この学校は、日本ではなくイギリスにある。ロンドンから約50km離れた場所に位置する。
この学校には、海外ならではの授業が存在する。

そのうちの1つは、English communicationと呼ばれるものだ。生徒一人一人がそれぞれのレベルに合ったクラスに分かれ、そこで現地の教師に英語を教わる。日本人の教師ではなく、現地の教師だからこその利点がいくつかあると思う。
まず、一番に思うことは、全てにおいて英語を使わなければならないという事だ。相手が英人なので日本語は全く使えない。物事を説明するのも全て英語。私はその方が英語が身に付くと思う。文法が整っていなくても、伝えようと思えば伝えられる事だってある。だからその経験が多い方が抵抗なく話すことが出来ると思った。私達は外に出る機会もあるので、英語が身近に感じられる事が出来ると思う。最初の方は英語がなかなか通じず嫌な授業の1つだったが、最近になって苦ではなく思えるようになった。

2つ目。金曜日の5、6限には「Friday Sports」と呼ばれる全校スポーツがある。様々な種目が存在する中で、日本では経験できない様なスポーツもある。それは乗馬だ。動物が大好きな私にとって1週間に1度のリフレッシュタイムとも言えるひと時を過ごせる時間だ。馬に乗り風を切りながら走る。林の様な道を走ったりもするのだが、その時に、木独特の爽やかな香りが私のことを包み込む。同時に馬との一体感を味わうこともできる。

海外ならではの寮や授業、とても良い環境に恵まれた学校だと改めて実感する。そしてこの様な場所に入学させてくれた親への感謝の気持ちは計り知れない。
(中学部2年生 女子)
          

          【入学・入試情報】 のページはこちらからご覧ください。

 ●小学部/中学部/高等部 編入学試験( 過去3ヵ年の成績と作文による書類選考)

【2012年4月編入 出願期間:2012年1月16日~2月16日(必着)】

各学期若干名を受け付けております。

書類選考(教育環境・生活環境・学業成績)により入学を許可しております。

詳しくはeikoku@rikkyo.w-sussex.sch.ukまでお問い合わせください。

※4月入学の中学1年・高校1年は、編入学試験ではなく、下記の入学試験を受験してください。

 

 

 ●小学部/中学部/高等部 入学試験

小学部5年 2012年4月入学

出願期間:2012年1月10日~1月18日 

選考期日:2012年1月22日 

試験会場:立教池袋中学校・高等学校

 

中学部1年 2012年4月入学  

出願期間:2012年1月10日~1月18日 

選考期日:2012年1月22日 

試験会場:立教池袋中学校・高等学校

 

高等部1年 2012年4月入学〈B日程〉 

出願期間:2012年2月6日~2月15日 

選考期日:2012年2月19日 

試験会場:立教大学

 

 

●小学部/中学部 海外枠入学試験( 過去3ヵ年の成績と作文による書類選考)

小学部5年 2012年4月入学 

出願期間:2012年1月10日~1月18日

 

中学部1年 2012年4月入学  

出願期間:2012年1月10日~1月18日

※突然の海外転勤でお困りの場合には、上記以外でも受け付けます。

eikoku@rikkyo.w-sussex.sch.ukまでお問合せください。

 

●入試についてのよくある質問は下記をご参照ください。

入試Q&A

 

詳しい入試入学情報はこちらをご覧ください。書類のダウンロードもこちら

                                  

私はイギリスにある立教英国学院で寮生活を送っています。もちろん寮生活なので親元を離れ友達と二十四時間を共に過ごしています。日本の学校で言うと毎日が修学旅行のようなものです。しかし、何日も友達と一緒にいるとその人の良い所も悪い所も全部分るようになってしまいます。だからこそ自分がどれだけ人の良い所を見つけることが出来るか、そして悪い所を知り、どう上手に付き合っていくか、ということを考える事が大切だと寮生活から学びました。


 立教に来たばかりの時は、多くの自然に囲まれていて絵本にでてきそうな世界だなぁと思いました。また、食事もナイフとフォークで食べます。英人の方とお話する機会も多く、英語が大好きになりました。他にも音楽や語学のプライベートレッスンを受けることができたり、クラブ活動も沢山あります。私は立教英国学院に来て色々な事に自らチャレンジするようにしています。それは今イギリスにいるのだから、ここでしかできない事を精一杯やり、自分の世界を広げたいと思っているからです。

 今はまだ英語が通じなかったりして辛い時も沢山あります。けれども頑張って勉強すれば言葉が通じるようになり、とても楽しくなると思います。私はまだ中一なのでこれからもっと努力をしていきたいです。立教での生活は毎日多くの事を学び、多くの喜びを感じる事ができ本当に幸せです。一日一日がどんどん過ぎていくので、だからこそしっかりと大切に生活していかなければなりません。日本に帰る時はイギリスで学んだことを沢山持ち帰られるように頑張ります。

(中学部1年生 女子)
  

旅行で久しぶりに母校を訪問させて頂きました。

私が青春時代を過ごした十数年前と変わりなく、すぐにあの時の思い出がよみがえりました。
今もあの時の仲間達とは蜜に連絡を取り合っており、私にとっての財産です。
その財産を手に入れることが出来た立教に感謝しております。
また次回来る時も立教の良さが変わらずに続くことを願っております。

                

