立教英国学院を卒業して1年が経ちました。
教室や寮がとても懐かしく、着いてすぐに後輩たちがあたたかく迎えてくれてすごく嬉しかったです。
改めて、もう一度立教英国学院で学生生活を送りたいと思いました。
近々スコットランドに留学するので、その時はまた訪れたいです。
ありがとうございました。
(芦田さん)
知っている先生や後輩がいる間に立教英国学院を訪問出来てよかったです。今日の主役は卒業生なのでひっそりと訪問する予定だったのですが、あたたかく迎えていただき、すごく嬉しかったです。
雰囲気も変わらず、高校時代に戻った様で、楽しいひとときを過ごすことができました。
ありがとうございました。
(黒飛さん)

 

道行くイギリス人に英語でインタビューをする中学校1年生の英語校外学習。今学期は大きな町でのインタビューに挑戦。それぞれの町で行ったインタビューの集計結果をまとめ、レポートにしました。今学期2つ目の町は世界で初めて公共の電気街灯が灯ったというGodalmingです。
*   *   *
今日はとても寒く、町にいる人に聞くと、「寒いから1問だけにして!!」、や「どのぐらいかかる?」と聞かれたほど寒かったです。でも今回は、やさしく答えてくれた人もいました。寒い中一緒に写真を撮ってもらったりしてこの町の人々もとてもFriendly!な人たちだなと思いました。
ある人は、「どこから来たの?」、「RudgwickにあるRikkyo School からきました。」「ああ、日本人学校ね~。毎年OPEN DAYに行ってますよ。」(一番上の写真)この町でも立教英国学院を知っている人がいるんだなと改めて感動しました。
二枚目の写真の人も僕たちの学校を知っていました。「私の友達は立教関係者です。」この答を聞いて、果たして誰なのか、とても気になります。ですが、今回は答えてくれなかった人があまりいなかったので、とても嬉しかったし、今回もとても勉強になったと思います。
【集計結果】
・今回質問に答えてくれた人:11人
・答えてくれなかった人:11人
合計22人に聞きました。
《1問目》あなたはGodalmingに住んでいますか?
YESの人:この町についての印象。
・1週間に3回ショッピングに来ます。
・大好きです、34年間住んでいます。
・仕事で毎日来ます。
・いろんな物を見に来ます。
・静かで平和でいいです。
・40年住んでます。
・週に1回来ます。
NOの人:この町についての印象。
・15分くらいしかいません。
・好きではないです。
《2問目》おすすめの所はどこですか?
・フィリップスメモリアル(タイタニック号が沈む時最後までSOS信号を送り続けたこの町出身の通信士の記念館)
・図書館
・チャリティーshop
・坂の上のお店(服屋)

 

小学校六年生の国語の授業で、星野道夫さんの「森へ」を読みました。自分たちが行ったこともないアラスカの自然、森の様子が、まるで自分たちが足を踏み入れているかのように読み取れ、思わず感動した生徒たち。カメラマンである筆者の撮影した写真も無論イメージの手助けにはなっていましたが、擬音語、比喩表現、問いかけ、感嘆文といった、文章上の工夫が多くなされていることに気がつきました。そこで、自分たちもこうした表現をできるだけ取り入れて、第三者が読んでも情景がイメージでき、自分たちの感動が伝わるような文章を書いてみよう、とチャレンジしてみました。
*   *   *   *
朝、朝食を食べるために外に出ると、そこはすでに銀色の世界だった。そして思い出した。ああ、そういえば、昨日から雪が降っていたんだ。
ぼくは雪を踏んだ。サクッサクッー。とても冷たい。ぼくは地面に手を伸ばして雪をつかんだ。ヒヤッとした。やっぱり冷たい。ぼくはさっそく雪玉を作って投げ始めた。ドサッ、バサッー。当たってくだけるとはまさにこのことだ。当たると光のつぶのように消えていく。
雪合戦にあきて、また雪の上を進み、ウサギの住むデコボコだらけの原っぱへ向かう。でも、原っぱとはいっても、この日は草ではなくて雪の原っぱ。誰も踏んでない。さて、今度は雪だるまを作ろうかな?それともかまくらがいいかな?次の遊びへ出発だ!
雪が降り積もってから三日目。
今日もぼくは雪が積もっているのを見て、授業の後、外へ駆け出して行った。そして雪の上に乗って、五分間ぐらいボーっとしていた。そしてある考えが浮かんだ。そうだ、かまくらを作ろう。
すぐに跳び下りた。そして除雪して集められた、大きな雪のかたまりを掘り始めた。ザクザク、ガリガリー。音を立てながら掘り始めた。まるでカキ氷を手でつかんでいるかのようだ。掘ってはかき出し、かき出しては掘りをくり返して、やっと僕ぐらいの背の高さでも一人入れるぐらいの大きさまで掘ることが出来た。
入ってみる。冷たーい。でも中は意外と暖かい。もうちょっと掘ってみようかな。うわっ、硬い。あれ?ちょっと掘ると今度は軟らかい。まるで地層のようだ。硬いところと軟らかいところ、ちょっと硬いところ、色々な雪が交互になっている。もう少しで完成だ!そう思った時、あたりはもう暗かった。
(小学部6年生 男子)

