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私は、この春に初めてのホームステイをして、語学学校に行きました。兄がホームステイはすごく楽しいと言っていましたが、私はそんなはずがないと思いながらホームステイの家に着きました。すると、私の顔を見るなり、「ミユ!ミユ!」とジャンプをしたり、跳んで跳ねて2人の子供が迎え入れてくれました。この瞬間、「あ、これ楽しいだろ。」と思いました。

毎日、異なる日本のおもちゃを与えるとすごく喜んでくれて嬉しかったのですが、遊び開始から5分もすると、喧嘩をしだし、困りました。夜ご飯は、伝統料理を食べることができました。
語学学校に行くと、韓国・台湾・アラブ… いろいろな国の人が居て、最初はすごく戸惑いましたが、毎日会って授業を通して会話をしていくうちに、友達になることができました。仲良くなった一番のきっかけは、自分の国の伝統や文化を発信した時です。皆、日本が好きで、でもあまり知らなかったようで、教えてあげるとみんな笑顔で聞いてくれて、距離が一気に近くなった気がしました。また、土日の休みには、仲良くなった友達とロンドンに行ったりするなどして、自分の英語能力を上げるのに励みました。

ホームステイも語学学校も、最初は嫌でしかたなかったけれど、すごく良い体験になり、笑顔で終われたので良かったです。仲良くなった友達の国を訪れて観光したいです。良い経験ができ、度胸をつけることができた春休みになったと思います。

(高等部3年生 女子)

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4月24日(土)に球技大会が行われました。

始業礼拝からちょうど2週間目に当たるのがこの球技大会。
入学式が終わり、健康診断が行われ、学校の約束事を伝えるオリエンテーションが終わった次の日は実力テスト、そして初めての授業ー。
そんな慌しい日々の中、新入生は慣れる間もなく、放課後駆り出されるのは、球技大会の練習です。

今年の対抗戦は、水色とピンクに全校生徒が分かれ、自分の球技の種目ごとに練習を重ねます。
種目は、男女バレーボール、男女バスケットボール、男女ソフトボール、サッカー、ドッヂボール、ポートボール、ネットボールです。
「小学生から高校生まで一緒に行う」、これが立教のやり方です。
先輩がこの期間勝利のために、いかにチームを引っ張ることができるかが大きな勝敗の要因となります。
ですので、おのずと先輩と後輩とが仲良くなっていく。新入生も学校に自然と慣れていく。それが球技大会の醍醐味です。

この2週間、毎日放課後は、夕食ギリギリ前まで練習。
「夕食に遅れるな!!」そんなことを毎日先生から怒られてしまったり、シャワーの後、髪を乾かす時間さえなく夕食に来て、髪の毛はぐっしょり、なんてこともこの球技大会ならではの光景。

また、「Tシャツ作り」も球技大会の一部となっています
夜の自習の時間の一部は、みな球技大会用に配布されたTシャツをそのまま着るのではなく『加工』します。
たとえばフェルトやレースで襟をつけたり、スパンコールやボタンをつけたり。凝りに凝ったTシャツを当日着るのを楽しみに、毎日毎日Tシャツ作りをしていました。
そしてこれも立教ならではですが、なんと、先輩が後輩のためにTシャツを作ってあげるのです。
Tシャツはいわば、お手製のユニフォームと化し、それは本番に込める勝利への願いなのです。

球技大会当日は晴れ。「よかった!」なんて言っていたのですが、気温は上がらず、まるでまだ冬のような寒さ。しかし、その寒さを吹き飛ばす気合いに、寒さを感じていたのは、審判を務めた教員だけだったとか。

どのチームも、「この日のために練習をしてきた」、そんな思いが十分伝わってくるプレーを見せていました。しかしその試合は、「真剣勝負」というよりは、元気で明るい雰囲気があり、「いつまでも、そんな笑顔を見ていたい」と感じるほど、みなが仲良くプレーをしている姿に、「立教生はやはり仲良しだな」ということを改めて感じました。

夕食が終わって閉会式。勝ったのは水色チームでしたが、勝っても負けても「やりきった」という思いとともに笑顔と涙がこぼれます。
2週間に渡って練習を続けてきた感動の球技大会は幕を閉じました。

