8月2日(木) 開催の海外子女教育振興財団主催学校説明会に本校も参加致します。

12:00 – 16:00 海外子女教育振興財団主催学校説明会
(東京都台東区花川戸2丁目6−5 都立産業貿易センター台東館)

本校に関心のある方はぜひご参加ください。
その他、学校説明会・進学フェア等についての詳細はこちらをご覧下さい。

ある日曜日の午後、クッキング部みんなで集まりシフォンケーキを作った。1学期、最初で最後の女子クッキング部の活動である。女子クッキング部の活動は少なく、基本的に学期に一回ほどである。参加、不参加も、部員の都合によって自由で、今回は10名ほどが集まった。午後の2時から本館のキッチンに集合し、準備をして調理に取り掛かり、だいたい4時半過ぎには活動を終了した。私たちはチョコバナナシフォンケーキを作った。材料などは前もって、顧問の先生に用意して頂いていた。ココアや、数種類の紅茶も用意していただいたので、ケーキを焼く間の待ち時間にみんなでおしゃべりをしながらティータイムを楽しんだ。

実は、今回焼きあがったケーキを別のお皿に移すときに失敗をして、形が崩れたが、味はバナナとチョコレートの相性が良く、最後にトッピングした生クリームとマッチしていて、私はとても美味しかったと思う。ケーキを食べ終えたあとも、しばらくみんなで先生が用意してくださった紅茶を楽しんでいた。クッキング部はどの学年も一緒に参加して、一緒に作るのだが、上下関係は厳しくはなく、役割も上手に分担していた。先輩も後輩も気兼ねなく会話していて、みんな楽しそうに見えた。

一学期にほぼ一度しかないこのささやかな活動は、様々なことが限られている寮生活という空間において、私たちの楽しみであり、小さなイベントとして非常に意味を持っていると思う。正直、あまり学校内で存在感があるわけではないが、女子クッキング部は部員にとって、立教生活での楽しみの一つで、気の安らぐ場所である。これからも少しずつ活動していこうと思う。

今回の春休みを終えて、私は高校1年生から2年生へと進級した。私には6歳下の弟がいる。弟は小学4年生から5年生になった。
4月に入ると弟の学校ではクラス替えが発表される。発表される前に弟は「小学校で最後のクラス替えだから楽しみ」と言っていた。「小学校で最後」という言葉に私は驚きを覚えた。弟が小学校に入学したときに私も同じく中学校に入学した。もうあれから4年が経とうとしているなんて私には信じられなかったのだ。ということは、弟はあと2年で小学校を卒業し中学生となる。私も高校を卒業して大学生となる。時が過ぎるのが早いなぁと心から感じた。
あれから丸4年が経った。私はこの4年間で何を学び身に付け成長したのだろうか。考えてみた。
中学生のとき私は小学生の私と比べて、周りの友達に自分の意見を言えるようになった。また、人をまとめる立場にもなって成長できたと思う。
高校生になって1年。私はどんなところが成長したのだろう。私は普通の公立中学校からここイギリスにある高校に進学した。ここで担任の先生がおっしゃった言葉を思い出した。
「君たちは普通の高校に通っていれば家族と一緒に暮らせた。しかし遠いイギリスで1年の半分以上過ごすこの学校選んだ。何かを選ぶと言う事は、何かを失うということ。だからこそ、ここで学び得たものを形として残すことが必要。」
この言葉通り、資格等で形として残していこうと思う。

たくさんの新入生を迎えて始まった2018年度第1学期、様々な行事と何気ない日常の繰り返しを通して150名を超すまた新しい大家族が出来上がりました。

最後の難関、「期末テスト」が終わると最終週はイベントの連続。午前4時半起きのウィンブルドンテニス観戦に始まり、生徒会主催「映画鑑賞会」、たくさんのお客様が訪れた学期末スクールコンサート、テスト答案返却授業や来学期のオープンデイ(文化祭)の話し合いなどが続き、気が付けば第1学期の終業礼拝を迎える日となっていました。
イギリスはここ数週間ほぼ毎日「晴れ」。汗ばむ程の陽気が続いていましたが、この日も朝から晴天に恵まれ、今学期最後まで元気に過ごしてきた子供たちにとっては大きなご褒美のようでした。

