12月15日(日) 14:00 – 16:00 に立教大学太刀川記念館多目的ホールにて本校の学校説明会があります。

イギリスから担当教員が参ります。スライド・ビデオによる説明があります。説明会の後、個別相談も受け付けます。

予約は不要です。

「展示本部がすることって何なんですか?」この言葉を何度生徒から聞いたことだろうか。こう聞く度に、僕はどう返すべきか迷っていた。展示本部としての最後のOPENDAYを迎えるまでは。

二年前、中三の二学期に初めて体験した立教のOPENDAY。日本の文化祭とは違い、一週間丸々授業なしで当日のために準備を行う。クラスで協力しあい、一つの企画を作り上げていく作業はとても新鮮で充実していた。

その一週間を支える為に、何週間も前から準備を行うのが展示本部だった。クラス企画にはほとんど参加せずに、全てをOPENDAYに捧げる。そんな先輩たちに憧れて、高一の春に僕は展示本部に入った。いざ入ってみると、その仕事の多さに驚いた。各クラスの企画用原稿のチェック、申請物の確認、教室の机やイスの移動マニュアル作り、物の貸し出し…。細かいことまで数えあげるときりがない。そして、それでもこういった一つ一つの仕事がOPENDAYを支えていると思うと、無性に嬉しかった。全てが終わった日には、今までにない達成感を感じた。

あれから一年が経った。三人いた同学年の展示本部員は、各々の事情で辞めていき、僕は一人となった。お世話になった先輩達ももういない。一人でも大丈夫だろうなんて楽観的に考えていたけれど、現実は甘くなかった。何か問題にぶつかった時、周りに相談できなかった。まだ何も分からない高一にも安易に相談できない。次から次へと仕事が迫ってくる。本当に不安な毎日だった。

夜眠る時、朝が来てほしくないと考えた日もあった。でもそんな時に、高一の後輩が仕事を頑張ってくれて、友達が励ましてくれて、立ち直ることができた。本当は自分が支えなくちゃいけないのに、気づけば周りの皆が自分を支えてくれていた。そのおかげで僕はなんとか展示本部の仕事を全うできた。全ての仕事が終わった今、去年とは違う気持を僕は味わっている。去年は感じることのなかった疲労感はもちろんだが、それ以上に成功して良かったという喜びと安心が、自分を支えてくえた人達への感謝の気持が、胸の中一杯に詰まっていた。

この二年間、僕は色んな人に支えられることで展示本部として活動できた。特にこの一年、そのことを本当に痛感した。目指し憧れてきた先輩達は越せなかったかもしれないけれど、誰かに支えられることで僕は僕なりに学校を支えることができたと思う。だから僕は今、堂々とこう言いたい。自分たちを支えている人達をOPENDAYを通して一生懸命に支える。それが展示本部なのだと。

(高等部2年生 男子)

高校3年生の私立文系コースでイギリス人によるEnglish Projectのコースを受講している生徒が、先日地元の中/高校生によるシェークスピア劇を鑑賞してきました。
参加した生徒の英語レポートが届きましたので、以下にご紹介します。

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Theatre Trip

I went to Horsham Capitol Theatre with H3 project class group, Mrs Sharp and Ms Lovegrove on 16th October 2013. It started at 7pm, so I ate dinner earlier and then went there.
I had studied about Shakespeare in project class before I went to see the play. I enjoyed studying because the Shakespeare play was interesting.
Many people were in the theatre which was clean and warm.
First, I saw Romeo & Juliet, but the story had changed to a football theme. Although the performers were younger than me, they acted very well.
Second, I saw the Tempest. It was a serious story, but I couldn’t understand it all because this was the first time I had seen it and the performers spoke too fast, but I enjoyed seeing it anyway.
Third, I saw a Midsummer Night’s Dream. It was a comedy and an interesting story. The performers were handicapped people, but they were good characters and acted very well.
Last, I saw the Merry Wives of Windsor. It was more difficult than the Tempest for me, so I couldn’t understand it.
My favourite Shakespeare play was Romeo & Juliet because it was sad, but it was a good love story. I enjoyed studying Romeo & Juliet because I could know about Shakespeare and his work.

