4月15日、私は立教英国学院に入学しました。前からパンフレットやDVDを見ていて、「しっかりした学校」という印象を持っていました。入学して思ったのは、「しっかりした学校」でも「皆優しくて、面白い学校」とも思うようになりました。先輩も同級生も後輩も優しく、わからないことを教えてくれました。しっかりした、優しい人達とさらに仲良くなるために、私は三つの目標を立てました。
一つ目は「遅刻しない」です。気持ちをしっかりとさせるためには、生活をきちんとする、と考えました。起床や食事の時間を伸ばしてしまうとだらだらとしてしまい、なによりも皆に迷惑をかけてしまうと思ったからです。
二つ目は、「勉強をしっかりする」です。前から勉強はやっていたのですがやる気が出ず、まあまあな順位で、と考えていました。しかし、せっかくの立教生活をゲームなんかで潰してはもったいないので、どうせなら勉強しよう、どうせやるなら上位を狙おうと思い、目標を立てました。
最後に「優しさ」です。これは先輩や同級生など色々な人を見習って吸収していきたいです。
これらの目標を達成したら私は「憧れの立教生」になれます。そのためにも、日々努力して頑張ってあこがれの立教生になりたいです!
(中学部3年新入生 女子)

 

久々の快晴の日曜日!野外研究会で海にでかけ、楽しい時を過ごしました。
5月27日、快晴の日曜日に、野外研究会の生徒10名はWorthingの海へ出かけました。
5月になっても冴えない天気が続いていた英国でしたが、この一週間はTシャツ一枚で過ごせるほどの気温に恵まれ、急遽行き先を海に変更しました。
学校を出発すると、道が混んでいてびっくりしました。日曜日、そして久々の晴天ということで、きっとみんな海やピクニックに行くのでしょう。
途中のスーパーで昼食を購入します。サンドイッチやお寿司、おやつを買ってウキウキしながら海に向かいます。
Worthingの海に到着すると、生徒たちの何人かはすぐに海パン姿になって泳ぎだしました。海水は冷たくなく、泳ぐつもりはないといって水着を持ってこなかった生徒も、海に入ってはしゃいでいました。
それから約2時間、浜辺で気持よく日向ぼっこをしたり、貝殻を探したり、ソフトクリームを食べたり・・・と楽しいときを過ごしました。
遊び疲れたのか、帰りのバスではみんな心地よさそうに眠っていました。
以下は、生徒の感想です。
*   *   *
日曜日の午後に野外研究会の活動で海に行って来ました。海に行くのは3年ぶりぐらいなので、テンションが自然と上がりました。浜辺には、大きい石や小さい石や貝がたくさん落ちていました。チョークになりそうな石や真ん中に穴があいている指輪のような石もありました。私は偶然、浜辺で小さいけれど化石を見つけました。こんなところにもあるんだとびっくりしました。化石を自分で見つけたのは初めてだったので、とても嬉しかったです。
野外研究会と聞いて、最初は外に出て外の自然を観察するのかなと思っていましたが、楽しくて、ちょうどいい息抜きになったので良かったです。
(中学部3年 女子)
今回行ったところは、去年の10月に行った海(ワージング)でした。私はこの海が大好きで本当に楽しみました。今回は、前回とは違い、昼食前に出発したので、とてもゆっくりと過ごすことができました。また機会があれば行きたいと思っています。
(中学部2年 女子)

 