身近な新メンバーの活躍に驚かされた行事が今学期もまたたくさんありました。入学後まもなく行なわれた球技大会で新入生がいきなり大活躍をし、地元イギリス人の方々に日本文化を紹介するJapanese Eveningでは、新メンバーが何とか英語を駆使して頑張る姿がこの恒例のイベントにさえ新鮮な雰囲気を与えてくれました。そして学期末になってもその驚きは続きます。100名を超すお客様と200名近い児童生徒・先生方の前で2時間近くに渡って行われたスクールコンサートです。昨年のステージからさらに磨きをかけて演奏してくれたフルート奏者、受験勉強で忙しい中でも練習を絶やさず相変わらず美しい歌声で皆を魅了してくれた高校3年生のボーカリスト達、地元のフェスティバルで今学期も好成績を収めたサクソフォーン奏者やバイオリニスト、そしてギタリスト達… 新入生の中には日本のコンクールで優勝したことがあるピアニストがいて、その華麗な演奏もまた新たな「驚き」でした。
インターバルがあるとは言えかなりの時間に及ぶ演奏だったのですが、温かい拍手が最後まで絶えなかったのは、定番のショパンやヘンデル、ドビュッシーなどのクラッシック音楽からパイレーツ・オブ・カリビアンのテーマ曲やアバのダンシング・クィーンなどポピュラーミュージックまでカバーした巧みなプログラム構成のお陰でもありました。ステージをつかつかと横切り、何気なくピアノの前に座り、鍵盤にその指が触れた瞬間から夢のような世界に誘ってくれた「戦場のメリークリスマス」も圧巻でしたし、大トリのクワイヤーの面々が歌い上げてくれたレ・ミゼラブルの曲もしっかりと感動的なコンサートの締めくくりをしてくれました。

こんなに忙しい学期中、どこで彼らは練習をしているのだろう? 小さな時間を大切に使って大きな成果を見せてくれる子供たちにはいつも驚かされます。可能性無限大の彼ら彼女らが、それぞれの願いを短冊に書いて、生徒会が中庭に準備してくれた笹の葉にかけていました。第1学期終業礼拝は丁度七夕の日でもありました。

朝は4時半に起床! 前日は小・中学生は8時、高校3年生でも10時の就寝でした。

何か特別な、ワクワク感で始まった一日、そう、この日はイギリス伝統のウィンブルドン・テニス観戦に出かける日でした。
こんなに朝が早いのに、あたりはもうすっかり明るくなっていて、フィールドの向こうには澄み切った空気の中に絵に描かれたような綺麗なお日様が浮かんでいました。

午前6時過ぎ、ウィンブルドンに到着。会場の横に広がる大きなフィールドに長く長く続くQueue〈列〉に早速並びます。Queueカードという整理券が手渡されますが、今年は早いグループで4,000番台後半、立教生の最後尾の子たちは5,900番台。こんな時間に6,000人もの人が列を作って並んでいるというのは凄いものです。
5時間以上をこのフィールドの列の中で過ごすわけですが、お喋りをしたり、読書をしたり、観戦に備えて仮眠をとったり… 思い思いに過ごしながら、快晴の日差しと時折吹き抜ける気持ちのいい風を満喫していました。

会場に入ったのは正午過ぎ、まずは帰りの待ち合わせ場所を確認、そして班行動が始まります。早速お昼ご飯を食べに行くグループ、よい席を確保するためにすぐにお目当のコートに向かうグループ、芝の上でゆったりと寝そべって大スクリーンに映るセンターコートの試合観戦を始めるグループ… 小学生から高校3年生までの数十グループがウィンブルドンの人混みの中にあっと言う間に溶け込み、そこここから上がる歓声と拍手の中に消えて行きました。天気が良いばかりか、今日はウィンブルドン初日とあって、人の数も時間とともに増え続け、活気のある「ウィンブルドン」を実感できたのではないでしょうか。

一日中太陽の日を浴びてすっかり日焼けをした顔で中央大スクリーン前に皆が集合したのが午後5時半。4台のコーチに分乗して学校に戻ったのですが、最後の高校3年生のコーチが学校についたのは午後8時近くのことでした。
実は、この日はW杯日本対ベルギー戦が午後7時から始まっていましたが、ウィンブルドンから戻るや否や、留守番の先生方が食堂に用意して下さっていた大画面スクリーンで今度はサッカー観戦が始まりました。今日は特別に夕食を取りながらの観戦。丁度高校3年生が帰ってきて夕食を取り始めた頃に後半戦がスタート。いきなり日本が2本のゴールを連続で決めて、一挙に盛り上がりました。ウィンブルドン観戦のライブ感が続いていたのか、食堂の大画面の前で応援を始める子供達はとても楽しそうでした。意外な組み合わせのダブルヘッダーでしたが、期末試験も終了してリラックスした気分で「イギリスらしさ」を満喫できた一日でした。

