教室の中で先生と生徒・生徒同士が顔を合わせて学べない状況の中、少しでもその距離を縮められないか?オンラインならではの工夫ができないか?と考えた時、「音声録音の共有」というアイデアが浮かびました。

まずは中2の「詩」の学習の中で、各自の朗読を音声録音。この「朗読」に関しては、オンラインということで「視覚」が排除され「聴覚」に絞られことがプラスに働いたようです。生徒たちは自然と「言葉の響き」に敏感となり、強弱や抑揚を意識しながら素晴らしい朗読を聴かせてくれました。せっかくなのでクラス内で「朗読コンテスト」を開催。投票を楽しみながらクラスメートの朗読をじっくり鑑賞することが出来ました。

中2はその流れを汲み、古文の朗読にも挑戦。少々趣向を変え、4人一組で「春はあけぼの」を季節ごとに音読リレーしてみました。繋げる作業は教師側で行うものの、そこにはちょっとした連帯感が生まれました。

同様のことを高2古文でも出来ないものかと挑戦したのが「徒然草ー折ふしの移り変はるこそ」のクラス別24人音読リレーです。居住国もデジタル環境も様々の大人数。さすがに完成が危ぶまれましたが、なんとかクラスメート全員、最後までバトンを渡すことができました。一人一人にとってはわずか一文の短い録音でしたが、全部繋がると「あ、これは〇〇さんだな」とそれぞれの顔を思い浮かべながら、クラスメートの存在も(古文も?)身近に感じることができたのではないでしょうか。

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3回に分けて紹介する音声。まずは中2の「朗読コンテスト」における生徒投票上位3名プラス教員特別賞4名の朗読です。(残念ながら一部録音および編集の事情で音質が悪くなっています。)

* 中2「詩の朗読 『見えないだけ』

以下の日程でZoom meetingによるオンライン個別相談を受け付けます。
オンライン学校説明会をご覧になって、さらにご質問・ご相談のある方は以下の申し込みフォームに必要事項を入力の上、ご送信下さい。お一人様15分程度を予定しています。

なお、お住いの地域によって時差があって時間が合わない・この日程だと予定がうまく合わないなどの理由で、他の日時をご希望の方は希望日の欄で「その他」を選択しコメント欄にご都合のよろしい日時をお書き下さい。

また、相談日の中で特に希望する時間帯のある方もコメント欄にご都合のよろしい時間帯をご記入下さい。
できる限り対応させていただきます。

日程:
9月19日(土)から12月13日(日)までの週末(土曜日・日曜日)
イギリス時間 午前9時〜12時/日本時間 午後5時〜8時

お申し込みフォームURL
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScf8FvmGW_LN_d4buodGMcy2mc9ivSWO3fes4MpwdKARmICJQ/viewform?usp=sf_link

今はコロナウィルスなどで外にはあまり行けずずっと家の中で過ごしています。たまには外に出ないとストレスがたまり嫌気がさしてきます。
僕みたいな短気な人は母親に当たってしまい喧嘩してしまいます。でもこういう時、1日中家の中にいると家族のありがたさが分かります。

僕が思うに、この時期はいやな時ですが家族の手伝いをするチャンスだと思います。僕は母親とよく買い物の荷物持ちとして行ったり、食事の手伝いをしています。食材の下ごしらえ、配膳や食器のあとかたずけをよくします。

家族の好感度を上げるために手伝いをするのではなく、普段一緒に居ないので日頃の感謝を伝えようと思います。
また、家族と安全に生活出来るのは、医療従事者の方々、食料品など生活物資を届けてくれる沢山の方々のお陰です。そういう人達に感謝して、今自分が出来る事をしたいと思います。
僕は今の時期を大切に思って家族の手伝いをもっとしようと思います。

(中学部 男子)

未だに少し慣れない環境で3週間目に入ろうとしています。最初は授業に上手く入れなかったり、課題の提出方法がわからなかったりとても大変でした。

どうせ授業するなら学校でみんなにも会って授業したいと思いました。3週間目なのでみんなも先生達も疲れてきたと思います。改めて休むときと勉強するときのメリハリが大切だと思いました。みんなももうだいたい、授業や課題のペースなどに慣れてきたと思います。

しかしまだ授業に入れなかったり、オンラインなのでみんなが一斉に話すと誰が何を言ってるか分からなかったり、電波が悪くて途切れてしまったり、改善しなければならないことはたくさんあるけれど、これから良くなればいいと思います。一斉に話さないなど、みんなが協力すればできることなので、協力していきたいです。

(中学部 男子)

今の世界はほとんどが新型コロナウイルスで悩まされています。日本では緊急事態宣言が出て不要不急の外出は控えるようになっています。そのため、私たち学生は学校に行くことができない状況が長く続いていて、早く学校に戻りたいという気持ちが大きくなっています。私もそろそろ立教に戻りたいと毎日思っています。

そこで、zoomなどを使ったコミュニケーションをとる中で少しでも楽しめるように、複数人でも出来るようなアイディアを考えたいと思います。オンライン授業が始まる時間はほぼ夕方ですが、それ以外にも、休日でもいいので、クラスの中であったら誰でも自由参加で各自雑談や勉強しながら、zoomで話したりしてみたいなと思っています。

