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12月のケンブリッジ大学研修は、低学年の児童・生徒を対象にしています。

小学5年生から中学2年生の希望者が参加した昨年冬の研修から、児童・生徒の感想文を掲載します。

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「ケンブリッジ研修」

私は今回のケンブリッジ研修でとても貴重な体験を沢山させてもらいました。

ケンブリッジでは午前中の授業ではキリストの誕生について学びました。キリストの誕生については普段から学校の聖書の時間にも学習していることなので、授業も理解がしやすく、自分の知っている話と授業で使われている英語を頭で照らし合わせながら授業を受けることができたので、とても英語の勉強になったと思いました。

ケンブリッジの午後の時間は、ケンブリッジの街の観光やショッピングの時間でした。普段は学校で行けないような所に行ったり街の歴史について知ったりすることがたくさんありました。

夜の時間では五日間沢山のイベントがありましたが、私は特に二日目のクイズナイトと五日目のクリスマスコンサートが印象に残っています。二日目のクイズナイトでは、クイズ形式でケンブリッジ大学の歴史やケンブリッジの豆知識、街の歴史などを学ぶことができました。四日目のクリスマスコンサートでは楽器の披露や授業で準備したキリストの誕生劇を観客の方々にお見せしたりしました。クリスマスコンサート後には、見に来てくださったお客さんとの交流の場があり、沢山の人と英語で話すことができました。自分が今まで学校で学んだ英語の文法を使ってみたりすることができ、自分が伝えたかったことが意外と伝わったりすることにより、自分の英語力に少し自信がつきました。

クリスマスコンサートのリハーサルが終わった後に、先生の友人の方とお話しすることがあったり、サンタさんからクリスマスプレゼントを貰ったり、研修はとても楽しく、充実した五日間でした。

ケンブリッジ研修では、他にも沢山英語を使う機会がありました。コミュニケーションの取り方は、実際に使いながら身に付けていくものなので、この研修ではとてもたくさんの事を学んだと思います。フォーマルディナーの体験や、現地の人との交流はなかなか日本の学校ではできないことだと思うので、私は今回の経験がとても貴重な機会だったと思います。なので、今回の体験を私はこれからの学習に活かし、これからも沢山英語の勉強をしていきたいと思いました。

(中学部2年生 女子)

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12月のケンブリッジ大学研修は、低学年の児童・生徒を対象にしています。

小学5年生から中学2年生の希望者が参加した昨年冬の研修から、児童・生徒の感想文を掲載します。

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「ケンブリッジで学んだこと」

私が冬休み最初の一週間、ケンブリッジ研修に参加した理由は、英語で話すことを上達させたいと思ったからです。ケンブリッジに行く前は英語で話していなかったため、「ほとんど英語しか通じない環境で積極的に話す」という目標を立てました。

立教では英語の先生やクリーニングレディースと話していましたが、なかなか自ら話しかけるということはできませんでした。理由は英語で話すことが苦手であり、単話(語)を知らないから間違えたらはずかしいと思っていたためです。

ケンブリッジに行ってからも最初は話しかけられませんでした。自分で英語で話す機会を作らなかったからです。施設にあるものを紹介してもらったときに分からない説明がありました。質問しようと思いましたがはずかしかったので聞けませんでした。そう思っていると、他の人がはずかしがらずに聞いていました。その英語が私の考えている英語と同じだったので、聞けばよかったと後悔しました。ある日施設の人であるピーターさんに話しかけられました。ピーターさんの話す英語が私にも分かるレベルだったため、ピーターさんや授業の先生に話しかけていくようになりました。そこで私が足りなかったのは単語だけでなく、話しかける勇気だということが分かりました。なので、これからは勇気を持って話しかけることに決めました。

日常では、クリスマスシーズンだったのでクリスマスのことを沢山学びました。その中で初めて知ったことがありました。それはイギリスのクリスマスは十二日間続くことです。日本でのクリスマスはサンタさんを持つだけではなく、クリスマスに関係する話が沢山ありました。例えばサンタクロースはセントニコラスという人の名前から由来していることや、第一次世界大戦でイギリスとドイツが戦ったとき、両国ともキリスト教の国だったため、クリスマスを両国で一緒にクリスマスを過ごしたこと等です。このような話からキリスト教ではクリスマスが大事だと分かりました。私も今、イギリスに住んでいるのでイギリスのクリスマスの話と行事を知ることができてよかったです。

