2016opendayessaychn - 1 (1)「模造紙部門第1位は…(ダカダカダカダカダカダカダカダカ・・・ダン!)高等部1年 世界はこれをトイレと呼ぶんだぜ」
 これを聞いた時、とび上がって喜んで興奮がおさまらなかった。
 私は、OPEN DAYで模造紙班として活動した。字が汚く、サボりぐせのある私は、大きな仕事はもらえず、最初はひたすら雑用係として働いていた。それでも、その雑用は、「消しゴムかけ」という模造紙の仕上げである重要なものだったので本気で取り組んだ。そうこうしているうちに模造紙は全て完成し、色々な班をてんてんとしながら手伝ってOPEN DAY 当日になった。お客様が入場してくる前に1人でクラス展示を見て回った時は、まだなんだかやりきったという感覚がなかった。
 じょじょにテンションが上がってきたのはクラス展示の受付をしていたときだった。そこで、出て来た英国人の方が”Amazing!”と言ってくれた時だった。これならまだ「あるある」だと思ったが、よほど私たちのクラス展示を気に入ってもらえたのか、もう一度、見に来てくれたのだ。これには私もうれしくなってしまった。
 そしてOPEN DAY は無事終了し、翌日、表彰式があった。そこでは「模造紙部門第1位」の他にもう1つ、感極まった賞があった。それは、「お客様賞第1位」だった。これは、来てくださったお客様の投票で決まる賞だ。OPEN DAYは、ただの自己満足ではなく、お客様のためにやるものだと思っているのでとてもうれしかった。
 来年のOPEN DAY、完全優勝を目指して頑張りたい。
(高等部1年生 男子)
h12016t2outingmtmtessay「日本人の方ですか?」
突然、流暢な日本語でそう話しかけられた。私は自分が立っている場所を思い返した。
イギリス、ケンブリッジ、マーケットの近くのサブウェイの目の前。私は咄嗟のできごとに困惑し、頭の回転が止まった。
かろうじて
「えっ?」
という声を発することができた。すると彼女はもう一度、流暢な日本語で、
「日本人の方ですか?」
と聞いてきた。戸惑いつつも、
「はい、そうですが…。」
と答えると、彼女は満面の笑みで、
「私、イギリスで日本人の人と会えて感動しています!」
と言った。
私はまだ戸惑っていたが、そう言われると少し嬉しくなり、
「日本語、とてもお上図ですね。」
と返した。すると彼女は、彼女がつい最近までずっと日本に住んでいたことなどを話してくれた。彼女は自分のことと二人の友人のことについて少しばかり話してくれた後、私たちに質問した。
「日本から修学旅行で来たんですか?」
私は、自分が立教英国学院の生徒であること、アウティングについての説明をした。さらに少し話して別れたが、その後で、偶然にも二人の先生方にお会いしたのでこの出来事を伝えると、二人とも口を揃えて
「なぜ連絡先を聞かなかった」
と仰られた。
1人の方からはそういった反応があるとは思ったが、もう1人の方からも言われるとは思いもしなかったので話を聞いたところ、
「何事にも積極的に動くことが人生において大切だよ」
と言われた。
このアウティングを通して人生について問われるとは思っていなかったので、驚いたが、良い経験となったのでこれからの人生に活かしたいと思う。
(高等部1年生 男子)
OLYMPUS DIGITAL CAMERAあー、もう最後のアウティングだ、そう誰かの呟き声が耳に入ってきた。私は耳を疑った。正直まだ信じることができなかった。「最後」という言葉が引っかかったのだ。1年前から覚悟はしていた。これから行うすべての行事がもう「最後」なのだと。オープンデイのクラス企画、合唱コンクール、球技大会… 一つ一つ終わっていった。だがアウティングだけは、行く場所が違うにしろ、毎学期あった。そんなアウティングももう今日で最後、そう考えるとなんだか急に涙がこみ上げてきた。
アウティング当日。私たちはロンドン・アイ、大英博物館、ミュージカル、ショッピング、たくさんの事を全力で楽しんだ。特にロンドン・アイは私の中で特別な思い出となった。大英博物館やミュージカルは何度も見た事があった。だがロンドン・アイはいつも外から見るだけで終わっていて、ロンドンに住んでいるのに乗ったことがなかった。クラス皆で乗ったこの思い出はかけがえのないものとなった。