5月16日(水)の午後、毎学期行われている恒例の英語科・社会科合同フィールドワークが行われました。
今回の目的地は、学校から車で30分程、GUILDFORD近くにあるナショナルトラスト、”Hatchlands Park”です。
ここにあるお屋敷、オーナーの趣味で「あるもの」がたくさんコレクションされているとのこと・・・・。
そんな予告を聞いて、一体何がコレクションされているんだろう?!とわくわくしながら出かけた、中学2年生19名です。
まずはPark内の屋敷の前で、ガイドの方からイントロダクションを聞き、早速ワークシートを埋めていきます。
いつごろ作られたお屋敷か、オーナーの変遷とどんな人たちだったか、屋敷の設計者は・・・などという基本の情報を知ったあとは、
3グループにわかれていよいよ中へ!
真っ先に飛び込んできたのは、たくさんの絵画と「ピアノ」。そう、ここには総計40台ほどのピアノやハープシコード、オルガンのコレクションがあるのです。
全部で6つの部屋を見学しますが、ワークシートにはそれぞれの部屋のポイントやタスクが書かれています。
その一部と、中学2年生の反応をご紹介します。
◆the drawing roomでは・・・フランス革命で有名な人のピアノを見つけよう!
その人物は・・・「パンがないならケーキを食べればいいじゃない」という言葉で有名。
「マリー・アントワネットのピアノがあるの?!」皆、大はしゃぎで探します。
◆the salonでは・・・ハープシコードを見つけよう!
「ハープシコードって何だ?」 わからず部屋にいるガイドの方に尋ねます。
「これとこれだよ。」といって紹介してくださった2つのハープシコード、蓋をあけると美しい絵が描かれていました。
この部屋には大理石でできた机や、たくさんの絵画もありました。
◆libraryでは・・・シェイクスピアの肖像画を見つけよう!
さすがに有名人だけあって、生徒たちはすぐに発見することができました。
この部屋には、歴史上の人物の肖像画が多数あり、ひとりひとり、この人物は誰?と調べることもできました。
◆the dining roomでは・・・変わった形のピアノを見つけよう! & 立教のダイニングとどんなところが違う?!
「普通のピアノしかないよねー?」部屋をきょろきょろ見回すと・・・
部屋の端のほうに、半月形のテーブルのようなものが。
「まさか・・・」
蓋をあけると、鍵盤がありました。これはhalf moon pianoと呼ばれる、この屋敷の中でもとても珍しい形をしたピアノのひとつだそうです。
ダイニングテーブルは立教よりも少し豪華なものでした。
「こんなところで食べたら、落ち着かない・・・。」などという声もちらほらありましたが、現在でもオーナーファミリーはここで食事をとることがあるそうです。
◆the staircase hall・・・ショパンの使用していたピアノを探そう! & ショパンにピアノを貸し出したのはいつ?
部屋におかれている古い帳簿から、年代を読み取ります。薄暗い空間で、すでに黄ばんだノートの文字を一生懸命解読しました。
◆the music room・・・ショパン、リスト、モーツァルトなどの肖像画を探そう!
この部屋にはオルガンが設置されており、現在もコンサートなどに使用されています。
ガイドの方のご好意で、なんとオルガンを弾いてもいいとのこと!
ピアノを習っている生徒の多いこのクラス、僕が!私が!!と取り合いをしながら、しばしオルガンの音色を楽しみました。
今回のフィールドワーク、引率の教員たちがなにより驚いたのは、ピアノの数でも、ピアノの形の珍しさでもありません。
中学2年生は、ちょっとした待ち時間や見学の途中で、ガイドの方をつかまえては、
「あの机の素材は?」
「ハープシコードはありますか?」
「この近くのもうひとつのお屋敷のオーナーは?」
「オーナーの職業は? えっ無職ですか。」
「あの絵の人物は誰ですか?」
まだ英語の勉強を始めて1年、文法や単語など知らない部分も多い彼らですが、物怖じすることなく英語で話しかけ、たくさんの情報を得ようしていました。
これを見ていて、思い出したのは去年のフィールドワーク。農業博物館を訪れたのですが、当時中学1年生だった彼らは、”What is this?” と一言いうだけでドキドキしたものです。
あれから1年も経たないうちに、こんなにたくましくなっているとは・・・。
来学期のフィールドワークを一番楽しみにしているのは、先生たちかもしれません。
すこし帰りが遅くなったので、急いでお屋敷をバックに集合写真をとり、学校へと急ぎました。
翌日の授業でナショナル・トラストについて勉強し、まとめのワークを行いました。
現在、教室棟の廊下に掲示してあります。

 