この研修を通して学んだことは、今住んでいるイギリスについて初めて知ったことばかりだったので、これからも文化について興味を持って学び英語の勉強に生かしたいです。

(小学部5年生 女子)

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立教英国学院では、ケンブリッジ大学を会場として、年4回オリジナルの研修を行っています。
高校1年生と2年生の希望者を対象に行われた3月のケンブリッジ大学研修(IELTS・PET講座)の報告書が生徒たちから届きました。
研修で生徒たちが感じたこと、学んできたことを少しずつアップしていきたいと思います。
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春休み ケンブリッジ研修 レポート

ロンドンから北におよそ50マイル。そこに一つの大学都市があります。そこは大学都市と呼ぶにふさわしく、まさに大学の中に町の機能を置いていると言っても過言ではありません。その都市はケム川に架かる橋という意味でケンブリッジと呼ばれています。僕は、そんな何かを学ぶための都市に英語を学ぶために訪れました。

研修内容は午前中にレッスン、午後に自習、夕食後には特別なアクティビティというのが基本です。ここではこの研修で僕が感じたことをいくつか紹介します。

まずは初日、ケンブリッジに到着してすぐのKing’s Collegeのチャペルにおける礼拝でのことです。そのチャペルは、僕がイギリスのチャペルに抱いていたイメージそのものでした。前回(夏休み)に来たときはGreat St Mary’sの礼拝に参加したのでKing’s Collegeを訪れる機会はありませんでした。だからいつか来ようと思っていたのですが、今回の研修で訪れることができてとてもうれしかったです。その礼拝中に思ったことがあります。それは、礼拝とはキリスト教を信仰する気持ちさえあれば参列できるということです。というのは、司祭が言っている英語がほぼ聞き取れず、式文をながめることしかできなかったのですが、お祈りの最後の“Amen”を他の参列者と声をそろえて言うことができたので、しっかり礼拝に参加できたと感じることができました。僕がプレーをしているサッカーにも言えることですが、言語を越えて価値観を共有できることの素晴らしさを体験できた1日でした。

3日目、夜のアクティビティとしてCambridge Science Week Eventの食物に関するResearch Competitionを聴きに出かけました。これも礼拝のように英語が聞き取れず、ほとんどを理解できませんでした。しかしこのとき、人がよく言う「言語の意味は相手に物事を伝える情報のうち約7%しか担わない。」という言葉が頭に浮かんで、まさにこれのことだと思いました。それは、スピーチをしている人がステージの上を歩きながら、手で何かを示し、さらにはたまに軽くジャンプしたりしゃがんだりしていたのが多少僕の理解を助けてくれました。今思い返すとそのような動きを多く取り入れた人のスピーチはとてもよく印象に残っています。今後僕にもスピーチをする機会があればそんなことも検討したいです。

このように英語を聞き取るのが難しいイベントもありましたが、この研修中には自分の英語力の伸びを感じることができた瞬間もありました。それは、昼食の間、積極的に英語の先生やピーターさんとお話したできたことです。前より単純な日常会話がスムーズに話せるようになり、表現も少し豊かになった気がします。それはやはり日頃の積み重ねなのでこれからも続けていこうと思います。

最後になりますが、この研修はとても楽しく、有意義な時間でした。少しPET合格への道が見えました。企画、引率してくださった先生方、嘉悦センターのみなさま、一緒に研修に参加したみんな、お世話になりました。ありがとうございました。

(高等部1年生 男子)

英国の初夏の空に泳ぐ鯉のぼり

コロナウイルスを吹き飛ばせ

5月5日、こどもの日。いつもは球技大会で賑わう校内に生徒は誰もいない。毎年毎年球技大会を空の高いところから見続けてきた鯉のぼり。コロナウイルスに負けるなとの想いで、鯉のぼりを空高くあげた。5月の爽やかな風に力強く泳ぐ鯉のぼりを見て、一日も早いコロナウイルスの終息を祈った。

