久々の立教、懐かしかったです!
変化した部分もありましたが、昔のままでした。
タイムスリップしたような感覚になってしまいました。
学生時代も今回の訪問の際も、先生方に親切にしていただき大変に感謝しております。
次にいつ来られるか分かりませんが、また来ます!
息子を入学させましょうか…?
(嶋本さん)
卒業後2度目の訪問となりました。
お忙しい中、先生の皆様にお時間を頂きありがとうございます。
前回は、井上、平野と、そして今回は嶋本と来ることが出来て、思い出話に盛り上がりました。
いつ来ても自分の原点がここにあると感じることが出来、ありがたいと感じております。
また来ます!
(石山さん)

THE CLOSING SERVICE OF THE FIRST TERM
RIKKYO SCHOOL IN ENGLAND
AND THE BLESSING OF NEW DOMITORY

77日間におよぶ1学期が本日終了し、1学期の終業礼拝が厳粛に執り行われました。学期中の通常礼拝は日本語で行われていますが、今回の礼拝は進行を含め、すべてが英語で行われました。地元のHorshamよりMark Sowerby主教、またRudgwickよりMartin King牧師をお招き致しました。
礼拝の最後には、英語科よりReading Marathon(学期中にどれだけの英字新聞を読んだたかというもの)、国語科より第71回漢字書取コンクールの最優秀賞の表彰が行われ、受賞した生徒に賞状と記念品が贈呈されました。

続けて行われた新女子寮の聖別式は、本校教員と生徒によるAmazing Graceの音楽とともに幕開けし、全校生徒、教職員、来校された保護者とお客様でお祈りを捧げ、主教様からの祝福を受けました。女子寮は学期途中の完成となったため、既に生徒が入寮し、生活を始めていましたが、本日無事に聖別式が終了致しました。

その後の昼食はNEWHALLに移動し、ランチョンをいただきましたが、舞台からは生徒、教員による様々な音楽が奏でられ、優雅なひと時を過ごしました。そして、食事の後半には、新女子寮を写したケーキが一人ひとりに配られ、その場で感動しながら食べた生徒、家族のために持ち帰った生徒、あちこちで笑顔のあふれる学期の最終日にふさわしい日となりました。

放課後、芸術同好会のメンバーが美術室へ集まった。
「今週は皆でデッサンをしてみよう」
会長の動きを見ながら、見よう見まねで木炭デッサンをしてみる。もちろんほとんど初心者だ。

芸術同好会には、個性豊かなメンバーがそろっている。大きくは美術班と写真班に分かれるのだが、同じ美術でも、水彩画が得意な生徒、デザインが好きな生徒。写真では、風景や自然を撮りたい生徒、人を撮るのが好きな生徒。こだわりのカメラを持っている生徒もいる。デッサンは会長の得意分野。会長のアドバイスを受けながら、有名な彫刻「ダビデ像」の写真をゆっくりと模写していく。和気あいあいと進めながら、時にぐっと静かになる場面があり、真剣に取り組んでいることが伝わってくる。

私はこのような時間を過ごすのがとても楽しい。立教生の学校生活はとても忙しく、放課後もあっという間に夕食の時間となり、あとは夜の授業と就寝前までの自習。試験前になると、ドミトリーと教室棟を往復するだけに終わってしまうこともある。しかしふと一瞬、辺りを見回してみると、美しい花があったり、空がきれいだったり、中庭で楽しそうに話す生徒達の笑顔があったりする。私は忙しい立教生に、そのような素敵な一瞬に触れることをいつも大切にして欲しいと思っている。

芸術活動は、写真でも絵画でも、美しいものに目を向け、切り取り、分かちあうものだと思う。だから私は彼らと芸術活動をすることが好きだし、新しいことに挑戦してすばらしい瞬間を発見させたい。

彼らのキャラクターがそのまま出たような、個性的な作品が完成した。皆すばらしい成果をもって、誇らしげに記念撮影。

同好会のメンバーには夏休みの自由課題として、「夏」をテーマに作品を作ってもらうことに決めた。私も砂絵に挑戦しようと思う。休み明け、どのような個性的な作品が集まるか、今からとても楽しみである。