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私は、小学校と中学校がつながっている学校に通っていたので、外部生としての生活は初めてです。中学生のときは内部生だったので、6年間同級生だった友達が多く、気楽に学校生活をおくることができていました。自分が外部生となって、まだ友達のいない私には、新しく友達をつくるという今まであまり経験したことのない課題があります。

また、出身中学は国立の学校でした。そのため、決められている校則はなく、とてもゆるい環境で自由に暮らせる学校でした。この学校に来て驚いたことは、「決まり」です。厳しい環境の中に入るのはこれが初めてで、特に食事のマナーについてはとても驚きました。それぞれに決まった役割があり、マナーが悪い時には隣の先輩が注意をしてくれました。寮での生活も初めてで、ルームメイトに迷惑をかけられないというプレッシャーからつい消極的になってしまいました。

家族から離れて生活するのはとても弱気になってしまいます。しかし、これをチャンスだと思って生活したいです。すでに見つかった自分の課題もあります。これからまだまだ改善しなければいけないことが出てくると思いますが、自分で解決する力を身につけたいです。そして、新しい環境になれるにはまだ時間がかかりそうですが、「自立」を目標にして最初の一年間を過ごしたいと思います。

(高等部1年生 男子)

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6月26日(日)15:00 – 17:00 本校単独学校説明会を開催致します。会場は立教大学になりました。

予約は不要です。イギリスから担当教員が参ります。スライド・ビデオによる説明があります。

説明会の後、個別相談も受け付けます。

2013年8月に立教大学で開かれた本校学校説明会の様子はこちらからムービーでご覧いただけます

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(各入試要項一式は本校HPからダウンロード出来ます。)

小学部/中学部/高等部 編入学試験

2016年度 9月編入(日本在住でも受験可)
出願期間:2016年5月30~6月17日(必着)
募集人数:小学部5/6年、中学部1/2/3年、高等部1/2年それぞれ若干名
選考方法:一次:書類審査、二次:筆記試験、面接
選考期日:日本受験:2016年6月26日 (日)於 立教大学(池袋)14号館
英国受験:日程は1次試験合格後相談

2016年度(2017年) 1月編入(日本在住でも受験可)
出願期間:2016年10月3日~10月21日(必着)
募集人数:小学部5/6年、中学部1/2/3年、高等部1/2年それぞれ若干名
選考方法:一次:書類審査、二次:筆記試験、面接
選考期日:日本受験:2016年11月6日 (日)於 立教大学(池袋)14号館
英国受験:日程は1次試験合格後相談

2017年度 4月編入(日本在住でも受験可)
出願期間:2017年1月16~1月27日(必着)
募集人数:小学部5/6年、中学部1/2/3年、高等部1/2年それぞれ若干名
選考方法:一次:書類審査、二次:筆記試験、面接
選考期日:日本受験:2017年2月12日 (日)於 立教池袋中学校・高等学校
英国受験:日程は1次試験合格後相談
中学部/高等部 入学試験(日本在住でも受験可)

中学部1年 2017年4月入学〈A日程〉(12月実施)
出願期間:2016年11月14日~11月25日(必着)
選考期日:2016年12月11日
試験会場:立教池袋中学校・高等学校

中学部1年 2017年4月入学〈B日程〉(2月実施)
出願期間:2017年1月27日~2月7日(必着)
選考期日:2017年2月12日
試験会場:立教池袋中学校・高等学校

高等部1年 2017年4月入学〈A日程〉(12月実施)
出願期間:2016年10月31日〜11月25日(必着)
選考期日:《英国受験の場合》2016年12月10日(土)・11日(日) 〔校内1泊〕
《日本受験の場合》2016年12月11日(日)
試験会場:《英国受験の場合》立教英国学院 本校
《日本受験の場合》立教池袋中学校・高等学校

高等部1年 2017年4月入学〈B日程〉(2月実施)(2月実施)
出願期間:2017年1月27日~2月7日(必着)
選考期日:2017年2月12日
試験会場:立教池袋中学校・高等学校
中学部 入学試験〈海外在住者枠入試〉

中学部1年 2017年4月入学
出願期間:2017年1月16日~1月27日
選考期日:一次(書類審査)2月1日に結果をEメールで通知
二次(学科試験/面接)2月12日(日本:立教池袋中学校・高等学校)
英国本校受験は1次試験合格後に調整