帰りのバスの中でふと周りを見渡した。笑いあっている人、話している人、寝ている人、そんな皆の姿が目に映る。3年間あっという間だったな、ただそう思った。通ったことのない丘を越え、たくさんの不安や期待を抱えて校門をくぐった日がついこの間のように感じる。だが、とても早く感じたけれど、思い出をよく思い返してみると、一つ一つがすごく濃いもので、楽しい事ばかりではなかった。辛い事ももちろんあった。そんなたくさんのことを得て、何回りも成長した3年間だったと思う。
もう行事はほとんど終わってしまったけれど、毎日共に生活する仲間、先生方がいるこの貴重な環境での生活を悔いなく過ごしていきたい。
(高等部3年生 女子)
10月23日(日)秋晴れの中、オープンデーが行われました。今年は例年に比べ2週間早い日程での開催になったので、準備の時間も短くなりました。無事にこの日を迎えられるのかという不安と焦りに見舞われる生徒もちらほら見られましたが、最後の最後まで粘ってこだわって、何とか準備完了!今年のオープンデーのテーマは「Inspire」です。
オープンデーは、立教英国学院を皆様に知ってもらうための日です。保護者の方や兄弟姉妹はもとより、地域の方々、ホストファミリーになってくださった方々、交換留学で知り合った友達、そのまたお友達や家族・・・と、本当にたくさんのお客様にご来場いただき、500名を越す大盛況となりました。
生徒は、クラスごとにテーマに沿って展示発表を行います。今年は以下のようなテーマで発表がありました。
小学生「Enjoy! Tea Time」
日本茶、紅茶、ウーロン茶はみな同じ茶葉から作られるというのをご存知ですか?お茶の葉の作り方や、おいしいお茶の入れ方など丁寧に調べて紹介しました。実際にお茶を急須で入れて、試飲もしてもらいました。そのお茶のおいしいことといったら!!安らぎのひと時を提供してくれました。
中学部1年「空に描く夢」
アニメに登場する飛行機や、実際の飛行機の種類の紹介、紙飛行機をうまく作って遠くまで飛ばす実験など、いろいろな角度から飛行機について紹介しました。日本で始めての飛行機設計は江戸時代。鎖国中とはいえ、海外の動き・発明にも実は敏感であったことが伺えました。自分で折った紙飛行機で的を狙うコーナーも、とても楽しんでいただけたようでした。
中学部2年「ガリガリ君」
日本で人気のアイス、ガリガリ君。特に若者から多くの支持を得ています。キャラクターについてや、これまで発売されてきた味・種類、どこでどのように製造されているかなど、初めて知る内容に「そうだったんだ!」の連続でした。
中学部3年「ポケモン 魂(ソウル)」
世界中で大人気のポケットモンスターについて調べました。人の背丈よりも大きな模型を二体製作し、インパクト大でした! 生徒投票で今年度の総合優勝を獲得しました。
高等部1年「世界はこれをトイレと呼ぶんだぜ」
生活に必要不可欠なのに、決して主役にはなれないトイレについて、まじめに考え発表しました。トイレ事情によって、歴史や文化も浮き彫りになります。「江戸時代の人が洋式トイレを始めて見たらどうやって使うだろうか」「トイレについていたら嬉しい機能」など、ユーモアも交えた興味深い発表でした。総合3位を獲得しました。

高等部2年「NIPPON GO」
伏見稲荷大社、夏の花火、雷門とお祭りの夜の再現の3つのブースで日本について紹介しました。情報の授業で勉強したLED回路を利用した花火の製作や、遠近法を利用して背景と模型で表現された千本鳥居、本物そっくりのチョコバナナの食品サンプルなど、細部にこだわりの詰まった発表でした。今年度の総合2位を獲得しました。
高等部3年生は、食堂や焼き鳥、から揚げ、和菓子・パン売り場、バザーに福引といった各ブースでお客様をもてなしました。看板をデザインしたり、ダンスや扮装で盛り上げたりと、お客様に喜んでいただこうとする意気込みは、さすが高3でした。
