11月29日の土曜日に第12回の校内マラソン大会を行いました。
本校では1・2年生が800m、3・4年生が1000m、5・6年生が1500mを走ります。
子どもたちは11月に入ってからの1か月、授業や休み時間に練習を重ねてきました。

 

 

そして迎えた当日、天候が心配されましたが無事に実施することができました。

1・2・6年の女子で歴代最高記録が誕生するなど子どもたちは存分に実力を発揮しました。

ここでは多くの保護者の方々からの応援を受け、

懸命に走った子どもたちの様子を写真とともにお伝えしたいと思います。

 

 

1年生

 


小学校で初めてのマラソン大会。

号砲とともに猛然とダッシュ!

途中からは少し苦しそうにしている姿も見られましたが最後まで懸命に走りきりました。

 

 

 

2年生

 

1年生と同じコースで行われましたが、昨年の経験を活かして走ることができました。
「去年よりタイムが上がったよ」と嬉しそうな子どもたちは満足感に浸っていました。

 

 

 

3年生

昨年から200m距離が伸びて初めての1000mに挑戦!

距離への不安を克服できるように一生懸命練習をしていたので

みんな自信をもってスタートラインに立っていました。

男女ともに終盤まで激しいデットヒートが続き、好勝負が繰り広げられました。

 

 

 

 

4年生

 


高学年になり、「ただ走る」から「考えて走る」ことができるようになってきた4年生。
ペース配分なども考えたうえでの、校庭に帰ってきてからのラストスパートは
「さすが高学年!」と思わせる切れ味がありました。

 

 

5年生

 

昨年までの1000mから大きく距離を伸ばしての1500m。
授業でのマラソン練習が始まった頃には不安な様子だった5年生。
でも毎日コツコツと走りこむことで、当日の子どもたちの表情からは不安は微塵も感じられませんでした。
ゴールまで続いた力強い走りにこれまでの努力が表れていました。

 

 

 

6年生


6年生はどんな行事でも「小学校生活最後の~」という言葉がついて回りますがマラソン大会もその一つ。

受験勉強で昨年までよりも運動不足ではありましたが

「やるからには!」と休み時間に一生懸命練習する姿が多く見られました。

 
いざスタートするとさすがは最上級生!

「今の自分のベスト」を出す良い走りをしていました。


1年生からマラソン大会で走った距離は合計で6600m。

これはさとえ小からさいたま新都心駅までとほぼ同じ距離です。

 

6年間、全力で走り切った6年生の表情はとても晴れやかでした。


中学校でのマラソン大会はもっと長い(私の中学校は5kmでした)と思うので中学校に進んでも頑張ってくださいね!

 

 

以上、1年生から6年生までのレースを振り返りましたが、

どの児童もゴールまで自分の力を出し尽くしていました。

こういった大会では優勝争いなど順位ばかりに目が行きがちですが、

それはあくまで目標の一部にしかすぎません。

この1か月の練習の中で子どもたちは

「勇気」と「継続の大切さ」と「諦めない心」を身に付けました。

長距離を走ることは多くの子どもが「苦手」であり「苦しい」ことです。

「もうやめたい」「走りたくないな」という弱い心に打ち克って

スタートラインに立てたことはとても素晴らしいことです。

その陰には毎日コツコツと続けてきた練習があることは言うまでもありません。

そして本番は多くの人に応援されることで

「最後まで諦めないで頑張る」ことの素晴らしさを実感できました。

実際にマラソン大会で走った時間は3分から10分くらいと短い時間でしたが、

そこまに至るまでの1か月は子どもたちを大きく成長させてくれました。

ここで学んだことを活かして今後もいろいろなことに挑戦してほしいと思います。

 

 

さとえ学園小学校

体育科

田村 敬明

(東京マラソン、えび丸Tシャツ着て頑張ります。)

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