ごきげんよう。
5月28日(土)、第1回大妻特別講座が行われました。
講師に全国地理教育学会会長・群馬大学名誉教授山口幸男先生をお招きし、「人間は郷土(地域)とどのように関わるのか」というテーマで講演していただきました。シュプランガー、内村鑑三、萩原朔太郎、吉田松陰の考えた「人と郷土の関わり方」についてわかりやすくお話して下さり、「郷土はその人の人間形成に深くかかわっている」ことなどのご示唆を戴きました。

以下、受講者の感想です。

 「郷土は人格形成に影響を与えた土地と考えると、第2の故郷という表現がある意味が分かったような気がします。グローバリゼーションが進む中、自分が生まれ育った国、地域の文化を大切にすることがより重要になってきていると思います。」(中2生徒)
 「郷土にはそこにしかない何かが必ずあり、それをつきつめて行けば世界の中心になれるというお話が印象的でした。私も暮らしている地域のここにしかないものを見つけてみたいと思いました。」(高2生徒)
 「今まで郷土との関係について考えていなかったので、どのようなお話が伺えるのか興味を持って参加させていただきました。多角的な関わりがあることを知り、視野が広がりました。萩原朔太郎の郷土に対しての思いを初めて知りました。」(保護者の方)

 などの沢山の感想が寄せられました。11月26日、来年2月18日にも特別講座が行われます。

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