2014年 海外での学校説明会

当該校の生徒・保護者以外で参加をご希望の方は各日本人学校にお問合せください。

6月11日(水) ロンドン日本人学校
6月17日(火) ブラッセル日本人学校
6月20日(金) パリ日本人学校
7月9日(水) ミュンヘン日本人学校校
7月16日(水) プラハ日本人学校

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2014年 日本での学校説明会・進学フェア

イギリスから担当教員が参ります。会場内に本校ブースを設け、個別相談に対応します。詳細は各ホームページでご確認ください。

3月29日(土)
10:00 – 16:00 中学高校進学相談会「よみうりGENKIフェスタ2014」 :
東京国際フォーラム 展示ホール1・2 (東京都千代田区丸の内3-5-1)
5月25日(日)
10:00 – 16:00 ベネッセ進学フェア : 東京国際フォーラム B2F 展示ホール1・2
(東京都千代田区丸の内3-5-1)
7月19日(土)・20日(日)
10:00 – 17:00 彩の国進学フェア:さいたまスーパーアリーナ
8月2日(土) ・3日(日)
10:00 – 16:00 首都圏進学フェア千葉 : 幕張メッセ

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2014年 海外子女教育振興財団主催 学校説明会・相談会

財団のホームページからの事前予約が必要です。イギリスから担当教員が参ります。会場内に本校ブースを設け、個別相談に対応します。詳細はこちらをご覧下さい。

7月22日(火)
13:00 – 15:30 名古屋会場(名古屋国際会議場〈名古屋市熱田区〉)
7月26日(土
13:00 – 15:30 大阪会場(毎日新聞ビル〈大阪市北区〉)
7月30日(水)
12:00 – 16:00 東京会場(国立オリンピック記念青少年総合センター〈渋谷区代々木〉)

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2014年 立教英国学院学校説明会

予約は不要です。イギリスから担当教員が参ります。スライド・ビデオによる説明があります。説明会の後、個別相談も受け付けます。

2013年8月に立教大学で開かれた本校学校説明会の様子はこちらからムービーでご覧いただけます。

8月22日(金)
14:00 – 15:45 大阪(梅田センタービル)
8月23日(土)
14:00 – 16:00 名古屋(IMYホール)
8月24日(日)
14:00 – 16:00 東京(立教大学太刀川記念館多目的ホール)
10月25日(土)
15:00 – 17:00 大阪(梅田センタービル)
10月25日(日)
10:00 – 12:00 名古屋(IMYホール)
10月26日(日)
14:00 – 16:00 東京(立教大学太刀川記念館多目的ホール)
12月13日(土)
14:00 – 16:00 東京(立教大学〈予定〉)

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 今年度の立教生活が始まって2日目、授業が始まる前に、まずは健康診断とオリエンテーションがありました。
午前中は健康診断。身長・体重測定、視力測定、総合問診を行い、今の自分の状態をチェックします。まだまだクラスの新入生の名前も覚えきれていない生徒たち。健診の待ち時間には、お互いの話をしながら交友を深めていきました。
昼食が終わると、午後にはオリエンテーションがありました。全校生徒がチャペルに集まり、立教英国学院での過ごし方を確認します。毎学期初めにオリエンテーションを行うので何回もオリエンテーションを聞いている生徒もいましたが、オリエンテーション資料に目を通しながら先生の話を聞きました。毎年1学期に配布されるこのオリエンテーション資料、今年は改訂を行いより実際の立教生活に合うものとなりました。この資料をもとに今年一年を過ごしていくこととなります。
「自分がどんな行動をとったらいいか迷った時、立教生全員がその行動をとったらいい学校だなと思えるか、それともいやだなと思うか、それを一つの基準に行動しなさい。」
元校長の一言だそうですが、こうしてみんなが気持ちよく過ごせる立教英国学院ができていくのだと実感しました。
これからみんなが健康に気持ちよく、充実して過ごしていけるように気持ちを引き締める一日となりました。

