卒業してから6年という月日が流れました。前回帰ってきたのが4年前で今回は2回目です。
今年の3月に大学院を卒業し、4月から少し遅めの社会人になるので、学生のうちに里帰りをと思い、1人で帰ってきました。
もう顔を知っている生徒は1人しかいませんでしたが、学校の雰囲気など全く変わっておらず、本当に素敵な数日間を過ごす事が出来ました。
中1の時の担任である添田先生が引退される前にお会い出来て嬉しかったです。
また社会に出てからも里帰りが出来れば良いな、と思っていますので、その時にはまたドミトリーに迎え入れてやってください。

 

4年ぶりに立教へ帰ってきましたが、教室やドミトリーの「におい」がまったく変わっておらず、とても安心しました。大学の4年間はボランティアやゼミなど様々な活動にチャレンジしてきましたが、そうしたチャレンジ精神や自分の好奇心は、立教で生活して培ってきたものだと強く感じます。日本を離れて過ごした立教での5年間は本当に貴重なものだったんだなとここへ来て改めて感じました。いつか結婚して子供が出来たらまたここへ戻ります。(笑)
(千田君)
4年ぶりに来ることができてとても嬉しかったです。
立教に来て、友達や先生と話すと4年前に戻った気持ちになり、何だか幸せな気持ちです。たぶんこれから何度も立教のことを思い出す日々が待っていると思います。その度にパワーをもらえると思うと本当にこの学校を卒業できて良かったと思います。
またいつか帰って来て、先生や後輩といろんなお話をしたいです。
なので、その時はまたかまってくださいっ!!
(藤田さん)
2年振りに立教に帰ってきました。
前回は授業がない日に訪れましたが、今回はG.C.S.E.などを受けさせてもらい、在学時を思い起こさせられました。
当時得たものをこれからも活かしていきたいと思います。
今回はありがとうございました。
(岡本君)
4年ぶりとは思えない程、すんなりと高校時代に戻れました。
立教英国での3年間は、何物にも代え難い宝物です。考え方も、友人も、先生方との出会いも… 得た物は数え切れません。
次も人生の転機にここへ帰って来て、変わらない立教英国で迎えていただけると嬉しいです。
立教英国、大好きです!
(宮崎さん)
4年振りに帰ってきた立教は何も変わっていなくてとても嬉しかったです。
卒業してから、立教で過ごした3年間がどれだけ貴重な時間だったかを感じることがたくさんあります。
卒業しても温かく迎えてくださり、帰ってこられる場所があるのは本当に幸せなことだと思っています。
また帰ってきたいです。ありがとうございました。
(寺本さん)
立教5年ぶりに帰ってきました☆
先生も学校も全然変わっていなくてびっくりしました。(笑)
私は高2の途中で帰ってしまったのでこの学校を卒業できませんでした。それだけが唯一の心残りです。
でも皆と出会えて、この学校の生徒として2年弱という短い期間でしたが、存在できて本当に良かったです。
又いつか帰ってきます。その時はまた温かく迎えて下さい。
(鈴木さん)

漢字コンクールを2回経験した中学生の答案を採点しつつ、しみじみと感じた。点、画、ハネの一つ一つをおろそかにしない気概とでもいうようなものが答案の背後に漂っているようなのだ。
2月12日(日)夜7時30分から、第64回漢字書き取りコンクールが実施された。64回目ということは、ざっと32年間である。小学生から高校生までが同じ漢字練習帳を使って覚えこんだ漢字を競い合おうという、お祭りに近い試みからの出発だった。1番から92番までは、それぞれの学年に配当されている常用漢字からそのままの出題、中学生以下には学年に応じた換算点が設けられており、中には百点を越える生徒も出てくることとなる。93番からはウルトラCと名付けられたもので、前もって知らされたテーマから5題、今回のテーマは「調味料に関する言葉」、ラード、ミリン、ワサビ、シナモン、マスタードが出た。そして最後の3題は思わぬ漢字、妖怪ヌラリヒョン、ネジ、チョンマゲだった。もう何年前になるのだろうか、秘密のノートを大切に作り続けていた中学生がいて、彼のノートにはウルトラC対策がびっしりと集められていて、ブリキ、エキス、コンクリート、ポンプ、ミイラ・・・etc見せてもらうだけで愉快だった。
漢字学習の楽しみが、お祭りでありながらも一画一画おろそかにしない中で培われていくとすれば、大いなる意義があることと思われる。
今回の最高得点者は、高等部2年S君93点でした。換算点で中学部1年Kさんが105点、2年Mさんが107点を出しました。ちなみに先生方の最高得点は、何と数学科のK先生の98点でした。、素点平均1位は高2の65.8、2位は中3の64.9でした。

