20171114-1この夏、僕は新たな挑戦に足を踏み込んだ。それは、ケンブリッジカレッジのサイエンスワークショップに参加したことだ。僕は、キイロショウジョウバエの体細胞分裂について研究した。最初は、「楽しそう!」「この機会を逃がしたら、もったいない!」という前向きな気持ちだった。だが、始まる日が近づくにつれ、英語での研究に焦りを感じてきた。僕は日常会話がやっと形になってきたというところなのに、本当に大丈夫なのか、といった思いが頭の中で爆発していた。

想像通りだった。いや、想像以上だったかもしれない。専門用語が多すぎた。唯一の救いはゆっくり話してくれてる先生が1人、2人いてくれたことだ。もちろん、僕らのことはお構いなしに話す先生がほとんどだ。最初はとにかく専門用語を覚えて、聞き取ることが精一杯だった。立ったまま、約3時間ほどのあまり理解できない話を聞いた。最初の約3時間は「辛い。」の一言だった。
だが、辛いことばかりではなかった。光学顕微鏡、電子顕微鏡、ハエの瓶だけが並んでいる部屋などなど、今まで見たこともないようなものを見れたことはもちろん、それを使って実験までさせてもらった。その時は英語の悩みから開放され、視覚での作業だったからなのか、心の底から興奮していた覚えがある。後半からは先生が言ってることも大体わかるようになった。その頃には話を聞いてるだけで面白いと感じていた。先生の話をよく聞けるようになってからは、ぼんやりと理解していたハエの脳のことなどがより鮮明に理解することができ、まるで一つ一つのパーツが先生の話で「カチッ」っと、はまるような感覚で驚きと同時に嬉しさを感じることが多々あった。

英語だろうが日本語だろうが研究の難しさは変わらない。僕はケンブリッジでそう感じた。確かに、英語の分、周りから少し遅れをとる。しかし、それは決して埋められない遅れではないと思うからだ。僕は実際、英国人の子と授業の話をする、先生にもう一度質問をする、それでもわからない所は日本語で調べる、それだけでその遅れを埋められたからだ。今回に限ったことではなく、イギリスにいて何度も教えてもらっていることだが、他国語を喋る人と喋る時も、共に勉強する時も、共にサッカーなどで遊ぶ時も、研究する時も、伝えようという意志を持ち、失敗をおそれなければ、英語というものは怖くない。と、改めて感じさせられた。

夏休みに入ってすぐの7月12日、日本より東北地方の高校生(宮城県立古川黎明高校・福島県立磐城高校・福島県立福島高校)と立教池袋高校からの生徒たちを迎えて、2017 Cambridge UK-Japan Young Scientist Workshopがスタートしました。

7月12日から16日までは立教英国学院をホスト校として、セブンシスターズ、ギルフォード、ロンドンなどに観光に出かけました。セブンシスターズでは地層について学び、海辺でピクニックをしました。ロンドンではロイヤルソサエティ(王立協会)や植物や生物の分類をしたカール・フォン・リンネのリンネ学会を訪問しました。理系の生徒たちにとっては貴重な学びの機会となりました。

16日の午後からは会場をケンブリッジに移し、イギリスの高校生と合流してYoung Scientist Workshopが本格的にスタートしました。生徒たちは4つの研究グループ、2つのディスカッショングループ、もしくはScience Communicationを目的としたラジオ番組を制作するグループのいずれかに分かれ、1週間の密度の濃い学びの時を過ごしました。7つのグループは以下の通りです。

① 化学部:虹の研究
② 遺伝子工学部:ショウジョウバエの研究
③ 工学部:ジェットエンジンの研究
④ 地球温暖化やエネルギー問題、健康について考えるディスカッショングループ
⑤ 放射能問題と環境について考えるディスカッショングループ
⑥ アースサイエンス学部:化石や岩から気候変動をたどる研究グループ
⑦ サイエンスをわかりやすく伝える方法を考えるラジオ制作グループ

プロジェクトチームごとの研究の合間には、日本文化(書道や歌舞伎)の紹介や、参加校それぞれによる学校紹介、イギリスの生徒たちによる交流ゲームなど、多くの時間を一緒に過ごして、とてもよいフレンドシップを得ることもできました。

