1月31日(土)にEPSOM COLLEGE、BURGESS HILL GIRLS SCHOOL両校のバレーボール部が来校し、対抗戦を行いました。

以下、本校男女バレーボール部長の感想です。

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念願の立教カップ。2学期から市川先生に頼んでいた。やっときた!という気持ちで臨んだが、なんと主力2人が出られないという事態になった。今いるメンバーで勝つしかない。キャプテンとしてそれしかメンバーに言えなかった。
そして1回戦のVS EPSOM。普段とは全く違う感覚。メンバー、環境、歓声が僕たちの平常心を狂わせた。挽回するも敗北。内容、展開、ムード、全てが最悪だった。
なんとか次の試合は勝利。決勝でまたEPSOMと戦うことになった。頼れる高校2年生の2人の欠場、1回戦の悪夢、全てがのしかかってくると思われた。しかし僕らは違った。今いないメンバーの分まで存分にプレーして勝つ、それが僕らの役目だと。試合は1回戦とは見違えるように変わり、皆が自信をもってプレーした。そして勝った。
僕らはチームとして一皮むけた。そう実感した。僕らはチームだ。チームメイトが出られなかったとしても、僕らはつながっている。どこにいようとチームメイト全員で戦う、それがチーム。そう感じることができた立教カップだった。

(高等部2年生 男子バレーボール部長)

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今回の立教カップには、現地校2校が参加してくれました。試合中や相手をもてなす際、イギリス人だけでなく様々な国の人たちと英語を使ってコミュニケーションを取ることができ、日頃学んでいる英語を使うとても良い機会でした。
女子バレーボール部は男子バレーボール部と比べると人数が少なく、毎日の結果が表れにくいのですが、今回立教カップで行われた全ての試合から、日頃の成果やこれからの目標を見つけられただけでなく、とても多くの事を学ぶ事ができました。
慣れない試合で3位になりましたが、みんなで全力を出せました。
私は高校2年生でもうすぐ引退するのですが、次また開催したときは、優勝して欲しいと思います。開催してくださった先生方、ありがとうございました。

毎学期行われる軽音楽部のコンサートですが、今年度は執行部が高校1年生で、バンドの数も少なく、なかなかコンサートが実現できませんでした。

普段から地道に練習している成果が報われないままついに最終学期になってしまいましたが、それにもめげずに練習を続けてきた努力が実り、この日曜日の午後、1年振りのコンサートを開くことができました。
今回は直前にハプニングがあり、メンバーがひとりかけてしまったものの、そこを何とか皆でカバーしようという思いが良い方向へ働きました。
突然のヘルプを快く引き受けてくれた仲間、短くなってしまうコンサートを何とか盛り上げようと「ラップ」という企画を提案してくれた仲間。リハーサルで初めて合わせた曲もあったものの、なんとかコンサートを実現させたいというひたむきな思いが、かえっていい雰囲気を作ってくれました。
30分足らずで終わると思われていたコンサートも、結局1時間を超える盛り上がりをみせ、気持ちよく歌えた女子バンド、観衆をしっかり魅了した男子バンド、そして助っ人ながら見事にコンサートを盛り上げてくれたラッパーたち、ひとりひとりの思いが結実した快い午後のひと時でした。

学校のメールサーバーが復旧致しました。

本校に連絡をしようとしている方々には大変ご迷惑をお掛けしておりましたが、お問い合わせページや代表メールも通常通り使用可能となりました。

どうぞ宜しくお願い致します。

早いもので立教に入学した娘もまもなく卒業です。

親子共々、お世話になりました!!