Kyohei

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Theatre Trip

I went to the Capitol Theatre to watch Shakespeare plays on Wednesday 16th October. I went there with Ai, Ayano, Daisuke, Yo, Kyohei, Mrs Sharp and Miss Lovegrove. It started at 7p.m. The first play was “Romeo and Juliet.” It was shorter than the film we watched in class. It was about 20minutes. We could understand the details of it because we have been studying “Romeo and Juliet” since last term. But it was really difficult to comprehend the second play. The name of it was “The Tempest.” It started with a dark atmosphere. However, in the end of the play, the bad people are excluded and there was a happy marriage, so it had a happy ending. When I watched it I felt like I was going to fall asleep. If I had known the story, I could have enjoyed it more. After that we had a break and the third play started. It was “A Midsummer Night’s Dream.” Its story was easy to understand so I enjoyed it. I also enjoyed the background music because it was music that I knew. The last play was “The Merry Wives of Windsor.” It was a comedy. Many people were laughing during this play. Not always, but sometimes I laughed. I only understood “Romeo and Juliet”, but I still enjoyed all of the plays.

Mana

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Theatre trip

I went to the Capitol Theatre on Wednesday 16th October to watch plays which were written by Shakespeare. The Capitol Theatre looked new and it was cleaner than I thought it would be and we sat in the middle of the row.
First, the girl explained what plays we would see. We watched 4 plays which were acted by children who were younger than us or the same age. The first play was Romeo and Juliet which we have studied for a long time. It was very similar to the film of Romeo and Juliet but it was shorter than the film. I think that the Nurse actress was very nice because her character was the same as I have imagined. However, the actress of Juliet was very small and her voice was too quiet to hear.
The second play was the Tempest which was a serious story about a big storm. One of the girls who acted in the Tempest had come to Rikkyo School before. The play was very powerful so I was given a good impression of their acting.
We watched A Midsummer Night’s Dream for the third play. It was a comedy in which disabled children acted. The play made me happy and it was fun. The actors looked very happy too and did their best.
I really enjoyed watching every play and I learned a lot of information about Shakespeare and his plays.

Ai

私がここの学校に来てから、初めての大きな行事であったのがOPEN DAYでした。OPEN DAYは、日本で言えば文化祭にあたるものと聞いて、幼稚園から中学校まで文化祭を経験してきた私にとっては、新鮮さがあまりありませんでした。

しかし、立教のOPEN DAYは自分が今までに経験したものとは大きく異なりました。中学生までの日本の文化祭は、言ってしまえば受け身の状態でした。自分達は楽しむだけで良かったのです。それに比べてOPEN DAYは、クラスやフリープロジェクトという有志の集りで、作品を創作するという能動的なものでした。今まで自分が見て楽しんできた展示品や見せものを、今度は見せる方の立場に変わったという事です。

OPEN DAYでは、フリープロジェクトや係本部の仕事、プラス、クラスで一つテーマを決めて、教室を使って、それらを伝えなければいけません。自分のクラスも、何とかテーマと伝えることが決まり、準備期間に入ることができました。
準備期間中は、とにかく忙しかったです。放課後の一部の時間と、空いている時間は、とにかく少しペースが遅れ気味のフリープロジェクトの練習 (私はダンス企画でした。) を全力でやり、それ以外の時間も大急ぎでクラスの作業を進めたので、1日が過ぎるのがとても早かったです。その上、毎日疲れがたまり、寝ても少ししか体が休まりませんでした。
そんな日々を1週間過ごし、ついにオープンデイ当日がやってきました。