2014 年 4 月 13 日 新入生の皆さん、入学おめでとうございます。そして在校生諸君、進学おめでとう。

この学校は 1972 年、初代校長をつとめた縣康(あがたやすし)先生によって創設されまし た。世界で最初に海外にできた私立の全寮制日本人学校です。

このあと新入生の皆さんにお渡しする胸のバッジには、創立の年を表す 1972 の数字が記さ れています。この胸の数字には、一番最初に海外にできた私立の全寮制日本人学校である、 という誇りがこめられていると思います。今年で創立 42 年、同窓生の数は約 3000 名に達 し、今年ついに、今までお渡ししていたバッジの在庫がなくなってしまいました。はじめ てこのバッジを注文した時には、こんなに沢山注文してしまって、いつかなくなるときが 来るのだろうか、と思ったものですが、意外と早くその時がやってきて驚いています。 今回、新しくバッジを作り直しました。今までとまったく同じデザインですが、金属でブ レザーがこすれて擦り切れるという意見を取り入れて、すべて糸の刺繍でできています。 在校生諸君にも後ほど全員に差し上げます。

創立当時、わずか19名の小学生でスタートしたときの学校は、今、女子寮になっている 本館だけ、寮も教室も食堂も、すべて本館だけで成り立っていました。第4代校長の宇宿 昌洋先生の時代に、在英の各企業や多くの方々のご支援を得て、食堂ホールや教室棟、体 育館や図書館などが完成し、今ある学校の形ができあがりました。そして現在、男子寮3 階の改築工事と、新しい女子寮の建設工事が始まっています。これによって寮の住環境は 大幅に改善されるものと思います。先学期はイギリス各地で洪水や停電になりましたが、 今回の建設工事に先行して行った電気ケーブルの埋設工事により、立教だけはまわりが停 電しても自家発電によっていつも通りの生活ができました。また今まで毎年夏になると断 水に悩まされてきましたが、今回の工事にあわせて巨大な貯水タンクを設置する予定です。

昨年、この建設計画を発表したとき、卒業生の一部から、「こんなの贅沢すぎる、我々の頃 は皆 12 人部屋ですし詰めだった、困難な生活に耐えてこその立教ではないか」というご意 見をいただきましたが、私はそうは思いません。立教の施設は、体育館、テニスコート、 サッカー場、陸上トラック、図書館、理科実験棟、どれをとっても素晴らしいものです。 その中で、生活の根幹である寮の環境整備が後回しになってきてしまった、ということは 否めないと思います。女子寮本館は 100 年以上前のお屋敷、水道の配管は立教が出来る前 のものです。先学期も床下のパイプからお湯が漏れてシャワーが浴びられなくなるという ことがありました。既に復旧しましたが、昨晩も帰寮早々お湯が出なくなっています。こ のような状態を何とか改善したいと思っています。いたずらに生活面で不自由を強いて、 それをもって教育である、とする考え方には賛成できません。

立教の生活は、毎朝 7 時に起きて、ラジオ体操、朝食、礼拝、そして授業と、毎日規則正 しい集団生活です。その生活の中に学びがある。皆で一緒に学校生活を送り、助け合った り喧嘩したり、ひとつの学校行事に向かって皆で力を合わせて取り組んでいく、そこにこ そ立教の教育の意味があると思っています。

球技大会、ジャパニーズイブニング、スクールコンサート、オープンデイ、新春かるた大 会、合唱コンクールなどなど、立教には数え切れないくらいたくさんの行事があります。 様々な行事やイベントを通して、勉強だけでなく、スポーツが得意な人、絵がうまい人、 歌や楽器が上手な人、模型作りに才能を発揮する人、思いがけないところで思いがけない 人が活躍する機会がある、どのクラスにも個性あふれる仲間がたくさんいて、そのお互い の良さを互いに認め合うことができる。一緒に生活しているからこそ、他人の良いところ も悪いところも普通の学校よりずっとよく見えてしまう、それが立教です。

集団生活を通して、他者とのかかわり方、人間関係を学ぶことは、グローバル化が進むこ れからの社会の中で、色々な国の人たちとつきあい、多様な価値観を認め合って共に生き ていくという、真の国際人への一歩でもあります。国際人になるということは、単に英語 ができれば良いというものではありません。人と人とのコミュニケーション、他者への思 いやり、気遣いの心、君たちの部屋をクリーニングするイギリス人のおばさんたちがどう したら掃除をしやすいか、それを考えることも国際人としての大事な一歩なのです。

昨年1年間、中学部2年生は毎日部屋をとてもきれいにして、クリーニングレディースか らサンキューカードやお菓子をもらいました。そんな人と人との小さな人間関係が、実は 日本とイギリスを結ぶ国際関係の基礎になるのだと思います。