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5月8日(日)朝日新聞主催進学相談会(大阪)に本校もブース参加致します。

⬛︎ 開催日  2016年5月8日(日)

⬛︎ 時 間  開場 10:00~16:00 (入場は15:30まで)

⬛︎ 会 場  大阪・梅田「ハービスホール」 大阪市北区梅田2-5-25 ハービスOSAKA B2F

その他の本校学校説明会情報につきましてはこちらをご覧ください。

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新入生の皆さん、入学おめでとうございます。そして在校生諸君、進学おめでとう。
昨年に続いて、今年もキャンパスの桜が満開で、入学式にふさわしい日となりました。

この学校は1972年、初代校長をつとめた縣康(あがたやすし)先生によって創設されました。世界で最初に海外にできた私立の全寮制日本人学校です。このあと新入生の皆さんにお渡しする胸のバッジや、今日の礼拝式文の左上に印刷されている校章には、この1972の数字が記されています。この数字には、一番最初に海外にできた私立の全寮制日本人学校である、という誇りがこめられていると思います。

学校の桜は、日本の後援会から寄附されたものですが、イギリスの植物検疫のため日本から苗木を送ることができず、苦労の末、オランダから苗木を輸入したそうです。キャンパスのあちこちに植樹した高さ数十センチだった小さな苗木が、毎年少しずつ成長し、何年もかけてやっと今のようにお花見ができるほどの大きさになりました。

44年前にこの学校がスタートしたときも、生徒は小学生19名のみの小さな学校でした。校舎は、いま女子寮になっている本館だけ、寮も教室も食堂も、すべて本館だけで生活していました。私と高橋先生は、今から39年前、1977年4月9日にこの学校に赴任したのですが、当時は高橋先生が本館3階のドミトリー8、私はドミトリー10に住んでいて、毎朝オールドキッチンから漂ってくるベーコンやソーセージの匂いで目を覚ましたものです。その後第4代校長の宇宿昌洋先生の時代に、在英の各企業や多くの方々のご支援を得て、食堂ホールや教室棟、体育館や図書館などが完成しました。そして昨年には、新しい女子寮が落成し、あわせて男子寮3階の改築や、自家発電施設と各建物をつなぐ地下ケーブルの工事、貯水タンクの設置など、創立40周年に際して計画した住環境とインフラの整備がすべて終了しました。今の高校3年生の中には、毎年夏になるたびに断水でシャワーを浴びられなくなったり、停電で寮が真っ暗になったり、といった経験をした人がまだ沢山いると思います。幸いこの1年間は長時間の停電も断水も経験していません。そのうちに、そんな生活が当たり前になってしまって、あの頃の苦労は忘れられてしまうのでしょう。

あの女子寮が完成したとき、私は、ああ「山が動く」、というのはこういうことだったのか、と思いました。今日は立教小学校から入学した生徒もいますが、私も小学校からずっと立教だったので、聖書を聞いて育ちました。聖書の中で、小学生の時にどうしても納得のいかなかったことがありました。それは、マタイによる福音書第17章にあるイエス様の言葉で、「もし、からし種一粒ほどの信仰があれば、この山に向かって、『ここから、あそこに移れ』と命じても、そのとおりになる。あなたがたにできないことは何もない。」という箇所です。小学生の私はここに引っかかって、友達と真剣に論争しました。この友達の名前は本橋君というのですが、いくらなんでも、山が動くもんか、どんなに信仰があったって山なんか動かせるはずがない、と私が言ったら、本橋君が言いました。これは、イエス様がずるいのだ。もし山が動かなかったら、それはお前の信仰がうすいせいだ、ということになる。そう言われてしまうと、自分の信仰に絶対の自信のある人なんかいないから、そうか、本当はちゃんと信仰があれば山を動かせるのだけど、自分はまだまだ信仰が薄いから動かせないんだな、ということになってしまうと。ちなみにこの本橋君は今は大学教授になっています。その頃からずっと引っかかっていたのですが、昨年、ようやく女子寮が完成したときに、つくづくああ本当に山は動くんだな、と思いました。

