「関西帰国生親の会かけはし」の広報担当の方が今年2月に本校を訪問されました。その時の本校校長とのインタビューが会報に掲載されましたのでご紹介します。記事はこちらでご覧頂けます。


5月11日に本校で開催されたJapanese Evening。100名を超す地元イギリス人の方々が来校し、生徒達が工夫を凝らして紹介した日本文化を堪能しました。そのお礼メッセージをご紹介します。
*          *          *          *
Hello
My daughter, Saffron, and I attended Open Evening at the Rikkyo School on Friday evening and wanted to let you know how much we enjoyed it. We learned some new cats cradle ‘moves’, failed miserably at the blindfold ‘make a face’ game, made colourful tissue paper flowers and Saffron had her name written in calligraphy.  We watched the tea ceremony which was beautifully carried out by the students. We would also like to say how interesting we found the presentation on aspects of Japanese life which included an amazing advertisement for the Harinacs stapleless stapler. We now all want one of those!
The students ran the evening beautifully, with enthusiasm and courtesy.  We felt very welcome indeed and hope that we may come again another time.
Thank you for inviting us into your lovely school.
Best wishes
Japanese evening の記事はこちらから。

 

5月18日(金)は、みんなが待ちに待ったロンドンへのミニアウティングでした。ロンドンへ行ったことのある生徒も中にはいますが、新しいクラスの仲間と一緒のロンドンに、みんな大興奮。バスの中でも早速おしゃべりに花が咲きます。
今回、小学部・中学部の行き先は、Natural History Museum (自然史博物館)です。中に入ると、まずはエントランスで待ち受ける巨大な恐竜の骨に圧倒されました。そして、世界各地からここを訪れる人々、またいろんな制服を着た他校の子どもたちに混じって、立教生の班行動がスタートしました。今回は、理科担当のイギリス人の先生の引率で、英語のワークシートを用いて、「霊長類」と「恐竜」について問題に答えながら見学して回りました。また、実験室でイギリス人スタッフの説明を聞きながら、見たことのないような動物や植物、化石や岩石などを「実際に見て、触ってみる」。研究者になった気分で、疑問を持った点を、パソコンや資料で調べたり、スタッフに質問することで解決していきました。
REDゾーンという火山や地震をテーマにした展示では、阪神大震災の様子を再現したコーナーもあり、イギリスに居ながら日本の地震について考えるきっかけになったのではないでしょうか。博物館は大変広く、見たいものを全て見れなかった生徒もいたようですが、それぞれ思い思いに楽しんでいたようでした。
見学の後は、待ちに待った自由時間。Westfieldショッピングセンターに移動し、班に分かれて自分たちの好きなものを食べたり、買ったり…。今回はロンドンということで、前回のギルフォードショッピングでは買えなかったものを!と、少し多めのお小遣いを持って、それぞれに楽しんでいました。
楽しい時間が過ぎるのは早いものです。あっという間に集合の時間。もっとロンドンにいたい!という生徒。朝からの外出で疲れてしまった生徒。日本のお出かけとはまた違って、英語を使ったり、イギリスのポンドを使ったり、慣れないこともたくさん経験したことでしょう。また、班行動を通して、クラスの仲間との関係をより深めることも出来たのではないでしょうか。次のハーフターム休みまであと2週間、また明日から頑張るための良いリフレッシュになりました。

 

ちょうど一年前、裏千家ロンドン出張所から頂いた「ヴィクトリア&アルバート博物館が倉庫に眠らせていた茶室を貰いませんか」というお話。
月日が流れて昨秋に立教に到着し、完成を待っていた茶室がとうとうお披露目の日を迎えました。
それはJAPANESE EVENING。
当日は裏千家ロンドン出張所の先生がお越しくださり、お話をしてくださると共に、貴重な指導も受けることができました。
2度行ったショート・デモンストレーションは、初回は立ち見の方もあり、狭い室内が熱気でむせかえるほどの盛況でした。
「今イギリス国内にある茶室は3つです。一つがロンドンの大英博物館(日本展示室の和英庵)、二つめがオックスフォードのアシュモリアン博物館、最後の三つめがこの立教英国学院です。」…大変に光栄なことです。
杮落としとなったJAPANESE EVENINGへ裏千家の先生をお迎えできたことも心から感謝してやみません。
この10年の間、少しずつ道具を買いそろえ、また心ある卒業生や在校生の方からの寄付も頂き、関係校である香蘭女学校からも茶道具を譲って頂いてイギリスの地でお茶を続けて来ることができました。
この茶室を大切に、またここで行う稽古で培われる心こそを大切にしてゆきたいと思います。

 

5月13日(日)昼食前に、生徒会主催のギルフォードショッピングに出掛けました。
ギルフォードは本校から車で30分ほどの所にある大きな町。到着後すぐに3人以上のグループに別れ、一斉に飲食店へ駆け込みます。
ショッピングモールに新しくできた日本食店「てりやき」はイギリスに住む私たちにとって懐かしの味。あっという間に店の前は立教生の行列ができました。それ以外にも中華料理店や日本でもお馴染みのマクドナルドなど、まずはお腹を満たし、好調なスタートを切った生徒たち。
美味しい物を食べたところで、次に向かうは普段なかなか買う事のできない洋服やオシャレアイテム、ゲームなどのお店。人によっては食べ物だけでお小遣いを遣い切ってしまう生徒もいますが、各々が充実した時間を過ごせたのではないかと思います。
1学期が始まって1カ月が経ち、行事が続く中、リフレッシュの出来たギルフォードショッピング。
やっと落ち着いた時間が流れるかなと一息つきますが・・・
さらに今週金曜日はロンドンへアウティング(遠足)に行ってきます! あ~、忙しい。