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立教英国学院では、ケンブリッジ大学を会場として、年4回オリジナルの研修を行っています。
高校1年生と2年生の希望者を対象に行われた3月のケンブリッジ大学研修(IELTS・PET講座)の報告書が生徒たちから届きました。
研修で生徒たちが感じたこと、学んできたことを少しずつアップしていきたいと思います。
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ケンブリッジ大学研修

<基本的な一日の流れ>
8:00~8:30 Breakfast
8:30~9:30 free
9:30~12:45 Lesson
12:45~14:00 Lunch break
14:00~16:00(17:15) Speaking and Self-study
17:15(18:00)~ Dinner
19:00~20:30 Special activity
20:30~22:00 Self-study
22:00 Retire

<学習面>
9:30~12:45のLessonでは先生と生徒の授業方式で進められ、基本的に問題を解き進めていきそれを先生と答え合わせをし、解説をしてもらうという流れ。

14:00~16:00(17:15)のSpeakingでは英国人とのIELTSのSpeaking Testを想定した練習が行われる。

この学習を通して英語の実力が確実に上がったことを実感することができました。

<研修中のイベント>
・サイエンスワークショップへの参加 ― 3/10に参加しました。ここでは大学生のFoodについてのプレゼンテーションを聞きました。どの学生も表現力豊かで驚きました。

プレゼンテーションの仕方、英語ともにとても勉強となる有意義な時間を過ごすことができました。

・ダンスレッスン ― 3/11に行われたこのダンスレッスンではケンブリッジ大学の学生にダンスを教えてもらいました。今までダンスをしたことがあまりなく得意でなかった僕でも一通り踊ることができました。最後の部分には自分たちのグループでオリジナルのダンスを創作し、発表するという時間もありました。どのグループも一つとして同じようなダンスはなく個性あふれたダンスばかりで見ていて楽しかったです。

・フォーマルディナー ― 3/12に大学内にあるフォーマルディナーに行きました。一人当たり50ポンドと聞いたときは驚きましたが、それに相当する美味しいメニューが用意されていて幸せな時間を過ごすことができました。また、このディナーではただ食べるだけではなく食事を通してフォークやナイフの使い方などのテーブルマナーについても自分の動作が正しいかどうか見直すことができました。

<ケンブリッジ大学研修を終えて>
このケンブリッジ大学という世界最高峰の大学で学べたということはかけがえのない経験だと思います。ここで学んだことを活かして頑張りたいです。

(高等部2年生 男子)

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立教英国学院では、ケンブリッジ大学を会場として、年4回オリジナルの研修を行っています。
高校1年生と2年生の希望者を対象に行われた3月のケンブリッジ大学研修(IELTS・PET講座)の報告書が生徒たちから届きました。
研修で生徒たちが感じたこと、学んできたことを少しずつアップしていきたいと思います。
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ケンブリッジ研修の感想

僕は、一週間のケンブリッジ研修で得た事、感じた事がたくさんありました。今回のケンブリ研修は今までのものとは違い、英語の勉強に集中したカリキュラムだと知って僕は研修に参加しました。僕はあまり英語が得意ではないので、一日中英語を学べる機会は僕にとって、とても貴重な時間でした。初めはどんな授業なのか、とてもドキドキしていましたが、僕が参加したPETクラスの先生はとてもフレンドリーで優しく、自然と先生と会話をしたい気持ちになり、自分から英語をしゃべろうとする自分にとても驚きを覚えました。そうして毎日英語を勉強していると、いつの間にか、英語を読んだり、聞いたりするのが、速くなったり、しっかり頭に入ってくるのを日に日に実感しました。また、ケンブリッジ大学で学んでいる日本人の学生の話を聞く機会が何度かあり、その中で今英語をがんばって覚えれば将来きっと自分の役に立つ、という言葉を聞き改めて英語をがんばって覚えようという気持ちになり、とても良い経験になりました。

