僕はこの球技大会でいろいろなことを思いました。

1つ目は好きなスポーツをやっていると辛いと思えるような練習でも楽しむことができたことです。練習を辛いと言っても何も成長がないので、自らを鍛えるための練習なのに成長できないのはやはり悲しいものなので、楽しんでやることができて良かったと思います。
2つ目は、スポーツは見ているよりやる方が圧倒的に面白いと言うことです。見ていても状況が、見るだけでわかるので面白いですが、やっていると当たった感覚、捕った感覚、自分がどれだけできるかが伝わってきて面白いです。
3つ目は楽しい事は続けたくなるということです。終わって考えてみるとこの1日が楽しくて、もう一度やりたいと思って、まだまだやりたい気分だし、その楽しい時間は一瞬で過ぎていったので、まだ続けたい気持ちです。

球技大会はハードで疲れる学校のイベントですが、それでも最後に残るのは本当に楽しかったと思う気持ちだと思います。そうでなければ学校に戻るのが楽しみだとは思いません。

自分の力不足で先輩に怒られたりもしましたが今回の球技大会も本当に楽しかったです。

5月11日、学期途中のリフレッシュ、そして勿論 “イギリス” 体験を目的に、全校でアウティングに出かけました。中学部はロンドンの真ん中を流れるテムズ川下りとグリニッジ天文台見学の二本立てでした。

この日のテムズ川は、数週間前の照りつけるような太陽の暑さも、その後の冬に逆戻りしたような寒さもなく、清々しい風と微かに霞む心地よい日差しで、小一時間のテムズ川パノラマ観光はなかなかのものでした。ロンドンが初めての新入生にはロンドン名所が次から次へと左右に流れていくアラカルト観光に、そして立教生活が長く何度もロンドンを訪れたことがある生徒にとっても、いつもと違う、川の上からの眺めはとても魅力的だったようです。
出航時間間際の乗船だった為メインデッキの座席は既に満員でしたが、手すりの近くに立ちながらの眺めは視界を遮るものもなくかえって感動的でした。ガイドブックやウェブサイトで下調べした建物が次から次へと目の前に現れてくるのを嬉しそうにカメラに収めていました。タワーブリッジの手前にある中間ピアに到着すると沢山の人たちが下船したので、目的地のグリニッジまではデッキチェアに腰掛けて残り30分のゆったりクルーズも満喫することが出来ました。

グリニッジ上陸?!の後は各班に分かれての昼食タイム。ロンドン初体験の中学部1年生グループはマクドナルドで早速英語を試すこととなりましたが、近くにいた先生の助けも一切借りずにしっかりと注文が出来ました。気のせいかいつもよりずっと美味しいハンバーガーだったようです。

腹ごしらえの後は丘登り。 ボートから見えたグリニッジ天文台のドームは小高い丘の上でしたが、そこまで皆でてくてくと歩きました。最後の急な上り坂はかなりのエクセサイズになりましたが、頂上に着いて振り返った時のパノラマ風景はそんな疲れをすっかり忘れさせてくれるくらい感動的でした。ここでまずクラス毎の記念撮影、そしてグリニッジ博物館に入場するとその広場に延びる意味ありげなラインにまたがって再び記念撮影をしました。 そう、ここはグリニッジ! 経度0度の子午線が、実に何気なくそこに横たわっているのでした。「イギリスなんだ、ここは…」改めて日本から遠いところにいることを実感した一瞬だったかも知れません。

様々な展示を館内で楽しんだ後、締めくくりはプラネタリウム。体がすっぽりと収まる心地いい椅子に座って真上の丸天井を眺めながら待っていると、しばらくして照明が徐々に落ちていき、あっという間に不思議な3D空間の中。丸天井は壮大な宇宙空間に早変わり、その神秘と謎に迫る大迫力の映像体験ができました。解説はもちろん全て英語で、内容もかなり濃かったのですが、「面白かったなぁ」とつぶやいていた中学校3年生男子のコメントが印象的でした。

この後は再びコーチに乗ってBluewaterという大きなショッピングモールに移動し、そこで約3時間、班ごとに分かれてショッピングと夕食を楽しみました。
学期後半に備えてたっぷりリフレッシュができたアウティングでした。

