5月29日、学校内での食育指導を行いました。
この日は「食事のマナーを身に付けよう」ということについて、管理栄養士の熊谷さんからお話をいただきました。本校では、和食のメニューが多く、子どもたちに日本の食文化をたくさん味わってもらおうと考え、取り組んでいます。
本日のメニューは、
・ご飯
・鳥の照り焼き
・里芋の甘煮
・さっぱり和え
・味噌汁
でした。
一つ目の話は「和食について」でした。和食では食器の並べ方、食事中のマナーが事細かに決められています。給食では、周りにいる人たちがみんな楽しく食べられるよう工夫ができるといいですね、とお話いただきました。
二つ目の話は「口中調理について」でした。和食では、おかず・ご飯・汁物を交互に食べるようにします。そうすることで、様々な味が中和され、ほどよい味になります。これは『口中調理』と言われる、ご飯を主食とする日本特有の食べ方です。同じものばかり食べず、口の中で混ぜ合わせ、味の広がりを楽しむ事ができ、意外な発見をしながら、楽しく食事をすることができます。ぜひ、色々試して楽しく食べましょう、とお話をいただきました。
子どもたちは、真剣に、うなずきながら話を聞いていました。
食事中は、今日の話を実践してみようとする子も何人もいました。
本校では、子どもたちが楽しい給食の時間を送れるよう、「食育の日」や「世界の料理を味わう日」など、様々な取り組みを行っています。
また別の話題でも給食の様子がお届けできればと思っております。
実は・・・
食育指導の前日、5月28日、1~5年生が遠足だったので、学校での給食が6年生だけでした。なので、普段なかなか提供されにくい温泉卵を使った料理が出されました。
メニューは
・ソース焼きそば
・春巻き
・おかかマヨ和え
・温泉卵
・豆腐スープ
でした。
6年生の皆さんは、美味しく楽しくたくさん食べたそうです。
給食担当 4学年主任 栗田 瞳