ごきげんよう。

突然ですが、クイズです。
葉にある「気孔」、一般的には裏面に多いと言われていますが、ある植物は表の面にしかありません。さて、その植物とはなんでしょうか?

期末試験も終わり自宅学習期間の7/12に、電子顕微鏡体験会を行いました。参加者は理化部の中学生・高校生と自由参加の高校2年生の合わせて40人です。

日本電子株式会社様のご協力により、この体験会を実施することができました。
まず、担当の方から電子顕微鏡がどのようにして小さなものを見るのか、普段使っている光学顕微鏡とはどのように違うのか、などのお話をしていただきました。実際の電子顕微鏡写真などを使って、植物の体のしくみや働きなど、詳しく知ることができました。はじめに出題したクイズも、このお話の中から出題しています。ヒントは葉の裏面が空気に触れていない植物です。

体験会の後半は、いよいよ電子顕微鏡を実際に操作してみます。
一人ひとり、見てみたいサンプル(アリ、動物の毛、星の砂、ストッキング……など)を選び、拡大縮小・ピント合わせなどの方法を学びました。そして気に入ったポイントを印刷して、写真をおみやげにいただきました。また、電子顕微鏡写真の3D体験や、スケッチなど、盛りだくさんの体験をすることができました。最後のアンケートには、「面白かった」「もっといろいろなものを見てみたい」などの感想が寄せられました。貴重な体験をさせてくださいました皆様、ありがとうございました。

クイズの答えは、ハス(蓮)です。水面に浮いているので、裏面からは気体の出入りができませんね。
電顕2 電顕1 電顕3

ページ
TOP