 

5月11日(金)、毎年恒例の行事であるJAPANESE EVENINGが行われました。
南英にある立教英国学院は、近隣の村や町の方々の温かい支援なくしては成り立ちません。
JAPANESE EVENINGは、地元の学校の生徒たちやイギリス人の方々をお招きして、日本の文化を紹介し、楽しみながら交流しようという趣旨で始めた行事で、あやとりや剣玉、折り紙、茶道、剣道などの日本の遊びや文化を紹介します。
夕食が終わった19時頃から、お客様が次々に来校しました。この日、来てくれたお客様は約100名にのぼりました。
最も印象に残ったのは、地域交流委員による日本についてのプレゼンテーションでした。
海外の方が、「日本」と聞いてイメージするものはなんだろう?と日本人が考えたときに挙がるものはおそらく、寿司、花見、着物、花火・・・・などの、古くから日本に存在するものではないでしょうか。
今年のプレゼンテーションは、それら昔ながらの日本をあらわすものとして和服や花火を紹介しただけでなく、現代の日本をあらわす、日本の技術力にも焦点をあてました。
紹介したモノは、芯がくるくると回ることで書きやすいシャープペン「クルトガ」、針のいらないホッチキス「ハリナックス」の2つです。
技術大国、日本を象徴するこれらの商品を紹介し、実はこの日のパンフレット自体が、「ハリナックス」を使ってとめられていることに気づいたお客様たちは大盛り上がり!!
プレゼンの最後に、「インターネットで買えますよ!」としっかり宣伝したため、プレゼン終了後「amazonで買えるの?」などというお客様の問い合わせがちらほら・・・。
英語でのプレゼンテーションでしたが、パワーポイントを作ったり、お客様によく聞こえるよう大きな声で話したり、身振り手振りをつけたりと、地域交流委員の努力が実った瞬間でした。
プレゼンテーション終了後、この日の目玉企画のひとつである茶道のデモンストレーションが行われました。
毎年行っているこの企画、今年はヴィクトリア&アルバート博物館から譲って頂いた茶室を使っての実演ということもあり、生徒たちは緊張気味でしたが、30名程の客席は立ち見が出る程満員となりました。着物を身に纏い、気合を入れて、練習の成果を存分に発揮することができたようです。
さらに今年は、新しい企画として「日本語」、「かるた」、「福笑い」が加えられました。
「日本語」では、簡単な挨拶、電話による会話、食事に関する会話の3つを教えることにしました。
どの生徒も、海外の方に日本語を教えた経験などないため、どうやって教えたらわかりやすいか、とても悩みました。
当日は、いきなり近くの村の小学生たち20名程がこのブースにやってきて大混乱!
ですが、イラストを使って説明をしたり、「もしもし」「ちょっと待ってください」などと簡単な会話を一緒に練習して楽しむことができました。お客様が帰る際、「ありがとう」「さよならー」と言ってくれたのが嬉しかった、との感想が出ました。
その他、毎年恒例の各企画も無事にお客様を迎えることができました。剣玉やあやとり、折り紙の折り方などを一生懸命に英語で説明する生徒の姿をあちこちで見ることができました。
いい思い出ができたことも勿論、伝えたいことがあるのに英語でうまく伝えられなかったという思いをしたこともきっと素敵な経験となることでしょう。この一年間の勉強につながっていくことを期待します。

 

試合に出るのも初めて、立教での行事も初めて、高校の「ノリ」も初めて。知らないことばかりの球技大会だったが、本当に楽しくて仕方ない1日だった。
私は赤組女子バスケに出た。練習が始まった時は、自分の技術に自信がなくて試合で動けるか不安だった。けれど高3の先輩はじめ、チームの人達に励ましてもらい、私もチームの為に動くようにしたので、2週間のうちに自分を信じてプレーできるようになった。そして同時に、飛野先輩が練習初日におっしゃったように、「楽しんで勝ちたい。」という気持ちが強くなった。だから、絶対に「勝つ気だけは無くさない」ようにした。
今日、私は4試合をフルに走り切った。自分でも信じられないけど、それよりも全試合自分を出して下さった先輩方に大きな感謝を感じる。赤組として、赤バスケとして試合に出れて本当に嬉しかった。すごく楽しかった。試合が終わって、チーム全員とハイタッチした喜びはずっと忘れないと思う。
ただし、この楽しい1日があったのは、敵の青組や体育委員、先生方など、たくさんの人のおかげだと思う。生徒全員、学校全体で盛り上がれて素晴らしい時間だった。
立教に入ってからの、高校生としての、沢山の不安が無くなった1日。今日はすごく印象的で、忘れられない思い出になった。
バスケの先輩方ありがとう。
赤組の一員になれて本気で嬉しかった。
(高等部1年新入生 女子)

 

ページ
TOP