5日目からはロンドンへ移動し、ロンドン大学の寮に滞在しました。
毎日UCLのキャンパスへ赴き、UCLに所属する先生たちのレクチャーと生徒たちのグループワークが行われました。
6日目にはオックスフォード近郊のHarwell Science and Innovation Campusに移動し、サイエンスパーク内で働く博士や研究者の方達からのレクチャーを受けました。
8日目にはUCLのキャンパスツアーも行われ、総まとめの発表も英語で行われました。
9日目と10日目はロンドンとウィンザーの観光が行われ、閉会式で無事プログラムも終了しました。
サイエンスと英語づけの毎日でしたが、ぜひこの経験で得られたものを探究活動や自身の将来に活かして欲しいです!
以下、参加した生徒の感想です。
このプログラムで最も楽しかった期間だったと思う。ただ楽しかっただけでなく学びがとても多かった。立教やケンブリッジにいたときよりも更に友人と過ごす時間が増え、話したり、遊んだりする機会も増えた。このプログラムはただ将来のために視野を広げたり、知識を取り入れるだけでないということに気づけた。それだけではなく、立教では当たり前になっていた周りにいる友人の大切さにも気づくことができた。Day8のパーティーでは意外なことに自分が場を盛り上げていた。カラオケではRikkyoFesでの経験が役に立った。このプログラムではコンフォートゾーンから出るいい機会であり、自分の持つポテンシャルを最大限に引き出すことができたと思う。
UCL JAPAN Challengeの3日目からはケンブリッジへ。
ケンブリッジを観光したのち、各班でケム川へのパンティングを行いました。また夜にはCorpus Christi Collegeでフォーマルディナーに参加しました。
4日目はケンブリッジの大学教授陣によるレクチャーを受講しました。
ワクチンやAIなどサイエンスに特化した内容で、生徒たちからも多くの質問が出ていました。
また、夜にはUCLに通う学生や、ケンブリッジの研究者の方と交流会も行われ、生徒たちにとって実りのある滞在となりました。
以下、参加した生徒の感想です。
ケンブリッジ観光ではスタッフやボランティアの方からケンブリッジの興味深い豆知識を聞いた。大学での講義はとても難しく理解するのがとても大変だった。しかし、教授やボランティアの方々と個人的に進路や研究分野について話すのはとても楽しかった。将来の自分の進路について改めて考えるきっかけになった。参考になるかはわからないが、知らない情報を取り入れるいい機会になった。
UCL-Japan Youth Challengeは2015年に開始した日本と英国の高校生を対象としたサマースクールプログラムで、立教英国学院もホスト校の1校です。
毎年夏、日英の高校生が様々な教育活動とイベントを通して文化交流することを主な目的とし、世界を先導するロンドン大学UCL(University College London、ユニバーシティー・カレッジ・ロンドン)とケンブリッジ大学で開催されます。
UCL JAPAN Challengeのスタートは立教英国学院から!参加者が立教英国学院に宿泊し3日間を共に過ごしました。
立教英国学院ではアイスブレークとして英語で学校紹介、スポーツアクティビティなどが行われました。
以下、参加した生徒の感想です。
今回のプログラムの難所の一つを突破した気がする。今回立教英国学院からの唯一の参加者だったのもあり、仲間を作るのに苦労した。ほとんどの参加者が顔馴染みとつるんでいたため、食事や空き時間の過ごし方が重要だと感じた。男子とは13人程でUNOで遊んだり、お互いの学校の雰囲気だったり共通するものについて話した。アイスブレイクではあまり話すことが出来なかった。主催側として動いていた際に参加者だけでなく、他校の先生方やボランティアの方々と話す機会が多く、とても学びが多かった。
今年はケンブリッジ大学の世界トップクラスの研究施設と教授陣の指導のもと、大学レベルの研究を実施し、成果をカンファレンス形式で発表しました。
1学期末のOxfordプログラムが催されました。その研修報告を以下のご紹介します。
高校1年生の作文です。
オックスフォード研修プログラムを通して
私はこのオックスフォード研修プログラムに参加して、英語がどこまで通じるかだったり、同じ高1男子がいない中、うまく先輩方と接することができるのかだったり、授業についていけるかだったり不安も多かったが、実際は、そうした不安を吹き飛ばすほどに充実しており、多くのことを学ぶことができた。
まず最も印象的だったのは、現地の先生による英語の授業である。授業では、国際的な社会問題がテーマとして扱われた。英語力がない私にとって、英語で自分の考えを伝えることは簡単ではなかったが、先生方はは、言葉の正確さよりも、真剣に話そうとする姿勢を尊重してくれた。そのことが、自分から積極的に発言しようとする勇気になった。授業以外にも、現地の文化や人との関わりを深めるアクティビティが多く用意されていた。
