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中学2年生は820日から23日の34日で、京都・奈良方面で『古都AL(アクティブ・ラーニング)』を行いました。生徒たちは1学期中より、社会科の授業と連動して調べ学習を行ったり、特活等の時間を使って見学の計画や移動経路を調べたりと、準備を進めてきました。多くの班において、学校で用意した資料や教材以外に様々な文献や書籍等を自分たちで準備し、またインターネット等も効果的に利用するなど、主体的な取り組みが見られました。

現地ではクラスごとや行動班ごとにわかれ、作成した資料や行動計画書に沿って見学や体験学習を行いました。

1日目は奈良の東大寺や薬師寺、法隆寺などを見学し、2日目以降は京都市内の見学を行いました。どの見学地でも生徒たちは自分たちの事前学習の成果を確認できただけでなく、実際に目にする建築物や美術品、景観などの想像以上の迫力や荘厳さに圧倒されていました。

着付けと日本舞踊「祇園小唄」を学ぶ.jpg

2日目は午前中に扇子の絵付けや和菓子作り、日本舞踊等の体験を行い、午後には国際交流の取り組みを行いました。クラスごとに2名の京都大学留学生とともに、金閣寺や銀閣寺などの見学地を巡るというものであり、移動中にバス内で留学生と英語でコミュニケーションをとり、それぞれの場所では班ごとに準備した資料をもとに、その場所の由来や歴史的背景、見どころ等について英語で解説をしました。ほとんどの生徒が当初は緊張して思うように話せないでいましたが、次第に慣れていき後半は日頃の授業で培った英語力を駆使し、留学生たちと楽しく会話をすることができました。

2学期には事後学習として、古都ALで学んだことを班ごとにまとめプレゼンテーションを行います。最終的には各クラスの代表班を選出し、学年全体での発表会を開かれます。

古都ALを通して、生徒たちは自主性や計画力、コミュニケーション能力などを身につけることができた。また、理論的な学習と実際の体験とが融合したときに生まれる感動を味わうことができました。この経験を中3のオーストラリアや、今後の学習、進路選択に生かし、その後の人生の糧としてもらいたいです

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