8月24日から27日の3泊4日で京都・奈良校外A.L.が行われました。この行程や修学内容のすべてを生徒たちが決めました。まず、京都・奈良の何に興味・疑問があるのかをもとにテーマを決定するところから始めました。テーマは京都・奈良の神社仏閣の建築様式や京都の和菓子、伝統工芸についてなど多種多様でした。テーマに基づきどこにどの交通機関を使って行けばよいのかなど、必要な情報を調べます。八つ橋作り体験や清水焼体験、京扇子の絵付けなどテーマにそった体験学習の予約も生徒が行いました。実際に京都・奈良へ行ってみると、想像以上の建築に圧倒されながらも、自分たちが調べたものを目の当たりにして目を輝かせていました。このような、教科書では学ぶことのできない体験を通して、より深く生徒の胸に刻まれたと思います。

 校外A.L.から帰ってきてからは事後学習として、京都・奈良で体験したことをまとめ、班ごとにプレゼンテーションを行いました。この発表は各班ひとり一人が体験したものの担当を決め、全員で完成させるものですが、担当箇所を詳しく調べて行われた発表は興味深いものでした。

 今後はクラスで最も評価された班の発表を学年全体の前で発表する予定です。今回の京都・奈良A.L.を通して身についた自主性や計画性、プレゼンテーション能力は今後の学校生活、ひいては彼らの人生に役立つことと思います。

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