rikkyo school in england1989年に中学部を卒業して約25年経っての訪問となりました。
卒業後すぐにでも再訪できると思っていましたが、長い間を要してしまいました。
自分の大切な原点のひとつ、懐かしく、また、とても楽しいひと時でした。
母校がますます発展してくれることを願っています。

rikkyo school in england入った瞬間に建物に囲まれた塔、ロンドン塔は私にとって、とても印象に残った場所でした。その中で私が気になった人物はレディ・ジェイン・グレイです。彼女は九日間だけイギリスの女王でした。なので、彼女は日本や他の国ではあまり知られていません。
レディ・ジェイン・グレイはとても偉い女の人で、彼女は十六歳で政略結婚させられ十七歳で殺されたと聞いて、私は何も罪をおかしていないのに、とても彼女はかわいそうと思いました。彼女はメアリー女王にカトリックに改宗するなら命は助けようと言われたらしいのですが、彼女は、信仰を捨ててまで生きる気はないと言ったのです。
私はレディ・ジェイン・グレイはとても立派だと思いました。なぜなら自分の決めた事は中途半端にしないですごいと思ったからです。
ロンドン塔で処刑された人たちの中にもう一人ジェイン・グレイのように濡れ衣を着せられた人物がいました。彼女の名前は、アン・ブーリンという女王でした。アンに着せられた罪は濡れ衣であったので、アン・ブーリンの亡霊が出るとされているそうです。私は何も罪をおかしていない人に罪を着せて処刑するというやり方にはおどろきました。
私はイギリスといったら、ビッグ・ベンというイメージがあったので、初めてロンドン塔の事を知ってこんな建物があったのだなと思いました。ロンドン塔は私にとってとても印象的な場所でした。

(小学部6年生 女子)

rikkyo school in england

 

毎週金曜日に全校で行うフライデースポーツ。人気種目の乗馬は今年度から生徒達が習う乗馬スクールが一つ増えました。初心者グループはこちらで約45分のレッスンを受けます。学期の後半は外へ出て野原の中をトロットすることも出来ました。

練習の様子をこちらのギャラリーでご覧下さい。

rikkyo school in england「この一週間、ここはあなた達の家で、あなた達は私達の家族よ」

アンパッキングを終えて、リビングに下りていくと、ホストマザーのアーシュラさんがそう言ってくれた、そうは言ってもここは初めて来る家で、ホストファミリーもついさっき会ったばかり。完全にリラックスできるわけでもなく、緊張して背筋を伸ばしながら私はソファーに座っていた。

しかし、そんな緊張は、瞬く間に消え去っていった。一緒に食事をして、たくさんの話をして、時には日本の文化である折り紙を教えたり、日本食を作ってあげたりもした。一日一日が本当に楽しくて、まるでイギリスの家族の一員になったみたいだった。ホストファーザーのデイビッドさん、ホストマザーのアーシュラさん、一緒にホームステイをした明子、猫のルル、それから私。この一週間、四人と一匹で過ごした時間はこれからも忘れることはないだろう。

最終日、インターネットの回線を通じて話した、日本に住んでいるという息子さんは「これからは、イギリスにいるあなたたちの家族だと思って下さい。」
と、流暢な日本語で話してくれた。

イギリスでのホームステイという貴重な経験。この中で学んだことは山ほどある。でもなにより、こんなにすばらしい家族に出会えたことを幸せに思う。

(高等部2年生 女子)

rikkyo school in england 私はラジウィックにある家庭でホームステイをした。私にとって三回目のホームステイだ。しかし今までのホームステイは二回とも、同じ年代の子供がいる家に行って、その子の学校に一緒に通うというものだった。だからすることが決まっていない、自由なホームステイだった今回は、今までとは全く違った。

まず学んだことは、声の大きさだ。私の行った家庭は、子供はもう結婚していて、夫婦二人暮らしだった。会話をするとき私にとっての普通の音量で話すと、よく耳を傾けられてしまう。また、逆に意識して大きく話すと、うれしそうに聞いてくれた。そうして気づいたことは、外国の方にとって私達は反応が薄いと思われがちだということだ。だから大きな声ではっきりと反応することが大切だと思った。また、首を縦や横にふって自分の意志を示すのではなく、Yes、Noと言葉にすることが、小さいけれど大事だと知った。これはホストファミリーから、

「首じゃなくて、言葉にして。」

と言われ、知ったことだ。他にも相づちを意識して頻繁に、大げさにすると、話が弾むと気付いた。これからも外国の方と話をするときは、大きな声で、はっきりとオーバーリアクションで話そうと思う。

私がホームステイした家は、とてもゆったりしていた。庭には多くの植物があり、自分達で育てた野菜やハーブを料理に使うそうだ。天気が良いと、庭で読書をしたり、紅茶を飲んだり、とにかく良く庭でリラックスしていた。私から見てホストファミリーは毎日笑っていて、とても楽しそうだった。たまに、忙しそうで、いつも疲れているような人を見かけるが、まさに正反対だ。私もホストファミリーの様に、力を抜いて、上手く生活できるようになりたい。

日本では、時間に追われてせかせか暮らしている人が多いと思う。また外国に比べて、家ではよくテレビがついていて、家族との会話が少なくなりがちだ。食事の時間も、二十分弱など短い家が多いのではないだろうか。一週間ホームステイをしてみて、家族と沢山話したり、ゆったり食事をとったりする生活はいいなと思った。家で真似しようと思う。リラックスできたハーフタームだった。

