11月5日、本校創立50周年を記念してロンドンQueen Elizabeth Hallにて在校生・卒業生によるクラシックコンサートが開催されます。

本校では5年ごとに創立記念コンサートを開催していますが、今年は50周年を記念してロンドン Queen Elizabeth Hallにてクラシックコンサートを開催いたします。

在校生はもとよりロンドンで活躍する卒業生も出演するこのコンサートは、本校の半世紀に渡るイギリスでの軌跡を振り返る貴重な機会です。

詳細につきましてはこちらのポスターをご覧ください。(チケット問い合わせ先はこちらhttps://www.rikkyo.co.uk/new/cat43/50th-concert-queen-elizabeth-hall/です)

僕の夏休みの思い出

この夏休みは、立教英国学院に入学して初めての長い休みでした。英国と日本はぜんぜん違うので、久しぶりの日本で色々なことにびっくりしました。日本の食事は立教で食べる日本食と違い、同じ料理でも味が違ったりするのだなと思いました。日本で食べる日本食はとても美味しかったです。

夏休み、僕たちは沖縄へ行きました。沖縄で何をしたのかというと、ダイビングやクリアカヤック、そして海で泳いだりプールに入ったりしました。ダイビングでは酸素マスクをつけて、水深5メートル位まで潜りました。僕たちはダイビングの免許を持ってないので、免許持っている人に助けてもらいながら30分ぐらい潜っていました。クリアカヤックでは、透明なカヤックでサンゴが見えるところまで行きました。カヤックの下を見ると、サンゴや魚が見えたりします。とってもきれいでした。海でもシュノーケリングをして、魚とかサンゴを探しました。そのうち、魚が沢山いる場所を見つけたので、海に来たときはそこに行って魚を見ていました。プールではただ泳いだだけでした。けれども楽しかったです。そして、イルカの上に乗ったりもしました。最初はちょっと怖かったけれども、あっという間に慣れて楽しく泳ぐことができました。

沖縄料理では沖縄そばを食べました。とっても美味しかったです。そして最後に紅芋タルトという紅芋で作られたタルトを作りました。生地をパイにしたり、紅芋をグルグルとつける作業が大変でした。自分で作った紅芋タルトは買って食べるタルトよりも美味しかったです。
(中学部1年男子)https://www.rikkyo.co.uk/new/studentsblog/my-summer-vacation-memories/

夏休みを終えて

高校生最初の夏休み。結果はかなり充実していた。海外に住んでいることもあり、友達とはあまり遊べなかった。だが、自分の趣味を極められた夏休みであったと思う。カメラを買ったのだ。親の反対を押し切り、そこそこ高価なカメラを買った。まさに清水の舞台から飛び降りる思いで購入した。結論から言おう。人生で一番と言っても過言ではないくらいいい買い物をした。元々、10年以上前の一眼レフや40年前のフィルム一眼は持っていたのだが、時代の流れによる進化を感じた。撮れる写真一枚一枚が本当に綺麗に撮れるのだ。この一ヶ月で1万枚以上撮った。親の反対を押し切ると基本失敗するのだが、今回ばかりは反対を押し切って正解だったと心から思う。

海外に住んでいて良かったと思うことは、日本に比べて簡単にそして安くヨーロッパ旅行ができることだ。ヨーロッパ住みは基本長期休みに海外旅行に行く。例に漏れず僕もそうだ。イタリアとギリシャに行ってきた。海外に引っ越して2年。色々なところに行った。フランス、ドイツ、イギリス、オランダなどなど…様々な国に行ったが、今回の旅行はかなり濃かった。イタリアやギリシャの古代の遺跡を見学したり、イタリアのカプリ島で大自然を堪能したり…思い出すだけでにやけてくる。楽しすぎた。世界一小さな国であるバチカン市国にも行った。正直に言おう、イタリアとほぼ変わらない…なんとなく街をぶらぶら歩いていたらいつの間にかバチカン市国に入国していた。いや、あれは言われないとわからないぞ…世界一小さな国だから仕方ないのか…?