 

勝てた。奇跡が起きた。
女子バスケットボール部が2学期にMichaelhallという現地の学校と対戦したときは、手も足も出なかった相手。その悔しさをバネに3学期限られた時間の中で練習を重ね、遂に念願の勝利を収めることができた。
海外にある学校のため、日本の部活のように厳しくトレーニングをするわけでもなく、地域の大会が開かれるわけでもない。目標の定め方が難しいため、下手をすればただなんとなくやってしまったり、サボってしまうこともできる。けれど立教の生徒は放課後の短い時間を使って一生懸命に取り組む。特に今回の試合は前回大敗した相手とあって、自分たちの弱点を克服するために練習を重ねてきた。
その甲斐があって、自分たちのプレースタイルで、身長のはるかに大きい相手に挑んでいくことができた。全員で一丸となって戦った。今までの試合の中で一番、自分たちの力のすべてを発揮できたのではないだろうか。その陰には最高学年である高2の想いが込められていた。新チームになってから一年間、初めは頼りない部長に小さい子たちが集まった、まさに弱小チーム。だからこそやらねばならないと皆が思えたのかもしれない。今回で高2は最後の試合となる。部長が試合前に言ったことがとても印象的だった。「絶対に負けたくない。」今までやってきたことを全部出し切るんだと高2全員が思っていたに違いない。
やはり試合に勝つということは楽しいし、嬉しい。この勝ったという経験をもう一度味わいたいためにまた練習をする。少しずつではあるが成長していく彼らは輝いて見える。
以下は女子バスケットボール部の部長から
今回の試合は高2の私たちにとって最後の対外試合で、先学期負けた相手ということで、いつもより勝ちたい気持ちでいっぱいでした。試合が終わった瞬間、自分の中での目標を達成できなかった悔しさと、勝つことができた嬉しさで涙が止まりませんでした。今まで女バスの一員として、皆と一から始めた練習の成果がやっと現れてきたと思います。まだまだこれからも部員全員で成長していきたいです。

 

毎週木曜日はガールガイズの日。中学1年生以下の女子は夕食を早めに済ませ、近くのブロードブリッジヒースの町へ外出します。日本ではガールスカウトの名称で馴染み深いでしょうか。ガールガイズとは、青少年の健全な育成を目指す活動団体のメンバーのことで、英国では実に8歳の女子の1/3がガールガイズだという報告もあるほどポピュラーな団体です。

活動内容は縫物や調理、絵画など週によって様々。基本的に室内で活動をすることが多いのですが、夏には暗い山道をライトで照らしながら歩いたり、キャンプ場で火を起こしたりと野外活動も積極的に行っています。

今回のテーマは1グループにつき1品料理すること。リーダーを中心に食材を切ったり、パスタを茹でるなど早速用意してきた食材に手を加えていきます。初めは何をしたら良いのか棒立ちだった立教生も「何か手伝いますか?」と同じグループの子に声をかけるなど、食べ物となるといつも以上に積極的に。多少のミスはありましたが、どこのグループもおいしく仕上がりました。

毎週5~6人のグループで協力して活動をしていきますが、グループのメンバーは自分以外、全員イギリス人。何をするにも英語でコミュニケーションをとらなければならないという環境。「こんなことを英語で言いたい時はどうするんですか?」「あっ、今英語が通じた!」と、まだ英語の勉強を始めて間もない中学1年生以下の生徒たち、知っている単語を並べて口に出してみたり、授業で習いたての助動詞を使ってみたり、毎週英語と格闘しています。初めは日本とイギリスの文化・習慣の違いやお互いの意思疎通の難しさに戸惑ってばかりでしたが、今では自然とコミュニケーションを取って楽しんでいるようです。このような活動を通して英語がより身近に感じられるようになってきているのではないでしょうか。

 

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