このプログラムは英語に集中したカリキュラムですが、ずっと勉強をしているわけではありませんでした。このプログラムを考えてくださったひろこさんが、勉強の他にも、体をリフレッするプログラムを入れてくださいました。初日にはキングスカレッジで礼拝をしました。キングスカレッジのクワイヤーはとても上手で驚きました。僕も立教でそれに負けないくらいがんがって歌おうと思わせる歌でした。ダンスレッスンやフォーマルディナー、ミュージカルは中止になってしまいましたが、代わりにビンゴ大会をしました。そこでもイギリスの文化を学ぶことができました。数字一つ一つに意味があり、とても意味のあるビンゴ大会になりました。フォーマルディナーでは、めったに体験できない貴重な体験を積むことができました。立教でもテーブルマナーを学びますがまだまだ学ぶことは多くあるなと実感しました。イギリスには日本の大学にはない類の学部があり、イギリスの大学にも興味を持つようになりました。そのためには、まずは英語能力を上げることが大前提なので、このケンブリッジ研修で覚えた英語を生かせるように今後の学習も今までより、いっそう性が出るように日々の努力を欠かさずに勉強したいと思いました。来学期には僕は二年生になり、三年生になって大学を決めなくてはならない時ももうそんなに遠いものではありません、なので手遅れになる前に納得のいく結果を出したいと思うので、そのために一日一日を大切にしていこうと思います。

僕は今回のケンブリッジ研修は二回目ですがまだまだケンブリッジには知らないことがたくさんあり参加する度にたくさんの発見があります。この発見を重ねることで気づくこともありました。勉強も同じように発見から始まると僕は思うので、発見を求めて勉強をすると、勉強も楽しいと思えるようになるのではないかと思いました。

ケンブリッジ大学で研修できることは、よく考えると、簡単にできることではないので、そこで学ぶことができる環境を設けてくださった先生方にはとても感謝しています。またケンブリッジ研修があったら参加したいと思いました。ケンブリッジ研修だけでなく英語を活用できるプログラムがあったら積極的に参加したいと思います。

このようにケンブリッジ研修ではたくさんのことを得たり、感じたりしました。今回のプログラムの目的である英語の上達も実感することができました。そして、このプログラムで学んだことを糧に今後も立教生活を過ごしていこうと思います。

(高等部1年生 男子)

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立教英国学院では、ケンブリッジ大学を会場として、年4回オリジナルの研修を行っています。
高校1年生と2年生の希望者を対象に行われた3月のケンブリッジ大学研修(IELTS・PET講座)の報告書が生徒たちから届きました。
研修で生徒たちが感じたこと、学んできたことを少しずつアップしていきたいと思います。
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Cambridge Spring Programme

私は3月の8日~14日の1週間、ケンブリッジ研修に行ってきました。

初日の8日は、昼過ぎからKings College Chapelというとても大きなチャペルに行きました。そのチャペルに入った瞬間、ステンドグラスの美しさ、天井の高さ、彫刻の素晴らしさなど、たくさんのことに圧倒されました。また、クワイヤーの方たちの歌声も想像以上でチャペル全体に響き渡っていて、それは美しいものでした。

次の日からは本格的に授業が始まって、朝から夕方まで勉強という形で決して楽な日々ではありませんでした。しかしそんな中でも、頑張ろうと思えたのは、高1女子のみんなとの過ごす時間や、かずこさんたちが作ってくださる日本食、授業で褒められた時などの些細な喜び、楽しみがあったからです。

10日の夜はCambridge Science week eventというイベントに行ってきました。それは5人の科学者が ‘Once upon a food system’というテーマにそって、スピーチをし、誰のスピーチが1番かを決めるというものでした。そのスピーチは私が想像していたものとはかけ離れていて、体全体を使って表現していたり、話し方にとても抑揚があったりして、私のスピーチの概念を一瞬にして壊してくれました。分からない単語がいくつも出てくる中、そのような工夫があったからこそ、興味が沸いたし、話の内容の理解も高まったと思います。