 

アウティング。立教生にとっては素敵なイベントである。3学期の約半分が過ぎた頃にある数日間のブレイク。ブレイク3日目がアウティングである。私は、サイエンスミュージアムとストラットフォードシティーにあるショッピングモールに行った。1日を立教の外で過ごすのは怖くもあり、楽しくもある。色々な体験が出来た1日だと思う。
最初に行ったのはサイエンスミュージアムである。外見、とても古くて色褪せている印象の建物なのに、中に入ると展示物も会場も現代的で明るく、美しい。私は事前に授業でフライトギャラリーについて調べていた。エレベーターが3階までしか行かなかった。という単純な理由で降りた3階が正にフライトギャラリー。調べてあるから、ある物は分かっているはずなのに、巨大なエンジンや飛行機はどれも新鮮で鮮やかで、インターネットで紹介されている世界とは全く違う壮大な世界が広がっていた。私はとてもショックを受けた。実物だからこそ感じることが出来る「感動」があるからだ。調べただけでは分からないものが伝わってくるのである。見ていると、このエンジンを作った人はどんなことを考えていたのかな、とふと思い、飛行が成功した時の喜びはどんなだったんだろう、と考えた。実際に見て触れることで感じる感動。その大きさと素晴らしさがサイエンスミュージアムには詰まっている気がした。
ショッピングでは、色々な人に会う。様々な人種の人が集まり、人それぞれに楽しみ、帰って行く。私はここで、「流行」している店の凄さを感じた。巨大な店舗という部分では同じなのに、人がたくさんいる所といない所では雰囲気から活気から全てが違うのである。人が沢山いる店舗に行くとレジが見えやすい所にズラッと20個くらい並び、スムーズに事が運ぶ様に工夫されている。店員も沢山いて気軽に聞ける。人があまりいない所ではレジは一番おくにひとつあり、店内は暗くて凄い音量で音楽がかかっていた。ショッピングモールだからこそ分かる違い。それを感じた。また、そこで楽しくショッピングすると気持が明るくなった。
今回私が感じたのは、現地だからこそある壮大さと感動である。行ってみなければ何も分からないんだな、と感じた。これはやることや物が違っても共通することだと思う。何でも実際にやってみることで得る物は、何もしないでいるより、ずっと確かである。立教にいるからこそ行くことができ、感じることができるものをこれからも大切にしていきたいと思う。
(中学部2年生 女子)

 

中学最後のアウティングだからと、全員で夕食を食べた後、皆で向かった所には看板に大きく「MAMMA MIA!」という文字が並んでいて、いかにも楽しそうな雰囲気であふれていました。
ミュージカルは中三から見ることができるので、去年見られなかった私は中3のアウティングをずっと楽しみにしていました。
そしてミュージカルが始まりました。私はストーリーをほとんど知らず、当然ミュージカルは全て英語でした。でもはっきりとした英語や大きな動作、曲などですごく分かりやすくて、ちょっとしたジョークのようなものも、素直におもしろくて、たくさん笑うことができました。それを見ながら、去年、学校のオープンデイの劇企画で、できれば次も劇をやりたいと思っている私は、こんなふうにすればもっとわかりやすくておもしろくなるのか、ミュージカルからもいろいろ学べることがあるな、などと考えたりもしました。また曲も知っているものばかりで、この曲はこのシーンのものだったのか、などと新たな発見ができておもしろかったです。
一番楽しかったのが、ミュージカルの最後に、皆で立ち上がって、手拍子をしたところでした。舞台の上の人と、ミュージカルを見に来た観客全員で楽しんでいる感じがして、とてもいいなと思いました。
また来年ミュージカルを見に来るのが楽しみになったアウティングでした。
(中学部3年生 女子)