私はJapanese Eveningであやとりの担当になりました。今まで私が作れるものと言えば「箒(ほうき)」くらいしかなかったのですが、これを機に、「橋」や「ゴム」が作れるようになりました。練習を重ねる毎に作るスピードが速くなったり、きれいな形が作れたりして、あやとりは思っていた以上に深いなぁと実感しました。
Japanese Evening当日、私は自分が作って英人に説明する技を何度も練習しました。そして時間になると私のところに1人の英人女性が来てくれました。その女性はとても親切に私の話を聞いてくれました。途中で私が英語で説明できなくなったときも、私の片言の英語に一生懸命耳をかたむけて聞いてくれました。私はそのとき自分の英語能力の無さに落ち込みましたが、真剣に聞いてくれる人も居るんだと知り、嬉しく思いました。
最後に来てくれた、私より少し小さいくらいの男の子はとてもあやとりを楽しんでくれました。特に喜んでくれたのは、相手の手首に糸を巻き付けてからスルッとほどくマジックのような技です。初めはその技をするのに男の子は苦戦していたのですが、慣れてくると1人で出来るようになりました。そして自分の友達を呼んできて、皆にそれを披露して楽しませてあげていました。その男の子の学校でも日本文化の1つであるあやとりが流行ったらいいなぁと思いました。
違う国同士の文化を知り合うことがこんなに興味深いことだというのをJapanese Eveningを通して知ることが出来ました。また、この地に住む地元の方々の優しさを感じることが出来ました。外部の人との交流はなかなか出来るものではないと思うので、こういった行事にこれからも積極的に取り組んでいけたらいいと思いました。
(高等部1年新入生 女子)

 

全校生徒が全力でプレーし、創り上げた球技大会。あっという間に過ぎていった球技大会はとても充実していて、何より楽しかった。一つのこと、スポーツに全力で取り組んでそれをぶつけ合う。皆で協力してきたからこそ、皆で喜び合えるし、励まし合える。その温かさがあるのが、球技大会だと思う。
今年の球技大会の色は赤と青。私は赤のドッヂボールだ。入学式が終わって間もなく、球技大会の練習は始まった。新しく出来た種目だったのでどの様に練習していいか分らなかったが、皆で相談し、少しずつ形になっていくドッヂボールは楽しかった。チームメイトとの絆も深まり、勝つ気満々で球技大会当日、試合に臨んだ。しかし、赤のドッヂボールは連戦連敗し、一回も勝てなかった。どうして一生懸命やっているのに勝てないの?そう思うだけで何も出来ない自分がとても悔しかった。涙が止まらなかった。でも他の種目を見に行くと、そんな気持ちは吹っ飛んでしまった。皆一緒になって全力で試合をしているのが伝わってくるのである。それを見て今の自分に出来るのは、皆で応援することしかないと思った。自分は小さな存在かもしれないけれど、応援することで頑張ろうと少しでも思う人がいれば、こんなにうれしいことはない。そう感じた瞬間から私は叫びまくっていた。
球技大会は赤が勝った。本当にうれしくて、隣にいた先輩と抱き合った。「勝利」という意味では貢献できなかったが、気持ちで貢献できたので、とてもうれしい。球技大会は互いに競って協力すること、そして励まし合って創り上げる最高の大会である。協力することを大切にこれからを過ごしていきたい。
(中等部3年生 女子)

