立教英国学院では来年度国語科教員(2名)、社会科教員(1名)、理科教員(1名)、家庭科教員(1名)を募集致します。
立教英国学院では来年度国語科教員(2名)、社会科教員(1名)、理科教員(1名)、家庭科教員(1名)を募集致します。
本校の中学部入試では、独創力や発想力、社会的な問題に対して興味関心を持ち、自分の意見を論理的に「書ける」生徒を求めてきました。2020年度には大学入試改革を控えており、各教科で求められる力もより一層変わってくることが予想されます。こうした情勢を踏まえ、本校では2020年度入試より国語の出題傾向を一部変更致します。
https://www.rikkyo.co.uk/wp-content/uploads/2019/08/2020年度中学部国語科入試出題変更についてのお知らせ.pdf
9月15日(日) 午後7時30分より
イギリスでご活躍されている一川響さんと望月あかりさんをお招きして津軽三味線、民謡のコンサートを行います。
立教英国生は全員参加、またRudgwickやCranleighなどの近隣の村の方々もご招待して行われるオープンイベントです。
イギリス在住の保護者の方々はもちろん、ヨーロッパ在住の方々もお時間が許しましたらぜひお越しください。お待ちしております。
一川 響さん
ロンドンを拠点にヨーロッパ各地で活躍されているプロの三味線奏者です。イギリス国内やヨーロッパ各地で行われる数多くのイベントで演奏し、三味線の魅力を世界に発信されています。5月、7月のケンブリッジ大学研修でも日本文化体験(三味線)を担当していただき、立教英国学院の生徒を教えてくださいました。
一川響さん – 英国で活躍する津軽三味線奏者 - 英国ニュースダイジェスト
前編はこちら 後編はこちら
望月 あかりさん
3歳の頃から演歌を歌い始め、イギリスケンブリッジにて演劇を学び、その後ロンドンで現代音楽を学ばれて、イギリスでご活躍されている演歌歌手の方です。
演歌歌手 Akari Mochizuki 望月あかり
http://www.akarisinger.com/
会場: 立教英国学院ダイニングホール
開場時間: 19:15
コンサート: 19:30-21:00
入場料無料: (by donation)
私は、イギリスの中でも一流の大学と呼ばれるケンブリッジにとても興味があるため、この研修に応募しました。そして、この研修で、ケンブリッジについて初めて知ったことがたくさんありました。
例えば、ケンブリッジは31のコレッジによってできていること、大学と大学院によって、イギリス人の生徒数とその他の国の生徒数の割合が異なることや、創立当初は男子のみしか入れなかったことなどです。
この研修では、それ以外にも、様々な面からケンブリッジ大学を体験することが出来ました。ケンブリッジ大学にあるたくさんのコレッジを、歩いて見て回ったりしたこともそうですが、やはり、一番ケンブリッジを体験できたのは、マリーエドワーズコレッジに1週間滞在して、そこで学生と同じ生活が出来たことです。何といっても、ケンブリッジの中で過ごしてその環境を味わえたことが、ここで体験した一番重要なことでした。
中でも印象的だったのは、ケム川でのパンティングです。ケンブリッジ周辺を小船でゆったりと回れたうえに、ケンブリッジの街にある様々なコレッジを川から見ることが出来ました。パンティングは初めてだったので、とてもよい経験となりました。
勿論、遊びだけではなく勉学にも励みました。コレッジの1部屋を使い、英語を使った授業を4日間にわたって受けることが出来ました。そこで、イギリスの食文化、1年間それぞれの季節によって行われる行事や歴史について学ぶことが出来ました。その歴史とは具体的に、スコット隊とアムンセン隊の南極点到達までのレースです。そして、その間にスコット隊に起きた悲劇やその要因について博物館に行って調べ、その後はプレゼンテーションも行いました。
もう1つは、フィッツウィリアム美術館で、ローマ帝国とイギリスとの関係について、特に皇帝ハドリアヌスについて調べ、こちらも同じくプレゼンテーションを行いました。プレゼンテーションを作るのには、夜の時間など出来るだけフルに使ったため、努力した甲斐のあるものとなりました。
勉強の後は息抜きのついでに街に出て、買い物をしたり、お茶をしたりしました。夕食までのこの時間は私にとってよい休憩時間となりました。授業数が少ないとはいえ、プレゼンテーションの準備をしたり日記をつけたりしていると案外時間が早く感じられます。そんな私たちにとって、街へ出かけたこともまた一つの楽しい思い出となりました。
このように、私は今回のケンブリッジ研修でさまざまな経験を得ることが出来ました。このような体験が容易に出来るのは、このイギリスという地にいるからこそで、改めてケンブリッジ大学だけでなく、この立教英国学院の良さや素晴らしさも実感することが出来ました。