でもバチカン市国にあるサン・ピエトロ大聖堂は素晴らしかった。高いところまで装飾がされていたりと、古代の人間がこのようなものを作れたのかと感心した。基本自撮りをしない僕が思わず自撮りをしてしまうぐらいだから相当だ。ぜひ一度行ってみてほしい。

今回の夏休みは控えめに言って最高だ。確かに日本の高校生とは少し違う夏休みかもしれない。友達の家に泊まりに行ったり、花火をしたりはすることはできない。だがその分自分の趣味や好きなことに時間やお金を使える。こんな夏休みも悪くない。来年の夏が楽しみだ。
(高等部1年 男子)https://www.rikkyo.co.uk/new/studentsblog/after-summer-vacation/

〜Collyer’s College  短期留学日記〜⑦

7月11日からの1週間、高校3年生1名、高校2年生6名がCollyer’s Collegeへ短期留学に行ってきました。
短い期間でしたが、とても多くの刺激を受け、学習のモチベーションが上がったみたいです。
以下、7回に分けて、生徒のレポートを掲載します。
日々の葛藤と成長をご覧ください。(7/7)

〜Collyer’s College 短期留学日記〜

1日目
初日ということもあり、まずは学校の紹介から始まりました。ぼくたち短期留学生は授業予定表と学校の地図を渡され、校内紹介が行われました。Collyer’s Collegeは敷地面積が広く、建物の作りも複雑だったので最初は自分が受ける授業の教室がどこにあるのかを覚えるなどと大変でした。
学校紹介が終わると早速授業が始まりました。自分の最初の授業はコンピュータサイエンスで、一斉授業ではなく各自自分の課題に取り組みました。先生は生徒一人一人個別にアドバイスをくれました。日本の学校とは違って目的を自分で作らないといけないという事が新鮮でした。そして次の授業は物理で実験をしました。物理の授業は立教でやる授業と似たようなものでしたが、英国のスタイルはやはり自由で、実験の方法などですら自分で考えるという日本では考えられない授業でした。そしてその日最後の授業は英語でした。英語の授業と聞くと僕は文法のようなものを想像していたのですが、そうではなく、普段使えるスラングの授業でした。英語を普段から使う人にとっては日本人の英語は少し違和感があるようで、それを解消する方法がスラングなどを積極的に使うということだと学びました。

2日目
2日目は少し慣れたため友達を作るのに力を入れました。英国人だらけということもあり、自分から話しかけようか迷っていたら、あちらから声をかけてくれました。どこから来たのかなどと優しく話しかけてくれて、知らない人にでもフレンドリーに話しかけれるようになりたいなと思いました。自分からも話しかけてみたら皆んな優しくてたくさん友だちを作ることができました。2日目の授業は数学だけで、これも驚きだらけの授業でした。授業は簡単な因数分解から始まり安心していたら、いきなり微分になり、ついには大学で扱うような式の話まで出てきました。初日と同様授業にテーマはあるのですが目的は決まっておらず、とても新鮮でした。

3日目
3日目は学校に慣れて友だちもできたので、もっと沢山のイベントに参加しようと思い生活をしました。ちょうどその日は物理のグライダー作り、飛行距離大会が行われていたのでチャンスだと思い参加したら本番で15メートルという自分のグループは参加グループの中でも上位の記録を出すことができました。グループ活動ということもあり、言語の壁があるだろうと思っていたのですが、工作は順調に進み完成させることができました。

4日目
4日目は短期留学の最終日で授業もほとんどなかったため、留学中にできた友だちと色々な活動をしてみました。体育館がどのように使われているかなどを友だちが説明してくれました。そのあとに学校の周辺に遊びに行き、周辺の街を探索することができました。
夏休み中にも、友だちがみんなで話そうとZOOMの交流会を開いてくれて、みんなと話すことができました。
(高等部3年男子)

https://www.rikkyo.co.uk/new/studentsblog/collyers-college-short-term-study-abroad07/