 

道行くイギリス人に英語でインタビューをする中学部1年生の英語校外学習。今学期は更に大きな町でのインタビューに挑戦。それぞれの町で行ったインタビューの集計結果をまとめ、レポートにしました。
今日は最初だったので、様子を見ながらインタビューをしました。今日は、男子と女子2つのチームに分かれて目標20人にしてインタビューをしました。
その中でHorshamには有名な教会や博物館などが面白いという声がありました。
博物館への道のりを聞いたところ、戦争の記念碑(今日質問した場所付近)を左に曲がってバスターミナルを通過してしばらくしたところにドームのような建物があり、その近くにあるらしいです。是非今度、そこに行って探検や、実際に入っていくつかのミッションをやってみたり、いろいろしてみたいです。
次回の質問内容を提案したいのですが、人に聞きながらある目的地に行くというミッションはいかがでしょうか?そうすれば今後の外出もさらに勉強になると思います。
【集計結果】
21人の人に聞きました。
Q1:どこに住んでいるかを聞きました。
Horshamに住んでいる人、13人
Haywards Heathから来た人(住んでいる人)1人
ほかの町から来た人、3人
答えてくれなかった人、4人
Q2:興味があるところはありますか?
半分の人が「近くの博物館です」と答えていました。
【写真について】
これらの写真は、ホーシャムでインタビューをしているところです。1人目の人は写真には写っていませんが、ほかの町から来た人で、車でおよそ10~15分ほどかかる町に住んでいるらしいです。2人目の人はその町に住んでいて、「自然があって、鳥もたくさんいるし、町の人々もとても優しい人で、良い町だと思います。」と話していました。写真は、僕が質問しているところです。
3人目の人はとても優しい人で、ちゃんと丁寧に答えてくれた人でした。例の博物館も丁寧に場所を教えてくれました。2人でとったあの笑顔は忘れることができません!!

 

2月7日、M3のみんなはロンドンに行きました。行った場所は、サイエンスミュージアム、ナショナルギャラリー、夕食では中華を食べ、そして最後にマンマ・ミーアのミュージカルを観ました。
最初に行ったサイエンスミュージアムでは、グランドフロアと3階の飛行機をテーマとした場所を中心に見ました。そこではしおりに書いてあった月面着陸機イーグルや月の石などが展示されていて、見つけた時のうれしさと事前に調べる大切さを知りました。
また3D映画のDEEP SEAも観ました。珍しい魚や弱肉強食の世界の話を大きなスクリーンですごい3Dの映画だと関心しました。 初めてこの場所に行ってみて内容の深さや大きな模型にビックリしました。また体験する場所が本当に多くて、科学のおもしろさを教えてくれる場所でした。
最後に観に行ったマンマ・ミーアはとてもおもしろかったです。あんまりミュージカルを観に行ったことがないので初めは全然興味を持たなかったけど、だんだん話の内容がわかってきてミュージカルの楽しさがわかるようになりました。
今回のアウティングは本当に内容が濃くて楽しむことができました。そして中3最後のアウティングで最高に楽しむことができました。
(中学部3年生 男子)

 

お正月と言えば書初めですが、中学一年生の国語の授業で一足遅めの書初め大会を行いました。
海外、ということで一番困るのが、やはり習字道具を揃えることです。
日本ではすぐに手に入る筆や墨も、立教では簡単には手に入らず、卒業生の残していってくれた書道セットが活躍しています。
中学一年生の生徒達は、以前に習字を習っていた子もいれば、ほとんど筆を触ったことのない子もいて多種多様。
それでも皆、久しぶりの習字に、悪戦苦闘しながら作品を作り上げました。
今回のお題は「春冬のことば」。
授業で漢和辞典の使い方を学んだ後に、少し難しい熟語をそれぞれ意味を調べながら書いていきました。
「こんな意味のことばだったんだ!」
「最初に思っていたよりももっときれいなことばだった!」
といった発見をしながら、生徒達は自分の気に入ったことばを半紙に残していきました。
最後にはクラス全員でそれぞれの作品に投票をし、優秀賞を決めました。

 

