2022年度内に実施する入学試験の概要と募集要項を発表しました。
編入学試験、中学部入学試験、高等部入学試験のいずれもご覧になれます。
詳細は、入学試験のページhttps://www.rikkyo.co.uk/admission/admission/をご確認ください。
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最初に書いておくと私はかっこいい先輩たちのように球技で活躍もしなかったし、MVPも取らなかった。けれど確かにあの日、私はMVPな気分だったのだ。
天候に恵まれた5月最後の日曜日。目覚めもよく迎えたその日は、なんだか良いことが起こりそうな予感があった。
朝の支度をしながら、私は今日この一日がどんなものになるかとあれこれ思案を巡らせた。この球技大会で、私が乗り越えなければならないイベントは大きく3つ。選択種目のポートボール、応援合戦のダンス、そして選抜リレーだ。ポートボールとダンスは余裕だ。沢山練習したのだ。心配することはほとんどない。問題はチーム対抗の選抜リレーだ。なにしろほとんど練習する暇がなかった。バトンパス練習だって、片手で数えられる程度しかできていない。そして私は第4走者、つまりアンカーだ。「緊張」以外にどんな言葉が私を埋め尽くすだろうか。
爽やかな水色のTシャツに目をやる。まだ書き込みが少ないそのチームTシャツは、先輩たちが可愛らしくデコレーションしてくれたものだ。表面に書かれた手書きの文字が目に入る。
「MVPはワタシ。」
少しふざけていて意味もよくわからないこのメッセージは前日に大好きな先生に書いてもらったものだ。大きく胸の中心に書かれていて(私がそう注文した)、存在感のあるこれは私にとって一番大切なメッセージだった。
そう、今日の私はMVPなのだ。そんな気持ちでリレーに臨もう。なにしろ朝から何かと調子が良い。去年は書いてもらえなかった先生からのメッセージもゲットし、機嫌も良い。この調子でいけば上手くいく。
開会式が終わりそれぞれの種目の試合が始まっていく。友達の試合を観戦したり、先輩たちとメッセージを書きあったりしているうちにポートボールの出番になってしまった。
なんか、調子悪いな。そう思うことが度重なった。
塵も積もれば山となり、結果は惨敗だった。11点差もつけられて負けたのだ。笑ってしまうほどにボロ負けだった。心配することなんてないと思っていたのに。
今日はだめかもしれない。
午前の部が終わり、私が恐れているリレーが近づいてくる。そしてここでまさかの悲報が飛び込んできた。
第1走者が足をひねってしまった。選抜リレーに参加できるかどうかは分からない。練習もほとんどなかったので補欠なんてもちろんいない。
なんだか一気に風向きが変わったようだった。全ての雲行きが怪しい。
足を負傷してしまった仲間は応援合戦のダンスに参加できず、私はそのダンスで小さなミスをした。
今の所、何も上手くいっていない。
私は最後の出番が始まるまでの残り時間を、リレーへの心配に費やしたのだった。
そしてとうとう最後の種目、選抜リレーがやってきた。
「足痛くないから走れる!」
私の不安を吹き飛ばすように、溌剌とした声がした。最後の最後で、第1走者は私達リレーメンバーの元へ戻ってきてくれたのだ。
明るい兆しは見えてきた。うん、いける。
割り当てられたレーンを確認し顔を上げると、見渡す限りの人、人、人。またもや不安の渦に飲み込まれそうになる。重い足でのろのろと第4走者のスタート位置に移動する。
遂にこの時が来てしまった。
大丈夫。たとえ盛大にずっこけたとしても3日後にはみんなほとんど忘れてくれる。なんてったって私は今日MVPなのだ。
静まり返った空間を切り裂くようにピストルの音が響いた。
相手チームにリードされてはいるけれど、これなら私で巻き返せる。直感的にそう思った。
いよいよバトンが手に渡る。その冷たい感触が思考に入ってくるよりも早く、私は走り出した。逆転してみせる。
ゴールラインを超えた瞬間に撮られた写真を後から見てみると、嬉しんだか苦しいんだかぐちゃぐちゃな顔をしていた。今度からはもっときれいな笑顔で走らなければ。
とにかく、私達は一位を取ることができた。
その後のみんなからの反応と言ったら、まるでヒーローにでもなったかのようだった。
「めっちゃかっこよかった!」
「ここ二年で一番嬉しかったよ!」
なんだこれ。めちゃくちゃ良い気分だ。