新学年最初の行事であった球技大会後、息つく間もなく次の行事、Japanese Eveningが開催されました。

地元の学校の児童生徒や近隣の方々を学校に招待して日本文化を様々な形で体験してもらう行事です。ホスト役はもちろん本校の児童生徒たち。この日のために球技大会が終わるやいなや企画決めやメンバーの割振り、そして練習や準備が始まりました。受験勉強で忙しい高校3年生を除く全校児童生徒で取り組むこの行事、剣道・茶道・書道はもとより、独楽や剣玉などの昔遊び、福笑いや箸の使い方、ソロバン紹介や盆踊り、日本語講座に至るまで思いつく限りの「日本」を紹介します。オープニングでは地域交流委員会の面々が、流暢な英語で日本文化についてのプレゼンテーションをしました。今年のプレゼンテーションテーマは、顔文字、カップラーメン、What’s going on in Japan、の3本立て。原稿を棒読みするのではなく、「伝えたい!」という気持ちで語り、お客様の笑いを取ることもしばしば… 現地校出身の生徒ばかりではなく、日本のカリキュラムだけで英語を磨いてきた生徒達も堂々と発表することが出来ました。
プレゼンテーションの後は、お客様たちを各ブースにご案内します。大きなホールのあちこちで日本の児童生徒とイギリス人の方々が笑顔で触れ合う姿がとても印象的でした。この4月に入学したばかりの新入生たちももちろん大活躍。「英語で話す」ことに緊張する様子が全く見られないのが不思議なくらいでした。
このJapanese Eveningを行い始めてからもう既に10年を越えますが、その中で先輩から後輩へと伝えられていくものは、日本文化の内容だけではなく、伝え方、伝える気持ち、話す楽しさ、触れ合う喜びなのでしょう。

「あっ、先生、あの紫の服を着た人! この前のフィールドワークでチラシを渡した人だよ!」
嬉しそうに教えてくれたのは中学校1年生の男子生徒でした。習ったばかりの英語を試すために一週間ほど前に近くのクランレーという村に行き、道行く人に声をかけながら片言の英語でJapanese Eveningの紹介をしてチラシを配っていたのでした。「今日チラシを渡した人が来てくれたらいいですね。」と生徒達に言ったことが、今、本当に目の前で起こっていたのでした。
このような小さな感動が積み重なって大きな力になる、そうやってイギリスを理解し、「英語を使う」ことを覚えていく…
日本では絶対にできない体験をまた一つ経験した子供たち… これからの本校での生活・勉強に、更によい刺激となることを願っています。

「花なんていつ見たって同じだろう。」と私はブルーベル見学に行く前に思っていた。けれど見学中、友達と話しながら歩いて笑い、歌うと、ふと「あ、実は楽しんでいたんだ。」と気づかされた。前に行った時とは違う場所にブルーベルが咲いていて、違う人と楽しみ、知らなかったものと出会う。それは、初めて歩いた道だったり、新しく入学した同級生の意外な一面など。私はたくさんのことを知った。

中庭に並んで森に向かう。その時から私たちのテンションは上がっていた。いつもより話が盛り上がる。だが森に入ってしばらくたつと私は話さなくなった。いや、話したかったけれど話せなくなったのだ。なぜなら、森の地面はとてもやわらかく沼みたいで、話そうとして前を向けば足が汚れるからだ。汚れるのは嫌だったが硬い地面を歩くより少し柔らかい方がスリルがあっていいと思う。そんなことを考えていたらいつも写真を撮る場所についていた。そこで初めて中一全員で写真を撮った。私はその日一番の笑顔を作った。

私が行く前に「花なんていつ見ても同じだろう」と思ったのは、きっと見学に行きたくない言い訳をしたかったからだと思う。でも仕方なく行くと、楽しくてあっという間に時間が過ぎた。今年のブルーベルは昨年よりも多く咲いていた。

私がこの学校に入学する前の試験で「あなたがこの学校を希望した理由はなんですか。」と聞かれました。私は、「たくさんの自然に触れたいからです。」と答えました。この学校には、たくさんの自然と触れ合えるチャンスが多くて、野生の動物も見ることができます。