ワークショップ最終日の21日には、1週間の研究の成果を共有する4時間に渡るプレゼンテーションが行われました。基本は英語、時折日本語も交えながらバイリンガルでの研究発表の場となりました。最初は英語でのコミュニケーションに戸惑いのあった生徒たちも、この日は堂々と発表していました。プレゼンテーションに続いては、Cambridge Clare Collegeでの盛大なディナーパーティーが行われました。この場で一人一人が名前を呼ばれ、ワークショップの修了証を手にしました。

ケンブリッジという歴史ある、かつ最先端の研究を行っている大学で学べたことは、参加した生徒ひとりひとりにとって本当に貴重な学びの機会であり、特別な時間だったことと思います。
今回の体験が、夢を大きく育み、世界に羽ばたく第一歩となればと思います。

立教の一大イベントであるオープンデイが終わって1週間、例年より暖かかった陽気も少し冬らしくなり、折しもウィンタータイムに切り替わった日曜日の午後、軽音楽部のコンサートが開かれました。

オープンデイの執行学年が高校2年生であったのと同様、このコンサートを仕切るのも高校2年生です。夏休み中に練習してきたとはいえ、2学期が始まってからはひたすらオープンデイ準備に打ち込んできた彼らにとっては、少々ハードなスケジュールにも思えました。しかし、オープンデイ直後からしっかり気持ちを切り替えて行った連日の猛練習、そしていざコンサートの日となると、どこからともなく湧いてくる不思議なエネルギー、この2つで見事にコンサートの雰囲気を盛り上げてくれたのがその高校2年生でした。
勿論、高校1年生バンドがそれをしっかりと支え、更に、今回が初ステージとなる中学3年生バンドも初々しくデビュー。予想以上に聞き応えのある演奏で立派にアシストしてくれました。
例年は毎学期開かれるコンサートですが、今年は日程の都合で1学期のコンサートが開かれず、4月からの新入生達にとってはこれが初の軽音楽部コンサート。小学生から高校生まで沢山の人たちが聞きに来てくれて、コンサートは大いに盛り上がることになりました。

思えば、今年の高校2年生バンドもデビューは中学3年生の時。それまではずっと高校生だけが出演した軽音楽部のコンサートだったので、その時の彼らのデビューはかなり新鮮なものでした。それから早2年の月日が経ち、新しいメンバーが加わり、演奏技術も磨かれ、容姿もすっかり逞しくなった彼ら。いつのまにか昔のことを忘れていましたが、ふと気が付けばこの日の最後の曲は中3デビュー時の古参メンバーによる演奏でした。思わず当時のまだあどけない彼らの姿を思い出し、その成長ぶりに改めて感動したコンサートでもありました。

10月22日(日)、年に一度の行事、オープンデイが行われました。
オープンデイとは、文字通り、学校を開く1日という意味です。10時から16時まで、学校が開放され、地元の皆さんを含む多くのお客様が訪れます。立教英国学院や日本のことを知ってもらう重要な機会であるとともに、立教生が保護者の皆様や友達とともに楽しい時間を過ごす、文化祭としての一面も持っています。

今年度のオープンデイでは、「Stimulate Your Imagination」のスローガンのもと、以下のラインナップの催しがありました。

各クラスによるテーマ展示企画
楽器や歌の演奏会
茶道・剣道の日本文化紹介
ダンスを中心とするパフォーマンスと演劇の公演
ルービックキューブ、路上ライブ、EDM、マインクラフトの実演・展示
チャリティー企画、フラワーアレンジメント企画による小物販売のチャリティー
保護者の皆様との協力による模擬店、バザー

メインの催しとなる各クラスの展示企画は、この日のためにじっくりと時間をかけて準備してきたものです。テーマ設定の議論から始まり、模造紙に説明文を英語と日本語で書き、模型や背景を作成し、それらを組み合わせて自分たちの教室をアレンジしていきます。
児童生徒同士は、各クラスが何をするのか、互いに秘密にしています。当日をより楽しむための彼らなりの約束事のようです。
今年のクラス企画は下記のテーマで展示されました

小学生「ハリーポッターと忍者」
中学1年生「電車」
中学2年生「未来技術」
中学3年生「マリオ」
高校1年生「日本の昔話」「ジブリ」
高校2年生「刑務所」「日本の高校生」