夏休みは、ロイヤルグラマースクールへ短期留学にいくことが出来るため、是非その短期留学も今回の研修で得た経験を生かして、自分にとってよい経験にしたいと思います。
2020年度より立教英国学院高等部から立教大学への推薦枠が20名から25名に拡大されます。
私は5月25日から6月2日のハーフターム中に、ケンブリッジ大学の研修に参加し、様々な事を学びました。
一つは授業についてです。ケンブリッジでの授業は英語で週に4回ありました。最初の授業ではミュージアムについて紹介していただき午後には実際に授業で触れたミュージアムに行き北極や南極の文化について学び、翌日の授業ではミュージアムで学んできたことをもとにプレゼンテーションを作成し発表しました。最後の授業ではイギリス発祥のスコーンを食べたり、世界の祭りや文化について学びました。立教での授業とは全く異なった形式で学ぶことができ、いい経験になりました。
授業以外にも毎日ケンブリッジの街に行く機会があり、2日目に行ったキングスカレッジの中にあるチャペルでの礼拝はチャペルがとても広く綺麗でパイプオルガンの大きさに圧倒され、聖歌や賛美歌を歌う合唱団であるクアイヤーの歌声も素晴らしく、立教英国学院の礼拝と全く異なっていたのが新鮮で驚きました。私はクアイヤーに入っているので声楽の勉強にもなりました。聖書朗読や説教は英語だったので苦労しましたが、自分なりに知っている単語だけで英文を理解する努力をしました。また、3日目に行ったパンティングでは、ケンブリッジで有名な建物や街並みを眺めたり、船を漕いでくれたイギリス人の人と英語で沢山会話をしました。パンティング中に雨が降ってしまい寒かったですが、綺麗な景色を見ながら鴨と一緒にケム川を船で渡っていくのは日本では絶対に出来ない経験であると感じ、更に現地の人達と会話をする事で自分の英語力の低さに驚き、もっと勉強しなければならないと感じました。
その他にも6日目には三味線、生け花、茶道と日本の文化に触れられる機会がありました。生け花を選択した私は、始める前は単純にお花を綺麗に見栄えよく花瓶に刺せばいいと思っていましたが、先生の丁寧な説明を聞くと、きちんとお花の長さや大きさで真(しん)、副(そえ)、体(たい)と名前が付けられており、長さのそれぞれ異なった三本の花を使って表現する生花正風体と自由に表現する自由花があると知り、実際に自分の作品を作りました。沢山のお花の中、私はかきつばただけを使ったシンプルな自由花の作品を作りました。先生が教えてくれた事を頭で理解していても、それを実践し作品にするのがとても難しく、先生に沢山質問しましたが、人生で初めての生け花で満足出来る作品が出来て楽しかったです。その夜にはヨーロッパで唯一の津軽三味線演奏者である一川響さんの演奏を生で聞き、また津軽三味線の歴史について教えて頂きました。一川さんの演奏はとても素晴らしく感動しもう一度聞いてみたいです。
このケンブリッジ大学研修を通して、ケンブリッジの文化や歴史を知り、たくさんの方々とお話しをすることで英語を使う機会が圧倒的に増えました。
私は中学3年間スウェーデンの現地校に通っていましたが、大学の食堂や先生方のフレンドリーな感じはイギリスもスウェーデンも同じで懐かしく感じ、スウェーデン語ではなく英語で会話をしなければならない事に不安や心配を抱いていましたが、先生や宿泊したKaetsuセンターのピーターさんがゆっくり話してくださったので、緊張を解くことが出来ました。ケンブリッジ大学で貴重な経験や新しい知識が増え、日本では絶対経験出来ないさまざまなことを学ぶ事が出来た充実した一週間で、ケンブリッジ大学はとても素晴らしい大学だと思いました。
今日は待ちに待ったホームステイだ。どこに外出しようか、何をして遊ぼうか、などと想像していた。自分の英語力には自信がなかった。でも、ECの授業では先生ともなんとか通じ合えているし、大丈夫だろうと思っていた。そして、車が迎えに来るのを今か今かと待ち望んでいた。やっと迎えが到着し、テンション高めで車に乗り込んだ。すると、妙に緊張感が湧いてきた。ホストファミリーの言っている事が理解できず、どのように反応すればいいか分からなかった。この時、これからの生活が思いやられた。ちなみに、僕のホストファミリーは警察官のお父さんと、その奥さんと、三歳の娘で、とっても温かい家庭だった。
ホストファミリーの家に着くと、他人の家に泊まることが初めての僕にとっては、とても不思議な感覚がした。そんなこんなといろいろ困惑していたら、眠りについてしまった。
次の日からはだんだんとホストファミリーとのコミュニケーションが増えていった。特にお父さんはたくさんアクティビティーに誘ってくれて、楽しかった。夜、映画を観たり、のんびり散歩したり、海に行ったり、また映画を観たりした。お父さんとのアクティビティーは、本当にこのホームステイを豊かなものにしてくれた。海に行ったときには僕がなくし物をしてしまい、忙しいのにもかかわらず、後日一緒にわざわざ捜しに行ってくれた。