〜Collyer’s College  短期留学日記〜⑥

7月11日からの1週間、高校3年生1名、高校2年生6名がCollyer’s Collegeへ短期留学に行ってきました。
短い期間でしたが、とても多くの刺激を受け、学習のモチベーションが上がったみたいです。
以下、7回に分けて、生徒のレポートを掲載します。
日々の葛藤と成長をご覧ください。(6/7)

〜Collyer’s College 短期留学日記〜

1日目
初めてCollyer’s Collegeに行きました。周りは住宅街で少し静かな感じでした。
着いたら最初にReseptionに行き、Receptionの方と少し話をしました。とても緊張していたのでちゃんと受け答えができているかものすごく不安でした。
私達を担当してくださる先生とCollyer’sの校長先生が来られたので挨拶したあと、この4日間のスケジュールをもらいました。その後、全ての建物を案内していただきました。1時間目の授業時間中にいろいろな場所を案内してもらいました。
私は今日がこの4日間の中で1番忙しく、6時間中5時間も授業がありました。少し道に迷いそうになったり教室を間違えそうになったりしましたがなんとかなりました。
最初が肝心だと思ったので、一番最初の授業のPsychologyの授業が終わったあとに、後ろの席に座っていた2人組の女子生徒に立教の友人と話しかけました。聞いてみると彼女たちはスイスから一年間の留学できていました。留学生というのは自分が思っている以上にいることに少し驚きました。

2日目
今日は、6時間中、お昼を挟んだ2時間しか授業がなかったので、同じく授業がない立教の友人と一緒に学校の中の色々なところを周りました。やはりどこの学校でも、図書館は落ち着くものなのだなと思いました。ちゃんと図書館の中に入って本を見たのは初めてだったためすごくワクワクしながら色々見ました。図書館の中は2階建てになっており、1階にも2階にもパソコンを使える部屋がありました。また、本棚の本の置き方がまるで本屋さんのようで、色んな人がその本を読みやすくなっているような感じでした。今日あった授業はどちらもHealth&Social Careの授業でした。授業と言っても夏休み直前だったということもあり、課題がある自習時間のようでした。

3日目
今日は、1日のうちに1時間しか授業が無かったため、空いた時間で学校の中の色々なところに行きました。中国人の子に話しかけられました。どこの出身か聞かれたので日本だと教えたら、見た目が日本人と中国人は似てるから、仲間(?)だと思って話しかけてくれたそうです。初めて話しかけられたのでとてもびっくりしてしまい、最初質問にちゃんと答えられなくて少し申し訳ないなと思いました。立教英国学院は金曜日の午後が運動をすることになっていますが、Collyer’s Collegeでは毎週水曜日の午後がその様になっているみたいです。そのため、最初他の生徒達がいなくなってしまってすごく不安でした。私達は単独で学校の外には出られないので図書館や広場などを散策して過ごしました。

4日目
立教生の半分ぐらいの人がまだ誰ともインスタを交換することができていなかったのでみんなで頑張って声をかけよう!そして、あわよくばインスタグラムを交換してお友だちになろう!とみんなで決意して朝から気合を入れていたのですが案外そううまくは行かず、お昼ごろまで誰にも話しかけられずにいました。食堂で、軽食を食べようと思ってみんなで食堂に行った際、入ってすぐのところにとても優しそうでとてもかわいい女の子が一人で座っていたので、軽食を買ったあとに勇気を出して一人でその子のところへ行って、話しかけました。お互いに自己紹介をして、しばらく2人で話をして立教の友人をその女の子に紹介しました。しばらくみんなで話をしていたら、向こうの友人も集まり、みんなでたくさん話をしました。自分の喋る英語があっているかすごく不安でしたが、意外と話が通じていたのでちょっとは自分の英語力が上がったのかな?と思い、嬉しくなりました。その後、一緒に学校の外に行きました。初めて街の中を歩いたのですごく楽しかったです。学校外にあるコンビニのようなお店で軽くお昼ごはんを買いました。そして、また学校に戻って更に友人を何人か紹介してもらいました。
最終日に友だちを作り、インスタも交換することができて良かったです。
今回の短期留学はほんとに短くてあっという間に過ぎてしまいました。しかし、ものすごく濃い内容の日々で、とても勉強になりました。
(高等部2年女子)https://www.rikkyo.co.uk/new/studentsblog/collyers-college-short-term-study-abroad06/