大学3年生の時お邪魔してから7年振り、2回目の訪問です。
時が経つのは早いものですが、教室やドミトリーの匂いは変わらず、懐かしさでいっぱいになりました。
今回は新婚旅行の途中で寄らせていただきました。
またイギリスに来る際や人生の節目に帰ってきたいと思います。
どうもありがとうございました。

高校を卒業して以来、11年振りに訪問しました。
新しい女子寮の美しさと、使い心地のよさそうなことにジェラシーを感じております。
とは言え、変わっていないものも多く、とても安心しました。
また機会があれば訪問させてください。

7月2日、期末テストを終え、1学期も終わりに近づいた日の夜、いつもの食堂がコンサートホールに変わりました。
毎年1学期の最後に行われるスクールコンサートです。
このコンサートは、音楽の授業で学習・練習したものを発表する場となるとともに、生徒のなかには音楽のプライベートレッスンを受講し、様々な楽器や歌に挑戦している生徒も多くおり、そんな生徒たちの発表の場にもなっています。

期末テストの直後ではありましたが、出演者たちはこのコンサートのために気持ちを切り替え、すばらしい演奏を披露してくれました。
出演者のなかには、小さい頃から楽器を練習していて、立教でも技を磨き続けている者もいれば、立教に来てから楽器や歌をはじめた者もいます。
300人近い人々の前で舞台に立つということは、出演者たちにとって大きな挑戦となったことでしょう。
出演しない生徒も、共に学ぶ仲間が普段とは違う様子で堂々と舞台に立つ姿に心を打たれたようで、集中して演奏を聴いていました。
この経験が、それぞれの生徒に、音楽だけでなく、新しいことに挑戦する勇気を与えるものとなってくれればと思います。

今年のスクールコンサートは、クワイヤーによる”Thank you for the Music”の合唱で幕を閉じました。
出演者だけでなく、ステージの裏方、証明係、応援する仲間たち、そして地元の方々、その場にいる全員で素晴らしいひとときを過ごし、音楽がつくりだす一つの空間を共有することの喜びを改めて感じることのできる夜となりました。

6月29日、期末考査が終わり、待ちに待ったウィンブルドンテニス観戦に行ってきました。朝一番で出発するため4時半に起床でしたが、前日にしっかり準備したので定刻通り5時頃出発。快晴のウィンブルドンは例年通り長蛇の列です。陽ざしが強い中、チケットを買うために約5時間列に並んで待つのはなかなか大変ですが、生徒たちはおしゃべりしながら楽しそうに待っている様子でした。この列に並んでいる間にqueue cardという整理券をもらって、それを係員に見せて番号順に入ることになっていますが、このqueueという言葉からもイギリス英語を学ぶことができます。

長い待ち時間の後に、空港で行うようなセキュリティチェックを受けてやっと、入場チケットを購入。生徒たちは自分でチケットを買うことになっていますが、習った英語を実践で使う機会があるのは立教生ならではだと思います。

いざ会場に入ると、すでに会場内は盛り上がっているようで、どのコートも観客でいっぱいです。会場内はコートだけでなく、お土産売り場もカフェもレストランも超満員で非常に混雑していましたが、立教生は積極的に試合を観に行っていたようです。中にはこのウィンブルドン外出が一年で一番楽しみだという生徒もいるくらいで、有名選手の試合を観戦し、サインをもらったり、写真を撮ったりと、大忙しだったという話も聞きました。なによりも錦織選手が出場するということで、日本人の観客も多かったようですが、錦織選手も勝ち進み、とても嬉しい結果となりました。楽しい時間はあっという間で、「まだ帰りたくない」という声もあちこちで聞こえましたが、午後5時半頃にはコーチに乗り込み会場を後にしました。

帰校後の夕食の席ではさすがに生徒も少し疲れていた様子でしたが、友人と楽しく今日の1日を振り返りながらおいしくうどんをいただきました。
うっすら日焼けした顔には良い表情を浮かべていました。