また、スクールコンサートや、クラスでの展示とは別に、学年関係なく集まって活動する生徒会主催の企画もありました。企画では、剣道、パフォーマンス、茶道、琴、フラワーアレンジメント、チャリティー、演劇の7つの企画に分かれて教室展示や舞台発表、デモンストレーションを行いました。
どの展示、どの企画も、お客様へのご挨拶一つをとっても、大変熱のこもった、良いものに出来上がっていました。6月から準備をしてきたオープンデーも終了し、名残惜しい気持ちでいっぱいですが、クラス全員が泣いたり笑ったりしながら1つのことに打ち込むことができた経験は、生徒たちの大きな糧になったことでしょう。
2016年10月5日、水曜日。高校3年生にとって、最後のアウティングの日。今日ばかりは授業も毎日夜遅くまで行う自習もなく、少し羽をのばすことができる小休止の日なのだ。朝9時、バスに乗り込み、ロンドン・アイを目指す。少しの濁りもない水色のグラデーションがかかった空と真っ白な雲、スムーズな交通状況。なんだかすべてがこの日のために上手く歯車が回っているような順調さだった。
 ロンドン・アイとは1つのカプセルにクラス全員が丸ごと収まってしまう大観覧車である。頂上に着くころにはテムズ川やビッグベンなどを始めロンドンの街並みが一望できるのだ。バスは11時前に到着し、クラスごとにカプセルに乗り込んでいく。どんどん上昇する景色に興奮する声とカメラのシャッター音が溢れていった。生徒たちの弾むような会話と表情の動きが印象的だった。
 バスでピカデリーに移動してからは、班行動で昼食を食べ、その後全員で大英博物館を見学し、班での自由行動と夕食になる。19時の集合時には、手に手にお土産の入ったバッグやアイスクリーム、タピオカの入ったミルクティーなどを持ち、満足そうな表情が見られた。
 19時半からはアウティングのラストイベントであるミュージカルを観る。去年チケットを取ることのできなかったレ・ミゼラブルをとうとう観劇することができるのだ。席は1階の中央より少し後ろ側。小劇場ではその位置でもステージが十分近くに感じる。約3時間強の間、舞台に通る歌声と、迫力のある動きや舞台装置に魅了され、あっという間に時間は過ぎた。
 学校に着くころには12時を回っており、生徒達も流石に疲れを見せていたが、今日のこの1日は、これから立ち向かう受験へのエネルギーへと、そして得難い経験として生涯に残る記憶となって、彼らの中に積み重ねられていくのだろうと思う。
2016t2wsdrmpotg1朝起きて、見上げると真っ青に晴れた空。なんとラッキーな!アウティング日和です。小中学生の目的地はウィンザー城。うれしいなぁ、と思わず笑いがこぼれるほどよい天気です。
ロンドンの真西にある、”エリザベス女王の週末の城”に着くと、ちょうど10時半。11時の衛兵交代見学にちょうどいい時間です。ロンドンのバッキンガム宮殿に比べると小規模ですが、ここウィンザーでも見られます。時間が近づくと、街の通りの向こうから器楽隊の音楽が聞こえて来、衛兵たちが勇ましく行進してきました。キラキラした金糸の飾りのついた真紅の制服は、とてもキリッとしていて、姿勢もよく、肩で風を切るような衛兵たちの姿は格好よいものでした。
お昼まで時間がちょっとあるので、このあとに、有名なイートン校Eton Collegeへの散策に出発。実はウィンザー城から歩いて10分ほどです。石造りの美しいたたずまいのイートン校の建物の間に立っていると、お昼の時間なのか、イートンの制服をまとった学生たちがハウス(寮)に帰ってゆく姿が。今日二度目のラッキーです。白シャツに白タイを結び、長めの裾をひるがえした真っ黒なスーツ姿にじんわりと感動を覚えました。
お昼は班に分かれて、思い思いに。
先生に教えてもらった、タイ料理のバイキングのお店でおなか一杯食べた生徒もあれば、久しぶりのマクドナルドや、カフェのランチも楽しみました。
午後一番にウィンザー城内の見学に入りました。