昨年2011年度から始まった、中2以下を対象とした学期ごとの社会科フィールドワーク。今年度第一回のワークを5月9日(水)に実施しました。題して「クランレー村散策」です。
CRANLEIGH(クランレー)村は立教から一番近い集落。見えるものは見渡す限り緑の丘陵と草を食む羊と牛たち…というカントリーサイドにある立教ですから、家を出て歩けば店にぶつかる、という都市型の生活からだいぶかけ離れた環境です。その環境においていつもお世話になっているのが、クランレー村。「The Biggest village in the UK」と自称する村ですので、もはや「町」のカテゴリーに片足を突っ込んでいるような規模です。その村をじっくり観察しました。
クランレー村はHIGH STREET(メインストリートのこと)の両側に店が集中し、つくりが単純です。端から端までゆっくり歩いても10分程度。ですが、一つ一つのお店を楽しんで回ると、1時間ではきかないほど沢山の店が集中しています。
バス停のある広場でぐるりと四方を見渡すと、銀行、薬局、カフェ、チャリティーショップ、レンタルDVDショップ、スーパーマーケットが見えます。場所を移して村の中ほどで周囲を観察すると、靴屋、美容院、銀行、OPTICIAN(眼科とメガネ販売店が一緒になったもの)、パブ、文房具店、チャリティーショップ、軽食スタンドからピザ・レストランなど沢山の店がひしめいています。村のはずれでは、郵便局にレストラン、スーパーマーケット、教会、診療所、スポーツセンターなども発見できました。
今回のワークは、小さな村ですが「私達の生活に必要とされる店にはどのようなものがあるか?」を考える目的が隠されています。たくさんある店を種類ごとに分類しながら作業しました。村は教会を中心にHIGH STREETによって集落が形成され、郵便局・診療所・図書館といった公共施設がきちんと整備されています。一方で、様子を観察することでイギリス・日本の違いに気付き、考えるきっかけを与えるためでもありました。たとえば、イギリスでは自動販売機はありません。それが、チェーン店であっても古い建物を利用してつくられる景観を美しく守っています。逆に、日本には街中にゴミ箱を見かけることは今は難しいのではないでしょうか。こちらでは必ず設置されており、行政がきちんと管理を行っています。
生徒たちはというと…
「あっ、不動産やだ!」「また不動産やさんだ」「ここも不動産やだよ!」
家の写真と値段を示したカラー紙がウィンドーに貼られていれば、一目で分かる不動産屋。家を売る不動産業がいかに浸透しているかを気付かせてくれます。と同時に、豊かで落ち着いたクランレー村では家の売買がさかんなのかもしれません。
「これはチャリティーショップ。◇◇ホスピスと書いてあるでしょう。病院のためだったり、もっとたくさんの慈善を行うためだったりします。
使用済みだけれどもまだ使える衣類や食器や本といったものを、人々が寄付してお店がまた売ることで得られた利益を寄付に回すんだよ。」
「これもチャリティーショップだ~」
チャリティーショップはイギリス社会の特徴のひとつでもあります。小さな村に5軒もありました。
小さな村ではありますが、イギリス社会を凝縮したような村。丁寧に観察することで、人々の生活が何によって成り立っているのか、またどんなものが社会の根底に流れているのか、基本的なことから文化まで理解の糸口がたくさん転がっています。
実はワークの途中と最後に、英会話の課題がありました。
「ポストカードと切手を買うこと」。”Three eighty seven pence stamps, please.”
そしてカフェに入って「飲み物を注文すること」。”One coke and two elderflower juices, please.”
P5・M1の生徒のほとんどはこの4月に入学したばかりですが、きちんと頼んだものを手に入れることができました。そしてもらったら目を見てお礼を言うことも。
雨の中行ったワークの最後、カフェでゆっくり休憩し、ご両親やおばあちゃんなどに手紙を書いて投函して終わりました。

 

毎週金曜日、フライデースポーツで近くの乗馬場まで外出する生徒たちの発見です。
新学期はじめての乗馬は4月20日(金)。乗馬第1グループ(上級者クラス)はいつもどおり出発した。乗馬場への細い田舎道を車で30分揺られていく。
と、運転の先生が「おおおうっ!」と叫ぶ。昼食をたっぷり食べて午後のショートドライブを楽しむ生徒たちはネボケマナコ、先生の発見と驚きは伝わらない。もったいないので更に叫ぶ。
ピンク色のブルーベルが咲いているよ!
えっ、なになに。
ブルーベルがピンクだって。
ブルーベルって青(紫)じゃないの。
紫色だったんじゃない、本当は。
喜びの感じられない反応である。ややくやしい。
しかしうそではない。パッと通り過ぎただけだが、たしかにピンク色のブルーベルだった。そこで帰り道に道端でちょっと止まってみた。
ここだよ、そこ。木の根元。よく見よ。
あっ、本当だ、本当にピンクだ!
紫色が薄くみえるだけじゃないの。
ちがうよ、本当にピンクだよ。
ブルーベルって例外でも白じゃないの?ピンクってあるの?
見たことないね…はじめてだよ。
ピンクだとかわいいね~めずらしいね~。
よしよし。運転の先生は満足である。さりげないものを楽しむのは案外大きな喜びとなる。
以来、そこを通るたび、まだ咲いているね。今週も咲いているね。と小さな会話が交わされるようになった。
ピンクのブルーベル、1か月の間大木の根元にひっそりと一株咲いていた。