2日目に行ったパンティングでは、長い竿を使ってボートを川の上で操作するという、イギリスならではの体験をした。操作は思った以上に難しく、まっすぐ進むだけでもひと苦労だったが、先輩たちと笑い合いながら何度も挑戦して、先輩方との会話も増え、距離が縮まっていった。また、クレイジーゴルフでは、遊びながら話したりして、ルールや順番を決めながら楽しい時間を過ごした。成績よりも楽しむことが大事だという空気であり、落ち着いてプレーすることができた。
他にも、4日目のディスコの時間は最初かなり緊張したが、音楽に合わせて皆が自由に体を動かす様子を見て、私も少しずつ恥ずかしさを忘れていった。英語がうまく話せなくても理解してくれる人も多く、とても自分にとって楽しい時間になった。
その後、最終日にオックスフォード大学の構内にある「クライストチャーチ」を訪れた。この場所は、とても歴史がある建物であるが、「ハリー・ポッター」のロケ地としても知られている。特に大食堂のホールは、ホグワーツ魔法学校の食堂のモデルになったと言われており、とても感動した。
この研修で私がいちばん感じたのは、話そうと思う気持ちの大切さだった。本物のイギリスの場で授業を受けるのは初めてで、正直とても緊張した。先生が英語で質問をしてきたとき、頭の中では何となく答えが浮かんでいるのに、それをどう英語で言えばいいのかがわからず、手を挙げる勇気が出なかった。ほかの生徒が積極的に発言する姿を見て、少しあせりも感じた。でも、授業の中でしだいに気づいたのは、みんなが完璧に話しているわけではないということだった。文法が間違っていたり、途中で言い直したりしても、先生はそれを責めたりせず、むしろよく話してくれたということを褒めていた。それがとても安心できて、自分から話そうと思うことができた。ある授業で、自分の考えを述べる場面があった。自分の持っている英語力で短い言葉で自分の意見を伝えたとき、周りがちゃんとうなずいてくれて、「伝わった」という手ごたえを感じた。この授業で、言葉そのものよりも、伝えようとする気持ちが大事なのだと実感した。
この経験から私は多くのことを学ぶことができた。このことを活かしてこれからの学校生活を頑張っていきたい。
1学期末のOxfordプログラムが催されました。その研修報告を以下のご紹介します。
高校1年生の作文です。
研修で学べたカルチャーギャップ
前には、オックスフォードジュニアプログラムには1回行った事があったのですが、このプログラムの参加は初めてでした。最初はどんな雰囲気なのか、どんな授業があるのか、少し不安もありましたが、楽しみでもありました。
プログラムが始まってからは毎日充実していて、あっという間に1週間が過ぎた気がします。今回のプログラムで特に印象に残った授業の内容は、グループ別で行った劇の発表です。これは、グループに分かれてみんなでオックスフォードに関することで、自分たちでストーリーを考えて、台本などを作り、他のグループの前で発表するものでした。午前中の授業で劇をやることを言われ、午後に発表するというハードなスケジュールで大変でした。まず、元とする台本を何にするかを考えるところから始まり、大まかなストーリーをそれが決まったらどうやってオックスフォードに関連させるのかを考えました。オックスフォードに関連付けるのがなかなか難しくて、苦戦しました。もちろんすべて英語で行わければならないので、セリフがうまく言えないこともありましたが、みんなで協力して、本番では言えるようになりました。ほかのグループもグループによって個性が出ていて、アイデアが面白かったです。このプログラム中の授業では、普段の授業とは違い、実際に街へ出かけて観察したり、プレゼンテーションや劇などで発表したりすることが多く、体験すること、がメインで日本とは違うところだと感じました。食事は、3食寮の近くにある食堂で食べることができました。メニューは毎回違い、イギリスならではの食事や、選べるサラダバーや、フルーツ、デザートなどがありました。放課後には、オックスフォードの街に出て、ショッピングを楽しんだり、町並みを見たりしました。オックスフォードには2,3回行ったことがあったので、見たことがあるものが多かったけれど、初めて通る道や新しく見つけたお店が多くありました。また、歴史ある建物、小さな本屋やカフェ、公園などがあり、どれも魅力的で、写真を撮ったり街の雰囲気を感じることができました。街の人の雰囲気は、みんな個性的で、カラフルな色の服だったり、ファッションも周りの人の目線を気にせずに自分が着たいものを着ていて、その点においてはとてもいいなと思いました。