お母さんはとにかく優しくて、すごく気を配ってくれた。お腹は空いていないか、どこか行きたい場所はないか、掃除を手伝おうかなどとたくさん気を配ってくれた。こんなにしていただいて、本当にうれしかった。僕も将来このような人を目指していきたいと思った。
そして、娘のイジ-ちゃんはとにかく可愛らしかった。何に関しても好奇心旺盛で、自分にもあんな時期があったのかと思うと、不思議だった。今はこんなに幼いイジ-ちゃんの成長した姿を見てみたいと思った。
今回、ホームステイしたことは本当に良かったと思う。初めてのホームステイにもかかわらず、みんな優しくしてくれた。一緒にホームステイをした子や、ホストファミリー、先生方みんなだ。そんな環境であったからこそ、たくさん身についたものがあると思う。この良い経験を活かして、これからも努力していきたい。
僕はミャンマーの裏側を見ました。それは酷いものでした。なのでいつかそんな人達を国際的に助けてあげたいと思いました。
ある日、ミャンマーに行くことになり、何をするかも聞かずに行きました。ホテルもなかなか良いところだったので、本当に発展途上国かを疑うくらいでした。お父さんが仕事に行ってくると言ったものだから、ついていきたいととっさに言ってしまいました。お父さんの行くところは普通の建物ですが、その途中に上半身裸の男の子がいたのを見かけました。建物から近かったので、一人で行くことを許可されました。行ってみると、そこは道がなく土でした。見たものはまさに教科書のような光景でした。
そこから歩いていくと家がテントになっていきました。みんなにもジロジロと見られましたが、勇気を持って進みました。すると上半身裸の男の子が手を振ってくれました。なぜ僕に手を振ってくれたのかは謎ですが、僕は何かできないかと帰り道で考えました。その時、近くにスーパーマーケットがあることに気づきました。そこでお小遣いを全部使って水をできるだけ買ってその子のところに走りました。その子に水を一本あげると嬉しそうに帰っていきました。他の人にも渡しました。
今回、本当にささやかですが、その子の力になれた事が自分でも嬉しく思います。なので、いつの日にかその子の未来が輝くように、日本からではなく世界で活躍して、その子や他の人達が笑顔になる仕事をしたいと思いました。
6月24日、昨年度から交流のあるSt. Edmund’s Catholic Primary Schoolからお招きいただき、小学部全員で授業にお邪魔しました。
今年度初めての他校との交流ということで生徒たちは朝からどこか落ち着かない様子です。「友達ができるといいな」と期待に胸を膨らませながら、持参していく手書きのkeep in touch cardを作って準備は万端です。小学部だけで早めの昼食をとって、いざ出発。学校からスクールミニバスに乗って約30分、GodalmingにあるSt Edmund’s Schoolに到着すると、生徒たちが大きな声で挨拶をしてくれました。とても明るい歓迎ムードでしたが、いっぽうで立教生は少し緊張気味。受付で手続きを済ませると、担当の先生がホールで生徒たちと一緒にお出迎えしてくれました。
まずはYear4(8~9歳)の生徒がそれぞれグループで学校案内をしてくれるということで、立教生は各グループに一人ずつ別れ、スクールツアーが始まりました。St. Edmund’sの生徒は積極的に学校の設備や歴史、ルールなどを説明してくれましたが、立教生にとってはネィティブのナチュラルスピードの英語はなかなか難しかったようです。プレゼンテーションの授業に参加させてもらい、そのあとは校庭で一緒に鬼ごっこをしました。だんだん緊張が解けてきたのか、立教生も楽しそうに校庭を走り回っていました。
その後はYear3(7~8歳)の教室に行き、心を落ち着かせるためにクラス全員で瞑想をしました。先ほどのにぎやかな光景から一転し、その間はだれも話すことなく教室の雰囲気が穏やかなものに様変わりしました。
最後は算数の授業でストローを使って立体を作ることになりました。グループで協力して形にすることができました。
あっという間にお別れの時間がきてしまい、持ってきたカードを渡して、別れを惜しみながら挨拶をしました。子どもたちにとって現地の教育を体験できたことは大きな収穫となったはずです。楽しい思い出ができて「また行きたい」、「今度は立教に来てもらって一緒に遊びたい」と口々にする生徒たち。次回はもっと英語でコミュニケーションがとれるように、より一層英語の勉強をがんばりましょう。
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