終わりよければ全てよし。結局、幸せなことにこの一日は朝の予感が的中する形で幕を閉じた。
つかの間のMVPのような気分が私の心を踊らせてくれたのだった。
延期になった球技大会の日がついにやってきました。僕の種目はサッカーで球技大会の一、二週間前から放課後を費やして練習していました。練習では調子のいい時にトップとして1,2得点取ることが出来るくらい順調でした。そして、球技大会当日少し不安でしたが、待ちに待った球技大会でもあり、とてもウキウキしていました。最初の借り物競争では残念ながら負けてしまいましたが、みんなで盛り上がり、とても楽しむことが出来ました。そして、その後すぐに僕が出場するサッカーが始まりました。僕はその時とても緊張していましたが、全力で楽しもうと思っていました。試合は始まり、前半は相手に押され気味でしたが、そんな中でも小さな一個のチャンスをものにし、惜しいシュートを何回か打つことが出来ました。ですが、僕の技術的な面があまり良くなかったため、シュートを決めきることが出来ませんでした。そして、前半が終わり、続く後半相手に一得点を取られてしまい、その後も決定的なチャンスが僕に回ってきましたが、焦りのほうが勝ってしまい、またシュートを決めることが出来ませんでした。しかし、仲間が最後の最後でシュートを決めてくれたため、なんとかPK戦まで持ち込むことができました。そして、PK戦で僕は最後である5番目のキッカーを任されました。順調に両者とも決めていましたが、僕たちのチームが一本外してしまいました。そして僕の打つ番が回ってきました。焦りもあり精神的に蹴れる状態ではありませんでしたが、ここで決めないと負けてしまうというのもあり、覚悟を決めて蹴りました。しかし、ボールはポストに当たり僕達の負けが確定してしまいました。その時、自分のせいで勝利できなかったことが悔しくて涙がこぼれてきました。しかし、みんなは僕のことを責めることなく、「よく頑張った」「ナイスプレイ」など励ましてくれました。勝利することが出来ず悔しかったものの、Tシャツに色んな人からメッセージを書いてもらったり楽しくダンスが出来たりと最終的に楽しく球技大会を終えることが出来ました。
(高等部1年 男子)
5月29日、ハーフターム2日目、球技大会が行われました。天気は晴れ、絶好の球技大会日和となりました。一度、新型コロナウイルス感染症の影響で延期になってしまった球技大会。延期された分、皆はよりいっそう楽しみにしている様子で、前日の夜はなかなか寝付けませんでした。
私が今回出場した種目はバレーボールです。私は、バレーボールは授業でしかやったことがないような初心者だったので、今回の球技大会は足を引っ張ってしまわないかすごく不安で、より一生懸命練習をしなければなりませんでした。球技大会の一週間前、それぞれの種目の練習場所が割り当てられ、用事がある時以外はできるだけ練習に参加するようにしました。特に私はサーブが入らないのが悩みだったのでサーブを重点的に特訓しました。
そんな不安の募る中、迎えた試合本番。女子バレーボールは球技種目の中では一番最初でした。試合の前には、少しウォーミングアップの時間があり、その時間にサーブやスパイクの練習をしました。バレーボールは体育館中央で行われたため両隣にはバドミントンとバスケットボールの人たちがいました。横をちらりと見ると皆真剣な顔で練習に取り組んでいて、皆本気なんだ、とより緊張感が増しました。第1セット目、最初は相手チームが優勢でしたがその後逆転し、勢いにのっていけるかなと思いましたが、相手チームがそれからどんどん点を取っていったので結局第1セットは負けてしまいました。そして2セット目。次のセットをとれなかったら負けてしまうという大きなプレッシャーがより私たちを緊張させました。2セット目の途中、私のサーブのターンがやってきました。いつも失敗してしまうので不安でしたが、その時はすごく調子が良く、なんと5回以上もサーブが成功しました。そして驚くべきことに第2セットを取ることができ、次の3セット目で全て決まるという状態になりました。そんなドキドキの状態で3セット目に臨みましたが、残念ながら19−25で私のチームは負けてしまいました。割と接戦だったのですごく悔しかったです。
最初球技大会の競技がバレーボールだと決まったときは嫌だなと思っていましたが、今回の球技大会を通して来年の球技大会もバレーボールが良い、と思うくらいバレーに対する気持ちも大きく変化したし、スポーツで初めて「悔しい」という感情を味わえたので来年の球技大会がますます楽しみになりました。