今回新高2の初めてのアウティングは、ロンドンのナショナルギャラリーでした。高2になると新入生も少なく、中学からいる生徒は何度も行ったことがあるということで、もっと違うところに行きたいというのが本音でした。私は中学のときに見に行って、特に暇だった記憶しかなかったので、「もういいよ、絵なんて見たってつまんないし、ベンチで寝よう。」と完全にナショナルギャラリーを見下していました。絵画鑑賞なんかより、その後のロンドンショッピングのほうがよっぽど楽しみでした。
そして、アウティングが終わって満足感に満たされている今、思い出すのはナショナルギャリーであることに私も驚いています。

何度も行ったことがあるのに、何かが違いました。写真のように3Dに飛び出して見える風景画や肖像画、抽象的過ぎるのになぜか惹かれる絵など、何百年も前なのに興奮するぐらいに凄いと思いました。みんな同じだったようで、最初は1つの部屋でずっと座っていようとしていた人たちとは思えないほど、二時間フルで見つづけていました。私が一番「これ好きだなぁ」と思ったのは、風景画のひとつで、曇り空に稲妻が走り山々に落ちようとしている絵でした。特別変わった風景でもないのに、稲妻があまりにもリアルで、その描き方がむしろ本物よりも自然なくらいで、私は無言でその絵の前に立っていました。

つまらない、暇なところ→感動、興奮するところ

これは私の中での激的な変化で、情緒が付いてきたのかな、と嬉しく思いました。後1年と少ししかいられない立教英国学院で、すばらしい文化を感じることができて、とても充実した一日になりました。

高校2年生広報部員

高等部1年 アウティング

今年の高1はアウティングでUCLと大英博物館に行きました。
UCLは、今年、立教英国学院と提携を組んだ大学であり、立教からの進学ルートができた大学です。なので、UCLとは、どんな大学なのかという講義を受けに行きました。
「UCLに行く」と最初に聞いた時、クラスの大半は「えっ、、、」という反応を示しました。なぜなら、昨年度の3学期、今の高2、高3の先輩がUCL大学に見学に行っており、話を聞いたところだと、「講義を約1時間聞く」というなんとも退屈そうな事であったからです。そしてもうひとつ重大な問題がありました。それは、新高1になりクラスも着々とうるさくなり始め、寝ている人、人の話を聞かない人が出てきて、みんな真面目に講義を聞けるかどうか心配になりました。

しかし、アウティング当日、UCL大学に着き、講義室に皆入り、教授の話を聞き始めると、驚くことに誰一人しゃべることも寝ることもなく、みんな真面目に教授の話を聞いていました。そして、終わった後にみんな「なんだか思ったより面白かった」「UCLすげえ」などと言っており、また「大学どうする??」など進路について考えるようになりました。最初は嫌がっていましたが、考えてみるとこの体験は多分本当に立教英国学院にいないとできないことであったと思いました。また、未来について大学について考えるようになる手がかりになったと思います。

その後、昼食を食べ、大英博物館に行きました。私たち高1は、今年から世界史の授業が始まり、色々な世界のことを知り始めたばかりでした。なので、少し難しい部分もありましたが、みんな「あー、資料集で見たことある!!」というものを実際に見ることができました。

イギリスに来て、新入生は初めてのロンドンアウティング。途惑いながらも、楽しみ、騒ぎ、おいしいものを食べて学校に帰りました。今回のアウティングは、あまり自由時間はありませんでしたが、日本にいたら絶対できない体験ができ、良い思い出になるだろうと思います。

高校1年生広報部員

15年振りに立教に戻ってきました。キャンパスの中を歩いているとまるであの頃(在学中)にタイムスリップしたような感覚になります。落ちこぼれた挙句に暴力事件で停学。散々やらかしたのにゴロツキ同様だった僕を立教は最後の最後まで見捨てなかった。手のかかる生徒であったはずなのに。反発ばかりしていた僕ですが、今思えば立教に守られていた。卒業後、立教に訪れる度に感じていたあの安堵感は守られていた事を無意識のうちに感じとっていたからだろう。立教は僕にとっての原点です。
また必ず来ます。ありがとうございました。

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