中学3年社会科の取り組み part5中学3年社会科の取り組み part5

今年度の中学3年では、学校史上初めての試みとして第24回日経STOCKリーグに挑戦してきました。大会の内容については、下記詳細をご覧ください。

5月末から5グループにわかれて、クラス内だけでなく、日本の中学生と切磋琢磨してきました。

初めての試みでうまくいかないことも多々ありましたが、小さいことを積み上げることができた結果、全班期限内にレポートを提出することができました。

今回は、それぞれの班長より日経STOCKリーグで学んだことをここで掲載していきます。

◆チーム名:名探偵ニック 班長R.N

僕は日経STOCKリーグに班長として参加することで様々な貴重な経験、そして何より社会貢献について、金融について学ぶことができました。また、期限を守りつつ、より良いレポートを作っていくことがとても大切であり、同時にとても難しいことであると実感しました。

その中でも日経STOCKリーグを通じて学び、これから日本を背負って生きていくために必要だと感じたことが大きく分けて2つあります。

1つ目はこの大会の趣旨でもある、金融や株のことについて学び、金融リテラシーを高めることが大切であることです。今までの自分もしくは金融を勉強しなかったときの自分であったら、日経平均株価や一つ一つの銘柄の株価など目もくれず、”自分は一人の人間として日本という大きな金融経済の中に生きているんだ”という感覚など生まれていなかったと思います。しかしこの活動によって金融を学び、金融リテラシーを少しは高めることができたと思います。これからの社会でお金の巡りや経済が金融によってどのように動いているのかを自分の中の一つの感覚として感じ取ることができました。

2つ目はチームワークの大切さ、コミュニケーションスキルについてです。今回、ここまでレポートが素晴らしい形になったのは、チームのメンバーが一致団結して、お互いのミスを見つけ合いそしてカバーし合うことができたからだと思います。その反面、一人ひとりがしっかり責任感を持ち自分の仕事をまっとうすることができたのではないかと思います。また、コミュニケーションの面では自分の言いたいことがしっかりと伝わらないことがあるとその分手間を取ってしまったり、無駄な時間を過ごしたりしてしまうこともこの活動を通じて痛感しました。

これからの生活、社会に出たときにこの活動で得たすべての素晴らしい経験、知識はこれからも必要であると肌で感じました。これらの経験を今後に最大限活かしていきたいと思います。

Q:日経STOCKリーグとは??

学校教育の場における投資学習の1つのツールとして企画されたコンテスト形式の金融・経済教育プログラムです。2023年度で第24回を迎える歴史ある大会です。チーム内で社会問題の解決をテーマに議論し投資テーマを決め、500万円分のポートフォリオ(10銘柄以上、20銘柄まで)を構築し、30枚程度のレポートを完成させその質を全国の中学生と競い合います。

レポートには、経済・株式投資について自分たちで学習したこと、各チームの投資テーマおよびその決定理由や構成ポートフォリオ、その他自分たちで疑問に思ったこと、もっと調べてみたいと思ったことや学習全体を通じて考えたことなどをまとめます。最優秀賞チームは海外研修旅行にご招待!中学生の段階から生きた経済や株式投資に触れながら、企業を知り、社会を見る目を養うことができます。

本大会の出場校はこちら→https://manabow.com/sl/result/24/contestant/https://www.rikkyo.co.uk/new/latestnews/socialstudiesinitiatives-2024/

日本ブラインドサッカー協会とのオンライン授業日本ブラインドサッカー協会とのオンライン授業日本ブラインドサッカー協会とのオンライン授業

昨年度に引き続き、日本ブラインドサッカー協会とオンラインでつなぎ授業をしました。
・コミュニケーションの大切さ
・共生社会の真の実現に向けた、一人一人の実体験の大切さと工夫
・2023の夏にイギリス・バーミンガムで行われたブラインドサッカーW杯の時のお話
・目を閉じたまま、自分の名前をまっすぐ書いたり、記号やイラストを書く実習
・グループディスカッション 等