Mr.宇宿の「レンガを積み上げよ」は僕の血になり肉となっています。

今年は久々にヒマラヤ8000峰に挑戦します。「山上になお山上あり」の気持ちでやります。

これからもMr.宇宿の「コツコツのコツを大切に」の教えを大切に生きていきたいと思います。

また戻ってきます。

はっくしょん。と誰かがくしゃみをする。それに対して私がブレスユーと誰かに言う。誰かは私にセンキューと言う。逆もまた然り。はっくしょん。と私がくしゃみをすると誰かが私にブレスユーと言ってくれる。そうして私は誰かにセンキューと言う。

ブレスユーとは”Bless you”、つまり簡単に訳せば「(あなたに)神のご加護がありますように」、だ。欧米やキリスト教が浸透しているところで使われている言葉で、このような場合は、くしゃみをした反動で飛び出てしまう魂を神の助けで呼びもどすために言うのだそうだ。
立教英国学院に来てもうすぐ丸2年。私はこの2年の間でくしゃみを聞くと言い、くしゃみをすると言われるブレスユーまみれの生活を送ってきた。風邪シーズンなんかはもっぱらブレスユーと言うし、たまにまたか、と思ってしまうけれど、それでもやっぱり言ってもらうとなんだか心が温かくなる気がする。
私は日本住みで休みの時は日本に帰るのだが、日本ではくしゃみをすると何か言うという慣習をあまり聞かない。このあいだ、日本にいる友人と遊んだ時、彼女がくしゃみをした。思わず今までの習慣でブレスユーと言ったのだが、彼女はわからなかったようで困ったように笑った。なんだか少し寂しくなると同時にイギリスや立教英国学院の温かさを知った気がした。
いいじゃないかブレスユー。いい言葉じゃないかブレスユー。ここに来て本当にいい言葉に出会ったと思う。立教英国学院に来て本当に良かった(ブルゾンちえみ風)

2月17日より学校のメールサーバーがダウンしており、お問い合わせページや代表メール(eikoku@rikkyo.w-sussex.sch.uk)は機能しておりません。

本校に連絡をしようとしている方々には大変ご迷惑をお掛けしておりますが、ご理解の程宜しくお願い致します。

週明けに復旧の見込みですが、それまでにお問い合わせの必要がありましたら、こちらまでご連絡ください。

冬休み中の12月。今年もフランスのクリスマスマーケットを屋台で買ったチュロスを片手にぶらついていた。フランスに中学1年生から約5年間住んでいるけれど、この間、次の春に日本に帰ることが決まった。

来たときはフランスのことが嫌いだった。
フランス人は礼儀正しくないように思えたし、言葉が通じないから嫌いだった。特に何かをされたわけではなかったけれど嫌いだった。けれど、フランスに住んだ期間が長くなるにつれて、自分が勝手に日本の常識を押し付けていて、いつも見ていた日本はこの世界と比べたら狭いということに気づいた。それらのことに気づいてからフランスのことが嫌いではなくなり、フランスは第2の地元だと思えるくらいになった。
フランスに来て様々な場所に旅行して、この世界にたくさんの新しい経験を与えてもらった。クリスマスマーケットだったり、アルプス山脈でスキーをしたことだったり、サハラ砂漠を歩いたことだったり・・・。けれど、楽しめることだけではなくて、大規模なデモに出くわしたり、テロに遭いそうになった時もあった。もし自分がフランスに来てなかったらどうなっていただろうか。きっとクリスマスマーケットには行ったことがなく、日本アルプスでスキーをして満足して、当たり前の様に舗装された幅の広い道を歩いて、チュロスと呼ばれる食べ物がスペイン発祥であるということも知らず、そして、ごく身近に自分の生死に関わる危険があふれていることも分からなかっただろう。というか、日本以外にも国が存在するという事実をおとぎ話のように思っていたと思う。
日本に帰ってから、戻らない日常を夢見て後悔はしたくないから、帰るまでの短い時間に、自分の中で一番大事だと思っている「経験」という形のない土産をできるだけたくさん見つけたいと強く思っているが、帰国の時間は刻一刻と迫っている。何からすべきだろうか。

1年ぶりに訪問させて頂きました。(多分)最短で卒業しました40期生の鈴木です。人生で一番濃い時間を過ごした立教生活を懐かしく思い出しました。戻ってこれて本当に良かったです。ありがとうございました。