〜Collyer’s College  短期留学日記〜⑤

7月11日からの1週間、高校3年生1名、高校2年生6名がCollyer’s Collegeへ短期留学に行ってきました。
短い期間でしたが、とても多くの刺激を受け、学習のモチベーションが上がったみたいです。
以下、7回に分けて、生徒のレポートを掲載します。
日々の葛藤と成長をご覧ください。(5/7)

〜Collyer’s College 短期留学日記〜

7月11日
1時間目はPoliticsだったが、校内の説明があったためパスだった。
午後からはEnglishとLawで学期末ということもあり、テスト範囲の説明や夏休みの宿題の配布などで授業が終了した。先生はとても優しく授業終了後に帰れる?道知ってる?と聞いてくれた。
1コマ65分授業ではあったが、かなり早めに15〜20分前に授業が終わり、解散した。そのため次の授業までの時間をゆったりと過ごすことができた。
初日は他の生徒とは話すことができなかったが、まだSociologyとPoliticsは授業を受けてないので明日以降が楽しみ。本当に同世代なのか?と驚くほどすべての生徒が大人っぽい。教室棟がいくつもあり、授業によって分かれている。
キャンティーンと呼ばれるカフェテリアでは、生徒たちで賑わっていた。この日はチキンティッカやジャケットポテトが学校で作られているご飯で、他にもサンドイッチやパスタなど多種多様なご飯が売られていた。
さすがイギリス。いろんな人種の方がいる。ただアジア人は全然見かけない。

7月12日
マスクをしている人は見かけない。今日は昨日よりは涼しかった。特に女子生徒で見られるが、本当に涼しそうな格好をしていて少し羨ましかった。Sociologyの授業では、他の生徒は個人作業をしているので私は基本マガジンを読んでいる。
今日はSociologyとLawが2コマずつ入っている。今日は隣の席の子に何回か話しかけることができた。1度話しかけられて嬉しかったが、混乱していたので質問を返せなかった。今度会ったときは話しかけると決めた。Lawではかなり専門的な内容を学習していて、このケースではどの法律が適用されるかなど、立教では学べないものがあり、とても興味深いものだった。

7月13日
お昼前の時間帯に、バイオロジーの生徒たちにジュースを作っていただいたり、ミラー先生にパウンドケーキをいただいたりして良い息抜きとなった。
コリヤーズカレッジ内には自由に弾くことのできるピアノがあり、授業の合間に通るとたまに聴こえてくる。私はピアノは弾けないけれど人が弾いている姿を見るのは好きなので、よく眺めていた。キャンティーンには、お昼時になる前から人が沢山いて、食事を嗜みながら会話を楽しんでいた。授業中はもちろんだが、食堂にも日本とはまた異なる雰囲気が漂っていた。