                  
僕は中学1年生です。今は日本に引っ越しましたが、その前住んでいたのはフランスのコルマールという町でした。人口はあまり多くはなく、パリのように有名ではありません。その代わり、「シゴーニュ」と呼ばれる鳥がきれいで、コルマールに知らない人はいないぐらい有名です。
ここには4年間住んでいました。現地校に行って初めてフランス人を見た時は、目は青いし、鼻が高くて、髪が金髪だったりしてビックリしました。日本人とは全然違い、僕は「これが文化の違いなのか?」と思ったほどです。また、僕と友達になってくれた人の名前にも驚かされました。「ジョン」や「ジョージ」というような皆がイメージするものではなく、フランス人は「マチュウ」や「イスマイル」、「カミ」とかだったので、初めはすごく言いにくかったです。また、自分が行っていた学校は新入生が入ると、学校中の人が放課後になると僕に「名前なんていうの?」と聞いてきます。多分日本人の新入生はなかなかいるものではなかったので、沢山来たのだと思います。
他にもフランスに来て分かったっことがあります。まずここでは休みが多いのです。1週間で休みは3日あり、土曜日と日曜日と水曜日です。土、日は家族で買物に行ったり、キャンプをしたりする日で、水曜日は習い事をするのです。僕の場合は野球をしていました。他の友達はサッカーやトランポリンをしていました。
もうひとつはフランスの文化祭の様なものです。このイベントでは小学生がテーマに合うコスプレをします。スポーツマンやメキシコ人のコスプレがありました。この日になると日本人は学校から場所を借りて出店を作り、集まったお金を学校へ寄付したりします。
これが僕のフランスでの4年間の思い出です。この記憶はいつまでも僕の中で忘れられないものになりそうです。今は立教英国学院というイギリスにある学校に通っています。フランスと同じようにまた楽しく、ビックリするような思い出をたくさん作りたいなと思います。
(中学部1年生 男子)

                  

             

私の通う学校はまず朝のラジオ体操から始まります。なんとも珍しい習慣です。そして朝食・礼拝と続きいよいよ授業です。英語の授業では近くの町に外出し実際にイギリス人に質問をしたりする授業やECという外人の先生に習う英語の授業など珍しい授業が沢山あります。中でも一番珍しいのは毎週金曜日の午後は『フライデースポーツ』というものがあります。全校生徒(小6~高3まで)が色々なスポーツをするという時間です。テニス・バスケットボールなど学校で普通に出来るスポーツから乗馬やゴルフ、クラシックバレエと外出してやるスポーツまであります。私がやっているフライデースポーツはテニスです。この学校ではテニスのプライベートレッスンやグループレッスンを申し込めば受けることが出来ます。コーチが自分の欠点を直してくれてとてもいいレッスンをしてくれます。テニス以外でも音楽(シンギング・ヴァイオリン・ピアノなど)のプライベートレッスンや語学(英語・フランス語・ドイツ語)などのプライベートレッスンも申し込んで受けることが出来ます。このように様々なことに打ち込めるとてもいい学校です。


学校が広いため、テニスコート8面、サッカーグラウンド3面、400mトラックとスポーツの環境もすごく、毎日好きな事をして放課後を過ごすことが出来ます。私はこの英国学院に来て本当に良かったと思っています。
よく日本の友達には英国である必要性はあるのと言われますが、英国でなければ出来ないことが沢山あります。私はこちらの学校に来させてくれた親に感謝しています。日本に住んでいながらこの学校に入れるのはやはり親なら心配します。ですがこの学校に「行ってこい!」と言ってくれました。
これからも自分を磨き、親の感謝の気持ちを忘れずに大切に一日一日を過ごしていきたいと思っています。
(中学部1年生 女子)
                                

知らぬが仏とは大げさな表現かもしれない。だが、この高2のクラス企画をやる前の心境をよく映し出している言葉だと思う。

 今まで学校で行われる募金活動などに対して私自身を振り返ってみると、悲しみ同情していたと完全には言い切れない。こんなことがあったのかという過去の振り返りのようになっていて、心の底からの共感はできていなかった。むしろ、知らないという状態に違和感を感じなかった。

 テーマが決まってからの数週間の資料集めはそんな私に驚愕の事実をつきつけてきた。私が担当した水不足の箇所では、アフガニスタンを例として調べたのだが、インフラはおろか、半数以上が安全な水を飲めていない実態。さらには、メジナ虫と言われる不衛生な水の摂取から体内に入ってしまうこの寄生虫の恐ろしさを知る。体内に残った虫は最終的に肌を突き破って出てくるというのだ。あまりの怖さに、このメジナ虫の部分はカットしたが、これはうそではない。

 資料からだけではない。写真からの印象もすさまじかった。三月に日本を襲った地震のものである。互いに肩に手を置きはげましあう姿。人だけでなくペットも助ける救助隊。ただ文章に書くだけでは、悲しいというイメージしか持てないところを、写真ではその人、風景の細々とした感情を露わにしていた。皆の顔に笑顔はない。

 日本人全般に言えることだが、私達は核心を知らなさすぎる。自然災害が起きたとき、かわいそうだと皆が言った。だがどれほどの人が実際に現状を把握していただろうか。多くの日本人は飢餓や水不足に疎遠だ。知らない為、今安定した生活を送っている。やはり知らぬが仏である。

 この企画を通して、私は全てを見たと思いはしない。むしろこれらはほんの入り口にしかすぎない。だが私達の企画「Life is…」が総合優勝したのも、私達が全てを表現しようとしなかったからだ。考える糸口を与えたこの企画、私はすごくいいと思う。普段からあまり意識せずに生きてきた私達を改めようと導いている。

 もし世界が100人の村で、私がその村人の一人だとしたら…。私が今と同じ境遇にいる保証はどこにもない。
(高等部2年生 女子)

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