ブラインドサッカーの日本代表選手とも実際に交流しながらの授業は、未来につながる有意義な時間となりました。

以下、講師の先生であり、ブラインドサッカー日本代表選手よりコメントを頂戴しました。

============

昨年に続き、オンラインスポ育の実施ありがとうございました。

今回特に印象的だったのは、グループディスカッションでした。様々なテーマに対し自由な角度から多くの意見を出してくれました。

イギリスと日本の違いについても考えていく時間は我々にとても新鮮で有意義な時間となりました。

今回の体験を通して考えたことや気付いたことを普段の生活、そしてこの先に活かしてもらえたら嬉しく思います。

また、来年はブラインドサッカー男子日本代表が出場権を獲得した、パリ2024パラリンピックが開催されるので、

これを機に競技自体にも興味を持っていただけると嬉しいです!ぜひ、試合会場にも!

いつから直接お会いできることを楽しみにしております。ありがとうございました!

特定非営利活動法人日本ブラインドサッカー協会 辻 一幸 松本 海太

===========

授業後の生徒の感想です。

・白紙に目をつぶって文字や図形を書くことも結構大変だったのに、スポーツをするっていうことは中々高度な技術が求められるのではないかなと思います。なのでブラインドサッカーだけでなく障害を抱えながらスポーツをする選手たちを目にして、すごく人としてリスペクトしました。それに加え、障害を抱えていてもスポーツを通して色々な人と繋がれる。これってすごく素晴らしいことだな、スポーツの力って偉大だなって改めて感じました。(高校2年生)

・視覚障がい者の方の中にも、色が違って見える方や、見える範囲が限られている方などがいることに驚きました。 また、直に視覚障がい者の方のお話が聞ける機会が初めてだったので初めて知る知識や気持ちを聞くことができて勉強になりました。(高校1年生)

・障がいなど困難があっても健常者の方ができるようなことを同じようにできるようにするために一生懸命試行錯誤する姿勢が素晴らしいなと思った。 また、「こんなところに点字を取り入れたらいいんじゃないか」という話し合いで、実際に発表することはできなかったが、腕時計などで時間に応じて点字が浮かび上がってくる時計があれば、時間は頻繁に確認するものであるため有用性があると思う。 実際に目をつぶって文字や絵を書いてみると、書けなくはないもののやはり見ながら書くよりもずっとやりにくいし、ちゃんと書けているか不安になった。この不安さや心もとなさを自分の身で感じることができただけでも今日の授業は十分に意味のあるものになったと思う。(高校1年生)

・視覚障害者を可哀想と思う社会じゃなくしたいという言葉を聞き、感動しました。(中学2年生)

・障がいがある・ない関わらず一人のアスリートとして接してくれた遠征先のスタッフの話が印象に残っています。 一人の人間として接していくことが大事なのだと改めて学ぶことができるいい機会になりました。(中学3年生)https://www.rikkyo.co.uk/new/latestnews/blindsocceronline-2024/

ロボットクラブ 現地校との共同制作物 Christmas Charity販売 大成功!ロボットクラブ 現地校との共同制作物 Christmas Charity販売 大成功!ロボットクラブ 現地校との共同制作物 Christmas Charity販売 大成功!ロボットクラブ 現地校との共同制作物 Christmas Charity販売 大成功!

