
ブレイク初日の2月5日。
茶道部は『春のお茶会』と題して、校内の茶会を催しました。
1月中旬の開催を企画しましたが、新学期早々から週末は対外試合で忙しく、なかなかよい機会がありませんでした。
2月3日はちょうど節分。
4日は立春で、暦の上では春が始まります。
すでに構内の芝生には小さな水仙の芽が顔を出し、スノードロップの花もひらいて、春らしさが感じられます。
こうして『~春を迎えて~』と題して先生方もお招きし、内々の茶会を開催することにしました。
進行は全て部長を中心とする生徒が企画しました。
茶席は1席めが裏千家の平点前。
2席めが表千家の略盆点前。
3席めは茶道部員の勉強会も兼ね、顧問の先生が亭主となり、丸卓を使った裏千家の薄茶点前でお茶をいただきました。
お菓子は上品な最中と干菓子。
最中は、昨年度退任された社会の先生がご好意で日本から送って下さったもので、干菓子も在校生の保護者などからのご好意です。
立春を迎えてちょっとあたたかい一日でしたが、風が強く、時折びょうびょうと風の声が響く中、釜の煮える音を聴きながら静かな時を過ごしました。
自由時間を過ごす生徒たちも茶会の様子を見学に来て、お菓子とお茶を振舞われました。