7月14日
最終日。今日は最終日にして初めて受講する授業があった。授業内でグループに分かれてクイズを行った。勝ったチームにはコーラが渡されるということで皆張り切っているように見えた。4つのグループに分かれて行い、結局私のチームは負けてしまったが、有名人の幼少期の写真から名前を当てるとか、世界の地理のクイズなど様々な種類のものから構成されていてとても面白かった。
最終日ということで悔いなく終わりたかったため、ブレイクの時間に自分から話しかけた。私が話しかけた子はパキスタンの留学生だったようで、お互い留学生でよく話せたように思う。日本語を教えて欲しいと言われたので、私もその子の母語であるウルドゥー語を教えてもらった。
最終日にはホーシャムを散策する時間も設けられており、現地の街の様子もよく見ることができた。晩ご飯にはパブに行き、イギリスならではの食事も楽しんだ。
(高等部2年女子)https://www.rikkyo.co.uk/new/studentsblog/collyers-college-short-term-study-abroad05/

〜Collyer’s College  短期留学日記〜④

7月11日からの1週間、高校3年生1名、高校2年生6名がCollyer’s Collegeへ短期留学に行ってきました。
短い期間でしたが、とても多くの刺激を受け、学習のモチベーションが上がったみたいです。
以下、7回に分けて、生徒のレポートを掲載します。
日々の葛藤と成長をご覧ください。(4/7)

〜Collyer’s College 短期留学日記〜

7月11日(月)
今日は記念すべき最初の登校日だった。緊張と期待のせいかタクシーの中でずっとソワソワしていたと思う。そして思ったよりも早く学校に着き、まず2限目のPhycologyから始まった。この授業では私以外に立教生がもう一人居たため、少しだけ緊張を紛らわせることができた。しかし授業が始まってみると、予想以上に早い授業スピードと専門用語の嵐でほぼついて行けなかった。また授業中にある話題についてディスカッションをする場面が何回かあったのだが、それも質問の意味が理解できなくてあまり積極的にできなかった。一方、そんな授業のあとに良いことがあった。それは1人の女子に話しかけることができたことだ。驚いたことにその子はスイスから来ていて、来年には帰国する留学生だったのだ。私達と似た境遇の生徒に出会って少しホッとした。でもあまり長くは話せなかったし、名前が一発で覚えられなくてとても悔しい。会えたらまた話したい。4限目はBiologyだった。Biologyに関しては既に立教で学んだことのある教科なので置いてかれないだろうと思ってたのだが、前に学んだものより難しくなっていてちょっと戸惑った。5限目はEnglishで英語のスラングを学んだ。6限目はCriminologyだったのだが生徒に対する説教と宿題の説明だけで終わってしまったので割愛する。そんな感じで不安と焦りと疑問で終わってしまった1日目だったが、雰囲気は学べたと思う。

7月12日(火)
Collyer’s Coledge2日目。今日はあまり授業が無かった日だったので昨日忙しかった分、他のところを見ることにした。まず向かったのは図書館だ。図書館はそれほど大きいというわけではないが、それぞれの科目に関する本が沢山あった。私はPhycologyのことを調べたかったので図書館にあった教科書を使って勉強した。周りもとても静かで勉強するにはうってつけの場所だった。そして今日はCriminologyが二時間だけあった。ここではCCTVについて実際の事件と一緒にその有用性を考えた。最後はKahoot!をやったのだが、もちろんのこと全部はわからないため順位は下の方だった。この授業では誰にも話しかけられず再び悔しい思いをした。今日はまだ2日目だが残りもあと2日だ。長いんだろーな〜と思ってた4日間が思ったより早く終わりそうなことを感じ、もう少しここにいられたら、とも感じる。