(高等部1年 女子)
私が立教英国学院に入学して初めての大行事が行われた。
1,2週間前から球技の希望調査フォームが送られていて、私は小学校5年からやっていたバスケを選択した。いざ練習が始まると私が前にいた中学校のバスケのレベルとはかけ離れていて、今まで通用していたものが当然のように通用しなかった。高3の先輩や自分よりうまい後輩、同学年と試合をするうちに自分は足を引っ張り続けているのではないかという考えがプレイするごとに頭の中を支配していく。
メンバーが発表され、相手チームに軍配が上がっていると察した。
同じチームのメンバーの中にも自分よりも遥かにうまい選手がいるが、自分はその人たちのプレイの妨げになるのではないだろうか。1週間前からはそんな事ばかり考えていた。
ある日、バスケ選択の人たちで集まり試合をしたとき、チームで強くなっていく楽しさを身にしみて感じた。また今までは使えない者として自分のことを見ていたが、微力ではあるがチームの力になれていると考えられるようになり今までの悩みが吹っ飛んでいった。
そんなチームメイトとともに迎えた球技大会。私は足に重い怪我を負っていた。
念入りにアップをし、チームで円陣を組むと自然と足の痛みが消えていった。おそらくアドレナリンの効果だったのだろう。
試合開始の笛がなり、タイマーが動き出す。私は練習通り自分の役目を担っていた。
その日は相手のエースが絶好調で3ポイントシュートを前半から連発し、第1クオーターは2点ビハインドで終わり、その後の第2クオーターは同点で終わった。第3クオーター折り返しの時点でなんとか相手から5点ほどのアドバンテージを取ることができた。しかし、まだ気持ちは押せ押せなのに対し、体力が底をつきそうになっていた。それでも試合に出たかった私は無理やり出たが、第4クオーター前半体力の問題か集中力の問題か、パスやシュートのミスを連発してしまう。タイムアウトをはさみ、集中力を取り戻そうとする。点差は第3クオーターよりも離れ少し余裕のある状況。私は気合を入れ直し、試合へ望んだ。タイマーなど見る暇がないほどに自分が思う最高のプレイを続けていた。相手の3ポイントシュートが入り攻守交代するその時、ブザーが鳴り試合が終わった。私は負けたと思っていた。点数表を見ると、3点差のついている数字でアドバンテージをとっているのは自分たちのチームだった。その時私は涙は出なかった。汗で体の水分が持って行かれたのだろう。試合終了の礼をし、相手チームの選手、チームメイトとともに歓喜する。これがスポーツの力なのだと知った…。
(高等部1年 男子)
2023年度入学試験の情報が更新されました。
詳しくは「入学試験」をご覧ください。https://www.rikkyo.co.uk/admission/admission/
高校2年生のアウティング第一訪問地は英国南海岸の観光名所ブライトン。数年前に突如ビーチ沿いにお目見えしたBritish Airwayが運営する地上162メートルのブライトンタワー(通称 i360)に「搭乗」しました。
高校2年生全員が乗ってもなお広々とした巨大なガラス張りの円盤。それがゆっくりと地上を離れ、ブライトンの街並みと穏やかに波が打ち寄せる海岸線が少しずつミニチュア化していく様はまるで映画を見ている心地。友達と写真を撮りあったり、遠くの水平線を見つめながら物思いにふけったり、中央のバーカウンターで飲み物を買ったり、丸い大きなフロアーを何周も歩きまわったりと、30分間の「フライト」をそれぞれ思う存分満喫していたようでした。
ここまでは生憎の雨模様でしたが、ブライトンを出発する頃には大きな空もきれいに晴れ渡り、眩しく光る海岸線を眺めながら次の目的地、アランデル城へと向かいました。
今もなお由緒正しいイギリス人貴族が暮らしているというこのお城は、ヨーロッパからの観光客もよく訪れる観光スポットです。威風堂々とした外見はもちろん、内部にある沢山の部屋も驚くばかりのスケールと「本物感」に溢れていました。各部屋に案内の方がいて、ふとした質問にも気軽に答えてくれます。「英語を話す」というよりは、「不思議に思ったことを英語で聞いてみる」くらいの感覚で自然に会話が出来る辺りは流石高校2年生。目の前のダイニングや図書館、チャペルなどが実際に使われている時の様子を聞きながら、イギリス文化の奥深さを肌で感じたひとときでした。