(鈴木さん)

一年ぶりの訪問しました。40期生の新名です。

ちょくちょくアウティングとか顔を出しているので、あまり久しぶり感はないのですが、皆元気そうで、知っている顔ぶれがまだ多く、少し帰ってきた安心感がありました。

ここに来ると、懐かしい思い出も、ついこの間のように思い出されて楽しかったです。また戻ってきます。お邪魔しました。

32年振りの立教訪問。今回は家族を連れてやってきました。中学時代の思い出がいくつもよみがえってきて大変懐かしく、自分がどれだけ恵まれた素晴らしい生活を送っていたか、改めて感じさせられました。(同期の可児家、今時と一緒にに来れたのも一生の思い出です。)

高橋先生、建物の中までご案内頂き有難うございました。是非また訪れたいと思います。

(酒入さん)

又立教に来ました。

今回は中学の時の悪友とで、いい思い出が又できました。いつ来ても立教の空気を吸うと落ち着きます。

(今時さん)

家族で訪問することができました。当時の仲間とともに!

正に立教で今の自分があります。感謝です。

「幸せだから笑うんじゃない。笑うから幸せなんだ。」

「わあ。」

中央ホールに入ったとたん、ほとんどの生徒の視線は上の方向に釘付けになりました。

ロンドンにある自然史博物館を訪れると、”Hope”という名の全長25.2mもある巨大なシロナガスクジラの骨格標本が出迎えてくれます。博物館にあるものは、すでにいないもの、過去のものというイメージがあるかと思いますが、この骨格標本は、まだ絶滅はしていない種の保護を呼びかけることを目的として展示されています。

ロンドンにある自然史博物館は、もともと大英博物館の一部門として始まったものだそうです。大英博物館に収蔵する標本や資料が膨大な量となり、そうしたものを展示、保管するために、万国博覧会が行われた後に建てられました。現在ではもちろん、研究のためにも使われています。

博物館の中は全部で5つのゾーンに分かれていますが、中でも、恐竜やほ乳類などが展示されているブルーゾーンが人気でした。多くの生徒たちは、はく製や骨格標本が所狭しと並んでいる中、音と光に合わせて動くティラノサウルスの実物大模型に注目していました。映画で見たような、人を襲う勢いを期待したのでしょうか、「思っていたより動かないね。」と、残念がる生徒もいました。

どのゾーンでも、実際に触れたり体験したりできる展示に、積極的に関わっている姿が多く見られました。さらに、英語の説明文を読み、意味の分かる英単語を繋げながら、どんなことが書いてあるのか意見を交換する生徒、ホルマリン漬けの標本に興味をもち、真剣な眼差しで、英語で書かれている学術名を調べ、どんな動物かを考えている生徒もいました。

想像をはるかに超える、世界トップクラスを誇る規模のロンドン自然史博物館、終始圧倒された時間はあっという間に過ぎていきました。

見学のあとは、300以上もの店舗をもつ大規模なブルーウォーターショッピングセンターでの、買い物と夕食となりました。買いたいもの、見たいものは一人一人それぞれ違ったと思いますが、グループでしっかり話し合い、効率的にショッピングをし、食事をすませた上で、時間通り集合できる姿にも成長を感じました。みんなが満足そうな様子で、帰路に着くことができました。

前回までのアウティングでは、いざ英語を使うとなると思うように言葉が出ず、もどかしさを感じていた生徒も多かったのですが、今回は「自分の力で、買いたいものや食べたいものが伝えられたよ。」と笑顔で報告してくれる子がたくさんいました。頑張って手に入れた分、それは大切な思い出となり、また食べたものの味は格別だったことでしょう。

「積極的に話しかけたい。」「もっと上手く伝えたい。」

英語の学習に進んで取り組むことについての目標がまた増えました。

楽しいだけでなく、一人一人が自分自身の成長を実感することができたアウティングとなりました。

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