事前に、『What is this? シリーズ』と題して、ウィンザー城の6枚の写真が、毎日少しずつ教室に貼られましたが、ウィンザー城では、「これは何だろう?」「これはどこにあるだろう?」と、実際に探したり、想像したりするしくみ。壁につくられた十字型の穴や、四角形に切り込まれた城壁のてすりの謎を予想したり、どう見ても彫像にしか見えない時計に首を傾げたり、ピーター・ブリューゲルの著名な絵画も、先生に説明してもらいました。予想外だったのは、濃い緑色のタンブラー探し。あ、あれだ!と見つけると、思わぬ大きさに度肝を抜かれてしまいました。写真で見ると、かわいらしいタンブラーだったのですけれど。
お城から出てくると、居住スペースの衛兵が午後の交代で行進してくるところに出会えました。本日三度目のラッキーです。真っ青な青空に、はちみつ色の宮殿。真っ赤な衛兵。くっきりとした風景が今でも心に焼き付いています。
夕方から近くのショッピングセンターにうつって、ショッピングと夕食を楽しみ、ゆっくりと学校に戻ってきました。4月に入学した生徒も、9月に入学した生徒も、お互いに助け合いつつ、買い物も注文も、生徒自身で出来るようになっていました。
オープンデイまであと2日となりました。
オープンデイは、学校を開放して地元の方や近隣の学校の生徒たちなど一般の方に楽しんでもらう催し。立教生たちは、間近になると毎年ビラ配りをしています。今年も地元の村々を各学年で担当して、オープンデイのビラを配ってきました。日曜日の村の教会の礼拝参加のときにもフライヤーを渡しています。
年齢の低い学年には大変そうに見えますが、おっと、そんなことはありません。
小学生は日曜日ごとに参加している村の礼拝で、一緒になった方々に丁寧にオープンデイを知らせるプリントを配ってきてくれています。先週末には、少ない人数で、2か所もの村をまわってたくさんお知らせを届けてくれました。
中学一年生も積極的に家々を回ってくれました。最初に、各家に配る心得を確認したとき、「おうちの方が出て来られたら?」「Hello!」「ビラを渡すときには…」「We have the Open Day. Please come!」「去る時の挨拶は?」「Bye」…いやはやビックリしました。英語のフィールドワークの勉強がちゃんと身についています。地元の村ですので、覚えていたホームステイ先のホストファミリーの家を訪ねていった強者もありました。
今年のオープンデイは10月23日(日)。
たくさんの方が訪れて下さることを心待ちにしています。
2016opdprp - 1今週は、2学期の折り返し地点、ハーフターム。勉強はいったんお休みとなる1週間ですが、立教ではこの1週間後にオープンデイ(文化祭)が待っています。オープンデイでは、各クラスが知恵と技術を結集させる展示企画や、小学生から高校生まで、同じ志をもって集うフリープロジェクトも行われます。
2学期は、これまでもオープンデイに向けた活動は行われてきましたが、日頃部活動やレッスンに忙しい立教生にとっては、あくまで準備の準備。授業のないこの1週間が、全てのエネルギーをオープンデイに注ぐことのできる期間なのです。
10月14日(金)の午後。オープンデイ実行委員である展示本部の指示に合わせ、普段勉強している教室から椅子や机が運び出され、キャンパスは一気に様変わりします。教室や廊下にはリサイクル用紙と段ボールが所狭しと並び、体育館は一面ビニール張り。全て準備活動のためのものです。生徒達はグループに分かれ、文章を書く人たち、背景画を描く人たち、模型を作る人たちと、それぞれが忙しく動き出します。
「はさみ貸して」
「ガムテープが足りない」
「そっち押さえてて」
「そこ、踏まないで」
当日まで1週間あるとはいえ、準備は簡単にはいかないもの。少しの時間も無駄にはできないと、てきぱきとした指示が飛び交います。時には、教員の私まで、雑用を頼まれる始末。みないいものを作ろうと必死です。そんな気持ちはクラスメートにも伝わります。最初は乗り気でなかった生徒達もいましたが、彼らの心に徐々に火がついて行くのを感じました。
今は週なかば。だんだんと完成形が見えてきました。しかし、完成が近づけば近づくほど、不足部分が明らかになっていくもの。やっぱり時間はいくらあっても足りません。いいものを作るという一心で団結力を見せる立教生。本番まであと少し、ファイト!