いつからだろうか。こんなにも時間が過ぎていくのを早く感じ始めたのは。
大きなバスに身を委ね、いつの間にか眠っていた私の視界には目を覚ますと、あの一か月ぶりに見える大きな学校の門が映されていた。またいつもと変わらない景色を横目に、ぼうっとした頭を覚まそうとしていたその瞬間だった。
「お帰りなさい。1年ぶりだね。」
誰かが私に言ったのではない。かといってこの声が聞こえなかったわけでもない。私はこの声を確かに耳ではなく、目で感じたのだ。そう、私たちの進級のこの時期はいつも誰よりも早く祝ってくれる桜の木がそこに立っていた。
「H2-1」と貼られた紙に自分の名前を見つけた。急に迫ってきた高校2年生と言うものを私はすぐに納得することができずにいた。
しかし入学式を終え、見かけた新しいクラスのメンバー、後輩。そして赤いネクタイを身に付けている先輩。彼はキラキラしていてまるで小さなつぼみが一気に花を咲かせ、ひとつの大きな木となっているように私には思えた。
一緒にきれいに咲きたい。まだ小さなつぼみだとしてもいつかは絶対に咲くことができる。高校生活残り2年という短い時間を大切に、日々小さなことにいっぱい力を注ぎ、小さな事でも大きな意味があるものへと変えられるような存在になりたい。そして桜の木の中で大きな実を結ぶことが出来るよう、精一杯多くのことをこなし、高校2年生としての全力を尽くしたいと思った。
そしてまたこのシーズンがやってきたときに、大きな花を咲かせられるよう、あっという間に駆け抜けていってしまう時間を有意義に、今という瞬間、この1年を一生懸命に過ごしていこうと思う。

7月16日(月・祝)開催の朝日進学サポートフェアに本校も参加致します。

7月16日(月・祝)11:00 – 16:00

大阪 梅田スカイビルタワーウエスト10F(〒531-6023 大阪府大阪市北区大淀中1−1)

本校に関心のある方はぜひご参加ください。
その他、学校説明会・進学フェア等についての詳細はこちらをご覧下さい。

待ちに待った春休みのアイスランド旅行。まだ冬の寒さが残っているにもかかわらず、手袋を家に置いて飛行機に乗り込んでしまうくらいに浮かれていた。
手を氷点下を超える春の風にさらしながら最初に見たものは「グトルフォス」と呼ばれている滝だ。この滝の最大落差は約30メートル、幅は約70メートルもあり、アイスランド語で「黄金の滝」と名付けられている観光名所の1つだ。
滝と数百メートル離れた場所にいても聞こえてくる凄まじい水の落ちる音。いつも当たり前に飲んでいる水の音とは思えなかった。
次の目的地は、車での移動中に突如、自分の目に映り込んできた。映り込んできたのは水。だが、滝とは違い下から上。高さは目測20メートルほどに見えた。この「ゲイシール」と言う間欠泉は時々、100度もある熱湯を30メートルの高さまで持ち上げる。この様は力強く、観光名所のはずだけれど周りに人を近づかせない迫力があった。
観光後、宿に着く頃ときにはもう夜の10時を軽く過ぎていた。旅行の最後に目についたものはアイスランドの夜空に瞬くの星々だった。月明かりに照らされた春雪が星々のようにも見え、あまりにも幻想的な光景を目のあたりにして、その間に立ち尽くした。家族に声をかけられ我に返り、空いていた距離を縮めるため、走って宿に向かっていった。その時にはもう冷え切っていた体のことなど忘れていた。

立教に来てから4度目位のアウティング。今回もロンドンでした。イギリスという外国で、生徒達だけで歩き回るという状況に最初は戸惑いました。何よりも、危ない気がして「えっ、本当に班行動なの。大丈夫かなぁ。」という感じでした。しかし今はもうだいぶ慣れて楽しく歩けるようになりました。今回の班では、買い物だけではなく食事も行ったことのないお店に行きました。お昼ご飯は中華で海老雲呑麺や小籠包などを食べました。麺は想像していたものと違いましたがとても細くて美味しかったです。夜ご飯は韓国料理屋に入りました。みんなでいくつかの料理をシェアしました。ビビンバやチヂミやトッポギなどです。一番おいしかったのは名前は忘れてしまいましたが、手づかみで食べる甘辛い骨のついた鳥の料理です。もう一度食べたいです。是非また行きたいです。

ロンドンのピカデリーのあたりはもう何度目かなので道もなんとなくですが覚えてきました。歩いていて感じるのはやはり外国にいるのだという事と街並みが整っていて綺麗だということです。周りにいるのはいろんな国の人々で、聞こえてくるのは英語やそれ以外の言語で、ロンドンにいることを実感させられます。なんだか刺激を肌で感じている気がします。ロンドンは東京と違い町がまとまっていると思います。統一感があり東京より好きです。学校でのアウティングだけでなくお母さんと旅行で行きたいです。卒業した後もなんだかまた来るような気がしました。魅力のある街でうらやましいです。東京も統一感があれば良いのですが。

4月下旬から5月上旬にかけて、地元ホーシャムの町にあるCollyer’s Collegeと本校の生徒がスポーツ活動・文化活動を通して交流しました。まず4月に本校の生徒がCollyer’s Collegeを訪問、様々なスポーツを数時間に渡り一緒に楽しみました。続いて5月にはCollyer’s Collegeの生徒たちが本校を訪れ、日本文化の紹介したり食事を一緒にとるなどして密度の濃いひと時を過ごすことができました。

本校生徒がCollyer’s Collegeを訪問した時の様子が地方紙、West Sussex County Timesに掲載されましたのでこちらのリンクからご覧ください。

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