2019年4月、立教新座中学校・高等学校に佐藤忠博新校長が就任しました。

生徒たちと時間を共有したい
立教新座中学校・高等学校 校長 佐藤 忠博

IMG_3129s

私が立教新座中学校・高等学校に赴任してから、約2カ月が過ぎました。生徒たちとともに学校生活を送ったり、先生方から日々の様子をうかがったりする中で、学校のさまざまな表情を知ることができています。経験を生かせることも、新たな挑戦になることも、神様から与えられた成長できる機会だと、感謝しながら日々を過ごしています。

さて、私自身のことも少しお話させてください。本校に着任する前に立教英国学院で2年間校長を務めましたが、それまで立教英国学院で3年間、東京都の公立小学校で24年間、小学校の教員をしていました。さらにその前は、立教英国学院で3年間、高校生の担任をし、数学を教えていました。私自身が高校生の時の数学の授業が楽しく、数学への興味が高まるにつれ、好きな教科を教えたいと思うようになりました。そもそも教師を目指したのは、素晴らしい先生方との出会いがあったからだと思っています。

振り返ると、さまざまな時に「立教」との縁を感じます。祖父が日本聖公会北関東教区で司祭をしていたこともその一つでしょうか。子どものころ度々、池袋や新座での立教学院の合同礼拝に参加した記憶があります。立教英国学院での勤務が決まったときも、今回の赴任も、記憶のなかの「立教」が呼び起こされ、「私にその機会が与えられているならそこで精一杯がんばろう」と思ったのです。

5月から時代が新しくなった、という雰囲気が日本国内にはあります。学校に求められるものも変化するなかで、生徒たちには、自由でありながら行動を律することができる人、他者を大事にすることができる人になってほしいと願っています。立教新座に来て、生徒からも先生方からも、長年培われてきた自由な雰囲気を感じています。その伝統を大切にしながら、グローバル化が進む社会で生きる子どもたちには、国や人種などの違いを超えて人を大切にできる人になってほしいと考えています。

IMG_3130s
イギリスで生活していたときに印象深かったのは、日本から来た人は、その人が何人か、出身はどこか、というような属性を気にしがちですが、イギリスに住む方々は、「その人」を見ているということ。「違って当たり前」が前提にあるので、その上でコミュニケーションをとります。そういった価値観は本校の「共に生きる力を育てる」という理念に沿ったものであり、グローバル社会においてもとても大切です。本校も「人と違って良い」ことを肌で感じられる場にしたいですね。

今は私に何ができるかを見させていただいているところですが、立教新座を巣立ったあと、誰もがここを心のよりどころと感じることができるようになって欲しいと願っています。私もぜひそうでありたいので、生徒たちと多くの時間を共有したいと思っています。

 

 

佐藤 忠博 Tadahiro Sato
[プロフィール]
1987年 立教英国学院(イギリス)数学教諭
1990年 東京都公立小学校教諭
2014年 立教英国学院小学部教諭
2017年 立教英国学院校長に就任
2019年 立教新座中学校・高等学校 校長就任

立教新座中学校・高等学校公式SNS
本校の日々の様子を紹介する記事や写真を掲載しています。
ぜひ、ご覧ください。
■Instagram
@rikkyoniiza
■Facebook
@rikkyoniiza

5月23日、中高合同で避難訓練を実施しました。
校長からは「災害は予期せず起こるもの。『おかしも』を念頭にもしもに備えてほしい」とお話がありました。

全校生徒約1600人が参加

全校生徒約1600人が参加

IMG_4297

IMG_4298

この訓練は、埼玉県南西部消防本部 新座消防署大和田分署の指導のもと行われました。

この訓練は、埼玉県南西部消防本部 新座消防署大和田分署の指導のもと行われました。

 
立教新座中学校・高等学校公式SNS
本校の日々の様子を紹介する記事や写真を掲載しています。
ぜひ、ご覧ください。
■Instagram
@rikkyoniiza
■Facebook
@rikkyoniiza

5月13日(月)~17日(金)、中学3年生が校外研修旅行を実施。
生徒は、北海道、東北、関西、屋久島・種子島、石垣島・西表島の5コースの中から興味のあるコースを選んで参加しました。