そして最後の訪問地は地元ホーシャムの街。既にハイストリートのお店は閉まっている時間でしたが、街の奥の方にあるレストラン街は少しずつ金曜の夕暮れ時の活気を帯び始めていて、その中をグループ毎に三々五々お目当てのレストランに入って行く生徒達の姿は何とも頼もしい限りでした。約2時間のディナータイムを食後のデザートまで存分に楽しめたグループも沢山あったようです。
コロナ禍の日常の中でとてもいい刺激、そして気分転換になった一日でした。
5月1日(日)夕食後、全校生徒向けにCollyer’s College短期留学報告会を実施しました。
現高等部3年生6名が、2022年3月7日から11日までの1週間、Collyer’s Collegeに短期留学に行ったときのものです。報告会では、それぞれが履修した科目の内容を中心に現地での経験や、日本の教育との違いについて語ってくれました。発表後には在校生との質疑応答を実施し、予定していた時間を過ぎてしまうほど、双方にとって大変充実した時間になりました。今後、最高学年として、進路実現に活かしてくれることを願っています。
以下、6回に分けて、生徒のレポートを掲載します。(6/6)
7/Mar/2022 (Mon)
今日は授業初日で、日本の学校とは異なる授業形式や周りの英語力にただ圧倒されていました。今日受講したビジネスの授業では、専門的な内容かつハイレベルな英語について行くことができず悔しかったですが、明日の授業の予習を行ったので少しでも理解が深まればいいなと思います。明日からは、本格的に様々な科目の授業を受講します。もちろん、すべて理解することは不可能ですが自分ができる最大限の姿勢で授業に参加しようと思います。
8/Mar/2022 (Tue)
今日は、授業2日目。今日は昨日の反省を活かして、積極的に自ら数人に話しかけてみました。
話自体はあまり弾まなかったですが、昨日の自分を超えるという目標を達成できたので、自分では満足しています。今日は新たにeconomicsとbiologyの授業を受講しました。biologyの授業では、高1のときに一度既習した範囲を取り扱っていたため、理解しやすかったです。
明日は、先生がくださった「授業で扱ったわからない専門的な用語などを調べて自分のものにする」と言うアドバイスをもとに頑張りたいです。
9/Mar/2022 (Wed) 10/Mar/2022 (Thu)
授業の3・4日目は、一週間の中で一番授業数が多く、徐々に疲れが身体に出てきて少ししんどかったです。昨日のbisinessやeconomicsの授業を受けているときは、授業自体が難しく若干理解するのを諦めていましたが、今日は昨日とは違って教室の一番前の席に座って先生の説明にできるだけ聞き取り理解しようと努めました。また、週の半ばに差し掛かったため、授業担当の先生の入れ替わりがありました。今日、授業をしてくださった先生は授業の間も私が理解できているかどうかを確かめてくださり、また授業内で課題を行うときに理解が追いつかず困っていると、隣に座っていた同学年の男子生徒の子が話しかけてくれて、丁寧に教えてくれるなど、その心遣いがとても嬉しかったです。今日は人の優しさをとても感じた一日でした。
11/Mar/2022 (Fri)
Collyer’s College短期留学の最終日の今日は、English and Cultual Studiesの授業を受講しました。この授業自体を受けるのは今日が最初で最後でしたが、自分が受講した授業の中で一番面白かったです。授業内容は、現地の人たちが使うけれども学校ではあえて取り扱わない語句やイギリスに関連する歴史や食べ物、書物など幅広い学習でした。このような授業も短期留学ならではの授業であったため、とても興味深かったです。私は今回、この短期留学を通して今まで以上に英語を学ぶ意義を痛感させられました。加えて、文化や教育制度の違いなどを目の当たりにし、凄く興味深く刺激的な経験ができました。また5日間という短い期間ではありましたが、短期留学する以前の自分より遥かに色んな視野を持った自分に出会えたと実感しています。
5月1日(日)夕食後、全校生徒向けにCollyer’s College短期留学報告会を実施しました。