ロボットクラブはGuildfordにある名門男子校Royal Grammar School(RGS)と2年前から毎年テーマを決めて共同制作を行ってきました。今年度は制作物をCharity販売することを通して以下2点を体験的に学びました。

・インターナショナルに共同制作を行うことの難しさと価値を学ぶ
・売り物になるクオリティーの製品を作るための心構えと技術を身につける

<製作物>
Lightning KADOMATSU🎍
12月2日に行われたRGSのChristmas Fairでは、会場担当の方に一個£18の値段をつけていただき、結果的に完売することができました!
生徒が物を売ることを通して、日本文化を発信することもでき、非常に良い経験となりました。今後もこのような取り組みを続けて参ります。https://www.rikkyo.co.uk/new/latestnews/robot-club-and-rgs-2023/

Rikkyo Cross Country Relays2023大会をきっかけにRikkyo Cross Country Relays2023大会をきっかけにRikkyo Cross Country Relays2023大会をきっかけにRikkyo Cross Country Relays2023大会をきっかけに

昨年の本校設立50周年を記念して開かれたRikkyo Cross Country Relay。

今年度は第2回大会として、現地校9校を招いて10月3日(火)に実施しました。

これは、昨年度の2倍以上の規模となり、スペシャルゲストとして陸上競技男子1500M走英国代表で世界選手権メダリストであるElliot Giles選手も招聘することができました。

大会冒頭では、Elliot選手直伝で一緒にウォーミングアップを行い、各レースでは出発合図をしてくださいました。そして、大会最後には、陸上トラック1周400mを世界のトップスピードに近い速度で生徒たちと一緒に走ってくださいました。優勝して、Elliot選手から直接メダルをかけてもらう瞬間の生徒たちの顔には充実感で満ち溢れていました。

Rikkyo Cross Country Relaysをきっかけに保健体育の毎授業での10分間走の実施、有志によるロンドン10KMレースや外部のクロスカントリーリレー大会への参加、高校3年生のPark Runの参加等、本校の課題の1つである体力の向上を図れたことはもちろん、スポーツを通じた国際交流の輪を広げることができました。

士気が高まると学校全体が勢いづき、そうした良い波長は様々な活動へと広がるものです。

今年度は、過去10年以上前から継承されている、「立教英国学院1500m走の歴代記録」の第1位が男女ともに更新されました。

今後も、多くの人と走る楽しさやその喜びを享受し、スポーツを通じた国際交流を通じて競技力のみに限らず人としての成長も目指していきます。

以下、今年度、立教英国学院1500m走の歴代記録を更新した生徒たちの作文です。

『挫折と挑戦』

クロスカントリーリレー大会を皮切りに始まった今学期は、トラックレースやクロスカントリーレースを通じて挫折と挑戦を繰り返しながらも大きく成長することができ、高校生活の節目となった。

クロスカントリーリレー大会は、イギリス発祥のクロスカントリーと日本発祥の駅伝を掛け合わせた競技として、昨年から立教英国学院が主体となって毎年2学期に行事として行われている。また、近隣の学校を招いて開催されるこの大会は、沢山の方々のサポートのもとで開催することができている。さらに、去年はJake Wightman選手、今年はElliot Giles選手とトップアスリートのサプライズや彼らの圧巻した走りを目の当たりにして世界のスピードを実感した。忙しい中で私たちのために学校まで来て、地元に還元しようとしてくれる姿に圧倒された。イギリスと日本の文化を複合させた立教英国学院ならではの競技を通じて地元の方々と交流できることや仲間とタスキを繋いでゴールを目指すことで育まれる絆はなんとも言えない、スポーツの力の素晴らしさを感じた。

私は高校生活の中で陸上競技に打ち込んできて、楽しかったことや嬉しかったこと、苦しかったこと、悔しかったことも含めて走ることを通じて成長できた3年間だった。目https://www.rikkyo.co.uk/new/studentsblog/crosscountry_relays-2023/標達成のために練習を積み重ね、挑戦し続けてきた1500m。何度も挫折し、悔しい思いもした。怪我や貧血に悩まされ、練習が上手く積めないことも多かった。どんなにタイムが及ばなくても、苦しい中でも諦めずに走り続けてきたからこそ、達成できたときは言葉にできないほど嬉しかった。挫折を乗り越えるために試行錯誤を繰り返し、努力を重ねることの大切さを学んだ。私は大学やその後も走ることに関わっていきたいと考えている。これから先も目標を持って挑戦し続けることを大切にしていきたい。自分が走れるために支えてくれた人、応援してくれた人に感謝の気持ちを持って走り続けたい。(高校3年生女子)