かくいう私も、まだイギリスにきて間もない新任の頃、高橋先生と一緒にホームステイし ていた下宿先から追い出されたことがあります。壁に傷をつけたのを黙っていたこと、立 教の教員なら仕方ないのですが毎晩深夜に帰宅してくること、そして多分最大の原因は、 一緒に下宿していたもう一人の先生がそのお家の冷蔵庫に沢庵を入れていたことだったと 思うのですが、その時、下宿先の大家さんから学校に送られてきた苦情の手紙には、「あな た方は日本を代表してこの国に来ていると私たちは思っている。日本のアンバサダーとし てふさわしい行動をしてほしい。」と書かれていて、ショックを受けたのを良く覚えていま す。「あなた方は日本を代表してこの国に来ている。」立場を換えて考えてみると、確かに 観光旅行で外国に行ったときに、たまたま出会ったその国の人から親切にされれば、ああ この国の人は良い人たちだなあと思います。君たちの周囲のイギリスの人たち、掃除のお ばさんたちやキッチンスタッフ、ECの先生方、スポーツの対外試合の相手、ジャパニー ズイブニングやオープンデイのお客様、ホームステイのホストファミリー、交換留学の相 手、そういう人たちは、君たちを通して日本を見ている、君たちを見て、ああ日本人とい うのはこういう人なんだな、と思う、だから君たちは日本を代表してここにいるのだ、そ ういう自覚を持って行動してほしいと思います。

本校の教育理念として、「キリスト教に基づき他者を思いやることのできる人間を育成す る」ということを掲げています。 この教育理念の実現、他者への思いやりの心は、上から押し付けてできるものでも、一朝 一夕に実現できるものでもありません。42年という長い歴史の中で、君たちの先輩たち、 生徒一人一人、教員一人一人が、力を合わせて実現してきたことです。 小学生から高校生まで、そして教員も、皆が一緒に同じ生活をすることで培われてきたこ とです。先学期、夜中に具合が悪くなったりしたときに、保健室の磯田先生は自分の当番 でなくても何度もロッジから駆けつけてきてくれました。感謝しなければいけない人は沢 山いるはずです。食堂で下級生がトレイをひっくり返したら、何も言わなくても上級生が パッと集まってきて片づけを手伝ってくれる。立教はそんな学校です。

新入生の皆さんは、これからこの立教という大きな家族の一員になります。はじめはひた すら時間に追われて、生活していくだけで精一杯かもしれませんが、大丈夫、すぐに慣れ ます。わからないことや困ったことがあったら、クラスメート、先輩、先生方、誰に聞い ても親切に教えてくれるはずです。

上級生は今まで先輩から色々教えてもらった、そのことを忘れずに、今度は自分が下級生 の面倒をみてあげてください。高等部3年生の赤ネクタイは、最上級生としての責任の重 さの証です。今日は早速、新入生の案内係として大活躍してくれました。これからどんな 高3になるのか、後輩たちにどんな背中を見せてくれるのか、とても楽しみにしています。 そして高校2年生の諸君、君たちがこれから学校の中心になります。生徒会、委員会、ク ラブ活動、係本部、これからの1年間、どうしたら後輩たちがいきいきと楽しく生活して いけるか、それを考えていくのが君たちの責任です。活躍を期待しています。

下級生は先輩が優しいからといって甘えすぎてはいけません。礼儀を守る、けじめをつけ る、言葉遣いに気をつける、そういうことがちゃんとできなければいけない。下級生がそ れを守れるからこそ、初めて優しい上級生という存在が成り立っていくのです。それを忘 れないでください。

ルカによる福音書第 6 章 31 節に、 「人にしてもらいたいと思うことを、人にもしなさい。」 というイエス様の言葉があります。「人にしてもらいたいと思うことを、人にもしなさい。」 人からあれをしてほしい、これをしてもらいたい、そんなことばかり考えて生活するので はなく、君たち一人ひとりが、友達のために何をしてあげられるか、先輩のため、後輩の ため、一緒に生活している人のために何ができるのか、いつもそういうことを考えながら、 これからの生活を送っていってほしいと思います。

