
イギリス人先生との特別ディナーの日を迎えると、そろそろ帰宅だなぁ、という気分になる学期末恒例のランチ。
この日は朝から快晴!日差しはすっかり春めいているのに、最近はなぜか連日の低気温。
でもスペシャルディナーのテーブルがセットされた食堂には暖かな日の光が眩しいくらいに注ぎ、白いテーブルクロスの上に飾られた水仙の花がもうすぐそこまで来ている「春」を演出していました。
今学期の覇者は中学部3年生の面々。
日本の高校入学試験を受けるため帰国していた仲間がいない状態でもしっかりとECの授業に取り組み、見事全校で一番のクレジット獲得率を達成しました。
イギリス人による週4時間のこの英会話授業では、積極的に授業に取り組んだ生徒たちに、その証しとして毎週クレジットが渡されます。
学期末にそれを集計し、平均獲得枚数が1番のクラスが、このスペシャルディナーをイギリス人の先生方と一緒にとることになっています。
「またあのクラスだ。」「なんでいつも…?」
こんな声が昼食前のダイニングホールで呟かれていましたが、その担任の先生に「何でですかね?」と伺ったところ、「特別なことは何もしていませんよ。ただね、イギリス人の授業の時にも、絶対にあとに引いちゃ駄目だ、といつも言っています。」とのこと。
特に現地校から来た生徒が多い訳でもないこのクラス、やはりクレジット獲得の秘訣は「積極性」なのかも知れません。
他のテーブルとはちょっと違うお洒落なテーブルセッティング、特別なデザート、そして6人のイギリス人の先生とのたっぷり1時間の英会話付きディナーは、期末テストを終えてゆったりとした気分になっていた生徒たちにはぴったりのご褒美でした。