現高等部3年生6名が、2022年3月7日から11日までの1週間、Collyer’s Collegeに短期留学に行ったときのものです。報告会では、それぞれが履修した科目の内容を中心に現地での経験や、日本の教育との違いについて語ってくれました。発表後には在校生との質疑応答を実施し、予定していた時間を過ぎてしまうほど、双方にとって大変充実した時間になりました。今後、最高学年として、進路実現に活かしてくれることを願っています。
以下、6回に分けて、生徒のレポートを掲載します。(5/6)
7/Mar/2022 (Mon)
今日は二時間目と三時間目があったので一時間目は図書室で自習をしていました。しかし、初日の緊張で自習できず、その時間は次の授業のクラスに下見に行ったり、単語帳見たとしても何も頭に入らずあっという間に二時間目を迎えました。授業が始まったら自己紹介も無く始まりぬるっと授業が始まりました。続きの授業に途中参加した形だったので内容を理解するまで時間がかかり、電子辞書とパワーポイントとノートの行ったり来たりの繰り返しでした。二時間目が終わりブレイクに入って、教室に残っているのは先生と一人の静かな男の子と私の三人でした。先生が一度出ていき二人になったときに喋りかけようと思い、勇気を振り絞ってHelloと言ったが、ガン無視。心がズタズタにやられました。けれども来たからには話しかけないとと思い先生に話しかけました。その時にバックに忍ばせていた日本のお菓子コアラのマーチを出して、食べてもらいその流れで静かな男の子にもあげて少しでしたがお話できました。そのような感じでブレイクが終わり三時間目が始まりました。言ってることは何となくわかるが、自分の意見が言えず言いたい単語が出てこないことがありました。そんな自分の問題点がわかり、少し気持ちが落ち込んでいましたが、授業が終わりみんなと集合してお疲れ様って言ってもらって仲間の大切さも感じました。お昼は感染の心配をしてお外で食べました。パスタをみんなと喋りながら食べるのは楽しかったです。その後はずっと図書館で今日扱った教科書を借りて頑張って取っていたノートを復習したり、英語の勉強をしました。
濃いようであっという間に過ぎた一日でした。明日は一時間目から連続で授業があり、授業と授業の間の放課がないので焦る気持ち且つ、迷子になりそうで怖いという気持ちでいっぱいで寝れるかわかりませんが、楽しみたいです。
8/Mar/2022 (Tue)
Collyer’s College二日目。やはり緊張はすごかったです。朝タクシーに乗るときから口から心臓が出るんじゃないかってほど緊張して教室に入りました。そこには二人の女の子がいてどこに座るか戸惑っていたら一人の子が私の後ろが空いてると言ってくれてそこに座りました。後から来たその子のお友達と三人でグループディスカッションをしました。ほんとに優しくてせっかく話を振ってくれたのにその時は何もアイデアが出ず、終了。あとから発表してるときに自分のアイデアがどんどん浮かんできて申し訳無さと後悔と悔しさで今日も気持ちが落ち込みました。明日こそ、話します。二時間目、犯罪学。興味だけでとったのでどのようなものかドキドキとワクワクでした。初めに先生に挨拶したところクラスの子に自己紹介してくださり、とても良い雰囲気で授業が始まりました。嬉しかったです。心理的な犯罪学のTheoryや社会的な犯罪学のTheoryから学びました。初めての科目だったので新鮮で楽しかったです。
二回目のブレイクになりました。前回のように教室にいるのが、私一人と男の子だけなので話しかけたいと思い、けれどもその子はゲームをしていました。昨日のトラウマがありますが、勇気を振り絞って、コアラのマーチを片手にHello。なんと返してくれました!!そのまま犯罪学を選択している人はどのような職業につくのか質問したり、ほかには何の科目をとっているのか、またその子のアクセントがなまっていたのでどこの出身なのか聞いたりしました。喋るかけて良かったなと思いました!三時間目は英国の犯罪が起こる理由の一部について考え学び、映像や図を実際にみて日本じゃこうはならないだろうなという部分があったのでとても印象的でしたし、興味深かったです。
そのあとはランチを食べて、ずっと図書室で今日やったことを復習しました。コリアの図書室はきれいで教科書もおしゃれなのでモチベーションが上がりあっという間に時間が過ぎました。明日も話しかけて得られるものをたくさん得たいです。
9/Mar/2022 (Wed)
