改めて感じるとともに、今目の前にいる人を尊重する気持ちを日本に帰っても忘れずにいたいと思っています。バスのタイムテーブルがコロコロ変わること、好きな服が着られること、英語が母語でない人も多く完璧な英語を話せなくてもあまり恥ずかしくないことなど、毎日発見があります。

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 語学学校の授業では、リーディングのほかにワードゲームやちょっとしたお題についての話し合いを通して英語を学んでいます。同じクラスには日本人と韓国人がいますが、韓国から来た生徒と話すときは英語での意思疎通の難しさを感じる一方で、通じた時には、違う国から来た同年代の人と何気ない会話ができることをとてもうれしく感じます。中には日本語が少しわかる人やわずか13歳で留学している人もいて、多くの刺激をもらっています。
 
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 ホストファミリーとの生活は、最も難しく感じていますが、どうすれば言いたいことが誤解なく伝わるか、どうすればお互いに気持ちよく生活できるか日々試行錯誤しながら学んでいます。いまだにホストファミリーが話しかけてくれても思うように話が続けられなかったり、何かしてもらっても十分に感謝の気持ちを伝えられなかったりしてもどかしさを感じることばかりですが、ホストファミリーとの生活の中で英語を吸収しているからか、最初のころよりだいぶコミュニケーションが取れるようになってきたと思います。見知らぬ私を受け入れてくださったこと、私のつたない英語にも真剣に耳を傾け、英語でコミュニケーションをとる勇気をくださったことに、本当に感謝しています。

 

 現地校に移ってからも、オークランドで学んだことを生かしつつ、新しいことに挑戦していきたいです。
 

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