7月に小笠原にアオウミガメの“きずな”と“のぞみ”を故郷の小笠原に無事かえすことができ、子どもたちからは、
「寂しいね・・・」
「また、アオウミガメの赤ちゃん来るの?」
と思い思いのことを話しており、生き物委員の子どもたちも、
「まだ来ないの?」
と、アオウミガメの保全活動にやる気満々です(^-^)
このアオウミガメが学校にやってくるプロジェクトは、『ジョイントブリーディング』と言って、アオウミガメの保護や研究を行っているNPO法人ELNAとさとえ学園小学校が連携して行っています。
絶滅の危機に瀕しているウミガメを大きく育て故郷の海に放流することで、ウミガメの個体数を増やそうとする保全活動『ヘッドスターティング(短期育成放流プログラム)』です。
子どもたちのやる気を受け、11月5日にはるばるやって来ました。今回で3回目となります。
アオウミガメの赤ちゃんを乗せた小笠原丸は、竹芝桟橋に15時半頃に到着!
子どもたちへのお披露目は、次の日の6日。
今までの2回は、ふ化したばかりの赤ちゃんが来ていましたが、今回はちょっと違います。
今年は例年に比べ、産卵数が少なく、ふ化も早くに終わってしまったため、3カ月ほど小笠原海洋センターで育てられた仔ガメがやってきました。
なので、少し?かなり?大き目です。
さぁ、ご対面です!!!
1年生から、
「先生っ! “きずな”と“のぞみ”、戻ってきたの!?」と言われてしまうほど・・・大きいです(>_<)
でも、やっぱりかわいいっ (≧∇≦)
初めての身体測定です。
測定結果です。
生き物委員会から早速、名前の募集を行いました!
多くの子どもたちが応募し、生き物委員が悩んで悩んで悩みぬいて決定っ!
“えがお”と“げんき”です (o^-^o)
3年生の女の子が考えてくれた名前で、今回も素敵な名前がつきました(*^_^*)
“えがお”と“げんき”がやって来たことで、もっとアオウミガメについて知ってもらいたいっ!ということで、今、水族館ではアオウミガメに関する問題を出題中です。
生き物委員が考え、選りすぐりました・・・少し難しいかな!?という問題もありますが、みんなにわかっていてほしい!という問題ばかりです。
全問正解すると、生き物委員から素敵なプレゼントが!!!
ただ今、せっせと作成中です☆
ちなみに、問題は・・・
何歳ぐらいまで生きるでしょう?
何を食べるでしょうか?
甲羅に入ることはできるでしょうか?
などなど・・・合わせて10問。
答えは解説つきで、発表しまーす!
子どもたちの表情は真剣そのもの(^-^)
「先生、ヒントくださいっ(>_<)/」
という子どもも (^_^;)
アオウミガメにもっと興味を持ってくれることを期待して、今後も活動していきたいと思います。
さとえ学園小学校
さとえ水族館 >゜))))彡
住友 幸子