どのクラスも特徴ある展示をしてくれました。各教室に入るごとに違った世界を味わえる、オープンデイの醍醐味です。地元のイギリスの方々に、とても面白かったよ、と褒められているシーンも見られました。

フリープロジェクトは、昨年より大幅にラインナップを増やしています。
パフォーマンス企画、演劇企画の見事な演技や、EDM企画、ルービックキューブ企画などお客様を巻き込んだ実演など、楽しみが盛りだくさんでした。

子供たちにとっての楽しみは模擬店です。和菓子や菓子パン、焼き鳥など、普段は食べられないものをこれでもかと買い込み、おいしそうに食べていました。その模擬店を仕切るのは高校3年生。受験勉強まっただ中ですが、この日だけは彼らも特別です。法被を着て煙をかぶりながら一生懸命焼き鳥を焼いている姿が印象的でした。

午後はクラシックコンサートがありました。お客様には落ち着いた雰囲気と良質な音楽を楽しんでもらい、16時にオープンデイは終了しました。

お客様と児童生徒たち、保護者の皆様、誰もが笑顔の1日となりました。

児童生徒たちにとっての楽しみはこの後も続きます。それは2日間にわたる後夜祭と閉会式です。日中はお客様対応で精一杯だった児童生徒が、クラス企画やフリープロジェクトをゆっくりと観ることのできる時間です。

終わってみればあっという間、でも、だからこそのよさにあふれたのオープンデイでした。

オープンデイ準備期間が始まりました。2学期の授業は小休止となり、22日のオープンデイに向けて、企画を完成させるための1週間です。

10月13日午後、オープンデイの各クラス企画を束ねる展示本部員の号令に合わせ、一斉に教室が模様替えされました。各教室から机やいすが運び出され、必要な数のロッカーや掲示板が搬入されます。すべてが完了するのにおよそ2時間。必要な数を間違いなく、手際よく運ぶために、展示本部員は何日もかけて作業表を作成していました。全校の児童生徒が協力しながら無事運び込みが完了し、展示本部長はほっとした様子でした。全体を指揮するのはとても難しいことですが、さすが高校2年生とあって、見事に統率していました。

続いて、体育館が作業場として開放されました。これは各企画の準備の中で展示物に塗装が必要なとき、その作業を行う場所を提供するためです。背景を塗るときは下書きが、模型に塗装をするにはできあがった模型そのものが必要なため、初日は児童生徒の利用は少ないのではないか、と思いきや、さっそく作業を始めるクラスがありました。塗装には時間がかかるので、この日に作業ができるよう、これまでの平日の放課後に準備してきたそうです。それを見守っている会計本部員は、体育館と塗料、そして様々な必要物品の管理を担当しています。本部長は、一生懸命な皆をサポートするのはとてもやりがいのあることだと言っていました。このような本部員の活躍がオープンデイを支えています。

クラスの作業の合間には、フリープロジェクトの活動時間もあります。フリープロジェクトは学年関係なく、同じ目的を持った有志が集まって行う企画です。剣道、茶道、パフォーマンス、劇、フラワーアレンジメント、チャリティーなど、毎年恒例の企画に加え、今年度はEDMやマインクラフト、ルービックキューブ、路上ライブなどの新企画も活動しており、過半数を超える児童生徒たちが何らかの企画に参加しています。フリープロジェクトの活動時間は1日1時間と決まっています。メンバーは時間を惜しんで真剣に活動しています。

立教英国学院のオープンデイは、たった1日のの開催です。その1日のために、どの児童生徒も一生懸命準備します。真剣だからこそ、活動を通じて彼らの絆が深まっていくのを感じます。ひとつの作品ができあがるごとに拍手する様子や、うまく行かない後輩に優しくアドバイスする先輩の様子がみられます。またアドバイスをしつつ、自分も作業に参加していく先生もいます。クラスメートどうしという横の関係だけでなく、縦の関係も深まり、立教全体が一体となってオープンデイに向かっていく様子には、毎年変わらぬ、立教ならではのよさがあります。