7月13日(水)
Collyer’s Coledge3日目。今日は驚くほどやることが少ない日であった。なんと2限目に英語が1時間だけ。この授業では英国の様々な豆知識的なものを学んだ。授業などがなにもない時間はcoledge内にあるベンチに座って過ごした。長い時間一人で座っていれば誰かしら話しかけてくれるだろうと思っていたのだがそんな理想は虚しく、誰一人として話しかけてくれなかった。そのため、オープンデーの企画のための質問をしようと友だちと計画したのだが、そもそも生徒が全く見当たらなくて職員の方にしか質問できなかった。明日は生徒が居たら積極的に質問したい。そしてお昼はミラー先生と対談をした。その際に授業でも聞いたことのあるタンザニアについてのお話を聞かせてもらい、布の手工業やリサイクについて学ぶことができた。その際にちょうど同じ教室にいてクッキングをしていた生徒や先生方が好意でサマードリンクを私達に作ってくださり、とても嬉しかった。その子たちはその後すぐ授業だったので話せなかったが、欲を言えば少しでも話してみたかった。今日は一日中暇で楽な日だと思っていたが、逆にその暇な時間がとても辛く、友だちが欲しいけど話しかけられない自分の臆病さに嫌気が差した。

7月14日(木)
Collyer’s Coledge最終日。いよいよ今日でこの生活も最後だ。私はいままでこの学校で友達を作れていなかったのでそれを目標にして最終日に望んだ。次の日から夏休みだったので授業数は少なく、最後の授業はBiologyが1時間だけだった。Biologyでは前回の復習などはやらずにどんどん新しい内容へ進んでいった。そのため自分の復習は役に立たず、案の定早い授業スピードについて行くことができなかった。ちなみにこの授業の終わりに1人話しかけられそうな女子生徒が居たのだが、日和って話しかけられなかった。頭の中では話しかけたいと思っていたのだが一方で恐怖心のほうが勝ってしまった。今思うとそんなのを気にしなくてもなんとかなると分かるのだが今後悔しても仕方がない。その後は暇だったので話しかけられそうな人を見つけるためにぐるぐると校内を回っていた。授業中ということもあって人は少なかったが相変わらず話しかけることはできなかった。そんな中幸運なことが起こった。友だちが女子生徒と喋っていてそれに私は誘われて話すことができたのだ。初めての経験にとても緊張したがこのチャンスを逃しては行けないと思い、拙いながらも頑張って会話を続けた。でも会話の主導権はその女の子が握っていたので私もそれぐらい話せるようになりたいなと思った。そしてその子とはまあまあ長く話し、インスタも交換することができた。もうこれだけで私は嬉しく満足してしまったのだが、周りを見るともっと生徒と交流をしている人がたくさんいて私ももっと欲深くなろうと思った。しかしこのただ1つの交流を通して英語がイマイチでも会話はなんとかできることがわかったので、この経験を自分の行動力にしたい。

まとめ
今回の短期留学では様々なことを学ぶことができた。それは現地の学校の雰囲気であったり英語の授業の難しさでもあるが、1番はコミュニケーションの仕方であると私は思う。私は性格的に奥手な方なので基本的にあまり会話に積極的ではない。そのせいとは言いたくないがその性格も相まって、最終日までろくなコミュニケーションを取ることができなかった。しかし最後の最後で現地の子と話す機会があり、会話もしてインスタも交換することができた。現地の人たちにとっては些細なことでも私にとってはとても貴重な経験だった。この体験はこれからの私の会話する勇気につながると思うからだ。もし英語で会話をすることになって不安になることがあったら、この「現地のこと英語で喋れた」という事実を思い出そうと思う。そして今回の短期留学は4日間というとても短い時間であったが、得られたものはただの4日間以上の価値になるだろう。https://www.rikkyo.co.uk/new/studentsblog/collyers-college-short-term-study-abroad04/

The Headmaster, staff, students and the people of Japan wish to express their sincere condolences to the Royal Family on the extremely sad loss of Her Majesty Queen Elizabeth II.

We thank the Queen for 70 years of dedication and service to her subjects in the United Kingdom and the Commonwealth.

Her Majesty was loved and admired by many people throughout the world, especially in Japan, and she will be very sadly missed.