君たちの成長を祈って、本日の入学・始業礼拝式の式辞といたします。

4月13日、34名の新入生を迎え、入学始業礼拝が行われました。雨や曇りの多かったイギリスの天気でしたが、当日は新入生や帰寮する生徒を歓迎するようにきれいな青空となりました。

入学始業礼拝の前の昼食では、久しぶりに帰寮した生徒、新入生、保護者の方、先生が一緒に食事をしました。「自分が新入生だったときのこと覚えてる?」と聞くと、「はい、覚えてますよ」「すごく緊張していました」とはっきり答えが返ってきました。新入生の不安や緊張は誰もが経験するものなのです。

入学始業礼拝の中では、校長先生から新入生へ立教英国学院の校章のワッペンが手渡されました。一人ひとり名前を呼ばれると、緊張した表情で元気に返事をしました。このワッペンは今年度から新しくなったものです。デザインは今までのものと同じですが、大量に注文していた旧ワッペンは昨年度の新入生の分でなくなったため、素材が改善されたものとなりました。

校長先生のお話の中には毎年のことながら「赤ネクタイ」のお話がありました。「赤ネクタイは高校3年生の責任の重さの証です…」と。高校3年生は、この日、新入生の案内係をしてくれました。「赤ネクタイ」をする高校3年生が新入生を案内する様子はとても逞しく、赤ネクタイの重みをしっかり意識している様子が伝わってきました。

立教英国学院は全寮制であり、衣食住、24時間を仲間と共に過ごします。これから仲間の良い面も悪い面もいろいろな面を見ることになるでしょう。多くのことを学び成長する一年になることを期待しています。

 3月9日 土曜日。終業礼拝が終わり、短めの昼食を済ませて私はミニバスに乗り込んだ。そう、1週間の交換留学のスタートを切るために。
その日の天気は空一面に青空が広がる晴天。しかし、私の心はやや曇り空だった。1ヶ月前にミレーの生徒達が立教を訪れたときは、彼女達とは英語で会話をしても、普段の生活では日本語が使える環境にあった。しかし、今回私がミレーを訪れる・ホームステイをするということは、日常会話から授業まで全て英語ということだ。私はそのことに強い不安と緊張感を抱いていたのだ。そんな心配を余所に、ミニバスは無事ミレースクールに到着。そこには、久しぶりに見るバディー達の姿があった。彼女達の姿を見ると、少しだけ緊張が解けたような気がした。簡単に挨拶を済ませると、いよいよバディーの家へ。1週間の家族と初対面。みんなとてもフレンドリーで優しいオーラに包まれている人たちばかりだ。「この家族なら大丈夫。」と自然に安心している自分がいた。

その週末は、他のペアとも合流してショッピングや海へ行ったりと、普段はなかなか味わえない休日を過ごすことが出来た。そしていよいよ初登校。初日は車で送迎してもらったが、普段は徒歩で通学しているとのこと。実際に徒歩で登校する日の前日、「学校まで何分くらいかかるの?」と聞いたとき、「約45分ね。でも、私は歩くのが遅いから時間がかかるの。実際はそんなに遠くないわ。」と返ってきた。そうかそうか。と納得していざ徒歩登校。遠かった。彼女の歩くペースも全然遅くなんかなかった。むしろ私からみれば速いくらいだった。へとへとになりながら、『体感の仕方にも大きな差があるのかもしれない』と新たな視点からの発見をすることが出来たのだった。

授業は科目が沢山あり、それぞれ取りたい科目を選択するというものだった。どの授業を受けても感じたことは、生徒一人一人が積極的に発言し授業に参加しているということだ。先生方の板書も少なく、要点だけを絞って説明をしている感じがした。そのため、教室が静かになることはほとんどなく、常に会話があちこちから聞こえる状態。しかし、うるさい・不快と感じることはなかった。それらは全て、雑談ではなく意味のある一種のディベートのようなものだからではないかと思う。普段の日本の授業スタイルでは、あまり見られない風景であった。

放課後になると、街へ寄り道したり、お互いの家へ行き夕食を一緒に食べたり、映画を見たりと、いわば日本の高校生と何ら変わりない放課後の過ごし方だった。しかし、普段立教で生活している私にとっては充実した時間の1つだった。ショッピング中のたわいのない会話、みんなで食べたお菓子、ラブストーリーのクライマックスにみんなでテンションをあげながら感動したこともあった。