校外研修旅行のテーマは「日本の自然と文化に触れる」。
各コース40~50人程度、さらに10人弱の班に分かれ、それぞれテーマを決めて事前学習を行います。現地では、自然の中でのフィールドワークやテーマに沿った自主研修を行い、事後の振り返りとレポート作成、さらには文化祭(S.P.F.)でその体験や成果をまとめ、発表するため、単なる見学にとどまらない学習となります。
立教新座では、中1のオリエンテーションキャンプ、中2の社会科・理科校外学習でも事前学習、現地での調べ学習、調査、事後のレポート作成などを体験しており、この中3での校外研修は、これらの集大成になるものと位置づけられています。

仲間とすごす4泊5日を通じて、教室内の授業や個人旅行などでは得られない、貴重な経験をし、学んでくれたことと思います。

北海道コース。大雪山にはまだ雪が残り、生徒たちはおおはしゃぎ

北海道コース。大雪山にはまだ雪が残り、生徒たちはおおはしゃぎ

東北コース。「宮沢賢治記念館」訪問や白神山地のトレッキング体験等を実施しました

東北コース。「宮沢賢治記念館」訪問や白神山地のトレッキング体験等を実施しました

関西コース。京都での夕食は関西風のすき焼きを堪能

関西コース。京都での夕食は関西風のすき焼きを堪能

屋久島コースは、鹿児島・種子島・屋久島へ。宇宙開発や自然環境を学びます

屋久島コースは、鹿児島・種子島・屋久島へ。宇宙開発や自然環境を学びます

石垣・西表島コース。カヌー体験エコツアー

石垣・西表島コース。カヌー体験エコツアー

 
立教新座中学校・高等学校公式SNS
本校の日々の様子を紹介する記事や写真を掲載しています。
ぜひ、ご覧ください。
■Instagram
@rikkyoniiza
■Facebook
@rikkyoniiza

2019年、立教学院は創立145周年を迎えました。
5月9日(木)、創立記念日を祝い、立教の建学の精神の意味を振り返る創立記念感謝礼拝を中高それぞれで執り行いました。

礼拝後、優秀者への表彰と生徒総会も行われました。

IMG_4243

中学生への表彰

中学生への表彰

高校、生徒総会

高校、生徒総会

 
立教新座中学校・高等学校公式SNS
本校の日々の様子を紹介する記事や写真を掲載しています。
ぜひ、ご覧ください。
■Instagram
@rikkyoniiza
■Facebook
@rikkyoniiza

高校フェンシング部が、関東高等学校体育大会埼玉県予選会(4月28日、29日@立教新座中学校・高等学校)男子団体フルーレで優勝。決勝リーグは3戦全勝というすばらしい結果で、34年ぶりの栄冠に輝きました。
これにより、6月1日、2日に山梨県で行われる関東高校大会に出場します。

また、男子個人フルーレでは、惜しくも優勝は逃しましたが、2位から5位を本校が独占。団体とともに関東大会への出場を決めました。

応援をどうぞよろしくお願いいたします。

DSCN02
大接戦の団体戦でポイントをとり、雄叫びをあげた瞬間!

 
立教新座中学校・高等学校公式SNS
本校の日々の様子を紹介する記事や写真を掲載しています。
ぜひ、ご覧ください。
■Instagram
@rikkyoniiza
■Facebook
@rikkyoniiza

「第5回 国際公共政策コンファレンス(待兼山会議)」(主催:大阪大学法学部 国際公共政策研究科)に、高校3年生の大澤蒼樹くんと島田雄気くんのチームが応募し、予選のレポート審査を突破、4月13日(土)・14日(日)に大阪大学で行われた本選の口頭発表会に参加しました。

当コンファレンスは、阪大国際公共政策研究科の学生が運営する、SGH校の高校生を対象とした国際問題に関する研究発表会で、5回目となる今年度は、全国から17校・22チームが本選に参加しました。

コンファレンス・テーマは「国際的な問題の分析とその解決策」で、「環境」「人権」「経済・政策」「教育・平等・国際的活動」の4つの分科会に分かれます。

大澤くん、島田くんは、「経済・政策」の分科会で「メディカルツーリズムの充実で、フィリピンの医師海外流出を抑えることはできるか」について論じ、22チームのうち優秀な発表である5組に選ばれ、2日目、最終発表の場に進みました。
発表の後には、審査にあたる大学教授や大学院学生からするどい質問がなされましたが、二人はよどむことなく答えることができました。自分たちで設定した研究テーマに真摯に向き合い、準備を進めた成果が出せたのだと思います。