2016t2camsriessayチャペルに入ると、壁一面に色鮮やかなステンドグラスが広がっていた。
高い天井に沢山の柱や像、今まで見たことのある教会とは桁違いのスケールだ。
今回のアウティングの行き先はケンブリッジだった。
ガイドツアーや買い物など色々楽しみはあったが、特に印象に残ったのはチャペルでの晩禱だ。
キングズカレッジ内のチャペルは、17世紀の内乱中に、兵士たちの野営所とされていたそうだ。
けれど、このチャペルはそれを感じさせないほど綺麗で厳かな雰囲気を放っていた。
無数のろうそくの前で聖歌を歌うのはケンブリッジ、キングズカレッジ聖歌隊だ。
長い歴史と伝統を持ち、立教のクワイヤーにあたる。
クリスマスイヴのキャロルが英国全土に放送されるほど有名だそうで、どの曲もクオリティーの高さに驚かされるばかりだった。
小さい頃からステンドグラスが好きで何十分も離れなかった私は、礼拝中も時々顔を上げては見とれていた。
夕方の光が差し込んできらきら光るガラスは、高校生になった今でもずっと見ていたいと思った。
礼拝は毎日受けているものなので行く前は特別に感じなかったが、この晩禱ではいつもと違う空気を感じることが出来た。
同じ礼拝でも場所が変わると雰囲気も変わる。
今回の事に限らず、同じ事ばかりだと思わずにこれからも色々な場所に出掛けてみたい。
(高等部1年生 女子)
10月5日、高等部2年生はオックスフォード大学周辺の見学を行いました。
9時に学校を出発し、11:00頃オックスフォードに着きました。オックスフォード大学は、独立した39の大学の総称なので、街全体がキャンパスです。アカデミックで、歴史と情緒にあふれた街には、観光客もたくさん来ておりにぎやかでした。街を少し歩き解散、その後グループ行動となりました。先輩や先生からおすすめのお店を聞いて直行する生徒あり、街を歩きながらおいしそうなお店を発見する生徒あり、風の強い寒い日でしたが、どの顔もとても楽しそうでした。
昼食後、クライストチャーチカレッジ前にて再集合し、英国人ガイドの案内による大学見学ツアーを行いました。この大学はオックスフォードでも最大規模の大学で、1500年代に建てられました。キャメロン元首相やサッチャー元首相、作家のルイス・キャロルもここの卒業生だそうです。生徒たちは英語の説明に熱心に耳を傾け、写真を撮りつつ巡ります。特に生徒の心に残ったのは、映画ハリーポッターで使われたグレートホール(大食堂)です。映画に出てきたそのままの食堂に、ハリーポッター好きの生徒たちは大興奮!今でも食堂として使われているとのことで、素敵な内装、大きなステンドグラスのホールでとる食事はさぞおいしいだろうな・・・と思いを馳せていました。
その後、再び解散し、夕食をとって帰路につきました。
帰校後、「以前よりもクラスの人数が増えているから、他のお客さんの邪魔にならないように気を配った」という声や「英語のツアーが思ったより聞きとれて嬉しくなった」といった声があり、高校生として良い経験ができたことを感じました。また、怪我のために残念ながら参加できなかった二人の生徒を気遣ってお土産を買う生徒たち、帰りのバスでにぎやか過ぎるくらいににぎやかに、クラスみんなで盛り上がる生徒たちを見て、団体としてのまとまりも感じました。これから始まるオープンデー準備にも期待が高まります。心に残る楽しいアウティングとなりました。

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