いよいよあと少しでオープンデイ本番です。立教生にとって、かけがえのない一日になることを願っています。

高校1年生はアウティングでケンブリッジに出かけました。直前のHRではケンブリッジについての予習をし、アウティングに向けての準備は万端です。待ちに待ったアウティングの当日、目的地まではコーチで約2時間半と長めのドライブです。ケンブリッジはすっかり秋の装いで、樹々は色づき、街路の落ち葉はかさかさと音を立て、少し肌寒さを感じるほどでした。生徒たちは長時間のドライブや寒さもよそに、とても元気な様子で秋のケンブリッジを闊歩していました。

グループ別に昼食を取ったあとは、ガイドの方の案内に従ってカレッジツアーに出かけます。ツアーはもちろん英語で行われます。生徒たちはガイドの方の説明に熱心に耳を傾けながら「ケンブリッジのカレッジの総数はいくつか?」「トリニティカレッジ出身で、重力を発見した有名人は?」といった質問にも英語で答え、またガイドの方に積極的に質問をする場面も見られました。キングスカレッジにあるチャペルのステンドグラスやルーベンスの絵の美しさ、ケム川のパンティングののどかな風景や街にある書店の趣などを味わいながら、予習の効果も十分に発揮された充実の1時間半となりました。

古きものと新しきものが融合したケンブリッジの街やキャンパスを楽しみ、アウティングの帰り道には「楽しかったね」「もう少しいたかったね」という声が聞かれます。帰りのコーチの中も遠足の興奮そのままに、学校に到着するまでにぎやかでした。そして、満足の1日を終えて帰ってきた子供たちは、早くも来学期のアウティングの話題で盛り上がっていました。

2学期のアウティング、高等部2年生はオックスフォードを訪れました。
オックスフォードは、多数のカレッジ、図書館、学術施設などからなるオックスフォード大学を中心とする歴史ある学園都市です。
大学の卒業生には、物理学で有名なホーキング博士をはじめ、メイ現英国首相にキャメロン前英国首相、人気俳優のヒュー・グラントや『不思議の国のアリス』を著したルイス・キャロル、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズを著したJ.R.R.トールキンなど、世界的な著名人が多くいます。
本校で英会話を教えているホップウッド先生もオックスフォード大学の出身で、訪問前に授業の中で生徒たちに大学にまつわる様々な話を教えてくれました。

現地に到着すると、歴史を感じさせる重厚なカレッジと、その間にショッピング街や飲食店などのお店が立ち並ぶ、街と大学が一体となった独特の風景が広がりました。まずは班行動で昼食。先輩や先生から訊いたおすすめポイントに向かいます。食べ歩きが好きな男子グループが向かったのはアジア料理の屋台が並ぶマーケットです。
あつあつの餃子や肉まんなどを楽しそうに食べ比べしていました。

お腹を満足させ、午後は現地のガイドさんにオックスフォード大学の中を案内していただきました。
学生寮、大聖堂や図書館などをめぐりながら、大学の歴史や、カリキュラム、学生生活の様子などを説明していただきました。

特に皆が興奮したのは、映画「ハリーポッター」のモデルにになったChrist Churchの食堂です。
ずらりと縦長に並んだテーブルに、火の付いたろうそく。壁一面には肖像画が飾られ、厳かな雰囲気を醸し出しています。
食堂にあるステンドグラスには、『不思議の国のアリス』のモデルとなった少女や、絵本に出てくるうさぎやハートの女王などのキャラクター、アインシュタインも描かれるなど、現実と空想が重なる不思議な場所でした。

見学中に、生徒の様子を横から見ると、ガイドの方の話をほとんど聞き取れているようでした。大半の生徒がガイドの方の質問に答えたり、反応したりしている姿を見て、昨年のケンブリッジのツアーよりも聞き取る力がつき、この1年間で、彼らの英語力はかなり進歩したのだな、と感心しました。

その後は自由時間。若者の街オックスフォードを十分満喫しました。
有名なクッキー屋に並んで大きなクッキーを何枚も買ったり、若者向けの服屋でウインドウショッピングを楽しんだり、イギリスで最も古いコーヒーショップでくつろぎながら談笑したりする生徒たち。日々忙しくしている立教生とはまたちがった、ごく普通の高校生の楽しむ様子を垣間見ることができました。
2度の集合時間をきちんと守り、オックスフォードを十分に満喫した私たちは、笑顔とともに帰路につきました。

次のイベントは学校の中心として頑張らなければならないオープンデイ。2年生は準備のために毎日忙しく過ごしています。今日は現実からしばし離れて、思い切り羽根を伸ばすことができました。