『僕のスタート』

僕は、去年まで走るのが嫌いだった。だが、今は大好きだ。そのきっかけは今学期のロンドン10kmレースから始まった。夏休みには、10kmを完走できるように練習に励んだ。そして、毎日5kmを走ることを決め、だんだんとタイムが速くなっていった。僕は、中学のときにサッカーでたくさん走っていたため、ある程度の基礎体力はあった。そのおかげで、記録が向上したのだと思う。

2学期が始まり、体育科の先生たちのおかげで、走る機会が増えた。僕にとっての今学期のスタートは、ロンドン10kmレースだった。このレースでは、走っている途中でトイレに行ってしまって、タイムが落ちてしまったが、完走することができた。日本では絶対に経験することができなかったため、イギリスに来て良かったと心から実感した。そして、このレースをきっかけに自信がつき、走る熱が上がって、本気で走ろうと心に決めた。そこから、時間がなくて走れないとき以外は、毎日30分以上この学校の陸上トラックで走っていた。

ロンドン10kmレースから少し経ってから、 Rikkyo Cross Country Relay という大会が本校で行われた。日本では馴染みのないもので、芝や丘などを走る競技である。僕はこの学校に来るまでは、知ることがなかった。この大会では、陸上界でとても有名なエリオット選手が来てくれた。これは滅多にない機会である。そして、立教英国学院の周辺にある学校を招待して、開催された。この大会では、練習の成果も発揮することができ1位になることができた。大会の最後に、エリオット選手が陸上トラックを一周走ってくれ、世界の壁を感じたのを今でも強く覚えている。

そして、その2日後に、体育の授業で1500m走の計測があった。この学校には、歴代のトップ5までの人たちのタイム「立教英国学院歴代記録」がある。僕は、その中に入りたいと思っていたため、必死で練習をした。そしたら、歴代4位の記録を出すことができた。でも、ここで僕の挑戦を終えることはできなかった。僕は、さらに上の歴代1位を狙いたいと思った。そして、別日に設けられた記録会に参加することを決めた。翌日から、自身に今まで以上にきつい練習を課して、心身ともに自分自身を鍛え、高めた。そのおかげで、歴代1位となる記録を更新し、歴史に名を刻むことができた。色々な先生にも驚かれた。しかし、まだ自分自身はできると思っている。これで満足するのではなく、もっと上を目指したいと誓った。

僕が、こうして陸上に本気で取り組もうと思ったのは、体育科の先生のおかげであり、新しい目標を与えてくれて、とても感謝している。僕は、これからも陸上に本気で取り組み、来学期には1500mの自己ベストをたたき出そうと決意した。(高校2年生男子)

I`m Possibleチーム×SUSSEX FA新規プロジェクト始動I`m Possibleチーム×SUSSEX FA新規プロジェクト始動I`m Possibleチーム×SUSSEX FA新規プロジェクト始動I`m Possibleチーム×SUSSEX FA新規プロジェクト始動生徒による有志団体であるI`m Possibleチームは昨年2022年に結成以来、パラスポーツを中心に「共生社会の実現」という大きなテーマに向けて活動してきました。

昨年度、取り組んできたことが評価され、この度SUSSEX FA(サセックス州サッカー協会)と連携して新規プロジェクトを立ち上げる運びとなりました。
プロジェクト内容の概要は以下の通りです。
イングランドサッカー協会公認のコーチ資格ライセンス(初級)の取得
定期的なサッカー実技講習会の実施(SUSSEX FA現地人工芝にて)
資格取得に向けたSussex FA Development team staffによる講義受講
資格取得のためのSussex FAによるファウンディング(予算面での全面サポート)
パラサッカーリーグでのボランティア活動
パラサッカーのコーチングワークショップへの参加
地元Sussex州にある日本代表三苫選手が所属するBrighton Holves男女チームのプレミアリーグの試合観戦
以下、I`m Possibleチームキャプテンのコメントです。