このプログラムを通して学んだことは、英語の単語を覚える、などではなく、英語を何かで伝えることのほうが大切だということです。もちろん、英語を学ぶことは大事だと思いますが、その学んだことをどうやってアウトプットするのかがあまり普段できていなかったんだと気づくことができました。普段、授業では自分の気持ちなどを考えることが少なくても問題はなかったのに対して、今回の授業では自分の気持ちを持たないと何も意見が出せず、面白くありませんでした。途中からは自分の意見を持ち、みんなに言うことで、会話に参加できるようになりました。今回のプログラムで英語力だけでなく、みんなとのコミュニケーション力や自身が少しついたのではないかと思います。この経験を今後の授業や生活に活かしていけたらと思います。
1学期末のOxfordプログラムが催されました。その研修報告を以下のご紹介します。
高校2年生の作文です。
オックスフォード研修を終えて
私はこのオックスフォード研修は三回目だったが、学びと体験の両面で非常に充実した一週間を過ごすことができた。世界的に有名な街であるオックスフォードの雰囲気を再確認しながら、その街や国の文化の理解をより深める貴重な機会となった。今回も英語力のなさから出てくる不安があったが、振り返ってみると、それが愚かだったなと思えるほど、毎日が刺激に満ちていた。
まず、まちを散策して、クライストチャーチのまだ見ぬ美しさに気付いた。クライストチャーチは映画「ハリー・ポッター」の舞台にもなった場所で、その食堂では、そこでフォーマルディナーを今から始められるほど装飾が美しく、その空間にいるだけで背筋が伸びた。また、初めてナビを英語にして聞いていたがまだわからないことだらけだった。
授業では、Mr.Johnによる建築、文学、文化芸術を学んだ。英語での授業はいつも立教英国学院で行っているECの応用版のようなもので聞き取りや理解に苦労する部分もあったがその分、内容を深く考えながら、「なんとなく」で済まさないで聞く週間が身についた。特に印象に残っているのはイギリス文学だ。物語をみんなで朗読したとき、自分の中で物語が映像化されてどういった問題にも答えられるような、そんな状態になった。
また、今回の研修では人とのつながりをもつことができた。日々の生活の中で、友達や先輩、硬派との交流が自然のように生まれた。パンティングでは後輩の船も一緒に漕いだことにより、いつもはあまり話さない後輩と話すことができた。夜にはインターナショナルディスコに行った。最初は本当に恥ずかしくて、「誰が踊るんだこれ」と思っていたが、だんだん恥を捨てられるようになっていって日頃の恥ずかしさを捨ててみんなではしゃぐことができた。英語力の有無が問われず、心から世界の人と一体になれる瞬間で、とても楽しい経験になった。
もちろん、英語力の面では特にスピーキングの力が伸びたと感じている。一回、まちがいを恐れずにとりあえず頭の中で考えたことを話してみた瞬間、いつもよりとても流暢に英語を話せている気がした。「正しいか」を気にするより、「伝えようとする姿勢」が大切なのは何回も聞いてきたことだが、実感したのはこれが初めてだった。
この一週間で得たのは、英語力や知識だけでなないと思う。異文化に触れて自分の世界の広さを実感し多くの人とのつながりを感じられたことが、何よりも大きな財産だと思っている。今後、この経験を活かして自分に自信を持って行動できるようになりたい。そして後悔がないように、精一杯努力していきたい。
1学期末のOxfordプログラムが催されました。その研修報告を以下のご紹介します。
高校2年生の作文です。
オックスフォード研修を終えて
私にとって今回のオックスフォード研修は、去年に引き続き2回目の参加となりました。去年とは、違う目線、視点でオックスフォードについて深く知ることができたと思います。前回は、初めての経験が多く、時間の流れるままに受動的に過ごした1週間でしたが、今回は、より積極的に授業や放課後のアクティビティといった様々なプログラムに参加できたと思います。
授業では、オックスフォードに因んだ題材を用いて、外に出て実際に自分たちの目で見て学んだり、グループでディスカッションやプレゼンテーションをしたりしました。毎日何かしらの発表や先生に意見を求められることは初めは怖く感じましたが、ジョン先生の優しいサポートやペアのお陰で臆することなく、楽しく学ぶことができました。特に、建築の授業で様々な年代の建築物が混在するオックスフォードの魅力を活かしながら、ペアで外に出てクイズに答える授業がとても楽しかったです。クイズに答えているうちにオックスフォードの立地やクラシック様式、ゴシック様式、ネオクラシック様式などの建築様式をより身近に感じることができて、有意義な無時間を過ごすことができました。カレッジによっても、建物の造りが絶妙に違う部分もあり、大変興味深かったです。私達が1週間滞在していたジーザスカレッジは、他のカレッジと比較するとオックスフォードの街の中心部にあり、カレッジ内はひっそりとした空間でした。