小学生の秋のアウティングの目的地は、世界遺産のストーンヘンジとハリーポッターの撮影場所としても有名なレイコック修道院です。そして1日の終わりは、学校近くの村まで戻ってパブレストランの豪華なディナーで締めくくりました。2学期も早一ヶ月が過ぎようとする頃、毎週末外出して「イギリス」を満喫していた小学生たちではありますが、丸一日コーチで南英を大移動したこの日の体験は更に刺激的だったようです。

「ワーッ、見てー、ストーンヘンジ!!」
学校から出発して2時間程経った頃、突然誰かがそう叫ぶと、皆の視線が一斉に右手前方に集まります。少し離れた小高い丘の上に、写真でよく見る、いくつもの大きな石が不思議なバランスで立っている光景がありました。子供たちの感動の声に反応してか、コーチはゆっくりと速度を下げ、窓越しに記念撮影が始まりました。が、それも束の間、コーチはどんどんその巨石群から離れ、気がつくと、まるで何事もなかったかのように再びイギリスの平和な田園風景が広がっていました…

「さ、そろそろ着きますからねー。用意を始めて下さーい!」
今日は、制服で出かけた上級生たちとは違って、小学生はカジュアルウェアに運動靴といういでたちです。そう、これからウォーキングの始まりです。さっき通り過ぎたストーンヘンジまで、数千年前の人々の気持ちになって丘の上をずっと歩いてあの巨石群に再びアプローチをするという計画です。アスファルトの道からフィールドを横切るフットパスに入り、いくつかのゲートを通り抜けて大きな牛たちが放牧されている牧草地まで来ると、遠くの方にさっき見たのとはまた趣の違うストーンヘンジが見えてきました。でも今度はそれが少しずつ近づいて来る面白さ! 牛の落し物を踏まないように注意しながら、時々鬼ごっこをしたり、小さな花を観察したり、色々な思いを巡らせて大きな大きな石の造形物に近づいて行きました。そして遂に辿りついたストーンヘンジ! コーチの車窓から見たのとはまた違った顔で、子供たちを迎えてくれたのでした。

本や映画で見たことのある「本物」に出会えたのはストーンヘンジだけではありません。その後に訪れたレイコック修道院でも「ハリーポッター」のシーンに使われたという「本物」をいくつも目の当たりにしました。そして締めくくりのパブレストランでも、映画に出て来るようなイギリス然としたお洒落な空間で「本物の英国」を体験することができました。

11月3日(金・祝)には名古屋、大阪で単独説明会を実施致します。

10:00 – 12:00 名古屋(名古屋会議室プライムセントラルタワー名古屋駅前店 )

15:00 – 17:00 大阪(梅田センタービル)
本校に関心のある方はぜひご参加ください。

その他、学校説明会・進学フェア等についての詳細はこちらをご覧下さい。

「ハロー!」
次は何と話そうか必死に考えながらホストファミリーと挨拶をかわしていました。今回のホームステイは私にとって初めてでした。ホームステイの手引きで色々注意することなどを見ていたけれど、正直、不安でしかたがなかったです。私があいさつをしたら、ホストファミリーは、にっこり笑ってあいさつを返してくれたので、私の心配事はふきとびました。ステイ先は、とても大きな家でした。マークさんとジェーンさんとデナーリーという大きな犬が住んでいました。
次の日からいろいろ活動をしました。動物園やボウリング、セブンシスターズにもまた行くことが出来ました。家では、パズルをしたり、フェアリーケーキやバタフライケーキを教えてもらったりしました。英語でコミュニケーションをとるために知っている言葉を使って伝えようとがんばりました。少しでも私の言ったことが伝わった時は喜びで心があたたかくなりました。ステイ中に、マークさんのお誕生日会がありました。たくさんの親せきの方が来ていました。イギリスの生活習慣を知ることができたし、本当に家族の一員になったようでうれしかったです。
お礼の気持ちをこめて、私は折り紙を折ってプレゼントしました。ジェーンさんが、
「ありがとう。これは大事に箱の中に入れておくからね。」
と言ってくれてほっとしました。
今回のホームステイでは、イギリスのいろいろな生活を体験できて楽しかったです。次回は、もっと英語でコミュニケーションをとれるようにしたいです。

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