OPEN DAY当日は、学校の雰囲気がガラリと変わったのを、お客さんや自分の家族が来たことによって肌で感じることが出来ました。当日一番気になるのは、やはりクラス作品の評価及びフリープロジェクトの評価です。どちらも全力でやり切ったので悔いはありませんが、できれば賞を取りたかったです。
色々あったけれど、OPEN DAY はとても楽しくていい経験になりました。

(高等部1年生 男子)

リハーサル風景

11月16日、Billingshurst Choral SocietyとSinfonia of Arunの競演コンサートが催され、Bruch(ブルッフ)作曲『ヴァイオリン協奏曲ト短調』,Brahms(ブラームス)作曲『ドイツ・レクイエム』,そしてHaydon(ハイドン)作曲『トランペット協奏曲変ホ長調』、3つの曲目が演奏されました。
Billingshurst Choral Society (以下「BCS」) は、1986年に結成された合唱団です。100名を超えるこの合唱団の活動は大変精力的であり、近年3ヵ年はトスカーナ(イタリア),ニューヨーク,プラハ,パリ,その他海外各地および国内で演奏活動を続けています。
Sinfonia of Arun (以下「アラン交響楽団」) は、イングランド南部を代表するオーケストラです。とりわけ、サセックス州においては、様々な合唱団との競演で知られています。
今回、演奏曲目の1つ「ブルッフのヴァイオリン協奏曲」のソリストとして、本校の生徒が選ばれました。昨年の本校創立40周年記念コンサートを聴いたBCSの方から「是非、協奏曲のソリストに」とお招きを頂戴し、実現しました。
また、メインの「ブラームスのレクイエム」には本校芸術科のMendelssohn先生も加わりました。コンサート鑑賞を希望する生徒31名が、ミニバス3台に分乗して出掛けました。立教英国学院に深い縁をもたらすコンサートでした。
夕方7時半に始まったプログラムは、途中15分程度の休憩を挟み、夜10時頃まで続きましたが、本校生徒も含め聴衆は皆、スケールの大きな演奏に圧倒され、興奮と驚きに包まれました。

私にとって、これほど長かった1週間はなかったのではないだろうか。いや、そういえば立教に入学した最初の1週間も長かった。同じくらいだと思った。今、冷静になってわかる、2つの時期の共通点、私は極度に緊張していた。

オープンデイ準備期間初日の教室移動が終わり、ガランとした教室を見た時、緊張・焦り・不安、という感情しか心になかった。進行状況が他のクラスより大幅に遅れていた高1-1組。クラスの皆も必死に走って、考えて、作って、描いて。やる気と同時に、無事完成させられるかという緊張感も膨れあがっていった。

毎日が充実しすぎている、忙しい1週間が始まった。最初の2日は教室作業だったが、その後はずっと体育館にいた。1日中ずっと体育館で、寒いし、汚れた。が、全部が悪い事なわけもない。何の効果だろうか、準備期間中はとても人と話しやすい。今まであまり話してなかった人とともに作業し、話し、笑う。なんだかんだ楽しくって、とても嬉しかったことを覚えている。

皆で精一杯作業し、作り上げ切り、オープンデイ当日を迎えた。オープンデイはとても楽しかった。が、緊張が徐々に徐々に増していった。原因は閉会式、つまり表彰式だ。
ショックを受け過ぎない様に、ずっと「 もしも」のことは考えていた。が、やっぱり、「もしも」が本当になった時のショックは大きかった。高1-1組は賞をもらうことが無かった。表彰式が終わった瞬間、緊張は消え、高1-1組への申し訳無さでいっぱいだった。もっとずっと、私がちゃんとしていれば、と。
責められても仕方がない。というよりも、私が悪い。それなのに級友で私を元気付けようとしてくれる人達がいた。その中で「楽しかった。」と言ってくれる子がいた。今考えるとお世辞だったかもしれない。が、その子の言葉、他の人達の励ましで私は救われた気がした。

それから2日経ち、担任である森先生からお話があった。森先生のお話はオープンデイの表彰の話だった。本当に惜しいところまで行っていたこと、お客さんは私達の展示を楽しんでいてくれたこと、最後に賞がとれなかったからと言って自分達のしたこと、頑張ったことを忘れるな、ということ。とても心に染みた。今年初めて、オープンデイ頑張って良かったと思えた。

思い出は美化されるものだ。早速、私の中では美化が起こっているのかもしれない。辛くても楽しかった、と。そして、これはこれで良い思い出だったかもしれない、と。
高1-1組の人に伝えたいこと。申し訳ない気持と一緒に、それ以上にずっとずっと大きい感謝。本当に本当にありがとうございました!