残念ながら受賞は逃しましたが、今回の発表の経験は2人にとって刺激となったようです。
島田くんは、「熱心な同年代の高校生との交流は、自身の将来のビジョンをより豊かにすることができた。そして、今回の研究で得た経験や知見は、将来さまざまな場面で味方してくれると思う。それらは、『賞』以上に価値のあることだと確信している」と感想を述べていました。

左から島田くん、大澤くん

左から島田くん、大澤くん

最終発表の様子

最終発表の様子

 
立教新座中学校・高等学校公式SNS
本校の日々の様子を紹介する記事や写真を掲載しています。
ぜひ、ご覧ください。
■Instagram
@rikkyoniiza
■Facebook
@rikkyoniiza

高校2年生の生物の授業。
植物群落の調査方法の「区画法」の実践ということで学内の植物を調べました。

IMG_0248

IMG_0250

 
立教新座中学校・高等学校公式SNS
本校の日々の様子を紹介する記事や写真を掲載しています。
ぜひ、ご覧ください。
■Instagram
@rikkyoniiza
■Facebook
@rikkyoniiza

中庭の八重桜「フゲンゾウ」がこんもりと咲きました。
撮影日の4月16日は暖かく、窓を開けている中学生の教室からは授業の声が聞こえていました。

IMG_4148

 
立教新座中学校・高等学校公式SNS
本校の日々の様子を紹介する記事や写真を掲載しています。
ぜひ、ご覧ください。
■Instagram
@rikkyoniiza
■Facebook
@rikkyoniiza

3月26日(火)に芝浦工業大学で行われた「第36回化学クラブ研究発表会」(日本化学会関東支部、後援:文部科学省)に、理科部(中学)、化学部(高校)の生徒それぞれ3名、計6名が参加し、この1年をかけて研究した成果を発表しました。

そのうち、安田大介くん(現・高1)の発表「熱化学方程式を用いたテルミット反応の反応熱の求め方」が、銅賞を受賞しました。

この発表会は、日本化学会関東支部内(東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬・新潟・山梨の各都県)の中学校・高等学校の化学クラブまたは理科クラブの生徒が、化学に関する興味深い実験、観察結果、研究成果などを発表するもので、今年度は口頭発表29組、ポスター発表37組が参加しました。
高校生が多く参加する中で、当時中学3年生の安田くんの銅賞受賞はとても素晴らしい結果です。

今回の銅賞を受けて、安田くんのコメント
「私は立教新座中学校の理科部という部活で三年間理科の実験や研究、調査に打ち込んできました。今回の研究では銅賞は取ったものの反省点はまだまだたくさんあります。また、研究をサポートしてくれた根岸虎太郎くん、顧問の齊藤太郎先生やアドバイスをくださった助手の方々、先生の方々に感謝します。ありがとうございました。これからも理科の勉強に励んでいきたいです。」

左端が安田くん

左端が安田くん

発表用パワーポイント資料

発表資料の一部


 
立教新座中学校・高等学校公式SNS
本校の日々の様子を紹介する記事や写真を掲載しています。
ぜひ、ご覧ください。
■Instagram
@rikkyoniiza
■Facebook
@rikkyoniiza

4月9日(火)、高校野球部が、アメリカンスクール・インジャパン(The American School in Japan/東京・調布市)と練習試合を行いました。

日本の部活とは異なる雰囲気で試合に臨むASIJチームを相手に、本校の生徒たちは普段と違う状況を楽しんでいるようでした。

ASIJと本校は、アメリカンフットボール部やサッカー部、バスケットボール部、ジャズ研究会、生物部などの部活動を通して、長年交流を続けており、生徒たちにとって好きなことを通した国際交流ができる、貴重な機会となっています。

IMG_4102

IMG_4120

IMG_4111

 
立教新座中学校・高等学校公式SNS
本校の日々の様子を紹介する記事や写真を掲載しています。
ぜひ、ご覧ください。
■Instagram
@rikkyoniiza
■Facebook
@rikkyoniiza

ページ
TOP