計画した当時、本館の女子寮は2段ベッドを使ってギュウ詰め状態、それなのに今の高校3年生の学年にはなぜか次々と女子の新入生が入ってくる。シャワーの水がすぐ出なくなる、お湯が出ない、雨漏りがする、壁が落ちた、天井が墜ちた、監督官庁からはたくさん改善命令が来る、だけどお金がない。新しい寮を建てるなど、まったく不可能に思えました。寄附金を集めようとすると海外の学校だから申請が必要だという、申請のためには何10ページもの書類を提出しなければならない、英語の書類はすべて日本語に翻訳すること、ようやく申請までこぎつけても却下されてまたやり直しになる。建築にはホーシャム市の認可が必要、この申請にまた何10ページもの書類を揃えなければならない、今度は逆に日本語の書類はすべて英語に翻訳すること、ようやく申請までこぎつけると、突然絶滅危惧種のコウモリがいるかもしれないので認可が出ないと言われる、コウモリの生態調査にまた何10ページ、コウモリ対策をしてやっと工事がスタートすると、資材が集まらないから工事ストップ、天気が悪いから中止、嵐で瓦が飛ぶからできない、人手が足りない、などなどなどなど、数々の障害を乗り越えてようやくあの女子寮が建ったとき、頭をよぎったのは、ああ山が動くとはこういうことだったんだな、という思いでした。

少し前に、テレビ番組で「仁」というドラマがありました。あの中に、「神は、耐えられないような試練に遭わせることはない、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道を備えていてくれる」という言葉が何度も出てきます。実はこれも聖書の言葉、コリントの信徒への手紙一の第10章にあります。色んなお役所からの無理難題、厖大な数の申請書類、毎日毎日空き時間に訳しても訳しても先が見えない翻訳の山を前にした時には、いつもこの言葉を思い浮かべていました。そして、最後にひとつ分かったことがあります。それは、神様は試練を乗り越えられるように道を用意してくれている、その道とは、実は人のことなんだ、ということです。壁にぶつかったとき、必ずどこかに助けてくれる人がいる、思いがけないところで、誰かが救いの手を差し伸べてくれる。建設のための寄附をお願いに、岡野先生や高橋先生と夏休みにあっちこっちの会社を回ったのですが、どこも不景気でほとんど協力をいただけない、そんな中で、沢山の卒業生や、かつてここで一緒に働いていた教職員の方がたが支援をしてくださいました。心の底から嬉しく思いました。今回の建設を通してそういう経験をたくさんすることができました。

君たちには、この学校が先輩たちをはじめとする、多くの人たちによって支えられていることを覚えておいてほしいと思います。そして、是非、君たちにもこの学校にいる間に小さくても良いからどんどん壁にぶつかってもらいたい、試練に遭って、それを乗り越える経験をしてもらいたいと思います。これからの寮生活や、勉強や、部活動、球技大会、ジャパニーズ・イブニング、オープンデイなどの様々な行事を通して、いろいろなところで解決すべき課題、人間関係の難しさ、乗り越えるべきたくさんの壁が君たちを待っているかもしれません。オープンデイでは展示本部というお役所仕事が大好きな先輩も待っています。勇気を持って何事にも挑戦していってほしいと思います。壁にぶつかったら、「神様は、耐えられないような試練に遭わせることはない、必ず道を用意していてくださる」、という言葉と、きっとその道とは、誰か助けてくれる人がいるという意味だ、ということを覚えておいてください。君たちの友人や、クラスメート、先輩や後輩や先生が、きっと話を聞いたり相談に乗ったり手を差し伸べてくれるはずです。