(高等部1年生 女子)

小さい頃からバスケットボールを続け、現在もバスケットボール部に所属する自分にとって、試合に負けるというのは何よりも悔しいことだ。それはバスケだけに限らず、他のスポーツでも、もはやそれがスポーツでなくとも、それに対し、真面目に取り組んだ人間にとっては当然のことだろう。

しかし、その悔しさを自分は、当分の間忘れかけていた。この学校に来て、前の一日中バスケをするような環境から大きく変わり、放課後の2時間のみの練習時間は、徐々に僕から勝負への熱を取り去っていった。どこか手を抜くようになり、そしてやがて負けても悔しさが湧くことはなくなった。

勝負の世界において、闘争心を失った人間ほど弱い相手はいない。それは実際に、自分がバスケを続けてきた十年間で学んできたことだった。しかし、それがまさに自らに当てはまっていたのだと気がついたのは、自分がその闘争心を取り戻してからだった。

10月8日、バスケ部は対外試合を行った。前半はこちらのペースで試合は進み、身長で差をつけられながらも、走力を生かして得点を量産し、最大で17点差をつけた。もちろん、それで気を緩めたわけではなかったが、後半からは疲れが見え始め、機動力は落ちていき、終盤には同点に追いつかれ、接戦のうちに逆転を許し敗北を喫した。

その時僕の心は悔しいと唸っていた。そして唸りながら、自分の中に後悔や、真剣勝負と一緒に忘れていた感情の全てを連れ戻した。自分はどこか、この苦しみから逃れようとしていたのかもしれない。久々の感情は、心に重くのしかかった。

しかし、この感情がただ苦しいだけではないことを、その持ち主である僕は知っていた。心はその苦しみから逃れるために、自らに向上心を持たせ、それをもって自分を強くする。それこそが勝負という土俵に上がる以前に必要な闘争心なのだ。

あの試合でもしも勝っていたら、この忘れていた感情を取り戻すことはなかったのだろう。まだ試合は残されている。悔しさから生まれた闘争心はきっと、自分を強くしてくれるはずだ。まだ自分は勝負という土俵に上がったばかりなのだ。

(高等部1年生 男子)

私はイギリスに来て初めて本物のイギリスを体感した。イギリスの中の大都会の一つであるオックスフォードはアジア人が多くうるさく、街が汚いイメージがあった。しかし本物はアジア人は少なく、上品なにぎやかさがあり、きれいな街だった。建物は現代的な建物と昔ながらのものが混在していて独特な雰囲気をかもしだしていた。私が想像していたものとは大分違っていたために驚きと感動のアウティングとなった。

一番の思い出の一つとして、現地のカフェに行ったことがあげられる。そこはメインストリートから少しはずれた所にあるこぢんまりとしたものだ。たくさんの友人からイギリスの食事はまずいと聞いていたので頼んだものがでてくるまでは不安でいっぱいだった。しかし実際に食べてみるとメインもデザートもおいしくて大満足だった。店員の人も気さくな人たちばかりで生きた英語を学ぶいい機会ももつことができた。人種差別もあるときかされていたが彼らは差別するどころかとてもあたたかく私たちを迎え入れてくれた。

また、私はイギリスの人は人種は関係なく人と話すことが好きなのではないかと思う。店に入れば彼らは売りこみだけでなく私たちと普通の会話を楽しんだ。学校のことを私たちが話したり、逆に彼らが自分たちの話をきかせてくれたりしてとても楽しい時をすごすことができた。日本の街よりあたたかい雰囲気を感じることができたのはこのような人が多いからなのではないかと思う。