私達I’m Possibleは約1年活動してきて小さな活動から始め、徐々に活動規模を拡大し、今回Sussex FAとのパートナーシップを結ぶことが出来ました。そして、先日実際に説明会に行ってきました。説明会では私達I’m Possibleに多くのアクティビティを提供していただけることを知り、楽しむだけでなく、学校では学べないような学習内容や、これから先の将来に活かせるような学習内容などが詰まっており、期待と興奮でいっぱいです。(高校2年生)

Sussex FAのスタッフさんからもコメントを頂戴しました。

I have thoroughly enjoyed working with Rikkyo School, so far we have visited the school multiple times, with a highlight being on their open day and now we have welcomed students down to our headquarters in Lancing. It was a real pleasure in leading a football training session for the students, a tour of our stadium and presenting to them what we do at Sussex FA and how we can support the I’m Possible Group! The students were fantastic and everyone involved had a great time! I wish the students all the best with their upcoming exam period and looking forward to the next steps in the new year!

George Davis | Development Officer

今年度チームが掲げているテーマは「地元英国社会とのスポーツ交流と社会貢献」です。
自分たちができることから1つずつ、ひたむきに取り組んでいきたいです。
たくさんの人たちから応援いただけると幸いです。

フィールドホッケー元日本代表ホッケー選手・藤本一平様を招いたホッケー教室と講演会フィールドホッケー元日本代表ホッケー選手・藤本一平様を招いたホッケー教室と講演会フィールドホッケー元日本代表ホッケー選手・藤本一平様を招いたホッケー教室と講演会

英国で生まれたスポーツは数多いですが、その中でも歴史あるスポーツの1つが、「フィールドホッケー」です。
スティックを操作しながら、ソフトボールよりは一回り小さく、野球の硬球ボールほどの硬さのボールをゴールに打ち込み競う、スピード感と臨場感あふれるスポーツです。
英国人にとっては学校スポーツの1つとしても馴染みがあり、多くの人に親しまれています。
1908年のロンドンオリンピック以来、五輪種目の1つでもあります。

そんなフィールドホッケーを本場英国にて、JOC(日本オリンピック委員会)より研修員として派遣され、コーチング研修に励まれている元日本代表ホッケー選手・藤本一平様を本校に招聘しました。
秋晴れの下、放課後にホッケー教室を開き、実際にその魅力に触れました。一流の技のすごさに圧倒されつつも、初めて経験するフィールドホッケーの魅力に引き込まれるように、あっという間に1時間のセッションが終わりました。最後には、シュート技術にまで挑戦することができました。

体験会に参加した生徒を紹介します。

僕はホッケーのルールや歴史などを全く知らなかったのですが、藤本さんの講演会ではホッケーのスティックの変化やルールや反則などを習いました。また、元アスリートということでホッケー教室の打ち方講座などでは自分たちには到底真似できないようなシュートやリフティングなどを教えてもらいました。ホッケーにもリフティングなどがあることを初めて知りとても驚いたのでやってみたのですが自分では全然上手くすることができませんでした。藤本さんのホッケーをやっていた頃の経験では、腰を痛めたりするのがよくあると聞きとても難しく自分にはできないようなことをする藤本さんの姿に憧れました。(中学2年生男子)

私はホッケーという競技自体は知っていましたが、あまり触れたことがありませんでした。ですが、元日本代表の藤本さんが来て直々に教えて下さるとのことなので、こんないい機会はなかなか無いと思い、ホッケー教室に参加しました。最初は下手だけど大丈夫かな、と不安に思っていましたが、藤本さんが丁寧に教えてくださったおかげでたくさんの技術を学び、約1時間に及ぶ濃い時間だったにも関わらずすぐに終わってしまいました。
夜の講演会では、ホッケーのルールや藤本選手の経歴について知ることができました。まだまだ知らないこともたくさんあったので、いい勉強になりました。今回の体験を通して、改めてホッケーの楽しさを学べました。来学期以降の授業でもホッケーに挑戦してみたいです!(中学2年生女子)

