6月8日金曜日、高校2・3年生の希望者約50人が本大学の研究室を訪問しました。生徒たちはそれぞれ関心のある学科の研究室を訪れ、

大学の先生方から直接お話を聞くことができました。生徒が訪れた研究室の一例をご紹介します。

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栄養科学部管理栄養学科に興味を持っている生徒たちは、武田教授の案内でまず5号館の実験室を見学。

大きな黒板や白衣の先輩たちを眺めながら、奥にある武田先生の研究室へ通してもらいました。

武田先生の専門は生化学。少し緊張気味の生徒たちに、武田先生はゼミ室内にあったお菓子の袋を指差して「頭を働かせていると、

どうしてお菓子を食べたくなると思う?」と問いかけ、食べることについての親しみやすい話から研究の内容まで分かりやすく説明してくださいました。

管理栄養学科 縄田先生の専門は、栄養状態や食生活の実態評価。大学では給食経営管理学などを担当されています。

「皆さん、学校給食を食べたことはありますか?」と、こちらも身近な話題をきっかけにして、研究を紹介してくださいました。

 

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5号館を訪れた生徒たちはまず実験室を見学。 管理栄養学科 武田先生の研究室。 管理栄養学科 繩田先生の研究室。

 

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10号館には学芸学部や人間社会学部の研究室が並んでいます。学芸学部日本語日本文学科を訪れた生徒たちは、梅林教授と高橋教授のお二人からお話を聞きました。

梅林先生の専門は近代・現代日本語の語彙語法、高橋先生の専門は近現代文学です。

学んだことがどのように将来へとつながるのか等、未来を見据えた貴重なお話も聞けたようです。

学芸学部メディア情報学科の岩下先生は、マンガやポピュラー文化研究を専門とされています。

「ワンピース」等のタイトルも話題に上り、生徒たちは興味津々の様子。「マンガは日常的なもの。マンガというメディアから人がどのような影響を受けるのか、

いろいろなことに気付くことができる。」という先生の話をうなずきながら聞いていました。

人間社会学部人間心理学科の芝田准教授(専門は環境心理学、感情心理学)を訪ねた生徒たちの目の前には、なぜか東京スカイツリーやエッフェル塔の模型が。

一見不思議に思えますが、芝田先生はこの面白い切り口で心理学について説明してくださったようです(相模女子大学ウェブマガジン「ブルーミィ」vol.4―「ミニ時事講座

スカイツリーは、なぜ人気?」でも紹介しております)。

 

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学芸学部日本語日本文学科。右から梅林先生、高橋先生。 学芸学部メディア情報学科 岩下先生の研究室。 人間社会学部人間心理学科 芝田先生の研究室。

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8号館には短期大学部生活デザイン学科の実習室や研究室があります。「webの好きな人は大歓迎」という門屋准教授の専門は、webサイト及びデジタルによるデザイン。

生徒たちは学生の作品や先生自身の作品を見せてもらい、また先生のお仕事のお話を聞くこともできました。

生活デザイン学科 杉元教授の専門は建築設計。研究室に置いてある模型に目を留めた生徒たちに、快く模型についての説明をしてくださいました。

(短期大学部生活デザイン学科は、2013年4月に学芸学部生活デザイン学科(4年制)として生まれ変わります(設置認可申請中)。)

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生活デザイン学科 門屋先生の研究室。 短期大学部生活デザイン学科 杉元先生の研究室。 研究室訪問を通して、大学のイメージがより身近で具体的になったのでは。

今回の研究室訪問で、参加した生徒たちは大学のイメージをより身近で具体的なものにすることができたのではないでしょうか。

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