(高等部1年生 女子)

rikkyo school in england 九日女王と呼ばれる、レディ・ジェイン・グレイという人を知っていますか。このレディ・ジェイン・グレイと呼ばれる人物は、十七才で王位を授かりました。ところで、その’九日女王’を今から説明します。
レディ・ジェイン・グレイは十六世紀のイギリス女性で日本ではほとんど知られていません。その名の通り在位は九日間でした。この女性は、ギリシャ語がたんのうで、イギリスきっての美少女だったそうです。その美しさはエリザベスと張り合うほどだったようです。政略結婚で結婚したため、十六歳での結婚でした。しかし義父ノーサンバランド公爵は政敵を処刑し、強引に嫁を取り立て女王にしてしまいました。しかし目的は、女王を傀儡にして政治をわが物にし、息子ギルフォードを国王にすることでした。重要ポストは、ノーサンバランド家で固めたかったのです。
ロンドン塔へ行った後、ナショナルギャラリーに行って、ジェイン・グレイの処刑される絵を見ました。ジェインの、
「信仰を捨ててまで、生きる気はない」
というのが印象的でした。なぜなら、ジェインみたいに生きたくても、死ななければいけない運命の人も世の中には多くいるからです。その時、私は生きていることのすばらしさを学びました。そこで買った本は、一生の宝物です。
私は、ロンドン塔に行って、初めてジェイン・グレイを知りましたが、生きられるのに、信仰を捨ててまで生きる気はない」と言ったジェイン・グレイはすごい人だと思いました。私もそんな立派な人になりたいです。

(小学部5年生 女子)

rikkyo school in england

毎週金曜日の午後は全校でスポーツを楽しみます。乗馬も人気スポーツの一つ。現在5グループに分かれて2つの乗馬スクールに行っています。

今回ご紹介する写真は中・上級者の生徒達が行くGreenwaysという乗馬スクール。20年以上立教生がお世話になってきたこの乗馬場はおとぎ話に出てくるようなひっそりとした佇まいの美しい村にあり、その周辺の乗馬コースはタイムスリップしたのかと思うような夢のような風景が広がる牧草地帯です。

写真はこちらでご覧になれます。

地元現地校ミレースクールにこの春1週間留学した、当時中学部3年生だった女子生徒から英文レポートが届きましたのでご紹介します。

*     *     *     *

rikkyo school in englandI had the great honor to participate in the first exchange between Rikkyo and Millais School. This time it was our turn to visit our exchange buddies and to see how their everyday life was. I had been very excited but unfortunately I wasn’t allowed to stay at my buddy’s house because my buddy’s family had not the required documents to let me stay so another family hosted me. I am very grateful to them for being so kind to me and I can’t thank them enough for having me. The transfer from one family to the other was a little bit tiring but on that account I had the chance to see and to communicate with two English families.

Every single day at Millais was something very special and of course a lot of fun but if I had to choose the best day there I would say it was on Thursday the 12th March, which was my 15th birthday. I hardly can imagine a better day for it than it was that day. The day began perfectly with the news that there would be no school because of snow so I could sleep a little bit longer than usual. Then at 10 o’clock my buddy came to pick me up and we drove to her home where I found a table full of birthday presents and a cake with candles on it, birthday cards and two lovely balloons. I was so surprised and so happy about it that no words on this world could define my feeling. After that we watched a movie, which I always wanted to watch.
Then we met six friends in the city and after a few hours we went to a restaurant to celebrate my birthday. Almost everybody was there and the food was delicious and we all danced to the song “Macarena” , which was very funny. But the best part of the dinner was the desert. There was a big cup of ice cream and the waitresses and everybody in the restaurant sang “Happy
Birthday” to me. I was so happy to have my friends around me and I am sure that I will never forget that day.

I could write so much more about the exchange but it would be too long so I should stop here. At the end I can’t express enough what a great experience it was to do this exchange. It gave me a wonderful chance to get in touch with native English speakers and through this I could find the person in me again who loves to speak and to study English language. If I could do this exchange again I’m certain that I would do it over and over again! Now after this incredible week I can recommend it to everyone who has the chance to do it next year and the following years as well.

At the very end of this report I want to thank every teacher at Rikkyo and Millais School especially the teachers who made this exchange possible and my two wonderful host families and of course my lovely buddy Carly.
Thank you so much!

rikkyo school in england

 

5月17日、アウティング。私はこの日をとても楽しみにしていた。なぜなら前から大英博物館に行きたかったからだ。一度行ったことはあるものの、そのときは何の知識もない状態だったため、いまいち楽しめなかった。だから今回は博物館を楽しんで、リベンジをしたいと思っていた。

私は、世界史で習ったパルテノン神殿やロゼッタストーンの本物を目に焼きつけることと、しおりに載っていることを全て見ることを目標にしていた。だから予習はしっかりした。しおりも誰よりも熟読した自信がある。当日は自主的に早く博物館に行って、チェス駒を見たり、自由テーマの壺を探したりした。時間がとても少なく、しおりに載っているものを探すのは大変だったけれど、一つ以外は全て見ることができた。特に心に残ったのは、自由テーマの壺だ。のどを刺した相手に一目ぼれをしてしまう、という悲しい恋が描かれた壺は想像より大きく、またロマンチックに描かれているのかと思っていたら、黒や茶色などでシンプルに描かれていた。相手にほれたときには、相手ののどから自分の刺した剣で血がでている・・・考えるとドラマのようで悲しいけれどワクワクした。今回の大英博物館は二百パーセント楽しめ、リベンジできたと思う。一緒になって、博物館の中を猛スピードで歩き回ってくれた絢菜、ありがとう!!

立教にいると外出することがあまりないので、アウティングでたくさんのことを見ようと、一日目を大きくして動いた。おかげで楽しめた。また次の外出が楽しみだ。

(高等部1年生 女子)

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