私は、そろそろ誰かと思いっきり喋らないと、ストレスがたまりそうです。なので、誰でも気軽に話したりできる場が欲しいなと思ったので、こういう場面をもっと増やしたいなと思ってます。

(中学部 女子)

今、コロナウイルスで世界中で騒いでいます。このコロナウイルスは続々と死者を出している怖いウイルスです。そして今感染拡大を防ぐために外出自粛になっています。

そんな中、家でもできることがあります、今,世間ではZOOMを使って授業をしたり、大人なんかはオンライン飲み会などいろいろなことが流行っていますが、ネットは時差があるので話がかぶってしまったり、聞き取れないときがあります。

ですがこれをメリットと考えてみれば、普段ちゃんと話を聞かない人だってちゃんと聞くことで内容がしっかり理解することができます。このように今の出来事をデメリットと考えるのではなく、ちょっとしたことでもメリットと考えると今の日常が少しでもよくなると思います、今はこんな世の中ですがこれを乗り越えればいつもの日常が帰ってくると思います!

(中学部 男子)

私の朝は、”すっきり”をコンセプトにしています。なぜなら、朝どれだけすっきり、しゃきっと出来るかによって、その日の自分のモチベーションや元気度が変わってくると思うからです。

私は「超」が付くほどの夜型で、朝がとても苦手です。朝はいつもぼけーっとしていて、頭が働いていないことが多いです。そのためこの春休み中、いつまでもだらけてしまい、いつも活動を始めるのがお昼ご飯を食べた後…なんてことが多々ありました。しかし、立教のオンライン授業が始まるにあたり、課題をする時間がたくさん必要になってきました。なので、今までだらけていた朝の時間を有効活用しようと考えました。

そこから、朝は必ず冷水で洗顔をすると決めました。冷水を顔にかけることによって、精神が研ぎ澄まされ、しゃきっと目が覚め、すっきりした気分になれます。これを、立教にいても、寒くても続けています。
次に、朝食後に1杯のカフェオレを飲むことです。適度なカフェインの摂取は、ストレスを緩和してくれたり、死亡率を低下させてくれる効果があるそうです。ただ、朝早くから飲むのはあまりおすすめされていません。なぜなら、朝8時~9時の間は”コルチゾール”という脳を覚醒させる働きを持つホルモンが分泌されているからです。なので、朝1番に飲むのではなく、朝食をとり一段落したところで、カフェオレを飲むようにしました。

最後に、これから挑戦していきたいことについてです。これからは、朝1番に”白湯”を飲もうと思います。白湯は、水を沸かしただけで何もいれていない湯のことです。起き抜けは、睡眠中水分補給が出来ないことで軽い脱水状態になっており、血管がつまりやすく、心筋梗塞を引き起こす可能性があります。そのため、朝起きてからの水分補給が大切になってきます。その水分ですが、起き抜けの胃腸に負担をかけないために温かいものが良いそうです。白湯は、胃腸を優しく温め全身の血行を良くしてくれるため、とても健康にいいんです。これからは起き抜けに白湯を飲もうと思います。

これからも、どんな工夫をしたらすっきりとした朝を迎えられるのか考え、挑戦してみて、朝の時間を有意義なものにしていきたいです。朝に課題などをして、夜に自由な時間を作ったりと、モーニングルーティーンを少し工夫するだけで、生活リズムが整えられたりもすると思うので、工夫をするのはとても大切なことなんだと改めて感じました。

(中学部 女子)

この言葉、何度か聞いたことがありますよね?でも、限界って超えられないから限界なんじゃないの?って皆さんは思うのではないでしょうか。
「限界を超える」限界なんて言うのは大げさかもしれません。でも思えばなにげに限界を超えたのかなって思う瞬間が立教での朝にありました。

入寮前、一日のスケジュールを確認すると、朝起きてから外に出るまで約15分! 絶対に足りないだろうと思っていました。案の定自分の中では急いでいてもベットメイクやサイドボードの片付け、ときにはネクタイを結んだままドミトリーを出ることもありました。そして、シーツはがしの日。普段まともにできていないのにプラスしてシーツをはがしてたたんで運ぶとか、100パーセント無理だろうと思っていました。でも、朝起きて今日は早くしないと、そう思って急いで準備をしているとなぜかすべて終わってから時間に余裕がありました。ここでさっきの言葉の登場です。超える、というよりは限界だと思っていたところは限界ではない、のほうが正しいと思います。

生きている中で、思い返してみると意外とこのように思うことがあると思います。例えば、スポーツでの場面。自分の体力の限界や、精神力の限界という壁があると思います。でも、ちょっとした気持ちの持ちようや発想を変えるだけで突破できることもあります。だから、自分はここまでだって勝手に決めつけないで頑張っていけば、もっと上を目指せるということです。
この教訓はこれから生きていく人生でとても大事なことだと思うので、しっかり頭に焼き付けて、何をするにも最初から決めつけないで全力で取り組めたらいいなと思います。

(中学部 女子)

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