夕食後に、改めて全体で集まり、講演会を開きました。
来年2024年に開催される夏季パリオリンピックに向けてフィールドホッケー競技の見どころや魅力についてはもちろん、アスリートとして大事にしてきたこと、英国にいることの意義やその価値、藤本様ご自身の経験から得た教訓・エピソードや大切にされている座右の銘「人間万事塞翁が馬/Every cloud has a silver lining」についての話等、貴重なお話をたくさん聞くことができました。
講演会後には、生徒からたくさんの質問も飛び交いました。これも、立教英国学院の魅力の1つです。

全体会の後に、本校の生徒による有志団体I`m Possibleチームと藤本さんと車椅子寄与でかねてよりお世話になっている(株)松永製作所の岡川様も加わり、座談会を設けました。
生徒からは講演会では聞ききれなかった様々な問いかけがあり、藤本さんも1つ1つに丁寧に答えてくださいました。
例えば、
・コーチングをするうえで選手とは違った立場になった時に大切にしている視点について
・パラホッケーについて
・今後のI`m Possibleの活動に向けて、地元英国社会への貢献としてできそうなアクションプランやアイディアについて 等

英国で出会えたご縁を大切に、立教英国学院一丸となって精進していきます。https://www.rikkyo.co.uk/new/studentsblog/fieldhockeyclass-2023/

大学訪問

今回の大学訪問だが、正直新鮮味がすごくあった。研修プログラムなどでオックスフォード、ケンブリッジ、チチェスターなどで色々な体験をした人がいるだろう。しかし自分はというと、ハーフタームはホームステイを、夏休みの研修プログラムは不参加だったため、今回の大学訪問はいわゆる初めてというものだった。アウティングでケンブリッジにはいったが、大学訪問ではなく、周辺の散策で終わってしまった。そのため今回が本当の初である。今回大学に行って思ったことは非常にシンプルに「自分の進路に対する考えが少し変わった」ということ。自分がこの学校に入ったときは、立教大学か関関同立といういわゆる関西の学校に行こうかと考えていた。しかし、今回この大学を知って、その考えが180度とまでは行かないが、90°変わった。どうしても日本の大学は学部の数が少し限られてしまうという傾向はあるが、イギリスの大学は豊富な学部、学科の数によって、将来の選択肢が広がると思った。正直自分は今期末テスト勉強に忙しくモチベーションが上がらない日々が続いている。しかし勉強において、「将来の夢」はモチベーションを上げることに役立つと考える。今はとりあえずその夢を総理大臣という大きすぎる目標をおいているが、実際イギリスの大学に進学したら、それを可能にできるかもしれない。アメリカの大統領も、”Yes we can!” といったように、何事もやってみないとわからない。そのため、今の期末期間も勉強に特化して頑張ろうと思う。そして進学先だが、イギリスの大学で夢を広げてみるという選択肢もありだと思う。そのためこれからはとりあえず、英語と良い成績を取ることを頑張っていこうと思う。

(高等部1年男子)https://www.rikkyo.co.uk/new/studentsblog/universityvisit-2023/

多様性のある大学

私がサセックス大学を見学して一番に感じたことは、サセックス大学がとても優しい大学だということだ。サセックス大学はとても生徒思いな場所である。そしてそれは、ただこの大学の生徒だけに向けられるものではなく、世界中の全ての生徒に払われているものだ。