3日もたつと、この生活や授業に慣れてきて、新しい熟語やPETの試験形態もよく理解できてきて、本番のPETに向けてもっと頑張ろうと思えるようになってきました。特にSpeakingでは学べたことがたくさんありました。例えば、絵を見て説明する問題があったときに、前までは指をさして、This is~などと言っていたけど、絵の中の場所によっての言い方を覚えられたことによって、話しやすくなったので本番でも使おうと思いました。

12日の夜は、Formal dinner at Downing Collegeがありました。とても特別感のある席で少し緊張してしまいましたが、イギリスでの食事のマナーを守りながら、楽しく頂けました。この日の昼過ぎにはPETの模擬試験を受けたのですが、思った以上にReadingの時間が足りなくて、終わらなかったので本番では時間配分をきちんと考えて取り組みたいと思いました。

ケンブリッジ研修最終日は、Speakingのテストがありました。このテストでは、この1週間で学んだことを最大限に使って、終えられたと思います。夜はMusicalがある予定でしたが、あいにく行けなかったため、Peterさん達がビンゴ大会を急遽企画してくれました。そのビンゴではサイコロを使ったのですが、イギリス特有の数字の言い方を学べました。ひろこさんも言っていたように私はその時間からMusicalに行けていたら知ることができなかったものを得ることができました。なので、どんな状況でもそこから学べることは必ずあることを実感できた時間でした。

私はこの1週間を通して、このように学べたことがたくさんあります。勉強の面ではもちろんそうですが、他にも身になったことがたくさんありました。お昼ご飯のときには英語の先生達が同じテーブルで食べてくれたので、最後の方は、イギリスの事を教えてもらったり、逆に日本の事を教えたりして、そういった機会を利用し、英語を使って話すことができました。英語の上達のためには、英語を使える機会があったら、英語が伝わらないかもしれないという不安や恥ずかしさを捨てて、自分から積極的に話すことが大事だと学べました。ここで学べたことをこれからのイギリスの生活に活かしていきたいです。

(高等部1年生 女子)

立教英国学院では、ケンブリッジ大学を会場として、年4回オリジナルの研修を行っています。
高校1年生と2年生の希望者を対象に行われた3月のケンブリッジ大学研修(IELTS・PET講座)の報告書が生徒たちから届きました。
研修で生徒たちが感じたこと、学んできたことを少しずつアップしていきたいと思います。
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Cambridge Spring Programme

私は3月の8日~14日の1週間、ケンブリッジ研修に行ってきました。

初日の8日は、昼過ぎからKings College Chapelというとても大きなチャペルに行きました。そのチャペルに入った瞬間、ステンドグラスの美しさ、天井の高さ、彫刻の素晴らしさなど、たくさんのことに圧倒されました。また、クワイヤーの方たちの歌声も想像以上でチャペル全体に響き渡っていて、それは美しいものでした。

次の日からは本格的に授業が始まって、朝から夕方まで勉強という形で決して楽な日々ではありませんでした。しかしそんな中でも、頑張ろうと思えたのは、高1女子のみんなとの過ごす時間や、かずこさんたちが作ってくださる日本食、授業で褒められた時などの些細な喜び、楽しみがあったからです。

10日の夜はCambridge Science week eventというイベントに行ってきました。それは5人の科学者が ‘Once upon a food system’というテーマにそって、スピーチをし、誰のスピーチが1番かを決めるというものでした。そのスピーチは私が想像していたものとはかけ離れていて、体全体を使って表現していたり、話し方にとても抑揚があったりして、私のスピーチの概念を一瞬にして壊してくれました。分からない単語がいくつも出てくる中、そのような工夫があったからこそ、興味が沸いたし、話の内容の理解も高まったと思います。

3日もたつと、この生活や授業に慣れてきて、新しい熟語やPETの試験形態もよく理解できてきて、本番のPETに向けてもっと頑張ろうと思えるようになってきました。特にSpeakingでは学べたことがたくさんありました。例えば、絵を見て説明する問題があったときに、前までは指をさして、This is~などと言っていたけど、絵の中の場所によっての言い方を覚えられたことによって、話しやすくなったので本番でも使おうと思いました。