最後の夜には、バディー達から秘密で買ったというブレスレットをプレゼントされたりもした。どれも掛け替えのない大切な思い出。私の青春の1ページに深く刻み込まれた。

今回の交換留学を通して学んだことは、『話そうとする姿勢』だ。文法や発音にとらわれ、話すことから遠ざかっていた自分。しかし、「完全な文にしなくても意味は伝わる。正しい発音じゃなくても相手は理解してくれる。コミュニケーションはテストじゃない。だから失敗しようと思い通りに伝わらなかろうと、まずは話してみよう。」そう思うことが出来た。このことは私にとっての大きな成長・大人への第一歩である。

最終日。迫る時間を惜しみながら、再び会う日の約束をして私はミレースクールに別れを告げた。そこには、曇1つない青空が広がっていた。
[English]

In this spring holiday, I went to Millais School for a week as an exchange student. On Saturday 9th March, I got on a school coach hurriedly after very short lunchtime. I was more worried than excited because I was not good at speaking English. I was worried about communicating in English. About 20 minutes later, I arrived at Millais School and met my buddy with her mother. I was glad to meet her after a month. I went to her house. It was very big. I was surprised. Next, I was introduced to her family. She has father, mother, two old brothers, and young brother. Everybody in the family was very friendly. So, it was easy to talk to them. Afterward, we went shopping, ate waffle and played in the park in Horsham. It was very exciting and relaxing for me.

On Sunday 10th March, we went to Brighton. We went shopping and I bought a secret present for my buddy in the morning. At noon, we joined another 3 pairs of Rikkyo and Millais students and went to a beach. It was beautiful and the sun was shining. We chatted and took many pictures. It was like a scene from a foreign movie.
I could experience many classes at Millais School. Millais students were speaking actively in every class. It was new to me to hear a bell ring at the beginning and the end of each class. Millais school has many interesting classes like Chinese and ukulele.
After school, we went to many places and houses of other Millais students. We played bowling, had afternoon tea, and watched many films. It was different from how we spend time after school at Rikkyo.
I learned many important things through this exchange. In communication, trying to speak is more important than using correct grammar. I was able to make a lot of new friends and fond memories. I had a really valuable experience by participating in this exchange program.

Thank you.

(高等部1年生 女子)

今ではすっかりインターネットが発達して、Eメールのやり取りの比重が高くなりましたが、
立教英国学院では、手紙や小包みのやり取りが、ある一定数あります。
Eメールでぱっと送れるからこそ、デザインも様々な切手や、手で書かれた手紙が
ほっと心を温かくしてくれるかのようです。

この切手を立教英国学院では集めています。
呼びかけるのは生徒。
むかし小学生だった時に学んだ「社会協力」の授業。これをもとに始めました。
それ以前にも集めていた使用済み切手ですが、
小学生が収集箱をていねいにつくり、全校に声を掛けて、
用の済んだ切手を切り取ってもらい箱に集めます。
学期ごとに箱を開けて、中の切手を分類。
日本の切手はデザインが素敵で鮮やかで楽しい。
様々な国から来ている生徒もいるので、いろいろな国のかわいらしい切手や
意表をつくデザインもあります。
最後に、送付の手紙を書いたら、日本キリスト教海外医療協力会に郵送しています。

今は中学2年生になった生徒たちが、ぼろぼろになった箱やポスターを処分し、
この3月に新しく収集箱を作り直しました。
全校の先輩がた、後輩たち、先生にも声をかけて、改めて使用済み切手を集めるプロジェクトがスタート。
彼女たちはこれからも有志で続けてくれるそう。
もし気持ちを持って取り組んでくれる後輩たちが入ってくれたら大歓迎だそうです。

I went to the Millais School for 1 week as an exchange student.
I learned a lot of things. It gave me precious memories.

My situation was a little different from others. I had just 6 days before I can meet my partner.
I was looking forward to meeting my partner. March 10 was my first time to go to Millais School and meet my partner. I was thinking about many questions for her. But when the time came to meet my partner there was no word coming out from my mouth, because I was so nervous. I just exchanged greetings with her on that day.

At night, I regretted that I did not speak much with her.
And I decided to talk anything if I got nervous.
From March 11 to 14, I talked to her as much as I could.
We went bowling, ate dinner with my host family, played games, stopped by some places on the way …….
There were many chances to talk to her and we became close friends little by little.
I was happy even if topics of our conversation were trivial.