ジーザスカレッジのドミトリーの造りは、ソファーやバスルームなどのあるコモンスペースを二人でシェアし、寝室は個々に分かれていました。食堂の中は、このカレッジと関わりがある偉人や著名人の絵画が至る所に飾られていて、落ち着きがある空間でした。放課後のアクティビティの中には、前回と同様にパンティングや室内で遊べるクレイジーゴルフがありました。また、今回のアクティビティで一番印象に残ったことは、オックスフォード研修4日目のInternational Discoです。このアクティビティは、今回が初めてだったこともあり、新鮮な体験ができました。Discoには、私達のようにサマープログラムでオックスフォードに滞在している人が集まっていて、世界中からオックスフォードに来て学びに来ている人の多さに改めて気づかされました。また、オックスフォードの街には、日本食も含め、多様な国のレストランやお店が立ち並んでおり、イギリスの他国文化を尊重し、受け入れてきた背景を読み取ることができました。
このオックスフォード研修は、私にとって大変実りの多い経験になりました。単純に英語で何かを学び、発言する機会になっただけでなく、友達や他学年、海外の方々との交流を通して、人との繋がりを再認識することができた貴重な滅多にない経験ができました。この経験を普段の生活や国際交流の場に活かしたいと思います。1週間、ありがとうございました。
1学期末のOxfordプログラムが催されました。その研修報告を以下のご紹介します。
高校3年生の作文です。
初めてのオックスフォード
私は今回、初めてオックスフォードの夏のプログラムに参加しました。このような大学研修に参加すること自体初めてだったので、はじめは授業についていけるのか、自分の英語力でやっていけるのかという不安がありました。しかし、実際参加して、授業を受けていく中で、自分ができる範囲で自分の考えを誰かに伝える努力をすることができ、自分の中で英語の能力を向上させる良い機会になったと思います。正直、自分の言葉で誰かになにかを伝えることは、日本語でもあまり得意ではないので、どうしたらうまく簡潔な英語で相手に話すことができるかということを意識しながら取り組むことができたと思います。その中でも、特に苦戦したのがプレゼンテーションの授業でした。今回は3回程度のプレゼンを行ったのですが、立教でのプレゼン準備とは異なり、準備時間が1時間程度だったことから、普段の学校の課題で取り組むような準備時間を確保することが出来ませんでした。なので、発表に間に合うか不安でしたが、この一週間を通して、早い段階で発表できる形に仕上げることができるようになったと思います。学校生活において、こんなように自分の意見を素早くまとめる力をより高めていきたいです。
その他にも、授業中に自分から英語で発言しようという意識を持つことが出来ました。普段の授業に比べて、発言する場面が多かったので、自分が思いついたことを単語だけでも言ってみようという意識を持ちながら、授業に取り組むことが出来たと思います。授業中わからない単語があっても、そのままにしておくことなく、自分で調べてたり、先生に質問するなどして、自分から積極的に授業に参加することが出来たと思います。けれど、ここで同時に、自分の英語力の低さを知ることにもつながったと思います。思っていたより先生の話していることが理解出来なかったり、知らない単語が多くて、自分の英語の実力の低さを実感する1週間になってしまい、自信をなくしてしまうこともありました。しかしそれをそのままにすることなく、自分の苦手な部分や、初めて知ることを知り、自分の新たな知識として身に付けられるように努力することが出来たと思います。
また、英語以外でも、オックスフォードを訪れるのは、今回が初めてだったので、建物や歴史的な作品などにも驚くことがとても多かった印象です。授業内でも学んだ、ゴシック様式についてや、建物の歴史について深く知り、実際の街に出て、建物を見ることが出来たのも貴重な経験になったと思います。特に印象に残っているのはハリー・ポッターのロケ地を巡り、実際の映画でのシーンと照らし合わせながら観光することが出来たので、映画の世界に入り込んだような雰囲気を味わうことが出来ました。他にも、日本にいるだけでは経験できない、ゴルフやインターナショナルディスコなどの様々なアクティビティを行うことや、自分たちだけでオックスフォードの街を散策して、お買い物をしたりすることも新鮮な経験だったので、高校生活のとても良い思い出になったと思います。
今回、様々な部分で自分なりにより良い方向に成長できる良いプログラムだったと一週間を通して強く感じることが出来ました。
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