Cambridge生徒報告書 ケンブリッジ研修を通して感じたことCambridge生徒報告書 ケンブリッジ研修を通して感じたことCambridge生徒報告書 ケンブリッジ研修を通して感じたことCambridge生徒報告書 ケンブリッジ研修を通して感じたこと ケンブリッジとは英国の東部にある多くの歴史を誇る町である。そんな貴重な町のケンブリッジ大学フィッツウィリアムカレッジで一週間という短いようで濃かった研修を受けて感じたことは大きく分けて三つある。

一つ目は、英語とは言語だということだ。当たり前のことを書いていると思うが、私はたまに英語は良い成績を取るものと思ってしまうことがある。けれども研修を通して英語とは本当は何かを見直すことができた。今までE.C.のクラスは週4日であったり、英国人の先生と話す機会はあったりしたものの、学期末にはテストがあるため、英語を使うというより覚える、書けるようにすることに重点を置いてしまっていた。その後のこの研修中、何度か英語で話し掛けられるチャンスがあった。初めは驚きと緊張だったが話していくうちに楽しくなってついつい質問し、最終的に仲良くなった。その場を離れた後に思ったことは、異国の地では毎日何があるかわからない、面白いということだ。まさか今日友達ができるなんて思わなかった。ここで覚えておきたいのは、「英語を使って」ということだ。もし、英語を学んでいなかったら、日頃コミュニケーションを取る練習をしていなかったら、会話はすぐに途絶えて終わっていただろう。英語とは学校で点数が取れるただの科目なのではなくて、世界の人と繋がるための一つのツールなのだ。

二つ目はありのままの自分でいられる良さだ。端的に言ってケンブリッジはとても過ごしやすい場所だった。私は日本で歩いているとき車に乗ってる人から見られてるかも、この格好普通だよね?変じゃないよね?と考えながら歩いてしまう。それがケンブリッジではそうではない。そこにいる人はアフロの方、緑髪の方、黒人の方、インド人の方、真っ赤なドレスを着ている方といろんな人が自分が好きな服や髪色、体型で歩いていて素敵だった。十人十色、三者三様というこの言葉のそのまんまだった。そんな環境だからありのままで自分らしくいられて、のびのびと過ごせる喜びを感じた。

三つ目はまだ勇気が足りていないということだ。研修では多くの講義を聞く機会があり、非常に面白くあっという間に時間が過ぎた。特にDr Duhigによる講義が好きだった。その講義の最後に質問タイムがあり、聞きたいこともあったし、非常に好きな講義だったので感謝の気持ちも込めて質問したいと思った。結果的には質問できたが、他の子の質問に圧倒されて講義の後の個人的な質問になってしまった。その時、みんなの前で声をあげて質問する勇気も自信もないと思い知らされ、頑張らなければならないと痛感した。

この研修で英語を使うことに関してためらいが一切なくなったと思う。初日はお店で最低限の会話で終わってしまったが、せっかくケンブリッジに来たし、一週間でいなくなってしまうから話そうと、緊張することもなく話すことができた。そして初めは町に馴染んでいるのか気にしてしまっていたが、最後になると素直に馴染んでいると感じた。それは外見の話ではなく、自分自身の意志がきちんとあったり、自分がいたいありのままで過ごせていること、この研修を生かして心から楽しんでいるという点でこの素敵な町に馴染んでいると思った。

この研修でしか学べないことがたくさんあった。King’s CollegeでEvensongを聴き、芝生の上でシェイクスピアの劇を観て、ケンブリッジの町を巡るPuntingをして、ケンブリッジ大学の生徒の方と一緒にクイズをして、素敵な貴重な場所でDinnerを頂き、帰り道に友達とジェラートを食べ、歌い、アジアンスーパーでお菓子を買い、常に私たちの生活に英語が付いていた。これらの経験ができたのは英語というものがあったからだ。この研修を通して英語の価値を知ることができ、もっと勉強しようという意欲が湧いてきた。この研修が自分の人生の糧、そして大きな一つのステップとなるのは間違いないだろう。それぐらい充実した、有意義な一週間だった。
(高等部3年生 女子)

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