



12月11日、第2学期終業礼拝がありました。高校3年生は日本での受験のため来学期は戻って来ないので、この日が立教最後の日でした。
担任の先生からの式辞を聞きながらこれまでの立教生活を一人一人が思い返していました。まだ卒業式でもないのに、この日がここでの生活の最後の日だと思うと自然に目頭も熱くなってきます。
担任の小川先生は趣味のキノコ採りや釣りの話から始めて、3年間のいろいろな出来事や苦労話、生徒たちの成長の様子をゆっくりと語りかけるように話して下さいました。
そして最後はこれから受験に向けてラストスパートに臨む生徒たちに温かい激励の言葉。
「大丈夫、君たちならきっとできる。」何度も何度もそう繰り返して励ましてらっしゃったのが印象的でした。
式後の昼食はランチョン。
キッチンの方々が腕に縒りをかけて作って下さった最後の豪華ディナーでした。
仲間とテーブルを囲み、長いようであっと言う間だった学校生活を振り返り、後輩達と写真を撮り合い、先生方と別れを惜しみ、最後のダイニングホールでのひと時は、それぞれ思い思いに満喫していたようです。
空港へ向かうコーチの出発は2時45分。
多くの高校3年生がこのコーチに乗り込むため、30分も前からコーチの周りには人だかりができていました。
しばらくは会えない仲間との最後の別れ ー 握手をかわしたり抱き合ったり、大泣きしたり励まし合ったりとちょっとしたドラマのワンシーンのようでした。
最近は世界中どこにいても気軽にメールで連絡がとれるので昔ほど湿っぽい別れ方ではなくなりましたが、それでもしばらくはお互いに会えないのかと思うとちょっと胸の奥がグッとくる、そんな第2学期の最終日の様子をこちらのギャラリーでご覧下さい。