この学校を知ったのは、お父さんから勧められたのがきっかけで、ホームページを見たときに、今回行った『ブルーベル見学』が出てきて、その写真を見て、とても感動して私もここに行きたいと思って入試を受けました。

今回、ここの学校に行きたかった本当の理由を、自分の目で見ることができてとても感動しました。紫色の花が目の前いっぱいに広がる光景は、写真よりずっときれいでした。足場は、前日の夜の雨のせいで少し歩きにくかったけど、花の道を通っている気分で気持ちが良かったです。

ブルーベルの花は、「メアリと魔女の花」というジブリの映画に出てくる花のモデルになった花で、実物を見て、自分が映画の主人公のような気持ちになりました。
今回のブルーベル見学は、この学校に行きたかった理由でもあるので、とても楽しかったのと嬉しかったので良い思い出になりました。

「ピッピッピー」

ノートを渡して最後の球技大会が終わった。
僕はサッカーのキャプテンとしてこの2週間、中学3年生から高校3年生までを指揮した。
僕たちのチームは高校3年生が3人だけでとても不安だった。さらに初心者が2人もいて合計10人しかいなかった。だが、練習を積むごとにスキルアップしていき、仲も良くなった。気がつけば1人も欠かせないチームになっていた。そのこともあり、午前に2対1、午後3対1と2勝することができた。勝った瞬間とてつもなく嬉しそうな顔をしているチームメートがいて、幸せだった。チーム一丸となって勝った試合だった。
後輩も弱音を吐かずよくここまでついてきてくれたと思う。そして僕を支えてくれた高校3年生の2人に一番感謝している。この2人は何かあると相談に乗ってくれ、アドバイスをくれた。苦しい時も自分のために無理をしてくれて嬉しかった。
球技大会を通して最高の仲間を発見できた。ハッピーエンドで終われたのはみんなのおかげだ。学級委員ではなくサッカーのキャプテンとして学年関係なしの、いつもと少し異なった大役は楽しかった。明日から皆と練習できなくなるのは悲しいが、この2週間は僕の宝物だ。

立教生活最後の球技大会が始まった。1週間頑張ってきた成果を見せつけてやる。そんな私たちの気持ちに応えるように、空がカラッと晴れた。言い忘れていたが、私は女子ソフトボールのピンクチームの一員だ。

男子ソフトボールチームのメンバーには自分たちの練習時間を削ってまでバッティングや趣味の練習に付き合ってもらったという恩がある。そのため、球技大会の競技種目が始まってから真っ先に男子ソフトボールの試合の応援に行った。思いっきりお腹の底から声を出して声援を送った。そこで盛り上がった私たちの気分は、自分たちの試合を非常に良い方向へと進めた。途中から男子ソフトボールメンバーの応援が加わり、完全に波に乗ったピンク女子ソフトボールチームは12点差で午前の試合の勝利をつかんだ。
とても気持ちよく終わった午前の試合。午後もその調子で圧勝できるかと思いきや、人生はそんなに甘くなかった。相手が先攻だったのが悪かったのかもしれない。最初からバンバン打たれてしまうと、やはり気持ちが萎えてしまう。だんだんみんなの顔から表情も消えていった。ダメだ、諦めたら絶対にダメだ。後で後悔する。私は「声出してー!」とみんなに大声で叫んだ。他の高校3年生のメンバーもそれぞれ空に向かって叫んだ。よしその調子だ。開いていた点差が一気にぐんと縮んだ。勝利がはっきりと見えた。そして、見えただけでなく、私たちはそれをしっかりこの手に収めた。
高校生活最後の球技大会は、最高の形で勝った。私はこの日の記憶を胸に刻んで、決して忘れはしない。

球技大会から3日後の4月24日(火)は午後ブレイクの日です。

入学礼拝後から2週間、勉強、運動と駆け足でやってきましたが、束の間の休息。

午後は皆で見頃を迎えたブルーベルを見学に、学校裏の森まで散策に行ってきました。
予報では雨が降ることになっていましたが、なんとか持ちこたえ、気温は暑すぎず、お散歩日和でした。

