
2月の下旬に毎年、中1以下の生徒は力を合わせてひな人形の飾り付けを行います。
1年に1度の行事であるため、ちょっと埃のかぶった箱からおひな様や三人官女など一つ一つ丁寧に出していきました。
その時、事件が。
7段15人飾りのひな人形を飾るための見本がない。
そこで、生徒はまず自分たちの力で飾り付けをすることに。
「お雛様はこっちで、弓を持っている人はこの辺りかなー。」などと自分たちの記憶をたどりながら次々に置いていきます。
なんとか先生方の助けも借りて、飾り付けが終わったひな人形。
このひな人形は卒業生の保護者の方が寄付して下さった貴重なもので、毎年卒業式まで片付けずにチャペルに飾られ、戻って来ることのできない卒業生の代わりに卒業式に出席します。
今年の卒業式も無事に終わり、あたたかく卒業生を見送っていきました。