2021年 年頭の挨拶

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新年あけましておめでとうございます。

皆様方におかれましては、ご家族お揃いでお健やかに初春をお迎えのこととお慶び申し上げます。2020年は新型コロナウィルス感染が世界的なパンデミックとなり、コロナ禍での生活を余儀なくされた1年でした。

 

国内においても一旦鎮静化したと思われたのも束の間、新たな感染が徐々に増え年末にかけて加速度的に拡大しました。昨年の年頭にこのような状況を誰が予測できたでしょう。

先行き不透明で予測困難とはまさにこのことと実感した次第です。

ワクチンの開発が進みやがて接種できるようになるとのことですが、厳冬期を迎え一層の予防対策が不可欠です。新しい生活様式を実践しながら、感染しないさせない暮らし方を実践してまいりましょう。

 

さて、2021年は丑(うし)年です。

「丑」は「紐」(ちゅう:「ひも」「曲がる」「ねじる」の意味)とも書き、芽が種子の中に生じているものの、出かかって表面に出てきていない状態を表しているといわれています。

 

「丑」=「牛」は古くから酪農や農業で人間を助けてくれた大切な動物でした。

大変な農業を最後まで手伝ってくれる働きぶりから、丑年は「我慢(耐える)」

「これから発展する前触れ(芽が出る)」というような年になるといわれています。

いつ収束するか分からないコロナ禍で不自由な生活、制限された生活がこれからも続くことが予想されますが、やがて終わりが見えてくるはずです。今は我慢の時期、収束したら大きく発展すると信じて学校生活を送ってまいりたいと存じます。

 

昨年、休校となったときにも子どもたちの力を信じ、保護者の皆様のご支援をいただきながらiPadを使って授業を継続することができました。そして、ICT教育に関してはこれからまた新たな段階へと歩みを進めてまいります。先行きが不透明なこれからの時代、困難な状況でもそれを乗り越える力=さとえの突破力を発揮して、本年の教育活動に取り組んでまいる所存です。教職員一丸となって子どもたちの可能性を見いだし、磨き上げ、輝かせるための努力を続けてまいります。

皆様にとりまして、2021年が困難に負けず大きく発展する輝かしい一年となりますようお祈り申し上げ、新年の挨拶とさせていただきます。本年もよろしくお願いいたします。

 

2021年 元旦

さとえ学園小学校

校長 小野田正範

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