12日の夜は、Formal dinner at Downing Collegeがありました。とても特別感のある席で少し緊張してしまいましたが、イギリスでの食事のマナーを守りながら、楽しく頂けました。この日の昼過ぎにはPETの模擬試験を受けたのですが、思った以上にReadingの時間が足りなくて、終わらなかったので本番では時間配分をきちんと考えて取り組みたいと思いました。

ケンブリッジ研修最終日は、Speakingのテストがありました。このテストでは、この1週間で学んだことを最大限に使って、終えられたと思います。夜はMusicalがある予定でしたが、あいにく行けなかったため、Peterさん達がビンゴ大会を急遽企画してくれました。そのビンゴではサイコロを使ったのですが、イギリス特有の数字の言い方を学べました。ひろこさんも言っていたように私はその時間からMusicalに行けていたら知ることができなかったものを得ることができました。なので、どんな状況でもそこから学べることは必ずあることを実感できた時間でした。

私はこの1週間を通して、このように学べたことがたくさんあります。勉強の面ではもちろんそうですが、他にも身になったことがたくさんありました。お昼ご飯のときには英語の先生達が同じテーブルで食べてくれたので、最後の方は、イギリスの事を教えてもらったり、逆に日本の事を教えたりして、そういった機会を利用し、英語を使って話すことができました。英語の上達のためには、英語を使える機会があったら、英語が伝わらないかもしれないという不安や恥ずかしさを捨てて、自分から積極的に話すことが大事だと学べました。ここで学べたことをこれからのイギリスの生活に活かしていきたいです。

(高等部1年生 女子)

3学期末、1週間の短期留学先はForest SchoolとWeald School。参加生徒の手記を連載します。今回はForest School に通う高等部1年生 B君からの報告です。

*   *   *

今日は最後なのでやれることはすべてやってきました。朝はいつもと同じように学校につき一限目から授業を受けました。一限目はEnglish poetryでした。今日の内容は一言でいうと権力についてでした。パワーポイントにはヒトラー、金正恩、トランプ、の権力を強く持った三人が映っていました。そして権力を持つことは良いか悪いか、ということについて討論しました。みんな自分の意見をしっかり持っており意見を交換していました。
二限目は体育でテニスをしました。フォレストスクールのテニスコートはきれいでした。ラケットは人数分なく交代制で行ったのですが待っている間はみんなテニスボールでサッカーをしたり、手をラケット代わりにして遊んでいました。先生は注意することはなく、むしろ遊ぶことを勧めていました。これも日本とは違うなと感じました。また今日の体育でもスポーツは言語なんて関係ないということを教えてくれました。三限目はbiologyでした。
今日の授業では話したことのない人と隣になったのですが、その人はとてもやさしく教えてくれました。また挑戦もしました。それは生徒と授業の内容について説明しあったことです。どうにか通じ合うことができ単純に嬉しかったです。
四限目は物理でした。宇宙について学んだのですが、今まで習ったことのないことをしました。それは星の生まれ方についてでした。とても内容の濃いものをやっており日本の14歳の生徒とは異なる学習をしていました。新たなことに触れることができたのでとても良かったです。
最後の五限目は、English poetryを受けました。内容は一限目と同じでした。最後に先生がまとめて終わり、私自身とてもためになる時間を過ごせたと感じました。
五日間を通して感じたことはたくさんありました。授業面ではまず日本とカリキュラムが違うなと感じました。フォレストスクールは自分の取りたい授業をとって学年の低いうちから進路を決めていて大学みたいだなと思いました。
また一つ一つの授業の特徴としてEnglish poetryは日本の国語のように文章を読解するようなものではなく、道徳的なこと、コンピュータの授業では建物のデザインなどをやっており、新鮮でした。
私は今回の短期留学を通して、英語力が上がったとは思っていません。しかし英語の環境で生活したことで、英語を話すことに対して躊躇しなくなれたと思います。
また今回の機会で他国籍の人とコミュニケーションをするうえで必要だと感じたことは話しかける勇気でもあるが、やはり英語力なのだと実際に行ってみて感じました。なのでこれからは英語を意欲的に学び、コミュニケーションをうまく交わせるようになりたいと思います。image ForestSchool[1]

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