散策はクラスごとにまとまった列となって進んでいきます。校長先生のすぐ後を元気よく駆け足のように進んでいく小学生たちを見ると、この冒険を楽しんでいる様子がうかがえます。中学生たちは枝を持ったり、花を摘んだりしていて、高校生たちはのんびり談笑しながら歩いて行く様子で、それぞれが楽しみながら進んでいきました。

ブルーベルは、森に入ってすぐのところから、一面に咲いていました。
紫がかった青がとても美しく、その中を歩くとまるで幻想の世界の中にいるようです。

出発から30分後にたどり着いた折り返し地点には、例年通りたくさんのブルーベルが咲いていました。
クラスごとに集合写真を撮りました。新入生にとっては初めてのクラス写真、上級生にとっては、思い出のクラス写真です。

ブルーベルを見るために、この時期に卒業生が訪れることがあります。
きっと彼らの中には、この美しい光景と一緒に、ともに日々を過ごした友人たちとの思い出がいつまでも残っていて、それを懐かしく思うのでしょう。
この日のブルーベルが、今の児童生徒たちにとっても、心の中でいつまでも美しくあり続けてくれることを祈っています。

4月21日に球技大会がありました。私にとって初めての球技大会で最初はドキドキしたり、ワクワクしたりしていました。
球技大会が始まると、1番最初にペア競技の借り人競争がありました。私のお題は、「変顔がすごい人」でした。条件に合う人を探しているとピンクチームの大キャプテンがいたので、大キャプテンを連れて行きました。すると、ゴールのところで本当かどうか検証するために、大キャプテンが変顔をさせられました。申し訳ないなと思いつつ、変顔で面白かったので笑ってしまいました。
次に、台風の目をやりました。私は、一番はじっこで、一番多く走るので他のみんなに迷惑がかからないように頑張って走りました。結果は負けてしまったけれど、みんなで楽しく競技に取り組むことができたのでうれしかったです。
借り人競争と台風の目が終わると次はいよいよ私の参加するドッチボールです。ドッチボールは、球技大会の前から練習を重ねていたので、持っている力を全て出せるようにと思いました。黄色チームはボールを投げるスピードがすごく速い人がいるので、当たらないようにがんばりました。結局は当たってしまったけれど、何人か当てることができたのでうれしかったです。午前の部では、負けてしまいましたが、午後の部は勝ち、引き分けにすることができたのでよかったです。
また、競技ではありませんが、自分のTシャツに他の人からコメントをもらうのも楽しかったです。部屋の人や同じチームの人にコメントを書いてもらえたのでうれしかったです。
初めての球技大会は、楽しいことがたくさんあった球技大会になりました。

「ゴールが人間のバスケットボール」1回目ではこんなイメージしかなかった競技が、こんなにも難しくて深いとは驚きだった。私は球技大会の前、正直言って不安だった。うまくできるだろうか、足手まといにならないだろうか。でも練習が始まってそんなことを考える暇はなくなった。みんなとにかく必死に練習した。

しかし初めての練習試合、自分の実力を実感した。結果は散々だったのだ。その時強く「勝ちたい」と思った。その気持ちは先輩たちも一緒で、その日から私たちはもっと厳しい練習を重ねた。
そして本番当日、みんなで円陣を組んでやる気を奮い立たせた。勝てる、勝てる、勝てると自分の中で念じてパスやカットをした。試合と試合の合間にも練習をした。
その練習の途中、1人の先輩が指を怪我してしまい、次の試合に別の先輩が入った。その先輩は、競技が違うのにもかかわらず、代役を快く引き受けてくれた。試合中、私がパスカットできなかった時、アドバイスをしてくれたり、大きな声を出してチームを盛り上げてくれたり、本当に憧れの先輩だ。
試合結果としては負けてしまったが、この球技大会は私にとってとても充実した時間になった。また、応援合戦では練習の時にみんなあまり声が出ていなかったのが、本番は大きな声で歌っていてとても嬉しかった。
来年の球技大会は、今年よりも活躍してMVPを取ることができるように頑張りたいと思う。

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