 

1学期の折り返し地点にあるハーフターム。学校は1週間の中休みに入り、生徒達は自宅に戻るか、あるいは学校が手配したイギリス人家庭に1週間のホームステイをします。
今年はイギリス女王即位60周年にあたり、通年よりハーフタームが1週間遅れました。4月に新しい学年、新しい学校という環境でスタートし、徐々に緊張もほぐれ、新しい仲間と元気に過ごして来た7週間。とは言え、全寮制の規則正しい生活と盛り沢山の学校行事に少々疲れも見えてきた頃でしたので、生徒達にとってはまさに待ちに待ったハーフタームの始まりでした。
昼食後、まず海外の自宅に戻る生徒たちを乗せた空港行きのコーチが出た後、今度は続々と地元のイギリス人の方々が車で学校に到着します。ハーフタームの間生徒達を預かって下さるホストファミリーの方々です。今年は全校生徒の約2/3がホームステイをします。各家庭1人から4人に分かれてイギリス人家庭での生活を体験!
何度もホームステイをしたことがある余裕たっぷりの高校3年生からイギリス人家庭での初めての生活にワクワクドキドキの小学生まで、90人以上の生徒達が、順番に迎えにくるホストファミリーの車をキャンパスのドライブウェイで待っていました。暖かな午後の光が休暇に入る前のゆったりとした雰囲気を演出し、生徒達の緊張を和らげてくれているようでした。
学校のセクレタリーとホームステイ担当の先生から、ステイ先のホストファミリーを紹介されると、まずは握手で挨拶。簡単な自己紹介をした後、車のトランクに荷物を積んでもらいながら照れくさそうに会話を始めます。車に乗り込む頃には少しは緊張も解けた面持で、見送る友達や先生方に車窓から手を振りながら、1台、また1台と車が出発して行きました。
この1週間はダイヤモンドジュビリー(女王即位60周年)関係のイベントがイギリス中で行われます。立教の生徒達もきっとホストファミリーの方々に連れられて一生に一度の貴重な体験をしてくることでしょう。
学期後半に向けての鋭気を養い、イギリス体験を思う存分満喫して元気な顔で帰寮するのを楽しみに待っています。

 

私達は、この立教英国学院にいて、国際人になろうということをよく耳にします。そのことを誤って解釈して、母国である日本に目を向けることを忘れてしまっているところがあると思います。
他国の人に日本のイメージはと聞いてみると「礼儀正しい」「真面目だ」という意見がある中、「遠慮がち過ぎる」「意見がはっきりしていない」という人が非常に多いです。しかし、それは見方を変えてみると日本独特の文化である「謙虚さ」であると思います。
日本人は、相手の気持ちや立場を察して、それも考慮に入れて発言したり行動したりする傾向があります。自分の意見や意思を直接相手にぶつけて強く自己主張をする欧米人とは対照的です。
このように日本人はどこの国の人と比べても、とても他人思いで相手を尊重するというとても素敵な国民性を持っていますが、外国人に「ただの臆病者」と思われてしまってはいけないはずです。だから、私達はこの日本の素晴らしい国民性を世界に伝えて、本当の意味の国際人になるべきだと思います。
この立教英国学院では、その他国に伝える為の英語を学べる場が沢山あります。その場を無駄にしない為に、これからの学校生活を一生懸命過ごしていきたいと思います。
(中学部3年新入生 女子)

 

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