道行くイギリス人に英語でインタビューをする中学部1年生の英語校外学習。今学期は更に大きな町でのインタビューに挑戦。それぞれの町で行ったインタビューの集計結果をまとめ、レポートにしました。
1月19日の2時間続きの英語の時間に、私たちはホーシャムという町にでかけました。
そこで、私たち5人グループは50人を目標に2つのアンケートを行いました。
見事私たちは、50人以上もの人にアンケートをとることができたので、最後に近くの店で皆でお茶をしました。注文も1人ずつ英語で挑戦しました。
私たちのグループのアンケート結果をお伝えします。
【質問した内容】
①Do you know our shool ?    (Rikkyo Japanese School)
②(Yes⇒)  How did you know our school ?
②(No⇒)   What do you think about Japan ?
質問に答えてくれた人・・・33人
質問に答えてくれなかった人・・・27人
合計・・・60人(5人で聞き、平均で1人12人聞きました)
①の質問に対し、33人のうち、24人の人が立教を知っていて、9人の人が立教を知りませんでした。
24人になぜ立教を知っていたのか聞いてみたところ、いろいろな答えが返ってきました。
・立教の近くに娘が住んでいたから・・・1人
・立教が日本人学校だから・・・1人
・娘が立教の近くの学校に通っていて、立教生と話をしたことがあるから・・・1人
・友達が立教の近くに住んでいるから・・・1人
・立教のオープンデイに来たことがあるから・・・2人
・時々車で立教を通りかかるから・・・8人
・立教の近くに住んでいたから、もしくは、住んでいる・・・4人
・立教の名前を聞いたことがある・・・6人
立教を知らない9人に、日本をどう思うか聞いてみました。
・とてもよい国だと思う・・・1人
・活気のある国だと思う・・・1人
・興味深い国である・・・1人
・(震災のことで)大変そう・・・1人
・すばらしい国だと思う・・・1人
・柔道のイメージ・・・1人
・大好き・・・1人
・よくわからない・・・2人
この集計の結果から、立教を知っている人は意外と多いのだということがわかりました。
今回は、平均で1人12人聞くことができましたが、次回行く町では、1人15人くらい聞けるといいなと思います。
ホーシャムは、人も、店も多く、活気のあふれた町でした。

 

本来、夜9時の女子寮は、生徒たちが自習中であるため、静まり返っているものです。そこへ、ドタドタと息を切らせてやってきた女子生徒数名。
「最後の夜なので、先生に許可をもらって留学生とおしゃべりしにきました!」
目をランランと輝かせて宿直教員の前へ現れたのは、留学生のお世話係の生徒たちでした。この日は、Wolverhampton校から迎えた短期留学生たちの最後の日でした。
留学生たちは、最終日の晩、ホールで全校生徒へパワーポイントを使った発表をしてくれました。彼女たちの学校生活や、イギリスで流行している音楽やドラマ、映画俳優の紹介など、多岐にわたる内容でした。最初は全校生徒を前に緊張気味でしたが、司会進行役を務めた立教生が一緒に会場を盛り上げようと奮闘、イギリスのロックバンドを紹介し、その音楽を流すと一気に緊張が解けました。日本語と英語を織り交ぜての発表は、言葉は本当にコミュニケーションの手段でしかない、と考えさせられたひと時でした。
さて、冒頭のお世話係の生徒たち。彼女たちは、夏休みにWolverhampton校へ約一週間の短期留学を経験した生徒たちです。その時に自分たちの世話係をしてくれたむこうの生徒たちが、今度は立教英国学院へ学びにやってきてくれたのです。このため、個人同士のつながりは一層深いものとなったようです。
「最後の夜なので・・・」と駆けつけた彼女たちは留学生とともに、女子寮にあるピアノを囲い、日本の曲を演奏しあったかと思うと、部屋の中でトランプなどのカードゲームをし、次は記念写真をあっちでこっちで撮り大忙しでした。その間にも、立教での生活のこと、自分たちのこと、将来のこと、色々と尽きることのない話で大盛り上がりの様子でした。
本来、9時過ぎの女子寮は、静かなはずのものです。しかし、この日は特別です。
10時近くになり、小中学生の就寝時間が近づいたため、そろそろ解散を促しにいこうかとしたところ、満面の笑みで部屋から出て行くお世話係の生徒たちと遭遇。
「教室にもどって自習しまーす」と次々と女子寮を後にする彼女たちの姿を見て、出る幕無しの宿直教員でした。
留学経験は、確実に彼女たちを成長させたのだと、改めて思いました。

 

ページ
TOP