私はこのアウティングを通して、本物のイギリスを感じてたくさんの感動をおぼえた。イギリスに対して偏見をもっていた私はそれらは嘘でありとてもすばらしい国だと自覚するとともに、自分がそこに住んでいることを誇りに思うようになった。私のような偏見をもっている友人にもこのことを伝え、もっとイギリスに興味をもってもらいたいと思う。

(高等部2年生 女子)

私が今回のアウティングで感じたこと。それは、オックスフォードは世界につながる場所だということだ。

オックスフォードには世界各地から賢い学生が集まる。大学都市であるが、工業や観光業が盛んでもある。やはり街を歩いていると、多くの観光客と出会った。なぜこんなに人をひきつける力を持っているのだろうか。ハリーポッター、アリスの力もあると思うが一番の理由はやはり”歴史”だと思う。約八百年前から続く大学。街はゴシック様式で、人々の目を引き付ける。歩いていると、まるで昔にタイムスリップしたような感覚にとらわれる。多くの日本人がイギリスに魅力を感じる理由。それは、イギリスは日本とは違い昔の建物、文化をそのまま現代に残しているからだと思う。もちろん、日本でもそういう場所はたくさんある。でも、イギリスの場合は、日本とは比較にならないくらいに、歴史を大切にしていることがとても伝わってくる。

今回アリスショップへ行った時、マレーシアのTVが取材をしていた。オックスフォードはこれからも世界の人々の注目を浴びてゆくと思う。歴史を大切にする場所は、本当にすてきだなと感じた一日だった。

(高等部2年生 女子)

結果から話すと、僕たち高1-1組はオープンデイのクラス企画で何の賞も取ることは出来なかった。確かに他のクラスのレベルは高かったが、高1-2組は総合部門で優勝し、高2も賞をたくさん取っており、高等部で何にも呼ばれなかったのは僕たちだけだった。

悔しさよりも、悲しさよりも、僕の心に湧いた一番の感情は、自分達の作ったものが否定されているような喪失感だった。その後は優勝の喜びを分かちあっている2組の生徒を見て、逃げ出したくなるような感情を受け、まるで本能的に会話からオープンデイについての話を排除した。

フリープロジェクトは大成功し、当日は1年に1度の大行事を心から楽しんだ。しかしクラス企画の失敗により、自分の中で今年のオープンデイに忘れたい過去のようなイメージがついた。それはおそらくクラスの皆も感じとっていて、まるでなかったことのようになり、楽しかったね、などと想い出にふけることはなかった。

それから五日後、メールを確認すると珍しく英文のメールが届いていた。前の学校の友人からだった。内容は、実はオープンデイに来ていた、ということだった。当日も姿を見かけなかったので、僕は非常に驚いた。聞きたいことは山程あったが、長文が苦手な僕は、楽しかった?と軽く返信をした。

やはり日本とは違い、時差が無いので返信が来るのには10分もかからなかった。そして何気なく中身を読んだ。そこには、どの展示も良かったけれど、一番楽しかったのはシンデレラだった、と書かれていた。シンデレラとは僕たちのクラスが取り扱った題材だ。一瞬お世辞かとも思ったが、彼には自分が何組かは伝えていない。それを読んだ時、僕の中にあった喪失感は消え去り、見失っていたことに気がついた。

自分は結果だけに取り憑かれていたのだ。その中でオープンデイの主旨を忘れていた。来てくれた人をもてなし、楽しんでもらうこと。少なくとも一人、僕たちのクラス企画で楽しんでもらうことができたのだ。それだけであの展示は失敗なんかではなく、限りなく成功だったのだ。この原点回帰を達成したことこそ、僕がこのオープンデイで得た最も大切なことだったのではないだろうか。

(高等部1年生 男子)

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