今日は朝から犯罪学があって、初めは昨日の復習から始まって先生が出した質問の答えがノートに書いてあったのに勇気が無く言えず心の中で唱えていました。答えがやはり自分が思っていたものでそれがわかった瞬間にああああってなって発言すればよかったと後悔でいっぱいでした。そんな悲しい気持ちで一時間目が終わり、残る授業は心理学の二時間で最後の心理学でした。話しかけてもらって仲良くなった子たちとなんとしてでも写真を撮ってインスタを交換すると決めました。10分前に行って心の余裕を持ちながら待っていました。前回の授業の最後に課題のようなものが出されたのでそれをやっていて、あっているか見てほしいとお願いしてそこからなんと先生が、前まで私は一人で座っていましたが、横にその仲いい子を座らせてくれて二人で話せる機会を作ってくれました。こうなったらもう私の勝ちです。友達の勉強を邪魔しないようにしながらも積極的に喋りました。二人で話し合う時間のとき自分の意見をがんばって出して話して最後に時間が余ったときもくだらないことかもしれないけど喋って、インスタ持ってる?交換したい!!と言いました。OKしてくれて交換できました。
一度お昼休憩があり離れてみんなとご飯を食べていると竹内さんのお友達の人が声をかけてくださって喋って、インスタ交換して、写真を撮りました。そんな楽しいランチが終わり、心理学をもう一時間受けました。楽しく受けることができてあっという間に授業が終わってしまいました。帰りに仲良くしてくれた子達と写真撮って別れを告げました。今日になって凄い仲良くなれたのに今日お別れしないといけないのが悲しくてそれなのにみんな優しくてフライト無事にできること日本につくこと祈ってるねと言ってくれたりもう本当に心が暖かくて涙が出ました。まだこれからも会いたかったけど無理なのでインスタで連絡するねといって今日が終わりました。
仲良くなって気づいたことはみんな自分のことを恥じていないことです。発言のときも思ったことはすぐ手をあげて間違ったとしても恥ずかしいと思わずにそして写真を撮ったときには私達可愛い〜!!!と連呼してました。とても面白かったですし、そうすることで一日一日が明るくなるなと思いました。新しい気づきと自信がつきました。
今日はほんとに楽しくて友達ができて、the留学ということを感じることができました。明日は何があるんでしょうか!?!とても楽しみです。
10/Mar/2022 (Thu)
今日は2科目だけで、残りは図書館で過ごしました。コリアでの生活に慣れたと思います。犯罪学は今日が最後でした。最後だったから何か特別なことがあったという訳ではありません、普通に前で男の子たちがペン投げて笑ってたり、tiktokを見過ぎてるだとかたわいもない会話をしてて親近感が湧きました。勝手に私たちのような高校生ではないんだろうなと思っていたけれどあまり変わらず、微笑ましかったです。しかし最後授業が終わって教室を出るときに一人のクラスの男の子が「今週帰るの?」とわざわざ話しかけてくれて、もちろん驚きましたが嬉しくて色々笑顔で話せました。インスタ交換もできてその後の自習時間でも会話できて本当にコミュニケーション力、積極性が初日と比べて変わったなと思いました。昨日に引き続き友達が増えて非常に嬉しかったです。
そして今日の夜は焼き餃子パーティーでした!初めての立教での焼き餃子、美味しかったです。少人数だったのでまるで本当に大家族でご飯を食べてるようでした。温かい気持ちになりました。
明日も誰かと話して笑って仲良くなれるかも?と夢を見て、ドキドキ楽しみながら、最終日を過ごしたいです!
11/Mar/2022 (Fri)
Collyer’s最終日。ここまで今思うとあっと言う間でした。今日は最終日にして初めて英語の授業がありました。そこではイギリスのスラングと基礎の歴史を学びました。現地の人が使うと思う、ある程度知った方がいいと思うものが学べてこれは役に立つなと思いましたし、ここならではの学びなので授業を受けれて嬉しかったです。ラストの社会学では前に仲良くなった子のお友達がいてその子から話しかけてもらい、自然と笑顔になりましたし、すごく私にとって何故か話しやすかったので自分の紹介に加えて、日本の印象とか何の芸能人が好きかなど、たわいもない会話でしたけど、楽しく話しました。Collyer’sにいる人は優しい人ばかりですし、昨日夢に見てたことが叶って嬉しかったです!