On March 14, I heard that it was the last day to meet her.
On the evening, we ate dinner at our friend’s house and watched movies.
Then, the time to say good-bye came.
I had a lump in my throat and tears welled up in my eyes.
I did not want to say good-bye. But I could not find out words to tell her.
” See you again ” she said.
She told me that this was not the last time for me to see her , and we could meet again.
We are definitely to meet if we want to.

I learned not only English but also something more important through this exchange.

Thank you for my host family, teachers, partner, Millais School students.

(High School 1 Girl)

3学期の、小・中1のフィールドワークは、地元クランレー村の聖ニコラス教会で行いました。
2年前にも同じ場所で行いましたが、非常に面白いワークとなったお勧めの教会です。

生徒たちが「へぇっ!」と感心する、この教会の面白5大ポイントは?

1.教会はいつ出来たか?
12世紀の終わり、1170年ごろ。
「えっ?それって、イイクニ作ろう鎌倉幕府よりも前?源平合戦よりも前?」
と驚きの古さ。

2.守護聖人は?
セント・ニコラス。
彼は子供ならだれでも知っている「ある人」のモデルです。
イギリス式に言うと、FATHER CHRISTMAS!

3.ステンドグラスのある窓と、ない窓があるのはなぜ?
第二次世界大戦のとき、空襲で近くに爆弾が落下し、
爆風でステンドグラスが割れてしまったから。
献金や記念行事で新しく作られたステンドグラスも2か所あるけれど、
戦争の爪痕として今も語りつがれています。

4.外から見ると目立つ塔に一体どこから登れるの?
教会の一番後ろの壁のカゲの古い扉から。
古くてせまい、石造りの階段をのぼって塔にあがり、
屋根裏の鐘を見せてもらったら、鐘鳴らしをさせてもらいました。

生徒の質問① 鐘はいつ鳴らすの?
→礼拝の前や結婚式などの前がふつう
あとは火曜日の夜。鐘鳴らし役は決まっていて、練習するのだそうだ。
(ハッ!と気付く引率の先生。教会の近くに住んでいて、
火曜夜になぜガンガン鐘が鳴るのか、いま判明!)
生徒の質問② いつ頃から鐘の当番をしているの?
→「君たちと同じ年頃からよ」と鐘当番のおばさん。
…ということは小学生くらいから、数十年!
びっくりです。

5.教会内をよーく探すと、「不思議の国のアリス」に登場するチシャ猫の彫刻!
チシャ猫は「CHECHIRE CAT(チェシャー州の猫)」から来ているみたいです。
アリスの作者ルイス・キャロルは、近くの町ギルフォードともゆかりがあるのですよ。

6.床の謎の記号を読み解け!
教会では一般的に床に墓石や記念碑がはめ込まれていますが、
数字が私たちのよく知る数字ではないことがよくあります。
たとえば…
MDCCCLⅠⅠⅠ
そう、ローマ数字。
M=1000   D=500   C=100
L=50
にしたがって解くと、MDCCCLⅠⅠⅠ=1853年。
これにX(10)やC(100)の位置がかわるとちょっと複雑。
MC=1100  ですが  CM=900  となります。
だから、ⅤⅠ(Ⅵ)は6で、ⅠⅤ(Ⅳ)は4なのですね。
「えぇぇぇぇ?」と混乱する生徒たち。

さて例題。
MCDLXXⅠXは?    みなさん解けますか?

(こたえ:1479)

私は3月8日から3月15日までの約1週間、ホーシャムから車で10分ほど離れた村でホームステイをしました。交換留学前は、英国の一般的な家庭や学生の生活を体験できると思うととてもワクワクしていました。ホームステイ先はバディーのルーシーの家と聞いていましたが、ホームステイファミリーは優しい人たちなのだろうか、たくさん英語を話すことができるだろうかとやはり不安に思う部分も大きかったです。ですが、ホームステイファミリーはとても温かく、ステイ先は居心地が良かったです。交換留学を終えて振り返ってみると、多くの人との出会いや貴重な体験が出来、そこから学ぶことも多くとても有意義な交換留学になりました。

