理科研究部が静岡大学小山教授と富士山宝永噴火の現場へ

 9月18日、火山学者で静岡大学の小山教授とともに、富士山宝永火口の調査を実施。
 この調査は、(独)科学技術振興機構から採択されたSPP講座
『三宅島・富士山の巡検から学ぶ火山学~火山の科学、防災、恵み~』の一環。

 宝永火口は、1707年に大噴火を起こした火口で、富士宮口新五合目から登山。

 宝永火口では、当時噴出した溶岩をはじめ、さまざまな形の火山噴出物と、大噴火の現場を検証。

 次に富士山の麓(水ヶ塚駐車場)を訪れ、衛星による火山観測装置などを実地調査しました。

富士山への巡検を終えて
理科学研究部一同

 私たちは富士山へ行き、様々なことに驚かされました。六合目を超えた先にある、連なって並んだ3つの噴火口(宝永火口)では、その大きさと深さを目の当たりにして、噴火当時の様子に思いを馳せました。
富士山を登る途中に見られる溶岩、落ちている丸い火山弾といった当時の噴出物に、三宅島で学んだこととの共通点を見つけ、改めて火山への理解を深めました。
火山学で有名な小山真人先生の御協力もあり、本やインターネットでは知りえない様々なことを体験し、さらに火山学についての研究意欲が高まりました。

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