10月10日(木)
3年生が桜環境センターへ社会科見学に行ってきました。
昨年度まで東部環境センターに見学に行かせていただいていましたが、東部環境センターが改修工事を行うということで、今年度初めて桜環境センターに行きました。
最初に映像や写真を使って環境センターの施設やごみ処理の仕方について説明していただきました。
「書く場所がなくなりそう」と言いながら、熱心にメモをとる子どもたち。
次にクラスごとに実際にごみ処理している様子を見学させていただきました。
見学中に、ゴミ収集車がプラットホームに入ってきました。
収集車からどのようにごみピットにごみをおろすのか、身を乗り出すようにして見ていました。
ためられたごみは、巨大なクレーンでかき混ぜて焼却炉に運んで燃やします。
ごみを高温で溶かす溶融炉の模型です。
ごみを完全になくすことはできず、灰が残ることやスラグをコンクリートに利用していることなどを知って驚いていました。
燃えないごみの処理では、破砕機が回る様子を模型を使って説明していただきました。
破砕機が回ると「おぉー!」と声をあげていました。
びんを手で仕分けする様子も間近で見学することができました。
仕分けのポイントは色です。びん以外の物や透明のびんと他の色のびんとを分けています。
はさみやめがねなど危険な物も混ざって入れられていることもあるそうです。
分別されたびんや缶などは圧縮して再生工場などに運ばれるそうです。
圧縮されたものを見て「こんなに小さくなるんだ。」とびっくりしていました。
見学を通して、教科書だけでは感じることのできないごみ処理の大変さや分別の大変さを学ぶことができました。
学校に戻って書いた子どもたちの感想には「自分にできるリサイクルをしたい」「分別をして地球環境を守りたい」という言葉が見られました。
自分にできることをしようとそれぞれ意欲を高めることができた社会科見学になりました。
桜環境センターの皆様ありがとうございました。
3年生 社会科担当 工藤泰浩