私がこのように思ったのには見学で2つの発見をしたからだ。

1つ目は、大学内にいる生徒達が多種多様であったことだ。私達がカンティーンで食事を終えた時、「この席つかっていい?」とある女性が話しかけてくれた。そこで私達は女性に大学での生活についてお話を伺った。その人はとても、笑顔でそして私達と対等に話をしてくれた。また私がstudent centreへの道が分からなくて困ってしまったため、インドからの留学生の方々に行き方をたずねた。彼らは口頭だけでなく携帯で調べて地図まで見せてくれた。このような大学の「ようこそ」という雰囲気は生徒の多様性から来ていると思う。例を挙げると、カンティーンでは、違う肌の人たち同士がお互いを呼び集め、一緒に食べていた。この多様性が誰にでも道は開けているのだというwelcome感をかもしだし、この大学をより豊かで理解のある場所へとしてくれているのだと思う。

2つ目は学校自体が生徒のためをおもって作られていることだ。

まず生徒たちが過ごしやすいようにたくさんの施設が考えられていた。フードストアにしても野菜や調味料メインで売っているお店だけでなく、お菓子や日用品を売っているお店もあり、図書館やカンティーンもとても使い勝手が良かった。カレッジ内では自転車で移動できるようにいたるところに貸出用の自転車が置かれていた。またStudent Centreなど困った時に対処してくれる場所が生徒の住居の横にあったのもとても良いなと思った。次に、この大学のシステムはちゃんと生徒に寄り添ってくれていた。選べるファンデーションコースや成績など関係なしの奨学金システムなどだ。これらの情報は英国進学を目指している私にとってはとても魅力的なものだった。この見学で日本人による大学説明の話を設けてくれたのもとても助かった。知りたかった実際の生活やイギリスと日本の大学の違い、授業の形態の違いをしれたのはとても重要なことだ。お試しで受けさせてもらったメディアについての講義はとても興味をそそられた。普段インスタグラムやツイッターをやらないため、自分がメディアの蚊帳の外にいる気がしていたが、この授業では身近な例がふまえられていて、いろんなことに納得させられた。

私が行ったことのある大学の中でどこよりも親身になって大学のことを教えてくれたし、多様であり、身近に寄り添ってくれる大学だと思う。色々なお話を聞かせてくれてありがとうございました。

(高等部1年女子)https://www.rikkyo.co.uk/new/studentsblog/adiverseuniversity-2023/

サセックス大学訪問サセックス大学訪問

今回のサセックス大学は立教英国学院からもコーチで1時間くらいのイギリスのブライトンに位置していました。初めて行った大学でしたが統一感がある建物で、ひとつの小さな街のように感じました。まず、最初にジェームスさんにサセックス大学についていろいろなことを教えてもらいました。その後に立教英国を卒業して立教大学を休学してサセックス大学に留学している久米英士郎さんに10分程度のお話を聞きました。授業の形態、留学を決めた理由や英国の大学に来て良かった点など実際の経験を直接聞くことが出来て良かったです。授業の受け方も人数が多いゼミ形態は特に日本の大学は授業中他のことをしていたり、授業を聞いていなかったり寝ていたりする人が多くいるのに対して、イギリスの大学は寝てる人は誰一人おらず、人数が多くてもみんな積極的に手を上げたり質問したりしているそうです。私はこの話を聞いて海外の大学も視野に入れることができるように勉強を頑張ろうと思いました。実際に1時間ほど授業を聞いたときは、わかりやすく理解できるように面白く話を聞くことが出来て面白かったです。フェイクニュースを見分ける方法やティックトックは見すぎると情報が見れば見るほど外部に漏れることを知りました。気をつけようと思います。その後のお昼休憩では食堂のようなところでブリトーを食べました。韓国人の留学生と間違えられていたからなのかはわかりませんが、チーズを多めに入れてくれたので嬉しかったです。その後はスタバに行ってキャラメルマキアートを飲みました。イギリスのスタバには来たくても時間がいつもなかったので今回行けて良かったです。最後に少し校内を歩いて帰りました。海外の大学を考えるいい経験になりました。

(高等部1年女子)https://www.rikkyo.co.uk/new/studentsblog/visittouniversityofsussex-2023-02/

ページ
TOP