本の帯ってご存知でしょうか?
本の装丁の一部として、まさに本にとっては“帯”みたいに巻かれたものです。
手に取った本を、どんな内容なのか、短い文と絵によって表現します。つまり、その本の内容をよく知っておかないと作ることができない。
本校の国語科では、1~5年生が2学期の授業で、お気に入りの一冊を選び、その“帯”を制作しました。
すこし、作品をご紹介します。
1年生の作品 本の選択も一年生らしい。
素直な表し方ですね。
2年生の作品。「さあ どうする?」のキャッチコピーがいいですね。
こちらは、3年生
短い文で、物語のおもしろさを伝えています。
4年生の作品、表紙の雰囲気や本の内容に合わせて、やさしい色合いに仕上げています。
5年生の作品。1年生から比べて、本の内容も変わりますね。
全ての作品は、写真を撮って校内に展示されています。
実はこの課題、コンクール形式になっています。審査をするのは、教職員ではありません。
いままでたくさん読んできた経験から、子どもたちの読む本のおもしろさ、良さを分かっている・・・6年生が審査をしました。
審査基準は次の3つです。
①文字や絵が工夫して書かれているか。
②本のおもしろいところを、わかりやすく書かれているか。
③本が喜んでくれるような“帯”になっているか。
もう一度、先ほどの作品(コンクールの優秀作品です。)をご覧ください。
さすが6年生、目が肥えてますね。
本を読むことへの興味を深め、読書活動を活発にする・・・。このような活動をしています。
来年はどんな本が選ばれるのか、今からとても楽しみです。
さとえ学園小学校
国語科
小山 康典