最終日にホーシャムで少しお買い物をする時間を作ってくださり放課後にお出かけをしました。雨が降っていたのですがそんなことをポジティブに捉えて信号機を渡るのでさえ、公園を歩くのでさえなんだか楽しかったです。先生がいない、携帯も使えないなか地図だけをもとにショッピングモールに行って食べ物を買ったり、雑貨を買ったりOutingより全然時間がないし行けるところも少ししかなかったのにすごくCollyer’s組と行くのが新鮮で、終始笑顔で特別な思い出になりました。
五日間という期間で色んな景色をみて、真似してみたり、挑戦したり、自分の出来なさに落ち込んだり、悩んだり、自分の些細な変化に嬉しい気持ちになったりしました。そして私とCollyer’s子達の違い、そして気づく点が多々ありました。これらはこの短期留学に参加したからこそ感じたことで自分にとって成長になりました。この機会に参加したからといって今すぐ自分が大きく変化したり、英語力が格段と上がったわけではありません。しかし、自身を大きく成長するにあたっての特別なポイントになることは確かです。これらを大学や将来の自分の生活、そこでの周りとの共存に活用したいと思います。このCollyer’s Collgeでの短期留学に参加して本当に良かったです!
立教英国学院に入学して3週間。すっかり新緑のまぶしい季節となりました。中学1年生の国語の時間では「朝のリレー(谷川俊太郎)」を読み、朝と夜の対比表現について学習しました。
立教の「朝」といえば、とにかく慌ただしい。眠い目をこすりがなら短い時間で身支度を整え、起床の20分後には中庭でのラジオ体操がはじまります。天気の良い日が続く今日このごろですが、朝晩は冷え込み、日本の家族を、布団のぬくもりを、恋しく思う生徒は多いようです。
今回は3回に続けて「朝のリレー」に関する生徒作品と生徒の視点からみた「立教の朝」をご紹介します。
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立教の朝はたたかいだと、思っています。朝、ベルで強制的に起こされたらそこからが始まりです。
起きてから意識をきちんとするのに2分かかります。そのあとダッシュで顔を洗いに行きます。ここまでで3分かかります。そのあとに服を脱ぎ、制服に着替えますが、そこで、ネクタイをうまく結べなくて7分かかります。そこから寝癖を直すのにいろいろやり、5分かかります。そして、時計をつけたり、マスクをつけたりで2分かかります。中庭まで走っても1分はかかります。そうするともう始まりそうで気まずくなります。まだ、ときどき遅刻もしてしまいます。
この20分で何ができるか、どう工夫するかで変わってくるかと思います。とにかく朝起きたら、すぐに行動に移すことが大事だと思います。僕にはきついけど、がんばります。(M1・男子)
立教の朝は、毎日鐘で起きます。これは、立教特有では無いでしょうか?目覚めるとカーテンから朝日が漏れてとっても気持ちいいです。日曜日以外は、毎日7時起床なので規則正しい生活をおくることができます。目覚めてベットから起きたら、顔を洗ったり制服に着替えたりして朝の準備をします。朝の準備は、7時20分までに終わらせなければいけないので、私の場合、準備の時間配分を決めています。例えば、「7時〜7時5分までに制服を着替える」などです。時間配分を決めることで、次にやらなければいけないことに遅れずにすみます。しかし、やっぱり時間が無いので毎朝大変です。
朝の用意が終わったら中庭に行ってラジオ体操をします。7時20分までに用意をしなきゃいけないのはこのためです。普通、日本にいるときにラジオ体操をやったことがなかったので毎朝やることにびっくりしました。イギリスなので寒いとやりたくないときはありますが、朝にラジオ体操をすると、目がとっても覚めて気持ちよくなります。なので、「日本にいても毎日やったほうが良いかな?」と、思いました。
ラジオ体操が終わったら次は、朝食です。今は、コロナによってなくなりましたが、当番の人がご飯をよそってくれます。とってもできたてみたいに温かいので美味しく食べられます。朝食と一緒に「紅茶、りんごジュース、オレンジジュース」を、飲むことが出来ます。種類は少ないですが、自分の気分によって何を飲むか選ぶことが出来るので嬉しいです。
朝食を食べ終わったら、自分の部屋に戻り、教室または、礼拝に行く準備をしたり、同じ部屋の子達と喋ったりします。とっても楽しく過ごせます!この時間を終えると授業を受ける時間になり、「立教の朝」は終了です。(M1・女子)
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