12月21日(水)、本校CALL1教室において、進路指導部行事として、難関大学進学プロジェクト(3)を開催しました。このプロジェクトは、東京大学、東京工業大学、早稲田大学、慶應義塾大学、医学部等を志す生徒たちが、進路意欲を高め、合格に向けて学習戦略や学習計画を立てることを目的としています。今回は第3弾として、難関大学進学プロジェクト(3)「東京大学」を開催しました。中学3年生から高校2年生までを対象とし、約40名の参加がありました。
 第1部は、『考えるとはどういうことか』(幻冬舎新書)の著者で東京大学大学院総合文化研究科教授の梶谷真司先生をお招きし、「考えるとはどういうことか、東京大学で学ぶ意義」を演題に講演して頂きました。また、「大学で学ぶこと/探究すること」をテーマに生徒たちと哲学対話を行いました。高校と大学の違い、東京大学と他大学との違い、教えることと学ぶこと、などについてお話しして頂き、梶谷先生が参加者一人ひとりの疑問や質問に答える形で対話が進みました。
 第2部は、「東京大学入試研究会」と題して、Z会進学教室首都圏大学受験事業本部長の佐々木菜緒子先生に入試分析と学習戦略についてお話しして頂きました。
 第3部は、「キミも東大に手が届く!難関大学に合格する方法」を演題に本校進路指導部長の森弘達が講演しました。「100名以上の東京大学受験指導経験からの合格者像、東京大学合格者の模試成績・センター試験・共通テスト成績、先取り学習の目安、予習・復習・演習の学習サイクル、東京大学合格者は何をどこまで学習しているのか」についての話がありました。  参加者からは「大学では研究が難しくなっているとおっしゃられていたので、今から問題を見つけて、探究していきたいと思いました。哲学対話を通して、恥ずかしがらずに質問することの大切さを学びました」「東京大学に合格するには知識も必要だ。しかしそれ以上に読解力や思考力、記述力が必要で、試験時間に比して問題文量が多いため解ける問題を見極める能力、素早く問題を処理する能力も必要だと学んだ。気づいたことは国語において要約力が必要だということだ。要約力をつけるためには地道に辞書で言葉を調べ、語彙力を高めるべきだと思った。実際に東京大学の入試対策の話を聞いたことで、具体的に東京大学がどのような力を求めているのか知ることができ良かった」「今回の講演を受け、難関大学へ進むことのメリットを知ることができ、自分の関心を持つことを研究するため、難関大学へ進学したいと思った。今後は、まず今学校で学んでいることについて、日々の生活の中で、教科書をよく読み込み深く理解し、疑問のままにせず、最後まで人に説明できるほどの理解をする。また、難関大学への受験勉強開始を早くするため、今までの内容で特に数学と英語をすべて復習し、自分のものにする。入試の内容を取り入れ、リスニングなどを積極的に勉強に取り入れる。そして、わからないことがある場合恥ずかしがらず、先生に質問をしっかりとすることを心がける」「今は、中学3年生で、森先生の講演を受けて、今自分が思っている以上に、話を聞いて感じた以上に東大受験には相当な覚悟と計画性が必要だと感じました。東大を受験するかは今わからないのですが、大学受験に限らす、定期テストや他の学習でも、速めに、繰り返し、コンスタントに学習していきたいです」などの声が寄せられました。
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