今回は本校の中堅教員のリーダーとして、さまざまな取り組みにチャレンジしている工藤先生です!

専門に対する熱い気持ちが溢れていますので、その熱量をお楽しみください。

 

Q「専門の教科を教えて下さい」

A「社会科です。社会科といっても、社会科の知識がたくさんあるということが大切なのではありません。身のまわりにあるいろいろな問題のなかから、自分で問いを立てて、調べたいと思ったことをどう調べるか。どうまとめるか。そしてどう次の授業につなげるかということを子どもたちと一緒に考えることをテーマにしています。」

 

Q「今年度、管理職の先生に直談判し複合型教育(アフタースクール)で【探究教室】を始めましたが、それはなぜですか」

A「学校の授業は、基本的にはテーマがあって成立するものです。子どもたちの側からこんな事を調べたい、こんなふうに探究したいという欲求に、授業では答える時間がなかなか取れないという悩みがありました。子どもたちが自分のテーマを見つけ、インタビューや体験調査を通して自分たちがどう考えたか、世の中の課題に対してどうつなげていけるかという学びを作りたいという思いから探究教室を開設したいと思いました。」

 

Q「小学校の教員になろうと思ったキッカケはなんですか」

A「中学校の頃に教室に入ることができない友だちがいたことがキッカケです。相談室にいるその子に手紙や給食を届けていました。その子は卒業式も一緒には参列できなかったのですが、最後に『中学校生活、楽しかったよと』と言ってくれたことが忘れられないほど嬉しく感じました。高校生の時は心理カウンセラーに興味を持っていました。その後進路を考える中で、中学生になる前に子どもたちが色々な人と関わりながら自分の考えを作っていくことを手助けしたいと思い小学校の教員を目指しました。

 

Q「先生をしていて、一番楽しいと思う瞬間はどんなときですか」

A「授業の時、子どもたちが友だちと意見を出しあいながら『あっ』と何かに気が付いたような表情を見せることがあります。そんなとき、楽しいな、この仕事って幸せだなと思います。」

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工藤先生は様々な場で発信をされているので、とても話が上手く話題が豊富な先生です。

どこかで探究教室についてもレポートを書いてもらおうと考えています。楽しみにしていてください!

 

インタビュアー:進路・入試センター 山口

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