朝の礼拝後に高校2年生の図書委員長より「おすすめ文庫」のアナウンスがありました。

 

現在学校の図書館には2万冊以上の日本の蔵書がありますが、文字離れが進む昨今、なんとかより多くの人たちに本を読んでもらおうと高校2年生の図書委員を中心に企画されたのがこの「おすすめ文庫」。

昨年の1学期から毎週1度開かれる委員会で少しずつ準備を進めてきました。

最近皆が興味を持っているような本を調べたり、夏に日本に一時帰国される先生方に頼んで新しい本を買ってきて頂く手筈を整えたりと下準備に1学期間を要し、第2学期は本の整理やラベル貼り、ラミネートで保護カバーを付けたり、貸し出しノートを作ったりと地道な作業が続きました。

そして3学期になり、昨日最終打ち合わせをした後、何とか貸し出しを開始することが出来るようになったわけです。

 

設置場所は教員室の入口ホール。

特に「おすすめ」の本だけを厳選して皆がよく通る場所に置くように工夫しました。

放課後になるとさっそく「おすすめ文庫」の書棚の周りには人だかりが出来始め、先ずは順調な滑り出し。

1年間かけて企画/準備した「おすすめ文庫」が何とか現実のものとなって、図書委員一同ホッと胸を撫で下ろし大満足の様子でした。

 

  

 

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