今、グローバル人材ということがよく言われます。グローバル人材とは何か、世界で活躍できる国際人とは何か。ただ英語ができればよいというものではない。英語は必要条件であって十分条件ではない。英語は手段であって目的ではない。でも必要なツールだから、立教でしっかり英語を勉強してください。今年から高校2年生の私立文系にはCritical Thinkingを必修にします。Critical Thinkingは、今、日本でスーパーグローバル大学に認定された大学が、これから導入しようとしている科目です。でも、英語ができるだけの半分外国人みたいな人ではダメだから、立教では日本史も古文もやります。しっかり勉強してもらいます。でもそれだけではまだグローバル人材にはなれない。これから世界で活躍していくのに何が必要かというと、色々な人とのコミュニケーション能力とか、様々な考え方の人たちと力を合わせて物事を進めていくリーダーシップ能力とか、結局すべては他の人との関わりあいになる。日本の若者が内向き指向だと言われます。海外に出たがらないというだけではなくて、リスクをおかしたがらない、安全指向である、居心地の良さを最優先にする。実はこれは自分に対する自信のなさ、人間関係に対する自信のなさから来ているのかもしれません。それを打破するには、勇気を持って何事にも挑戦すること、自分から壁にぶつかっていくこと、試練を乗り越える経験を積むこと、そのことが何かを成し遂げたという自信につながっていく。他者との交わりの経験を積むこと、それによって他人を見る目を持つ、人を信頼することを学ぶ、お互いに助け合うことを学ぶ、互いを尊重し、リスペクトすることを学ぶ。それが他者に対する自信、人間関係に対する自信につながっていく。それこそが、国際人として身につけなければならないコミュニケーション能力だとかリーダーシップ能力だとか、すべてのことの基本になると思います。

立教の寮には個室がありません。このことには意味があります。

そんな立教に、勇気を出して入学した新入生の皆さんは、もう既に、今この瞬間この入学式にいるということで、国際人としての第一歩を踏み出している、ということができると思います。自信を持って次の一歩を進んでいってください。
君たちのこれからの成長を祈って、本日の入学・始業礼拝式の式辞といたします。

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桜の花が満開を迎え、まだ寒さを残した風が新緑を揺らす快い春の気候の中、ここ立教英国学院では入学式が行われました。

午前中には、続々と新入生が入寮。
初めての学校に、緊張の顔と、どこか喜びの顔をしている新入生。
その新入生と保護者の方を手厚く迎えるのは、立教の顔である高等部3年生。
案内係として、担任の先生への連絡や、校内を案内していました。
実は高等部3年生もその日の朝に、最上級生の証である赤ネクタイをもらい、恥ずかしさと嬉しさとが混じった顔をしながらも、誇らしげに赤ネクタイをしている姿がまぶしく見えました。

午後より式が行われ、校長先生の挨拶として、この学校の歴史や、「国際人として世界へ踏み出す勇気を持ってほしい」ことなどが語られました。
今年度は、中学部が17名、高等部が18名の新入生を迎え、新入生歓迎として立教バッジが校長より手渡されました。
また、新任の教員も新たに3名を加え、それぞれの先生からの挨拶がありました。

35名の新入生、3名の新任教員、そして新たな学年。
気持ちを新たに、それぞれが希望に溢れた未来へ踏み出していってほしいと思います。

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心躍っていた一週間前とは違い、前日になるとホームステイ先ではいろんなことを考えて不安で心臓がバクバクでした。そんな中何とか眠りにつくことができました。

つぎの日は学校と同じ7時起床でした。せっかく春休みに入ったのにと思いながらも目をこすり台所に行きました。私のホームステイ先は娘が昔ミレーに通っていたので、お弁当を作ってくれました。それを見て、「頑張らないと」とよりいっそう思いました。
学校に着いて中に入った瞬間「大きな学校だなぁ」と思いました。そこで私は立教英国学院には建物が少ないことに気づきました。しかし立教英国学院はスポーツが出来る場所に恵まれていることにも気づかされました。お互いに、立教英国学院とミレースクールでは長所と短所があるということを、他校と比較して知ることができました。

初日のほとんどは学校見学で終わりました。お昼の時間には心配していた友達も出来て「こっちにおいでよ」と誘ってくれて一緒に食べることが出来て新鮮でうれしい反面少し恥ずかしかったです。
一番大変だったのはフランス語の授業でした。ただでさえ今頑張って学んでいる英語で精一杯なのに、その英語でフランス語の授業なんてと思いました。もちろん何言っているかなんて解りません。しかし、同じ意味の単語が似ていて興味をもちました。そして同じラテン語だからなのかなと思いました。またそれもそれで貴重な体験だったのかとも思います。

このプログラムを終えてから日本に帰ってきて、こうしたほうが良かったのにと思うことは沢山あります。しかし、普段関われないイギリスの現地の生徒といつもなら出来ないような会話をすることが出来て楽しかったですし、立教英国学院ではあたりまえだと思っていたことの違いなどにも気づかされて、貴重な体験ができ、今後にいかせたら良いなと思います。

(中学部3年生 女子)

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