Christmas Shoeboxは、主にキリスト教のチャリティー活動で世界的に行われているもので、クリスマスの1日に、靴を買った空き箱に細々としたものを詰め、貧しい生活を送っている人々にささやかなプレゼントを贈ろうというものです。立教英国学院では、4年前から地元Cranleigh村の活動に合流して、ルーマニアのある町の人々に贈っています。

今年は中2の有志メンバーで行いました。Christmas Shoeboxは、靴を買った空き箱に、鉛筆やペン、消しゴム、ノートなどの文房具や、石けん、ハンドクリーム、歯ブラシなどの日常生活用品などを細々と詰めます。高価なものではなく、日常で必要な物を入れるのが大切です。購入のためにお金を出す必要がありますが、今回は、ショッピングやアウティングなどでもらったお小遣いの余りでまかないました。自分が使うはずだったお金の一部を、集めて回すのです。

タグを外して、きれいに詰めます。「どうしたら、開けたとき嬉しいかな?」と思って、ああだこうだと考えながら、何度も詰め直し。クリスマス・カードを丁寧に書いて、次はラッピングだと思っていると、箱のフタの裏に、ルーマニア語で「クリスマスおめでとう!」と絵を描き始めました。「あ、そうだ。折り紙いれよう。」ちょっと前に折った折り紙も一番上に飾られました。…ふうん、4年学校でやっているけど、毎年、子供たちが考えるアイディアは様々だなあ、面白い、と思わず思ったほどです。

受け取ったルーマニアの子供たちは、喜んでくれているといいな。受け取ってくれた文房具を使って、勉強したり絵を描いたりしてくれているかな。同じ空の下で、子供たちが笑って暮らしてくれているといいなぁと心から願っています。image shoebox01[1]

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