交換留学の1週間はとても暖かく黄色い鮮やかな水仙があちこちに咲く、春らしい陽気でした。交換留学では基本的に8時から3時までミレースクールに行き、その後は放課後でした。ミレースクールではルーシーと一緒に英語(国語)や数学、科学などの授業を受けたり、日本語のクラスでミレーの生徒たちに日本語を教えたりしました。ミレーでの授業は全く理解することが出来ず、ただ座っているだけで自分の英語はまだまだなんだと実感しました。ですが、ミレーの生徒たちは優しく話しかけてくれたので、英国の学校の雰囲気を楽しむ事が出来ました。そのほかに音楽の授業ではウクレレをひいたり、美術の授業では壺を作ったり、家庭科の授業ではパンを作ったりと日本の学校とは違い英国の学校では様々なことが学べるのだなと思いました。放課後はよくルーシーのミュージカルレッスンについていきました。レッスンには小さい子から高校生まで多くの子が参加していて、ミュージカルが盛んな英国ならではと思いました。

私がホームステイで一番大変だと思ったことは、会話です。自分の気持ちや考えを伝える事は出来るのに、話す速さが速すぎて、相手の話を聞き取ることが出来ませんでした。ルーシーとは夜にたくさん話すことが出来ましたが、ホームステイファミリーとの食事の時にみんなが何を話しているか全く分からず、こんなにも私は英語の実力がないのかととてもガッカリしました。ですが、落ち込むと同時に少しでも理解しようと積極的に会話に入るようになり、またルーシーのサポートもあり交換留学前よりも会話が出来るようになりました。会話の内容は他愛もない話から英国や日本の生活や文化などの違いでした。このとき、私は日本人でありながらもまだまだ日本について熟知していないと思いました。もっと日本の文化を知り、それを伝えていけたらより英国と日本の交流が深まると思いました。

私はただ単純に英語がうまくなりたいと思い、ミレースクールとの短期交換留学プログラムに参加しました。ですが、英国の生活や学校の様子を実際に体験できたことで私の視野は前よりも広がりました。また、リスニングの能力をもっと鍛えなければならないこと、日本のことをもっと知らなければならないことなど交換留学をやってみなければ分からない多くの課題を見つけることが出来ました。
私は、これから英語をもっと勉強して外国人となんなく「話せる」人になりたいと強く思います。そして、この経験を糧にしてさらなる外国との交流を広げていきたいです。

(高等部1年生 女子)

It was in January when my homeroom teacher offered us a chance to have an exchange with an English local school. Before I entered Rikkyo School I was at an international school, and because of that, I was able to speak a little bit of English. I decided to do the Millais School and Rikkyo School exchange because I wanted to make some kind of connection between the schools as well as connection between students.
When Millais exchanges came to Rikkyo, Rikkyo students and teachers tried their best to teach about Japan. At Millais school, we did not really learn about England, but all of the classes were taught in English so it was very new to us.

We also had an opportunity to learn Chinese; we learnt couple of Chinese characters and greetings.
One of the differences between Rikkyo and Millais was that students were allowed to choose which classes they would like to take. This was very interesting because most of the students we met in each class were new to us. All the students at Millais School were curious to learn not only Japanese language but also Japanese culture.

The class I enjoyed the most was the cookery class. We made bread with 23 students in the cookery. While baking the bread in the oven, we had time to communicate with Millais students who were about the same age as I was. This was amusing; we were able to hear a lot of funny stories about their
school teachers. This kind of free time made our conversation grow livelier.
It feels as if I had spent a very long time at Millais School because every day was filled with many excitements and many enjoyments. After school, our exchanges had planned many activities to do with us: hopping, bowling, laser quest, party and so on. On the night before our exchange finished, one of the exchanges invited us to their house to have a party. We went to her house and ate fish and chips, did small fire works in the garden and watched a DVD called Twilight. At the party, I got really close with the buddy of another Rikkyo student. Until then I was not really close to that girl but the mood of the party made us really good friends.

Right now most of the students who have done the exchange are still keeping in touch. We are planning to meet up in Japan after they graduate from high school.
After finishing this exchange, I sometimes feel a little bit of loneliness. This is the evidence to show how much I enjoyed this exchange.

I really appreciate that the both schools gave us such a great chance to have a connection between us. I would definitely recommend to other students to think about taking part in the language exchange or even trying out with the speaking club held at Rikkyo School on every Tuesdays after school.

(Middle School 3 Girl)

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